そうはならんやろの連続にもはや笑うしかない映画
少年誌ラブコメにアメリカ映画風味を足したような、そんな完成度の高い映画とは程遠いが嫌いにはなれないという絶妙なラインの味わい
たまにはこういうのもあ>>続きを読む
人生の『もしも』の選択を重んじる映画は多々ありますが、こんなにも物語として新しく、それでいて表現の多様性に優れた作品とは観る前は想像もしてませんでした。
細部に至るまで行き届いた演出の数々と、違和感>>続きを読む
前半の暴走列車のような行き着くところのない展開や、牛のおっさんの人のよさなど魅力的な部分はあるにはありますが正直鼻につく演出が多すぎて、中盤から後半にかけては話にぜんぜん集中できなくなっていました>>続きを読む
含みを必要以上に持たせない肩の力をぬいた演出これによって画面には軽快さと緊張感が同時に生まれる
それによってこの何事もないような話に掴みきれない魅力を与えていてひいては『面白さ』に直結していくというこ>>続きを読む
猿の惑星シリーズは一本見終わることすらできない、自分にとってはいわくつきの映画だったので今回はどうかと思いましたが、とてつもなく面白かった
主人公ノアの旅を通して、知識の尊さとそれ故の危うさというテ>>続きを読む
劇場クオリティとして観るとやはり乏しい部分はあるが、一本線として見易くなっている分物語の没入感は配信されていたときより高い気がする
面白いかどうかは別として、来るべき劇場版に備えるにはちょうど良い作>>続きを読む
アニメ、ゲームとコンテンツを追っているものの感想です。
超幕の内弁当映画
四幕構成すべてに山場をつくって文字通り駆け抜けていく構成と度肝をぬかれる作画と演出の数々にめまいがするほどで、Cygames>>続きを読む
遅ればせながら観させて頂きましたが、前編だけでも和製SF映画としてすごく面白い作品だったのかと思いました
謎を多く残すことで後編の興味を引くことは見事に成功しつつ、フィクションと現代社会を投影したよ>>続きを読む
大怪獣プロレスのタッグマッチが開催されるまでが長すぎるし、退屈でつまらないのがやはり本作一番の問題点なのですが、見たいものは確かに見せてくれるのでまぁそんなに言わなくてもといった感じでしょうか
で>>続きを読む
観る前のパンドラの箱を開けてしまうような感覚は3時間後には消え失せていました
話題が先走り過ぎているように感じざるを得ないと思うのは、ノーランの新作という点でした。伝記映画以上に監督の作家性がフルに>>続きを読む
1つの行動、些細な言葉をきっかけに全員不幸の連鎖に巻き込まれていくまさに不条理劇
おじいさんが理不尽なサイクルに巻き込まれていく過程と顛末こそがこの映画の肝な気がする
そうならざる終えないのか?と>>続きを読む
前作よりははるかに面白い
ビジュアル面(特に白い闘技場のシーン)、音楽、役者など魅せる力に特化した作品なのは間違いないのですが、肝心の話の描き方がやはり鈍重でメリハリがなく、結局また続編ありきの映画>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
どこまでが喜劇で悲劇なのか次から次へと主人公に振り撒かられる災難に見てる間は笑いを超えて困惑が先に来てしまってだいぶ困った作品だなと思ってました
監督の過去作含めた一貫したテーマ性を今回もいやという>>続きを読む
視覚以上の見る見ないというサスペンスが物語に厚みをもたらしている風なつくりなのですが、思ったより乗りきれず
グッと来るような場面もあるにはあるのですが、そんな気がするような程度で役者のオーバーアクト>>続きを読む
先行上映にて
予想通りといえばその通りな内容なのですが、あえて見せないものと観客に委ね想像させる見せ方など観賞後尾を引くような演出が満載で、解像度の高い美麗な映像とは裏腹にとても形容しがたい映画にな>>続きを読む
面白いは面白いが、真実に近づくカタルシスやスリリングな展開などを期待すると肩透かしを食らうタイプの映画でした
法廷劇が映画のおおよそを占めていますが、似たような場面が淡々と続くだけで代わり映えせず、>>続きを読む
緊張と安心、不安や怒りといった感情を説明的にでなく役者の演技と演出で静かに落とし込みている非常に心地の良い映画だなと思いました
物語は、劇的に変化することはないが確実に何か変わり続けていてそれが時に>>続きを読む
テレビシリーズのみを見続けています
満を持しての決戦でしたが、期待したほどではありませんでした
ノリがテレビシリーズまんまで正直映画化させる意図があまり感じず、既存のキャラがほとんどで今さら驚く要素>>続きを読む
一攫千金だけではない、持たざるものたちか繋がり、団結によって成し遂げられたマネーゲームの面白さと、緊張感、それよって浮き彫りになる世界のあり方がとても魅力的に描かれた作品でした
ポール・ダノも安定し>>続きを読む
総集編全7作品のみを観て、観賞に挑みましたが本作でようやく脱ガンダムは成し遂げられたそんな作品でした
陰鬱で、どこか頭のネジが吹き飛んだキャラばかりがでているそんな印象のシリーズと感じていましたが、>>続きを読む
興味深い内容ですし、マーク・ラファロのキャラが終始ツボでそれなりには楽しかったのですが、苦言を呈するなら最近もろにこの手のジャンルもの+社会派映画が多くなり割と似たり寄ったりで、そろそろ目新しさが無く>>続きを読む
不思議な映画でした
話は、思春期の成長とヤクザを掛け合わせた超ファンタジーなのですが、それを分かっていても主演の二人の俳優の魅力が際立っていて最後まで飽きずに観られるし、劇中何回も聞かされる『紅』が>>続きを読む
題材の着眼点は面白くなりそうなのですが、終わってみると映画向きではなかったのではなかったのではないかと思ってしまうような作品
面白おかしさとどことない危うさがある母親と息子のキャラだけで最後までもた>>続きを読む
アニメの序盤のみ視聴していたので、今回の実写化されたところは、ある程度把握できていました。
率直な感想はコスプレ映画としてもアクション映画としてもかなりのこだわりとクオリティを確保した力作といえるの>>続きを読む
少女と家族の一夏の出来事
淡々とエピソードを繋げたような編集の仕方で、里帰りした田舎を思い出すホームビデオっぽいつくりになっていたのが何とも形容しがたい魅力がありました。 ですが物語の核となるテーマ>>続きを読む
親父たちのこれでいいのだ
アクションはギリギリ観れるラインなのですが、間に挟まれる親父ギャグや下ネタなどもはや映画の質を著しくダウンさせているのは間違いない
ツッコミなどを入れて面白がるのも限界が>>続きを読む
そこまで悪くもないけど、良かったとも言いずらいそんな作品でした
神木は主人公だからまぁ許せるが、佐々木蔵之介のあの芝居はちょっと無い...
この話自体は割と好きな分類ですが、やはり感動にシフトしつ>>続きを読む
話題作観てまいりました
これでもかと人間の醜悪で滑稽な姿をみせること、目玉の親父のそれでも信じ続け、水木を導く姿勢それらを通して描かれる本当の『正しさ』とは何かを問うそんな怪作でした
戦闘描写の妙>>続きを読む
北野武流戦国なんてこんなもんだ映画
登場人物誰も信用できず、愚かな野心を抱えた武将たちの首とり合戦が全編に渡って続きますが、始まってしばらくたって感じたのは違和感です。残虐で無情な画面の血と泥にまみ>>続きを読む
よくこれを思いつき、製作にまで踏み切ったなと思いました
どの方面にも配慮するどころか、喧嘩をうりまくりなスタイルで最早社会問題を取り扱っているなんて、聞こえのいい言い方では当然説明がつかないぐらいク>>続きを読む
久しぶりのユーフォ世界に浸ってきましたが、序盤は思ったより困惑した
会話のリズムと全体の雰囲気が、合わなくなったなぁと感じていましたが、中盤以降は好きなシーンも多く、息をするということに着目した一連>>続きを読む
撮りたいものから先に撮って、後から話を作ったとは聞いていたが観たら納得しました
序盤、中盤、終盤とはっきり別れた作りでその繋ぎ目や展開が少々強引なのは目を瞑るとしても全体的にかなりアンバランスな気が>>続きを読む
我々はジブリ作品=宮崎駿監督のアニメ映画をまごうことなく目撃しました
久しくこの感覚は忘れていましたが、この何とも言えない感じはまさしくではないでしょうか
だが、圧倒的に退屈
観ている間、山も谷も>>続きを読む
メタにメタを重ねまくって、あんなに綺麗にまとめた1作目と比べると、どこまで真面目に観ればいいのか疑問が残る映画でした
正直、本作だけで語るのは難しいつくりだしマイルスの物語自体はいつものスパイダーマ>>続きを読む
メインの子役以外は全て他者
脇役なんだろうなと思えるぐらい、この映画は子供が主役の映画でした
この映画のちょっとしたギミックもこの二人の輝きの前には小手先でしかなく、その危うさと美しさは絶対的に今し>>続きを読む
ケイト・ブランシェットの芝居とその演じたキャラの生々しさが妙に物語のリアリティを高めていて、基本彼女がでているシーンがほとんどなのですが、結構興味深く観れました。
ですが、本作を自信を持って面白かっ>>続きを読む