ふくろうさんの映画レビュー・感想・評価

ふくろう

ふくろう

恋するプリテンダー(2023年製作の映画)

3.0

王道ど真ん中過ぎて懐かしさすら覚える。こんなに安心して観れる映画も久しぶり。
観客の予想を裏切るために突然誰か死なせるみたいな乱暴な展開もなくちゃんと幸せになるんだろうなという、まさに実家のような安心
>>続きを読む

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

2.5

鈴木園子を敢えてチートとして使わないのがコナンの美学なのだと思ってたのに。

阿笠博士も雑でも伏線張ってからドラえもん化させてたはずなのにそのあたり唐突で残念。

爆発に頼りすぎてた近年のコナンからの
>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

原爆実験のところから、そのあとのアメリカ人の反応とか含めてちゃんと気持ち悪かったので、自分の身体がしっかり日本の教育で出来てんだなって感じた。

ノーランらしい対比の映画。時系列を行ったり来たり重ねた
>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

神戸牛凄い。フランス語てKobe, Kobe言ってた。

ヨーロッパの映画って裸を出すことへの躊躇いがないよね。邦画だとエロを描いてやるんだ!って意思がないと乳首すら映さないし、アメリカの映画も上半身
>>続きを読む

ビリーバーズ(2022年製作の映画)

-

いったい何を見てたのだろう?綺麗なピンク色の乳首だろうか。
ヒロインの北村優衣さんが可愛いのに凄い頑張ってたなと言うか無駄にエロかったと言う印象しかない。
つまりなんだったんだろう?何が言いたいかはわ
>>続きを読む

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

2.6

世界大戦描くにはやっぱり一年4クール必要なんだな。二時間ではテロリスト止まり。

何年も待ってた劇場版は果たして本当にこれだったのか。こんな安いアークエンジェルの最期を観たかったのだろうか。理念の弱い
>>続きを読む

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

1.4

なんかちょっとあれすぎて途中で帰ってきちゃった。
怖い怖いんだけど、グロいのとなんか、びっくりするくらい身体が受け付けなかった。

回収がうまい的なレビューを観たがそこまで観てられん。
登場人物に誰一
>>続きを読む

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(2023年製作の映画)

2.5

なろうは読んだ気がするし、アニメは3話くらいまでは観たような気もするからいっかと観てみたが、、、

ストーリーはこんなもんな気もするけど、演出、映像表現が全力でアニメしててよかった。これは実写はもちろ
>>続きを読む

ナポレオン(2023年製作の映画)

2.8

映画は長ければいいという訳ではないということ。モブに黒人を混ぜたところで、フランス人に英語喋らせてたらポリコレは完成しないので、そんな無意味な妄想は早々に諦めた方が良いこと。

フランス人野蛮過ぎる。
>>続きを読む

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.7

家族と緊張と緩和。映画の構成は劇場版クレヨンしんちゃんと同じ作り方だけど、冒頭の人物紹介が本篇みたいな作品の性質上、キャラの枠が重みになってて少し窮屈に感じた。
アーニャはどんなに下品に崩しても結局ど
>>続きを読む

法廷遊戯(2023年製作の映画)

3.4

タイトル詐欺。完全な嘘でもないけど。
三人称ミステリ小説。叙述トリックは実写化すると白けることも多いけど杉咲花の表情演技で上手くまとめた感じ。二転三転裏切られて面白いのだけど、落差が小さいので驚ききれ
>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.8

エピソードゼロだから許せるやるせ無さ。太宰治原作かよってくらい鬱展開に入っていくけど、こっから鬼太郎の物語が始まっていく訳だから全く救いのない終わりではないはずっていう残された希望に縋りながら観た。ヒ>>続きを読む

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.2

リベンジ2回目鑑賞。鑑賞中のツイッター公認上映回。
スマホ弄りながら観るくらいがちょうどいいストーリーやった。こんな話だったのかー。しかし、やっぱりもっと自虐が欲しいな。他から馬鹿にされる系ばかりが目
>>続きを読む

オオカミの家(2018年製作の映画)

3.1

ストップモーションアニメ映画特有の同じ名前が何度も何度も色んなところに登場するエンドロールを観たいって気力だけでスクリーンの前に座り続けていた。いったい何を観てたのだろう?狂気。もう怖いとかですらなく>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

2.7

ヨーロッパ企画っぽいと一瞬思ったけど『ドロステ』とタイムリープとテーマが似てるのに釣られただけかも。
演劇くさくもあるからそれかしら。

これは世界のルールの説明にどうしても尺を使ってしまうから、それ
>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.9

ゴジラにしてはドラマがしっかりあって、監督の匂いが漂ってたが塩梅としてはちょうどよくハッピーエンドの気配が如実に感じられて安心して見れる映画だった。
優しい世界過ぎて、特攻の悲壮感やゴジラの恐ろしさが
>>続きを読む

ドミノ(2023年製作の映画)

1.0

いまいち嵌まらない。そもそもこの設定が得意じゃないのかもしれない。マトリックスもあんまりなんだよな

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.9

意味不明な日本を観たくて。前作以上に丁寧に時間使って日本描いててキアヌ・リーブスどんだけ日本好きやねんって感じだったけど、どこまで行ってもファンタジージャパンなのが良いよね。
なんで自動小銃相手に和弓
>>続きを読む

沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

4.1

まさか、20年近く前に原作完結した実写化がthe 序章みたいな感じで終わるとは思わなかったけど面白かった。
大沢たかおが格好いいだけで、潜水艦の中のあまり動かない絵を持たせてたのは中々攻めてた。
“映
>>続きを読む

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

5.0

4DXで観た。 ここまで相性の良い映画は久しぶりで4DXにして大正解だった。エンジンの振動、コーナリング中のGによる身体の傾き、熱を帯びた外気、雨、完璧だった。

実話を基にしてるとは思えないくらいド
>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

4.3

もっとハチャメチャな訳のわからん映画を期待してたのに、凄いちゃんとしてる。
お姉ちゃんが敵は全部変形した時の感じで、最後には全部物理か元気玉で倒すような頭の悪い話だと思ってたら、背景設定も現実とのミッ
>>続きを読む

春に散る(2023年製作の映画)

1.7

なんか、台詞や演出が小説臭いなと思ったらやっぱり原作あった。

ボクシングを題材にした物語は肝心の試合が格好良ければ、その周りの人間ドラマが多少ご都合主義で安易なお涙頂戴の薄っぺらい悲劇と愛に溢れてい
>>続きを読む

カムバック・トゥ・ハリウッド!!(2020年製作の映画)

3.5

編集によっぽど自信がないと映画プロデューサーを主役にした映画なんてつくれないのかな。
構成もすっきりしてて気持ちよく観れるコメディなんだけど、なんだか綺麗に纏まりすぎてるような気もする。
そこはかとな
>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

4.1

まさか、実写版『君たちはどう生きるか』だとは思わなかったな。思えばこれもプロモーション、ピンクとバービーしか言ってなかったし、そんなとこも似てる。
まじで同じような展開で同じようなこと説いてるのだけど
>>続きを読む

しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜(2023年製作の映画)

4.2

社会風刺が効いていて、混ぜられた小ネタとか対象年齢50歳児とかじゃないかってくらい。
それを幼稚園児でも楽しめるテイストにまとめあげるのは流石。

ひまわりが活躍する映画は、しんちゃんがお兄ちゃんの顔
>>続きを読む

特別編 響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト(2023年製作の映画)

4.0

リズは置いといて、今までの劇場版は総集編なので駆け足で進んでいくので置いてけぼり感があったけど、今作は完全オリジナルだけあって演奏も感情描写も過不足なく、1時間弱という短い上映時間でも十分な満足感があ>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

2.1

前後編の前編ってのはこんなもんなのかなぁ。長い。
もっともっと削って90分の映画にしてくれたら良かった。これだけ長いなら最後までやってほしい。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.7

今までの作品は久石譲が全面に出てきていたからダレなかったのかなと言う。作画も演出もさすが宮崎駿だったけど






AI宮崎駿が作ったらこんな映画になるんじゃないかって思うくらい、過去作からのオマー
>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.9

冒頭の超技術で若がえったハリソン・フォードがバリバリのアクションしてるのは凄すぎて逆に意味分からなかったけど、本編始まると80歳のおじいちゃんの顔面ボコボコ殴るのでやめて!!!!ってなった

劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~(2019年製作の映画)

3.1

全部が上手く行くわけではない。あいだを繋ぐ一年間はたしかにこういうものなのかな

リズと青い鳥(2018年製作の映画)

3.0

絵本の挿入を自然にするためだろうか、本編の絵もそちらに寄っている。久美子たちの解像度が下がってるのが、誰もが主役で脇役なんだって感じでリアルっぽくてよい

劇場版 響け!ユーフォニアム 届けたいメロディ(2017年製作の映画)

3.3

追加カット入り総集編。二期を二つの映画にわけて、フォーカス絞ったのはよかったな。映画になってる

劇場版 響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ(2016年製作の映画)

2.9

総集編。テンポがよい。テレビアニメ版が丁寧に心の機微を描くのんびり進行だったので、話の密度はそこまで大きく変わらない気もするけど、テンポよすぎてキャラの掘り下げがやっぱり弱くなっている気がする

65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

3.4

ポンポさんも言っていたが90分で纏まってる映画は良い。設定ゆるゆるだけど、観れる。
意外としっかり伏線貼ってあって目が離せないし、アダム・ドライバーと女の子は可愛いので。オイオイってとこも宇宙人だしな
>>続きを読む

おとななじみ(2023年製作の映画)

2.6

ハイスクールラブコメディ的な。
結局、高校舞台にしても同じようなキャストで老けた高校生やるだけなら、こう言うのもありなのかな。
久間田琳加の可愛さと演技の思い切りの良さだけで成立してる映画。
浅川里奈
>>続きを読む

>|