346さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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緑の光線(1986年製作の映画)

2.9

うーん。
やっぱり好みじゃない。
最初は退屈で、途中からあれ?面白いかもと思ったけど、うーん。

物語ってなんだろうかと。思う。
映画という枠で考えるなら、映画だよ。でも、これは物語じゃない。

わざ
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

4.2

侮ってた。だから、評価点は高め。

大泉洋はやはり、世界で1番説明台詞が、うまい。
例えば、大泉洋が「世界は滅びて生き残ったのは僕と君だけだ」という説名台詞を吐いたとしたら、観ている僕は、ほー。そうな
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オペラハット(1936年製作の映画)

3.4

うーん、キャプラのなかでは、少し展開が冗長気味かな。
ありがちな展開だと感じたこの感覚は、たぶん、色んな製作者が後世て真似たものを自分が観てきたからなんだと思う。
なおかつ、その真似たもののほうが出来
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ルーム(2015年製作の映画)

3.5

うん。実際にあった事件を映画にする以上、登場人物の再生に時間を割くのはわかる。自分も早く助かってー!って観ながら願ってたし。

だけど、どうしても、前半部分以上の葛藤や緊張が後半にあったかと言えば、ど
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ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

3.7

序盤は最高によかったよ。

そこからの、フロムダスクティルドーン形式もいいよ。ダサいけど、それはそれで味があるし、酩酊感もある。

だけど、これは、終わり方が失敗してる気がするなぁ。
いや、これぐらい
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.6

面白かったよ。普通に。

だけど、目新しさはない気がする。
色んな映画のパロディーが入っているのは分かるけど、ショーンオブザデッドの時のような、心から笑えるシーンはなかったなぁ。そういえば、あれは、緩
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ゾンビ/ディレクターズカット完全版(1978年製作の映画)

4.2

ロメロのゾンビ初鑑賞。

うん、これが原点なんだね。
そりゃ遡ればナイトオブザリビングデッドも観なきゃなんだろうけど、とりあえず、ここまでにしとこう。

うん、観て思ったのは、やはりゾンビという設定は
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.6

面白かった。と第一声でいいたくなる作品。

個人的にはドーンオブザデッドより、ドキドキもする。なぜなら、この映画は緊張と緩和が詰まってるから。
コメディと、シリアスの振り幅と、それを可能にした見事な脚
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ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.7

なんか、最近、絶望することがあって、全然、普段はみないゾンビ物とか見なきゃダメだ!って思って手に取りました。ザックスナイダー好きじゃないけど、これは、そんなに彼の映像表現としてのこだわりが抑え目で、パ>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.9

レヴェナント鑑賞。イニャリトゥの作品って、自称シネフィルたちが、批判するなら私ぐらい映画をみてから言ってとか、批判する奴は大した人生経験をおくってないとか書いてたりする。ヤフーレビューとかで。キモい笑>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.3

うーん、面白いのに最後のチグハグ感というか、シンプルで純粋な復讐劇じゃなくなってるよ。
ハードボイルド物として無駄が多すぎる。デフォーとの関係や女殺し屋はいいけど、どちらも落とし方が雑。展開するために
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悪い奴ほどよく眠る(1960年製作の映画)

4.3

出だしの結婚式のシーンは語られすぎることもあり、期待しすぎていた部分あった。だから、それほど、上手だとは思えない。
映画的ファンタジーが強すぎて、あそこに記者がどうどうといることに、違和感があって入っ
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.9

はじまりのうた 鑑賞。
やっぱ、普通にいいわけだ。こういうの雰囲気でベタな感じがして嫌いだけど、めっちゃレンタルされるのもわかる。80点を狙ってちゃんと80点を撮ってる。シナリオはシンプルにみえて、す
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エンド・オブ・ザ・ワールド(2012年製作の映画)

3.1

とんでもない状況の中、そこで生きる普通の人々に焦点を当てる物語は個人的な好みとして大好きです。

大好きですが、これは、何かが噛み合ってない。なんだろうと思ったら、コーエンぽさが足りないと今おもったた
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KAMIKAZE TAXI(1995年製作の映画)

3.5

面白かった。

ミッキーカーチスが演じたアニマルは本当に素晴らしい。彼のキャラクターを観るだけでも価値はある。

構成としては荒い部分がある。それが、疾走感へと昇華することができたならよかったけど、変
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スクリーム(1996年製作の映画)

3.0

はじめてみました。
ようやくみました。

映画的お約束をパロディしてるのは、わかるけど、その設定が活きる物語なのかな?結構、適当で逆にびっくりした。その軽さが受けたのかもしれないけど、なんか、the評
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シコふんじゃった。(1991年製作の映画)

3.1

大好きな周防監督。
やっぱりshall weダンスは日本映画として、傑出の作品だし。
いつみても、素敵な気分になる。

そんな監督のシコふんじゃった。をようやくみました。

でも、思ったより普通の出来
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ローラーガールズ・ダイアリー(2009年製作の映画)

3.3

最初はすごく王道でよかった。彼女の境遇、彼女が求めてるもの、彼女が自分らしくいられる場所。
それはよかったんだけど、彼女の成長を描けていたかと言われれば、どうかな。詰め込みすぎたよ。

せめて、母親の
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ばしゃ馬さんとビッグマウス(2013年製作の映画)

3.7

なんて言ったらいいか。

まずコップがあったとして、それは叶えたいこと、楽しいこと、安らぎ、恋、の形をしている。そこに夢という水を注いだとしよう。

今度はそこから、零れ落ちた水を集めて、違うコップに
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乱れ雲(1967年製作の映画)

3.0

うん。うーん。
周りの映画好きとか、昔からこの映画を評価してる人が多くて、
「この映画を観ると、二人が恋に落ちたことが自然と理解できるのに、加害者と被害者の関係性から、二人が愛し合うようになった瞬間が
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接吻(2006年製作の映画)

2.4

なんだろう。

観終わったあとに、苛々しちゃって、ずーっと不満をひとりでしゃべってたら、どうでもよくなってきちゃった。

この映画で、一番頑張ってたのはトヨエツ。小池栄子は好きなんだけど、この映画の小
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

4.0

とってもよかった。

導入部分はちょっと下手くそというか、設定上、少し突飛な設定出でもあるから、強引に突っ走るしかないのかもだけど、観る人を置いて行き過ぎて途中でやめようかとおもったぐらい。

それで
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.0

これが岩井俊二が撮りたい物語だったんだよね。テレビ時代初期の、打ち上げ花火よりも前の岩井作品に近い空気を感じる。でも個人的にはそんなに好きじゃない。嫌いな物語をつくるひとが好きな物語もつくる。だから愛>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.1

うん、硬派な物語って印象。
嘘をつかないように、正直に物語を終わらせてる。
やっぱり個人的には最後はバットエンディングだと思う。ハッピーエンドにしてしまうと、彼女の葛藤がすべて嘘になってしまうもの。
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

3.4

いやぁ、もう、途中からついていけなくなっちゃった…。
若い時はこういう映画の解読に自信があったのにな。ブルーボックスが出てきてから、ちょっと混乱しすぎて。
抽象的なイメージが散りばめられたアート寄りの
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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

3.8

うん、途中あたりは、飽きたりしたとことあったけど、最初の人物紹介の上手さと、みなが独白するくだりは素晴らしい。てか、カールと友達なのを恥ずかしくて言えなくて、最後はちゃんと友達アピール出来ているとこで>>続きを読む

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.8

ヘイトフルエイトを鑑賞。前から思ってたけど、結局、ジャッキーブラウン以前のタランティーノとは違うんだよね。破綻に、絶妙な意図や思惑を組み込んだ初期の作品群とは違って、ここ最近は、その彼の想像力を育んだ>>続きを読む

駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

4.3

「駆け込み女と駆け出し男」を鑑賞。
タイトルのややこしさは、鑑賞後にはこれでいいとなるはず。感情のこもった台詞の後の間を潰し、次のシーンでその着地点を用意した編集はこの物語に合ってる。時間の経過や、登
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.6

面白かったよ。
レオナルド・ディカプリオが、10代から20代後半まで演じわけているのがすごい。
でも、トム・ハンクスの役はもっと違う人でもよかったような気がする。もちろん素晴らしい役者なんだけど、適任
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フェリスはある朝突然に(1986年製作の映画)

3.3

話はおしゃれだし、コミカルだし、テンポもいいし。親友の価値観の転換もあるし、いい。けど、好みとして、軽すぎる。画作りという感覚があまりない監督なんだと思う。アイディアとか喜劇的展開とか、センスがすごい>>続きを読む

櫻の園(1990年製作の映画)

4.0

12人の笑える〜を最近観たから、続けて櫻の園を鑑賞。

何にもないといっていいぐらいに、この作品に大きな物語はない。
だが、ひとりひとりのキャラクターは丁寧に描かれていて、その繋がってはいないが独立し
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アントマン(2015年製作の映画)

3.4

なんだろう。
よく出来てるけど、心にひっかからない。刺さらない。震わせない。
主人公がおかれた境遇が、そんなに苦しくない。だって、彼はエリートだもの。バットマンはその優等生キャラを逆手に取って、影を作
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12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

4.4

大学時代に勧められて、「怒れる」のほうみてるから俺はいいやと、観なかったが、その時に観とけばよかった。
この頃の三谷幸喜はすごいな。ほんとに。
全ての展開に説得力があり、そして、それをそれ以上の説得力
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GONIN(1995年製作の映画)

3.6

男たちの挽歌、ガルシアの首や、フランスのハードボイルド映画のように、生きるために死ぬ!男たちの映画。
アクションはなかなか緊張感あるし、竹中直人の怪演は怖いぐらいすさまじいし、武の存在感は、もうそれだ
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我が家の楽園(1938年製作の映画)

4.2

やっぱりキャプラみたいな監督こそ本当に上手い監督なんだと思う。
映像美、詩的、斬新、特殊効果なんてクソ喰らえだよ。
映画はこうあるべきだという、すべてがある。人間讃歌とはこういうことだ。
間違いを犯す
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キャビン(2011年製作の映画)

2.7

ファイナルガールズが面白かったから、色々とレビューを読んでると、キャビンみたいだ、と書いてる人が何人かいたから、鑑賞。
いや、ファイナルガールズとは全然、違うし!笑

てか、話が大きくなりすぎ!

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