バニラさんの映画レビュー・感想・評価

バニラ

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猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

4⼈の男⼥の密やかな揉め事は、猫カンタの失踪をきっかけにどうなるのか。
「愛なのに」からのお約束を。
相方が怪しくても疑わない、いや疑えない感じで表向きは爽やかにダブル不倫してる。
興味深く観れた。
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愛なのに(2021年製作の映画)

3.3

毎日が本に囲まれる古本屋の店主、やってみたい仕事だ。
女子高生から求婚はあり得ないし、結婚前のダブル不倫はなんとも言えない。
アダルトなシーンは過激というかリアルというか、おひとり様での観賞を勧めます
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正欲(2023年製作の映画)

3.2

「見る前の自分には戻れない」そんな感じは無くて、普通が幸せだと教わってきた世代なので理解出来たかどうかわからない。
苦しみはリアルに受け取れた。
華やかさないガッキー、暗いイメージも似合ってる。
生き
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

合唱部の聡実はヤクザの狂児からカラオケ指導を頼まれる。
2人顔が似てるから年の離れた兄弟な設定かと思った、ヤクザの立場を隠さず付き合うことの違和感は仕方ないけど。
綾野剛がいきなりX紅、高音出てて驚い
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劇場版 響け!ユーフォニアム 届けたいメロディ(2017年製作の映画)

3.2

二期にあたる劇場版は久美子とアスカ先輩をメインに。
先輩と言うより先生みたいなアスカ、大人な女性の寂しさも感じる。
「先輩と一緒に響かせたい」先輩が大好きだから、これまたラブな好きではなく人としてと見
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

3.7

映画監督の夢を踏みにじられた花⼦は理不尽な社会に立ち向かう。
エンタメさは無くミニシアターな感じもせず、不思議な作品になってて興味深く観れた。
「負けませんよ」迫力ある松岡茉優に気合い感じた。
「今は
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釣りバカ日誌2(1989年製作の映画)

2.8

シリーズ2作目は浜ちゃんよりスーさんが主役な活躍、前作に続いてリアルな社長としての苦悩はリアルだ。
仕事を忘れリフレッシュすることも大切なんだと思う。
浜ちゃんの腹踊りはかなりのレベル、昭和の時代でも
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アナログ(2023年製作の映画)

3.6

デザイナーのサトルが謎の女性ミユキと出逢う。
今どき携帯を持たないとは謎と言うより怪しい、そこは波瑠の爽やかさなのでわけありそう。
デザイナーらしくない二宮和也にアナログな感じが似合う。
連絡先を交換
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ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

2.8

ゆとり世代な3人に、働き方改革、多様性、グローバル化、時代の変化が押し寄せる。
コミカルな乗りにはついていけなかった。
人生にモデルは無い、仕事の厳しさは受け取れた。
ゆとりも考え方次第で良さもありそ
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劇場版 響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ(2016年製作の映画)

3.1

新入生の久美子は吹奏楽部でかつて同級生だった麗奈を見かける。
どの曲もサウスポーに聞こえてしまう、ユーフォニアムが何かも知らなくて観た。
麗奈の吹奏楽への向き合い方が凄くて、そんな麗奈を理解して頑張る
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福田村事件(2023年製作の映画)

3.5

福田村で起きた虐殺事件、罪もない人を人が殺す。
歴史に葬られることとなる大事件は狂気なのだろうか。
豪華なキャストが迫真の演技を見せて、単なる再現映像ではなく緊張感が凄い。
事件までの経緯も丁寧に描い
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釣りバカ日誌(1988年製作の映画)

3.0

釣りバカ浜崎伝助が高松支店から東京本社へ転勤することに。
人気シリーズの元祖、何度か観てる。
遊び心は寅さんと同じだけど男気は控えめな浜ちゃん、釣りしてる西田敏行の顔が生き生きしてた。
石田エリに魅力
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おまえの罪を自白しろ(2023年製作の映画)

2.8

政界スキャンダルは過去に聞いたような案件、罪を自白するのかな。
登場人物の描写が軽くて、誘拐の緊張感が受けとれなかった。
ドキドキしないカウントダウン、覚悟を決めた会見も軽い。
犯人へたどり着く結末に
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ブラック・ジャック(1996年製作の映画)

2.7

驚異的な活躍を見せるアスリート達の奇病、近未来にありそうなドーピングなのかも。
感染までの前置きは長め。
自らも病にかかってしまう無免許医ブラックジャック、アニメ版と違って劇場版ならではの劇的な展開に
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.2

大麻で財を成したミッキーに引退のウワサが、叔父さん達の跡目争いが始まる。
叔父さん達、ジェントルメンに見えるが中身は違ってそう。
だんだん答えに近づいていくクライムサスペンスでセンスあった。
ブタさん
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神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

あと1人を転生させたら新しい生を得ることができる3人の使者。
ジャホンの弟スホンが最後の裁判を受ける貴人となる。
前作からの世界を引き継いだ第二章は優しく強いマドンソク叔父さんの登場、良い意味で違う作
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神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

3.1

死を向かえたジャホン、地獄裁判をクリアし人間界に戻れるのか。
まさにあの世な描き方、7つの地獄裁判とは、いきなり人生を無駄にする堕落の罪から思いあたりそう。
それにしても波乱万丈過ぎる。
オールスター
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氷菓(2017年製作の映画)

2.3

古典部に入部した奉太郎がエルと出会い、33年前に起きた事件の真相に迫る。
部活はやらずに探偵するお話し。
モットーは「やらなければいけないことなら手短に」そりゃまあそう。
山﨑賢人の高校生には無理が、
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ドグラ・マグラ(1988年製作の映画)

2.0

記憶を失った一郎、過去を求めるうち怪奇な世界へ迷い込む。
「ドグラマグラ」タイトルからして奇怪ではある。
松田洋治の役どころは難しい、シンプルにナゼ記憶喪失かを考えながら観た。
桂枝雀の語りが凄くて教
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ママボーイ(2022年製作の映画)

3.3

母と2人暮らしのシャオホン、大人な女性ララにひかれていく。
お母さんなのにお姉さんのような関わり、たしかに過保護過ぎてまともな親子じゃなかった。
29歳には見えないシャオホン、仕事も学生気分でバイトに
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封印映像 呪われた森(2009年製作の映画)

2.2

人気シリーズになった「封印映像」の1作目を。
DVD映像なので画質はなんとも、そこも怖さなのかも。
鏡張りのダンススタジオ、あっと気がつく映像は怖さよりも驚き、信じるか信じないかはあなた次第な感じ。
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息子(1991年製作の映画)

3.3

寂しげな佇まいの三國連太郎、父としての想いはリアル、永瀬正敏の純粋さも良かった。
山田洋次の人間ドラマは寅さんな笑いを封印して、どこにもありそな父と息子を描いてた。
田中邦衛のふてくされは世の中へ向け
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フィラデルフィア(1993年製作の映画)

3.2

病で体調を崩していくトムハンクスの姿は厳しかった。
エイズへの偏見も同性愛者への偏見としての見方になってた。
早くエイズを告白してたら違った展開だったかも、ありそうな疑惑だけど強制的な解雇なのでツラい
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60歳のラブレター(2009年製作の映画)

2.4

60歳を迎えた3組の夫婦、幸せ探しなお話し。
ありがとうのラブレター、感動は見る人の年齢にもよると思う。
ストーリーは3話オムニバスの方が集中できて良さそうな気がした。
どこかで見たような幸せのラベン
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悪魔の世代(2021年製作の映画)

2.6

市長選へ出馬を決めた警察署長ギンタス、仲間だった元秘密活動員の死体が次々と発見される。
子供が銃を持ち出すとは、そんな署長ありなのか。
不倫の証拠隠滅は犯罪、娘との確執も相当深そうで良いとこ無しのギン
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シャドウプレイ 完全版(2018年製作の映画)

2.7

再開発地区の責任者タンが転落死、刑事ヤンは捜査線上に浮かぶ開発会社社長ジャンの過去をたどる。
映像がアートな感じ、雰囲気が暗くて物語に入りにくい。
一旦あらすじを読んで見始めた。
中国ネオノワールな雰
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

オルブライト夫妻の娘エスターが失踪して4年、夫婦のもとにエスター保護の知らせが届く。
前作ではエスターがどうなのかナゾを考えて観てたけど、精神科施設の脱出からハッキリ病んでるリーナがわかるので。
再会
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男はつらいよ 寅次郎紅の花(1995年製作の映画)

3.3

寅さんシリーズ終盤、いつもの寅さん恋物語から満男の恋愛になって、満男もしっかり人情してた。
傷心の満男とリリーの出逢いはあり得ないけどそこは突っ込まず。
愛にキレイ事はないと語るリリーさんがカッコよか
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ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

3.6

元刑事が賞金稼ぎ、デニーロらしさが引き立って悪さしても悪人になってない。
チャールズグローディンの飛行機恐怖症は演技かと、ギャングの金を慈善事業に寄付ならこちらも悪くない。
てんてこ舞いのFBIとズッ
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アラバマ物語(1962年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

弁護士アティカスは白人女性暴行の罪で訴えられた黒人トムの弁護を引き受ける。
それにしても賑やかな兄妹だ、妹スカウトの名演に驚いた。
兄妹も弁護団並みに裁判を傍聴してた。
義手の件は裁判のレベルじゃない
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許されざる者(1992年製作の映画)

3.5

撃ち合うエンタメではなく人間ドラマ、公開当時に観て重かった印象がある。
とんでもない殺戮のジョンウィックと違って、1つの命を実感した。
悪の保安官に見えたけど、やってる仕事は正当なのかもしれない。
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ジェクシー! スマホを変えただけなのに(2019年製作の映画)

3.4

スマホ依存症でさえない男フィル。
姉御みたいなジェクシーのコーチングで何でも支配されていく、スマホのライフコーチ機能搭載のアイデアはまんざらでもなさそう。
SFなテーマも全編でコメディ王道、楽しめた。
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劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

2.4

「私のどこがダメですか」ジャケットで見るアーヤは一癖ありそう。
養子先というか人身売買みたいな子どもの家、ジブリらしからぬ作風だ。
魔女ベラヤーガと角男マンドレーク、怪しげな二人組はなんなのか。
映像
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たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)

3.5

妻に先立たれた清兵衛は老母と2人の娘と共に質素な生活をしていた。
清兵衛に藩命に逆らった者への討手の命が下る。
たそがれてる真田広之、誰にも優しくて人間味あった。
ヒロイン宮沢りえ、凛として美しい。
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.3

母親だと思っていた人は、自分を誘拐した犯人だった。
誘拐は重い犯罪なので、事情はあれどストーリーには共感できない始まり。
怨みからの誘拐なのに愛情をかけ育てる心境もわからなかった。
永作博美と井上真央
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香港発活劇エクスプレス 大福星(1985年製作の映画)

3.0

香港警察のマッスルとリッキーは汚職警官のリンを追って日本へ。
ジャッキー、ユンピョウ、サモハンとお馴染みの3人組、アクションコメディに細かいストーリーは必要なさそう。
アイドルボディビルダー西脇美智子
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