redさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ミッドナイト・スペシャル(2016年製作の映画)

2.2

SF寄りのファンタジーかな。なんかダイジェスト版みたいに色々と省かれててそこが少しストレス。カルト教団はやっぱり狂信的で自己中だし、政府は監視管理したがる、というオーソドックスな作り。
パパの友人が凄
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エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

2.8

シャーロック・ホームズの妹の冒険譚。母親が運動家なのは面白いけど、シャーロック兄弟と母娘とはコミュニケーション全然無かったのかな? 家族として余りにも噛み合わない感じがちょっと不自然だったかな。
エノ
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スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

2.6

リーアム・ニーソン主演ということでアクション復讐劇だと思ったんだけど、観終わった後の印象ではブラックコメディかな。なんだこりゃ、なんだけど悪くはない。珍しく邦題が的を射ている。

とにかく軽はずみに人
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アサシン クリード(2016年製作の映画)

2.3

設定がよくわからなかったけど、アクションと舞台は凄かった。ゲーム未プレイなのでもしかして損してるかも。
アニムスっていうシステムが凄かったけど、あの部屋に幻影みたいのが浮かぶ原理が全然分からない。なん
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ラスベガスをぶっつぶせ(2008年製作の映画)

2.3

タイトルに偽りありだなー。原題のままのほうが良かったような。

あれだけスマートな学生なら教授にいいようにあしらわれるのは解せないし、そもそもMITの教授が元締めやるのはリスキーな気がするんだけど。
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アップグレード(2018年製作の映画)

2.1

このレビューはネタバレを含みます

典型的なAI乗っ取られ系ホラー。所々辻褄が合わなくて、登場人物たちの行動原理も不明でモヤモヤした。脚本が雑で、何でそんな事したの?の答え合わせが無くてスッキリしない。あとあの刑事要る?
省コストで近未
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罪の声(2020年製作の映画)

2.9

第三者である記者だけではなく、知らずに事件の中心に関わっていた“元”子供の二本柱にしたところが面白かった。
過去の未解決事件に囚われた人達を描くという意味では『64』を思い出した。


『64』と違っ
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

2.7

概念を奪うというのがポイントだとは思うんだけど、今ひとつで消化不良。「家族」や「所有」という概念を失くすとどうなるのか、そこからもっと畳み掛けて欲しかった。そうすれば最後の「愛」がもっと効果的になった>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

2.4

文化として卒業パーティー自体がピンとこないんだけど、みんなお馬鹿で平和で楽しそうだね、という感じ。主人公二人の子供っぽくて下品だけど真っ当な友情も良い。
しかしここまで多様性を地で行ってるのは凄い。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.8

今回はあまり倫理的にストレスがなくて、普通に楽しめて良かった。過去作品の再生産味が強いとか、ディズニー作品オマージュがエグいとか、リアリティラインがグラグラで白ける場面があるとか、色々言いたいことはあ>>続きを読む

カツベン!(2019年製作の映画)

1.8

こんなドタバタのコメディだと思わなかった。むしろコントみたいで戸惑ってしまった。もうちょっと弁士のロマンというかドラマの比率が高いと良かったんだけど。

(2001年製作の映画)

2.0

胸くそサスペンスで、主演のソーラ・バーチがとにかく怖い。それから、あんな不衛生でいかにも危険そうな場所でお泊まり会とか、ウェイ系学生のやることはワカラン。
テーマは興味深いんだけど、雑に処理されてる箇
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

どっちが強いか決める為だけが目的でぶつかって、共通の敵が現れて共闘して倒す、最終的にズッ友だよ、っていうヤンキー映画の文法。
怪獣映画としてある意味正しいと思うけど、若干余計なエピソードを詰め込みすぎ
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

1.6

事故物件というテーマは面白いんだけど、エピソードがぶつ切りでスッキリしないまま次に行ってしまうし、終盤は急に少年マンガみたいなノリになって、なんの映画観てたのか分からなくなった。もうちょっと脚本をなん>>続きを読む

ピーターラビット(2018年製作の映画)

2.2

イメージと違ってバイオレンス寄りでちょっと引いた。ホームアローンみたいなもんか。動物たちのふわふわした質感は良かった。あとカトンテールっていう名前が気に入った。

ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

2.3

思ったよりオーソドックスな作りで、ソニックのキャラクターも悪くなかったけど、ちょっと小綺麗にまとまりすぎかなという気もする。あとはジム・キャリーのやり過ぎ感がすごい。彼の見せ場が多すぎてバランスが崩れ>>続きを読む

サヨナラまでの30分(2020年製作の映画)

2.8

カセットテープに残された記録(=記憶)が死者を蘇らせたという設定は新しいし、小道具としてのカセットプレーヤーも効果的だった。磁気テープには上書きされても記録が残ってるというくだりは?だったけどファンタ>>続きを読む

シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

2.9

舞台がフランスなのに違和感があったのは最初だけ、ビックリするくらい原作の雰囲気を再現してた。始終下品でくだらないんだけどごく稀にすごくカッコいい、そんなところも原作へのリスペクトを感じる。
かなり特殊
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フッド:ザ・ビギニング(2018年製作の映画)

2.3

弓の高速アクションは面白かった。でもなんか全然話にノれなくて途中から飽きてしまった。敵が小悪党っぽくて魅力が乏しいせいか、へんな三角関係で主人公の動機がブレてるせいか。敵を罵るセリフのバリエーションだ>>続きを読む

ひとよ(2019年製作の映画)

2.6

難しかった。
父親の暴力を止める方法は他に無かったのか。何度も考えただろうな。父親を殺したことによって暴力と恐怖から解放されて、その代わりに別の地獄が始まるなんて不条理でしんどい。でも間違いなく嫌がら
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8日で死んだ怪獣の12日の物語(2020年製作の映画)

1.4

コロナ禍でのビデオ通話を主体にした作品だけど、でもそれが新しい魅力的な表現まで昇華されてない感じ。ハンデがあるんだから完成度については大目にみるべきなんだろうか。










「殺処分」という
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バイオハザード:ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

2.2

一作目のレッドクイーンが出てきたのは良かったけど、それ以外の設定でシリーズ作品として辻褄が合わないのはモヤる。いかに残虐に描写するかに力が入っていて、私が望んでいた『バイオハザード』ではなかった。
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運び屋(2018年製作の映画)

2.5

先入観ってすごい重要。人の良さそうな老人は誰も疑わない。異国人は皆とりあえず疑う。老人は生来の無頓着さか、あるいは老化による鈍化によるものか、罪悪感が薄い。だから堂々としていて尚更疑われない。
家族愛
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.2

エヴァにはハマらずに過ごしてきたんだけど、今回初めて劇場で観賞した。思ったより楽しめたし、思ったよりスッキリした気分になった。映画としての演出も面白かった。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

2.7

祖母(メリル・ストリープ)→母(ローラ・ダーン)→次女(シアーシャ・ローナン)の顔立ちが似ててまさに直系という感じ。長女メグは末っ子っぽいイメージで違和感。ジョーが年長に見える。

時間軸が細かく前後
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

登場人物達の顔が強すぎて、それに比べてミステリー要素が弱く感じてしまう。欲を言えばもう1段階びっくりさせて欲しかった。

スロンビー家の人々が1人を除いて全員クズなのはウンザリしたけど、成り上がり金持
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影裏(2020年製作の映画)

2.4

多くを語らず文学的ではあるんだけど、想定通りに話が進んでしまってあまり心に響かなかった。松田龍平の日浅は影の濃い部分が最初から見え隠れしてるので、意外性が無くて物語の主軸がブレた気がする。いろいろな出>>続きを読む

回路(2000年製作の映画)

2.8

インターネットを経由する幽霊より、アナログで実体のある幽霊のほうが怖かった。暗闇じゃなくて部屋の隅の光の当たらない場所が怖かった。カメラが何視点か分からなくて怖かった。つまり、ガラケーとかアナログ接続>>続きを読む

スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020年製作の映画)

1.6

一作目が好みじゃなかったのでハードルかなり下げてから観たけどやっぱりダメだった。またしても魅力的なキャラクターが一人も居ないし、ストーリーにも引きがなくて全然盛り上がれない。
ザル設定にツッコミ入れな
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

1.6

このレビューはネタバレを含みます

スマホを落としただけ、じゃなかったので若干興醒め。

拾ったのがハッカーかつ殺人鬼で、落とした男の恋人が戸籍入れ替わりで、追う刑事が似たような境遇のトラウマ持ち、と言うご都合主義が安っぽくないですか。
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

2.9

早い段階からサイキックバトル物になって、何を観てるのか途中で忘れそうになったけど、雪山に向かう段になってやっと前作と繋がった。「シャイニング」と言う本来のテーマに立ち戻った続編、と言うことか。正直前作>>続きを読む