redさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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イエスタデイ(2019年製作の映画)

2.8

ビートルズが消えた世界。無名ミュージシャンのジャックは自分だけが覚えているビートルズの名曲を自作として歌い始めるんだけど、うーん。

善良さを持ち合わせてるジャックは自分がしている事は盗作だって理解し
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.6

可もなく不可もなく。トンチキ展開が無いのでツッコミどころも少ないんだけど、その分突出したところも無いような。時代設定とメインキャストのせいか朝ドラっぽくもあり。あまりに予想通りに話が進むので、せめても>>続きを読む

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.3

胸糞展開もツラいシーンもあるんだけど、たくさん笑ってシンミリして、結果観終わった後は謎の充実感があった。
話の主題は花子とその家族なんだけど、それを邪魔せず丁度良い存在感を発揮するのが空気読めない正夫
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

2.6

ロック様の安定感ね。
DCの正義観が苦手なのでこういったアンチヒーローの方がしっくりくる。『ジャスティスソサエティー』とかってネーミングからして胡散臭いし。
正義の味方は紛争を解決出来ないってのはその
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.0

初ウェス・アンダーソン作品。美術がたいそう魅力的で、なるほどある種の層に人気があるのも分かる。
キャストが豪華なのにカッチリ適材適所でバランスが良い。朗読風の語り口も場面転換も演劇的でショート尺に合っ
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

2.7

公開時には公開劇場が少なかったり時間が合わなかったりして観られなかった作品。予想以上にTV版と同じ雰囲気だった。TV版も破格のクオリティだけど。でも岸辺露伴はTVシリーズとして観たかったような気もする>>続きを読む

ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

2.5

初めてのミュータントニンジャタートルズ。なので亀キッズの区別がつかない。性格の違いというよりマスクの色で判別するしかない。顔が一緒なのでもうちょっと個性出して欲しかった。
みんな同時に喋るので吹替えで
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.6

話の運びはオーソドックスなんだけど、とにかくレースシーンに迫力があって大興奮。シムレーサーという特異な存在が、存外コツコツと努力と経験を積み重ねた結果だと思うと感慨深いものがある。奇を衒わない素直なラ>>続きを読む

SAND LAND(2023年製作の映画)

3.2

子供向けのマッドマックス怒りのデスロードって感じ。 びっくりするほど構成が良くて、106分ダレる事無くきっちり面白かった。20年以上前の作品なのに色褪せない普遍的なテーマで20年後も楽しめそう。
今回
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弟とアンドロイドと僕(2020年製作の映画)

2.2

自分自身の存在に違和感を持ち続け自分すら居ないと感じる最大級に孤独な男がもう一人の自分である「アンドロイド」を作る話。豊川悦司を配したところが素晴らしい。顔の作りもだけど図体のデカさもポイント。ずっと>>続きを読む

死霊館のシスター(2018年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ジャンプスケア満載でお化け屋敷感がある。トラウマに乗じた幻覚と思いきや物理攻撃が多い。でっかい尼僧のお化けが怖かった。

イマイチ神父があてにならなくて、結局村人Aみたいな青年が助けに入るところは謎で
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アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

アナベル死霊館の人形の続編で時系列としては前日譚。これが最初の話かと思ったらもう一本前日譚があるのね。後出しだから公開年で判断できなくて判りづらい。

怖がらせ方はなかなか、ただし知性は低め。子供達が
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スイート・マイホーム(2023年製作の映画)

3.8

無駄なジャンプスケアを排除した抑えめな演出で、ジャパニーズホラーらしくずっとじわじわ怖い作品。ホラー映画としてはもしかしたら賛否が分かれるかも。
派手な演出は少なくて淡々とした語り口なんだけど、その分
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

「アナベル」はこうやって作られた、っていうお話。
結局起源は精神異常者が悪魔を呼び寄せて作った呪物だったっていうね。怖いというより理不尽で腹が立つ。

あとは驚かせ方が単調で起伏に欠けるのがイマイチだ
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.5

時効警察の監督だと知った上で期待せずに観たけどやっぱりツラい。
絶対これシミュレーション系怪獣映画じゃなくて、不条理ギャグ連発がメインでしょ。制作費のデカさに比例するかのように盛大にスベリ倒してるし、
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

2.8

トランスフォーマーシリーズは全部観てるけど、今回のは脚本が破綻してなくて良かった。

主人公が自己中でも馬鹿でもなくて真っ当な青年だし、女子枠がアイコン的な美女じゃなくて知的で善良な好人物だし、余計な
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トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年製作の映画)

2.2

新作を観る前に復習しようとして再鑑賞。どんどんスケールがデカくなって、逆にスケールなんてどうでもいいかという気分になる。円卓の騎士をベースにいろいろ設定を詰め込んで辻褄が合わなくても勢いで誤魔化す大雑>>続きを読む

シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

2.2

クロエ・モレッツ強え〜、と言いたいだけで作られたのではという疑惑が。
中盤は主人公以外の乗組員は声だけでほとんど画面に出てこない。潔いというか低予算というか。極秘任務、セクハラ、銃座に抑留、グレムリン
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ロバと王女(1970年製作の映画)

2.3

前半が倫理的にヤバいかぐや姫風味、後半がバカップルのシンデレラ風味で混乱。お伽話ベースとはいえとんでもないアレンジだなぁと思って原作の『ロバの皮』調べたらほぼ原作通りだった。
話はともかく、ぶっ飛んだ
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

1.8

うーん、サスペンスなのかホラーなのかファンタジーなのか微妙。前半のホラーっぽい雰囲気作りが良い感じで期待した分、後半なんだコレ?という肩透かしされた気持ち。退行睡眠とかうさぎとか魂とかきちんとピースが>>続きを読む

奇談 キダン(2005年製作の映画)

2.2

話は面白いのに構成が下手で伝わらない気がして残念。原作が好きだったのでどう料理してくれるのか期待したんだけど。演出や芝居がとても古臭く感じたんだけどワザとなのかな?
原作を読み返したくなった。

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

2.8

オチはそうでもないけど、過程はとっても面白かった。
繰り返しの中で蓄積されていくのは記憶だけなので、新たなスキルを身につけた後輩くんが最終的に勝者なのでは?と思った。あれだけ個性的なメンツなので、リセ
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PLAN 75(2022年製作の映画)

2.9

今はどこにもないPLAN75ではあるけれど、いつか実現しないとも限らない。高齢化社会に向けた思考実験として非常に興味深かった。

姥捨山とは違い自己判断に委ねられる「優しい世界」。観る人の年代によって
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バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(2022年製作の映画)

2.2

あらゆる設定が微妙にズレてるような違和感があってハマれなかった。シャーロック&ワトソン役の二人もカッコいいんだけど期待したほどでは無く。ミステリーとしては配役で見当がついちゃうのが勿体無かった。
事件
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ザ・グリード(1998年製作の映画)

2.5

B級の王道みたいな映画だったなぁ。ヘンテコ東洋趣味な豪華客船、性悪だけど色気控えめな女泥棒、人為的に破壊されるメインシステム、前振り無しに深海から現れて衝突した巨大な何か、海上で乗り込んでくるIQ低め>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

インディ・ジョーンズはおじいちゃんになってもやっぱりカッコよかったな。
話の運びは相変わらずガバガバだけど、それが気にならないくらい魅力的で夢中にさせるのは本当にハリソン・フォードがあってこそなんだろ
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

2.6

動物と仲良しおじさんが訳アリ美女と恋に落ちて諸々あって逃避行な話。ちぎれた耳を裁縫道具で縫って治すあたりで「あ、これファンタジーか」と気付く。相棒の隼とかミルク貰っただけでやけに献身的な蛇とか、独特な>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「つづく」だなんて聞いてなかったよ〜⁉︎
続編があるのは知ってたけど、本作だけでは完結しない前後編だったなんて。
ビヨンド観る前には復習しないとついていけなさそう。

本作は途中までもしかしてグウェン
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怪物(2023年製作の映画)

3.4

どの登場人物も多かれ少なかれ歪みがあって、それが降り積もってとてもしんどい。別の視点で繰り返される時間軸があっても真実には辿り着けない無力さを感じた。
自分なりに解釈はできるけど、それを決め付けた時点
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

2.6

ある意味、期待通りの豪華B級作品。日本に関するあらゆる設定が派手にズレてるので逆に安心して観てられた。ファンタジーというか異世界だと思えばまあいいか、という感じ。
京都駅はもちろんのこと静岡駅も治安が
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黄金を抱いて翔べ(2012年製作の映画)

2.4

原作を読んだのはだいぶ昔なんだけど、やっぱり実写化すると雰囲気というか手触りが違う。文章だと泥臭さとクールさとロマンが共存出来るけど実際には難しいんだろうな。準備や計画がすごく雑に見えたのも残念。キャ>>続きを読む

ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

2.7

ニコラスケイジを楽しむ映画。

自主制作映画のような拙さと雑さと低予算感とそれを上回る勢いがあった。無口で律儀で無敵だけどコミュニケーションをとれる気がしない主人公にニコラスケイジを配した時点で成功。
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.0

ビジュアルのインパクトが凄い。1974年の作品なのに2023年に観ても斬新に感じられるし、BGMも絵柄も古臭いのにそれが個性としてすんなり受け入れられる。
あとフランス語ってのも多分良いんだろうな。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

3.4

とにかく魅力的なキャラクター造形に舌を巻く。どんどん増える仲間や友達がみんなキャラ立ってるのって凄くない?
仮面ライダーとか箱舟とか色々と思い浮かぶ事はあるんだけど、結局ロケットの物語という事でよろし
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嘘喰い(2022年製作の映画)

2.0

原作未読。登場人物が多くて展開が早送りっぽい。
賭博がテーマの割に肝心のゲームが面白くないのがちょっとなぁ。
キャラにあんまり新鮮味がなくて、漫画だったらもっとキャラが立ってたのかもなと思った。

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