ぐだぐださんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

FYRE: 夢に終わった史上最高のパーティー(2019年製作の映画)

3.5

あまりの悲惨さにキリキリする。
主催者側までカオスぶりに笑っちゃってるとは。
ラスト、首謀者の男の捉え所のなさが不気味で、貼り付けたような軽薄な笑顔がこわい。
結局涙を流すほど傷つけられたのはバハマの
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攻殻機動隊 新劇場版(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

うおおおお!!!
ARISEの中で1番攻殻っぽさ強くて満足度たかい!
いやーーー、トグサとバトーが中盤に花見の話をはじめた時点でおや?とは思ったけど、エンディングで漫画原作冒頭につなげるなんて、ニクイ
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攻殻機動隊ARISE PYROPHORIC CULT(2015年製作の映画)

3.5

あら、だいぶしり切れとんぼなのね。
劇場版も続けて見るしかないか…。
連続しすぎで外出するタイミング逃しまくってる。
素子の作画がARISEテレビ版より、目が大きくなって可愛くなってる気がする。

攻殻機動隊ARISE border:4 Ghost Stands Alone(2014年製作の映画)

3.9

ういーー!
めちゃくちゃ綺麗に旧作につなげてくれててありがたすぎる。
ダイビング、素子とバトー(と他の9課メンバー)の関係性、(人形遣いルートの)素子のいく末の暗示まで、とっても丁寧に伏線回収?伏線配
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攻殻機動隊ARISE border:3 Ghost Tears(2014年製作の映画)

3.8

この話は9課の会話がいちいち旧作オマージュでめちゃくちゃ懐かしい気持ち!

体が爆弾になっちゃって、要人の保護のために自分は即座に切り捨てられて、突き落とされて爆破されちゃうの可哀想すぎるな。

攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers(2013年製作の映画)

3.8

1話目では思わなかったけど、攻殻特有の衒学的な(意味わかんない)会話が全然なくて、みんな普通の言葉で意思疎通してくれるのが、理解しやすくてありがたくもあり寂しくもあり。

話の筋自体は旧作を引っ張って
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攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain(2013年製作の映画)

3.9

一回だと話の構造が理解しきれなくて二回続けて見た。
テーマ性がしっかり攻殻だし、ロジコマちゃんが喋るのが嬉しい。
キャラデザとか動きの違和感は最初の15分くらいで消えて、むしろ服装とか体型が現実的でい
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なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

4.1

ドキュメンタリーでありながら、映画的な面白さが充分。
1人の人間の17年を追うことで、味方が敵になり、母に負われて泣いていた子が父を支えるようになる。
政治に関わるいろいろを抜きにしても、大河ドラマ的
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ディア・ドクター(2009年製作の映画)

4.1

消化するのが難しい。
昨日読んだ朝井リョウの「スター」に出てきた、「この世の中に騙す人と騙される人がいるとして、騙す人の方が先にいるって思いすぎてたかも」っていう言葉を思い出した。

周囲の期待に応え
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.7

面白かった…。
鍋岡くん、なんでこんなにイケメンなのに喋り方とか目の使い方とかこんなにキモいんだろう!笑
役者さんってすごいなあ。

思ってたよりだいぶお仕事映画だし恋愛映画で青春映画。
全然エグくな
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ドラムが鳴り響き緊張感が高まった末にズダンとでるアバンタイトル。
そしてラスト近くのダッシュしながらの絶叫セリフ回しだけでもう、もうもうもう、まず最高だった。
とにかくベストかっこいいアバン2020は
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凪待ち(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

辛くて見ていられなかった。
震災からの復興と人間の再生を重ねている。

・ギャンブルにハマる時の視界ぐーにゃーってなるのがいつも最悪のタイミングで、もー!!やめてー!!!ってなった
・ここで終わるのか
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

圧倒的情報量。
見終わった後、力尽きて急激に眠くなった。

世界観とか神話にまつわるアイテムについて頭をひねって設定を考察する魅力はもちろんあるんだけど、私はそれよりキャラクターが世界の見方を他人との
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

テレビ版をもうすこし説明した感じ。
説明されてるけど、よくわかんない。
最後の最後までカタルシスを許さないスパルタ映画。
気持ち悪いエンド。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

泣いた。
なんてこった。
これまでの序破の幸せエヴァは全部このためのフリなの…?
ほんとに製作者意地が悪い。
シンジくんかわいそすぎ。

ミサトさん含むヴィレ?が、目覚めたシンジくんを追い詰めずにちゃ
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

3.8

オリジナルキャラも顔を出して、だんだん旧世紀版から話が枝分かれしていく。
序破急っていうシリーズタイトルめっちゃうまいな。

アニメ版にはなかったほのぼの感とカタルシス。
素敵バージョンのエヴァ。
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.5

ほとんどアニメ版と一緒だけど、みんなちょっとずつシンジくんに優しい。
嬉しい。

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.5

めちゃめちゃイライラする映画。
主人公にほとんど感情移入できない。
頭が良くて純粋で不器用なことはわかるけど、最初のエピソードから最低。
1時間55分くらいイライラするのは初めての体験。
映画としては
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ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.9

まず、Netflixのあらすじが最低!

映画は最高。
50年以上も前の映画だなんて信じられないくらいのめり込んで見た。

子供を無事に育てられるかという恐怖、子供を守るために誰を信じるべきかわからな
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

すごく爽やかで後味が良い!
けど1時間2時間経ってからじわじわといろんなシーンを思い出して、「ああ…」とうめいちゃう系映画。
はあ…。

(若干鼻持ちならないウザみもあるけど)二人にとっては理想的に始
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夢売るふたり(2012年製作の映画)

3.6

うわあ…。
阿部サダオのダメ男感がリアル…。
弱くてズルくて器が小さくて、困ってる人を放って置けない優しさがあって、ちょっとした強引さがあってキュートみたいな。。

自分が起こした火事で全てを無くして
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機動警察パトレイバー2 the Movie(1993年製作の映画)

3.5

今回は後藤隊長と南雲隊長が主役で、第二小隊のメンバーはあんまり出てこない。
パトレイバーというより攻殻機動隊?
大人が真面目な顔で難しい話をするシーンが多い。
せっかくの4dxだから、もっとレイバー乗
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.6

親友のタッカーと森でバケーションを楽しむデイルは、むさ苦しくて顔も怖いけど実は知的で心優しい。
彼らはひょんなことから美女アリーの命を救う。
完璧に見える彼女は、実は素朴な内面を持っていて…という、王
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

辛い…。

子供っぽくてアルコール依存気味の夫と、看護師として働き家事もこなす妻。
どちらも幼い娘を愛しているが、夫婦間では目線を交わすこともなく、ささいなことで相手を責める言葉を投げつける。

彼ら
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

1.8

うわーーモヤモヤが止まらない!

主人公の男は、毎日目覚めると青年だったりおばあさんだったり8歳くらいの男の子だったり小太りのおじさんだったり、日替わりで容姿が変わってしまう病にかかっている。
ある日
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.5

アクションが重い。
シャーリーズセロンの説得力たっぷりな肉体とキレのある動きは言わずもがな、スタントの方々のやられっぷりにも目を見張る。
中盤の階段のスタントで思いっきり背中から落ちてった方、背骨大丈
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

とんでもないものを見た。

初めは、舞台風の演出でシームレスに場転を繰り返して、全編(なんと2時間弱にわたって!)ワンカットに見える編集の巧みさに驚いた。

元映画スターだが「あの人は今」的ポジション
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マイリトルゴート(2018年製作の映画)

4.1

この短い時間で衝撃的。
二転三転する物語運び。
一人ひとりの正体について、見終わった後もずっと考えちゃう。
なかなかのグロみが毛糸のストップモーションで表されることで、ファンタジックで温かみを感じる。

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

構成がすごい。
岡田のゆるくてコミカルなラブストーリーと、森田に脅されて横領に手を染める和草を交互に見せることで、気が抜けないけど笑っちゃうバランス。
岡田の先輩で恋敵の安藤さんも、エキセントリックで
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おとなの事情(2016年製作の映画)

3.2

ラスト30分は盛り上がったけど、前半はちょっと落ち着きすぎてて、本当に他人のホームパーティ見てるみたいで退屈だった笑
イタリア人の名前が覚えづらくて、相関図を検索して参照しながらじゃないと誰の話してる
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サイコ(1960年製作の映画)

3.2

バスルームのシーンは有名すぎてそこだけ何回も見たことあるけど、出てくるタイミングには意表を突かれた。
ラストの展開は今となってはありがちで察してしまったけど、そのオリジンなのね。すごい。
中学生の時に
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.6

アクションがめちゃめちゃ面白い!!
もうアクションだけで、この映画作った人ありがとう!!ってなる。
ピンクの煙やらグリッターが飛び出てくる銃とか、スプリンクラーでずぶ濡れで戦うとか、遊園地でローラース
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