montanoさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

4.0

The いい映画。
誰にでもお薦め出来る作品。

登場人物それぞれのキャラが良いし、ユーモア盛り沢山。
心に刺さるセリフも多く、ネガティブな事も視点や考え方を変えることで状況が変わる事を教えてもらった
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熊は、いない/ノー・ベアーズ(2022年製作の映画)

3.8

全体の構造が面白いし、とても奥が深い作品。

そもそも「熊は、いない」というタイトルが唸ってしまうくらい秀逸だと思う。
熊とは何か?は勿論だけど、何故熊と喩えるのか?とか何故これを作品のタイトルにした
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ブリング・ミンヨー・バック!(2022年製作の映画)

4.3

民謡クルセイダーズの事は知らなかったけど予告を観て、絶対好きな音楽じゃん!と確信したので鑑賞。

やっぱり大好きなヤツだった。
序盤の日本各地の民謡を紹介する所で既に引き込まれてしまい、特に岐阜かどこ
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キリング・オブ・ケネス・チェンバレン(2020年製作の映画)

4.5

観ていてこれほど苦しくて辛くて涙が止まらなくなった作品は久しぶりのような気がする。

メッセージ性の強さを感じると共に映画としてかなり優れた作品であると思った。

•実際の事件と同時間で進行するのでそ
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エビータ(1996年製作の映画)

3.6

色んな男を利用してアルゼンチンのファーストレディに上り詰めたエバ・ペロンを描いたミュージカル作品を壮大なスケールで映画化。エバ・ペロンの聖と俗を描いているとの事。

セリフのほとんどが歌だし、描写が簡
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.8

良いシーンがたくさんあった。

特に中盤あたりの橋の上での路上ライブ。
夕陽に照らされてる事も相まって二人の笑顔がキラキラして見えた。
チラッと映った渡辺哲さん演じる清掃のオジさんと同じ気持ちになって
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.3

100年前にこんなに酷い事があったのかという悲しさと、それから100年経った現在も何も変わっていないという虚しさと、今から100年後の未来もこういう人間の負の心理は無くならないだろうというやるせなさを>>続きを読む

Dance Craze 2 Toneの世界 スカ・ オン・ステージ!(1981年製作の映画)

4.3

今回のピーター・バラカン ミュージックフィルムフェスティバルは困ってしまう位観たいのが多いけど、その中でも一番楽しみにしてた作品。
フライヤーの作品紹介に“特にスペシャルズのオリジナルメンバーによる演
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日曜日が待ち遠しい!(1982年製作の映画)

3.6

ミステリーはあまり観ないけど、これはなかなか面白かった。
最後のほうまで誰が犯人か判らなかった。
少しだけロマンス有り。

PATHAAN/パターン(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

IMAXで鑑賞。

•展開も面白くて引き込まれたし、アクションも痛快で大満足!
•舞台がスペインになって、いきなりのMV風のシーン。これでもかとばかりにご自慢のセクシーボディを見せつけてくるので笑って
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

-

難解そうなので鑑賞前にある程度下調べして挑んだのにも関わらず、何度かウトウトしてしまったこともあってストーリー的には今ひとつ理解出来ず。ウトウトしなかったとしても完璧に理解出来た自信がない。

もし今
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ロッカーズ(1978年製作の映画)

4.5

ピーター・バラカン ミュージックフィルムフェスティバル2023

むか〜し観たけど内容は全く覚えていなかったので、この機会に鑑賞。

自分にとってこういう作品は特別なので、普通の映画と同列で比較する事
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Dread Beat and Blood/ダブ・ポエット リントン・クウェシ・ジョンスン(1979年製作の映画)

4.0

ピーター・バラカン ミュージックフィルムフェスティバル2023
同じ監督で同時上映の「バビロン」は2回観てるので今回は本作目当て。

REGGAEはどのジャンルもだいたい好きだけど、ずっとジャマイカの
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ブルーノート・レコード ジャズを超えて(2018年製作の映画)

3.8

レコードを売ることが目的でなく、アーティストに好きなように演奏させて録音していたというのが凄い。ミュージシャンやその他の芸術家にとってそういう環境は理想だと思うけどなかなか出来る事ではない。

作中に
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ファルコン・レイク(2022年製作の映画)

4.0

思春期のあるひと夏の経験を描いた青春キュンキュン映画としても満足だったけど、それだけで終わらず、ひねりを加えたオチにちょっとビックリした。

それにしても13歳の少年にとって、あんな魅惑の小悪魔3コ上
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30年後の同窓会(2017年製作の映画)

3.8

数ヶ月前に観た「さらば冬のカモメ」の精神的な続編として製作されたとwikipediaに書いてあった。
何のこっちゃ!と思いながら鑑賞。

シリアスとユーモアのバランスが絶妙で好きなタイプの作品だった。
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ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

3.6

男子中学生がよく見る夢を大人の主人公にして映画にしてみました!みたいな感じの作品。

そんなの面白くないワケがない。

どぶろっくのあのネタみたいな場面があって、男の思考のアホさ加減は万国共通なんだな
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君は行く先を知らない(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

とても美しかったし、心に残るシーンがたくさんあった。
・広大な荒地や高原
・超ロングショットの長回し
・地面で仰向けになってる父親と次男がいつの間にか夜空の星みたいになってる
・その直後、はしゃぐ父親
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アル中女の肖像(1979年製作の映画)

3.8

「タブロイド紙が映したドリアン・グレイ」よりは解りやすかった気がする。

主人公の女性と三人組の対比が面白い。

衣装やメイクがコロコロ変わるのも見もの。

何度も観た予告で流れてたあの変な歌が耳にこ
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タブロイド紙が映したドリアン・グレイ(1984年製作の映画)

3.6

マスメディアや色んなものへの皮肉が込められているんだろうと思う。ただあまりにもアバンギャルドなので何度か、はぁ?てなったけどそれも含めて面白い。
映像的にも興味深いし結構好き。

午前中からの回だった
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隣人のゆくえ あの夏の歌声(2016年製作の映画)

4.0

こんなの初めてという感覚はさっき観た「オオカミの家」と同じだけど印象は全く正反対。
戦争という題材にこういうアプローチの仕方があるのかと目から鱗だった。
エンドロールで名前の横に年齢も出ているので、本
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オオカミの家(2018年製作の映画)

3.8

公開日にその日の混雑状況をチェックしたら午前の時点で5回の上映が全て満席になってたので、そのあまりの人気ぶりに焦ってすぐさま今日の分を予約。
平日なのにこの回も満席だった。

こんなに狂った映像初めて
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(2021年製作の映画)

3.6

「オオカミの家」のバーター上映だと思っていたけど、これだけでもイケる。
設定があるのも面白い。
"2023年に発掘された1901年制作の作者不明の世界初のストップモーションアニメ”・・・という設定。

テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

3.8

ファンタジーを観たい気分だったので鑑賞。
一回観ただけでは解らない所もあったが、充分楽しめた!
景観が美しくて癒された。

色々あって、やっと完成した作品なのかぁ。

猛獣大脱走(1983年製作の映画)

3.6

BSで放送してた。
タイトル見て、なんか動物たくさん出てきて大暴れしそうだし、B級っぽくて楽しそー!と思い、録画して鑑賞。

そのまんまだった。

そして予想通りまあまあだった。
ただマイルド ドン・
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真夏の夜のジャズ 4K(1959年製作の映画)

4.5

2回目。音楽ライブ映画の中でトップクラスに好きな作品なので再鑑賞。
やっぱイイ〜っ!
自分はジャズに詳しくないのに最高に気持ち良くて、この上なくハッピーな気持ちになる。
あと4K版という事もあって映像
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

3.6

みんな口喧嘩ばっかりしてるし、こんな狭い仲間内で男女関係がこうも入り組むもんかねー?とも思ったけど、それなりに楽しめた。
所々良い台詞もあった。
コメディ要素もあるので多少笑えたけど、中華圏の人にはも
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メーヌ・オセアン 4Kレストア(1985年製作の映画)

4.3

〜みんなのジャック・ロジエ〜

ユルユルでノープランな感じが堪らん!
キャラ濃いめの登場人物も初めは、なんだコイツ!と思っていたのに、いつの間にかその魅力に引き込まれて愛おしくなってしまってるが不思議
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

-

ずっと観たいと思ってた作品なのでスクリーンで鑑賞出来てラッキー。

少し前にも何かの作品で同じようなこと書いたような気がするけど、登場人物が多く見分けがつかなかったりしたので、序盤から展開を少し見失っ
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The Path パルバティ・バウル 風狂の歌ごえ(2019年製作の映画)

4.0

バウルの事は全く知らなかったけど、音楽もインドも好きなので興味津々。
パルバティの伸びやかで美しい歌声、見たこともない幾つもの楽器を同時に奏でるエネルギッシュなパフォーマンスに圧倒された。その反面、普
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フットルース(1984年製作の映画)

3.8

夏だしなんか景気良くてゴキゲンなヤツでも観たいなぁと思っていたら都合が良く昨日BSで「フットルース」やってたので、ガッツポーズしながら、飛んで火に入る夏の虫とはこの事だゼぇと思って録画、早速今日観た。>>続きを読む

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

4.3

うっとりするほど映像が美しい。
全て綿密に計算されたものだろうし、それが凄いと思う。

10歳の時も20歳の時もムイが何かを凝視して微笑むのが可愛らしくて癒された。

きみはいい子(2014年製作の映画)

3.8

観ていて終始苦しかったけど、池脇千鶴が尾野真千子を抱きしめてからの言葉で一瞬にして持ってかれた。
あれは子供頃の親子関係で辛い状況にあった人からしか出ないだろうし、観ているほうもそういう人には心に響く
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.0

史実を美化したり脚色した部分もあると思うが、とても見応えのある作品。

“カレー部隊の救出は行われない”という電報のシーンでのカメラワーク、そのあと上に引いていく所がゾクゾクした。

ゲイリー・オール
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トルテュ島の遭難者たち 4Kレストア(1976年製作の映画)

4.0

〜みんなのジャック・ロジエ〜

あらすじを読んで面白そうなニオイがプンプンしたので、ヴァカンス気分でウキウキしながらユーロスペースへ。

想像してたのとちょっと違ったけどヘンテコ具合がちょうど良くて楽
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猫と、とうさん(2022年製作の映画)

3.8

知らなかったけどタイムリーな事に今日は世界猫の日らしい。

自分は標準的な犬派だし、かあさん派だけど、観てみた。

今日から猫寄りの犬派、とうさん寄りのかあさん派に改めようかな。(この作品のとうさんは
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