湯卯樹さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

湯卯樹

湯卯樹

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ゴールデン・エイティーズ(1986年製作の映画)

3.5

地下モールを舞台にした乙女心あるある。
実は、VHS版は持っているが未見だったたのとフォロワーさんのレビューにより漸く巡り会えた作品。

懐かしくも古臭くも明るい。

90年代以降のバブル崩壊やファス
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

3.5

大学生特有の青臭くも澱んでるけど優しい感覚や感性がゆったりと描かれた不思議なふわっとした作品。

ぬいぐるみを通して自己と見つめ合うのはわかる。

自分自身人との会話は苦手だし、人生経験薄いけどやっぱ
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.5

仮面ライダーのTV版と漫画版の双方のアレンジとしては良かったと思うが、改造手術のシーンが明確に無かったのが残念。

駆け足的で台詞も分かりづらかったが、改造人間の持つ葛藤、最近のライダーが忘れかけてい
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ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…(2023年製作の映画)

3.5

ウルトラマンが、盛り返して10年くらいになるか。

デッカーの後日談だが、色々スケール不足はあるも堅実な演出と弱さを抱えた上でのやるべきことをひたすらやる姿勢は良かった。

本作オリジナルウルトラマン
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離ればなれになっても(2020年製作の映画)

3.8

1人の女性と3人の男性の高校時代から50過ぎまでの人生色々、男も女も色々を描いた作品。

友情と未来への縁は、素晴らしい!

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.7

職場の人から勧めら観賞。
普段は、あまりアニメを観ないが、新海誠監督の作品が人気な理由が納得できる。
女子高生の成長物語、日本全国の様々な人々との出会い、平和は誰かのお陰とメッセージ性がある。
虹が印
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ナイト・タイド(1961年製作の映画)

3.8

人魚ショーの美女に恋する海兵を演じるデニス・ホッパーの初々しくも表情豊かな演技が良かった。

海の景色や遊園地の雑音が人物の動揺を掻き立てていた。

伝説や神話を利用した殺人事件。

愛は歪み深みを増
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あのこと(2021年製作の映画)

3.6

突然妊娠してしまった女子大生が、中絶禁止の時代に将来をかけて抗う話。

中絶シーンは、凄い生々しくて男が尿道にカテーテル入れるよりかなり痛いんだなと感じた。

誰もが、学びたい時に学びたいことを学べる
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仮⾯ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル(2022年製作の映画)

3.5

令和ライダーはあまり観ていないが、龍騎のライダー陣が出たことで仮面ライダーとはどうあるべきか痛感した。

ストーリーは、さておきいつも当たり前に回転寿司に行ける有難さ、風呂に入れる有難さ、常に皆戦わな
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.7

鬱屈した現代にこそ欲しいヒーロー達、家族や仲間の悲劇を乗り越え進む姿に涙した。

少しでも誰かの悲しみを避けられたら、御の字。

斬り込み(1995年製作の映画)

3.4

世良公則演じる鳶職人が町や回りの仲間のためにヤクザ相手に立ち上がるよくある任侠もの。

作品評価から脱線するが、エクシードラフトでドラフトキース役をやった榊原伊織さんが好きで観た作品。
茶目っ気と人情
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ガール・クレイジー(1943年製作の映画)

3.5

出版社のプレイボーイな馬鹿息子が西部のウエスタンな男子大学に入学。そこで、経営者の孫娘と出会い、惹かれ合う的な話。
凄い、シンプルで微笑ましいラブストーリーでパワーを貰えた。

ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV(2021年製作の映画)

4.1

ロッキーシリーズは、恥ずかしながら観たことは無かったがどうしてもこの映画が観たくて最終上映日に観に行った。

先入観無しなせいかわからないが、ガチで観ると本当に無駄が無い。
人間の冷たさと熱さと自然や
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恋人はアンバー(2020年製作の映画)

3.8

あなたは、最高の彼氏。
こんな感じの台詞だったかな?

ゲイとレズの仮面カップルの苦くも瑞々しい話。

田舎特有の閉塞感の中彼を後押しする姿が良かった。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ウルトラマンシリーズを観てきた世代としては感無量。

シンゴジラのテイストでウルトラマンを描いたら?
現代にウルトラマンや禍威獣や外星人が現れたら?
これまでのネタや没設定や裏設定を拾ったら?
これら
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ディアボリック(2021年製作の映画)

3.8

久々のイタリア映画祭は、ユーロライブにて。

60年代が舞台。ハリウッドを意識しつつもヨーロッパじゃないと出せない太陽がいっぱいやスパイモノを彷彿させる原作ありきの映画。

ツッコミどころはありつつ、
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.8

原点を観賞したのは、15年前かな?内容は、うろ覚えながら「これ、ロミオとジュリエットじゃん」という印象が強かった。

原点には演技面は負けるかもしれないが、映像も立体的になり配役もインパクトは原点より
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ロスバンド(2018年製作の映画)

3.8

恥ずかしながらロックやメタルは全く知らないが、身近にバンドマン達を観ていた身としては、感情が揺らいだ。

バンドの大会に出る為にティーンが無茶振りする映画。

ご都合主義ながら、シンプルに笑えて暖かく
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英雄本色(1967年製作の映画)

3.6

実は、睡魔に襲われコンディションよくない状態での観賞だったが、男たちの挽歌のベースが観れて貴重だった。

戦後の香港もどこか日本と通ずる部分があるが、主人公のやるせなさ、周りの人間の暖かさも感じさせた
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.3

大いなる力には大いなる責任が伴う。

あの物語から20年。

赤き青年(戦士)達は、蜘蛛の巣を駆使しつつ、時に危険や苦悩と渡り歩く。

親愛なる隣人の有難さを痛感する作品。

テン・ゴーカイジャー(2021年製作の映画)

4.1

今からちょうど10年前···日本は震災で滅茶苦茶になった。

そんな時に宇宙からの強敵に歴代戦隊の力と魂を背負い命懸けで地球を救った“トンデモない奴等”の宇宙海賊6人がパワーと立ち上がる勇気を与えてく
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.0

前作からドスと黒さと強さを増した日岡。ヤクザのしぶとさ、警察の薄汚さも増し、在日関連も加わり益々広島特有の荒さが増していた。ラストのシーン、は、亡くなった大上が日岡を見守っているんだなと思えてきた。

パトリック(2019年製作の映画)

3.7

ヌーディスト村で暮らすアラフォー男の自立と立ち直りを描いた作品。
工具置場のハンマーが真ん中一本無くなり、そのハンマーがやがて取り返しのつかない事件に使われるが、父親が無くなりハンマーを見つける工程、
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Bittersand(2021年製作の映画)

3.7

最近、トイレが我慢できず終盤やむを得ずトイレへ!
感情爆発から失禁が誘発我慢できないくらい、主人公達の気持ちや生々しく忌わしい雰囲気の同窓会にぐさりときた。
女性の怖さやスクールカーストのしんどさもあ
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.8

普段運転はしないが、俺は運転だけは死んでもしたくないを貫いてきた身。運転しても帰省時に親とのコミュニケーションドライブ且つ手取り足取り状態である(笑)
職業柄あらゆる年代や立場の人間にハイパーストレス
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パリのランデブー(1994年製作の映画)

3.8

パリを舞台に偶然とモヤモヤと恋が重なり合う3部作構成。
ナンパ、浮気、ストーカー。
フランスには子供の頃行ったっきり御無沙汰だ。
観光中に遊園地のトランポリンでフランス少女と楽しく遊んだ時、一時なのに
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劇場版 ポリス×戦士 ラブパトリーナ! ~怪盗からの挑戦! ラブでパパッとタイホせよ!~(2021年製作の映画)

3.4

テレビシリーズは、あまり観ていないが、Girls2のファンだし、時間もあり観に行った。

可愛子ちゃん達がギャグやらダンスを連発しているが、ガールズ戦士シリーズは、照れも避けられない演技を堂々とやると
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クロオビキッズ/日本参上!(1994年製作の映画)

3.5

久々に気楽にかつ集中して家で映画を観た気がする。

忍術の達人の祖父が忍術大会で伝説の短刀を託す為に日本へ!···しかし、危機に遭遇したために野球の試合をそっちのけで孫の三人兄弟が親に黙って助けに行く
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MISS ミス・フランスになりたい!(2020年製作の映画)

3.5

優勝ができなくても、なりたい自分に近づき自分も周りも変えてひっくり返すこと、誰かと関わり変わることは上手く行くことばかりじゃないが失敗が見えていても大事だなと思えた。

NO CALL NO LIFE(2021年製作の映画)

3.3

危ない高校生同士の恋愛と逃避劇。

演技は良かったが、もうちょいヒロインの親とかも描いて欲しかった。

何だかんだ島国の日本は逃げ場が無いなと思う。

サーカス(1936年製作の映画)

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ソ連のプロパガンダ映画で、アメリカから黒人の子供を産んだサーカス団員が新天地のソ連で受け入れられる話。
意外とソ連も庶民的なんだなと思ったが、どこの国もいつも自国を盛りがちだよな。

魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム(2021年製作の映画)

3.7

1話と3話とシアターGロッソと映画二本しか観てないがコロナ情勢を逆手に取る演出ができたキラメイジャーは傑作である。コロナが無ければ更に熱くなっただろう!

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

前科者のやくざが社会復帰を目指すまでの話だが、彼の再就職の場である福祉業界の闇、ならず者はどこへ行っても弾かれる歯痒さ。今の自分に重なり泣けてきた。
今までの怠慢から介護しか選択肢がない状況ながら思う
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アンコントロール(2020年製作の映画)

3.8

デンマークの警察とアラブ系やらパキスタン系?の移民との衝突を描いた作品。
昨年観たフランスのミゼラブルと重なるので胸くそ悪いが、決して無視できない現実。やはり、距離感は大事である。

きみがぼくを見つけた日(2009年製作の映画)

3.5

タイムトラベルものと恋愛もののケミストリー。

色々突っ込みどころはある。時間移動できても、裸になったり歴史を変えられなかったりと。
前半の恋愛展開から後半の娘が出てきてタイムトラベルを繰り返したり、
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ゼイラム(1991年製作の映画)

3.6

前から気になっていたが、おっかない印象があり観ていなかった作品。

ゼイラムの怖さ、イリアの色気があるけどカッチリしたカッコ良さ、電気工2人の憎めない掛け合いがあの不気味な世界観にマッチしていて引きこ
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