saishojiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

怪物(2023年製作の映画)

5.0

散在した感情が徐々に収束していく。
とんでもない脚本を作ってしまったな。

せかいのおきく(2023年製作の映画)

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糞な世の中にもせかいは広がってるって。せかいは空の向こうだけの話じゃない。また池松に持っていかれそうになった。

still dark(2019年製作の映画)

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久々に"映画"を見たなと思えるくらい、短時間でこの人らの人生に触れられた。誰もがケンタに好感を持つだろうが、それはあの"ありがと"があるからだと。

メトロポリス(2001年製作の映画)

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日本アニメやディズニーその他多方面へのリスペクトを感じる。それを超越している。クライマックスのブルースからポップなジャズが斬新。総合芸術として唯一無二の質感。

老人Z(1991年製作の映画)

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稚拙ながらに芯の通った正義がある人物とか、心地よいユーモアが大友節と言ったところ。些細な仕草や動作を大胆にみせるアニメーション、これよこれ。

バンパイアハンターD(2000年製作の映画)

4.6

画には見惚れてしまうし、本当にようできた話だ、完璧だ。キャラを立てるには適度な余白が必要だと改めて気付ける。最近のアニメでもドラマでも説明的すぎて見る気を削がれる。

RRR(2022年製作の映画)

4.7

ビームの薬草調合の早さと効能には目を見張るものがある。ラーマ帰還時の容姿にピクリとも動揺しないシータ始め村民らの愛と信念を感じた()神話を熟知してからまた観よう。

ボーイズ’ン・ザ・フッド(1991年製作の映画)

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争いを撲滅するには知識を持つまたは彼らのようなこの経験を知恵と転じるか。どちらにせよ普及させ共通認識を持つことの難しさは変わらんが。親父に権威あり、かっこ良し。

ちひろさん(2023年製作の映画)

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"人に与える"は人から与えられたからこそ還元できる。当たり前にすることが難しい。それは単に寂しさを紛らわすこととは違う。何はともあれありかす万歳、実和子さん万歳、ちひろさん万々歳。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

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大注目の伊澤さんはもちろん、撮影、演出と高品質アクションは興奮もの。

PARTY7(2000年製作の映画)

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個人的な大好き布陣で、最高なナンセンスおふざけを堪能できて幸せ。

アンテナ(2003年製作の映画)

4.6

精神的障碍をサディズムを通して解放していく描写の圧巻さ。その関係性の儚さと潔さ。

"兄ちゃんの夢が漏れてきた。
伸びたね、アンテナ。"