サンさんの映画レビュー・感想・評価

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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.2

深く心に根ざしてる映画。ラブロマンスの新しい衝撃。旅先での恋
2人の空気感、会話は圧倒的。男のロマン(多分女のロマンも)詰まってる
こんな胸踊る映画ってある?!恋愛でこれ以上の妄想はできないんじゃない
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リトル・エッラ(2022年製作の映画)

3.8

ハッピーな気持ちになれるハートフルなスウェーデン映画
程よく笑えるところもあって、エッラの最後の笑顔には泣いてしまった
トミーとエッラ(おじと姪)の友達みたな関係が新鮮だった

トミーの親友ぶりががか
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

3.8

このシリーズやっぱりすごく楽しい!1よりアクション強め!前作の好きなシーンが盛り込まれてよく出てきて、マーティと一緒に懐かしみながら見れた
1989年の時に考えられた未来の世界見れるのいいね楽しい。2
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

気が合うのに肌の色も何も関係ないんだろうって、改めてそう思わせてくれる映画
ラストシーン、泣いてしまった。
ただの黒人と白人が触れ合う物語ではない。複雑だけれど、黒い世界で暮らしてきた白人と白い世界で
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

3.8

舞台は2015年の架空のカナダ
発達障がい児の母親の苦悩を感じた。
「愛だけでは救えない」「愛と希望を天秤にかけて私は希望をとったの」そうは言っていたけれど、それだけ悩んで考えて決断すること自体が愛だ
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.1

最高の青春SF映画!
マーティが家族や彼女のために走り回るのがかっこいい。それを見て自分の親のことを身近に感じるきっかけになるだろうなと思うし、友人関係や恋愛に勇気や積極性をもちたいってなるような映画
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シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

3.5

ギャングを描いてる。映画の迫力は半端ない。刺激的な映画を見たいっていう要望にはピッタリ。今でも映画の舞台となったファベーラは言葉として出すことすら忌み嫌われるレベルの場所らしい。名前を口にすることすら>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.7

最高の爽快劇。おじいちゃんが銃をぶっ放してる姿かわいい。シリアスな場面で使うBGMがふざけてておもしろい。

過去鑑賞記録

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.1

今まで見た映画で1番泣いた映画
普段は涙腺がかたい僕なのですが、この映画はボロ泣きしてました

こんなに泣いてしまうのは登場人物のもらい泣きも多かったからかもしれない
1番好きなキャラはバーマスターの
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.5

リアルな狂気が感じとれた映画
主人公はロバート・デ・ニーロ
さえない40歳くらいのタクシードライバーが主人公なのだけど、悪くない人そうだし、美女といい感じになるし初めはコイツやるやんってなる。でも気づ
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フェイシズ(1968年製作の映画)

4.0

ジョン・カサヴェテス1作目
熟年夫婦の悩みと欲が描かれてる
緊張感がある会話のラリーがずっと続いていて面白く、最後まで飽きなかった
本気で言ってるのか冗談なのか分からなくて、本心を見せないスリリングさ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

この映画が醸し出す静かで冷たい中に人肌くらいの温かいものがぼんやりとある感じが好きだ。心地いい。出てくる言葉、場所、景色全ていい。特に瀬戸内の景色は本当に好き。そして村上春樹の洗練された雰囲気が損なわ>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.4

1983年の夏、北イタリアの物語。
この映画は同性愛の人の物語というよりも、愛がたまたま性別を超えた物語に思えた。
作中の言葉を借りるなら、2人の間にあるのは稀有で特別な絆であり、知性だけではない全て
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.8

監督が監督、脚本、音楽、主演の4役こなしてるのすごい。そしてラストが最高。
いい意味で裏切られた映画




ーーーー以下ネタバレありますーーーー
見終わって初めの感想

いや幸せな映画なんかい!!
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.0

幼少期感じてた興味とも恐怖ともつかない気持ちがこんなに表れてる映画って見たことがなかった
幼少期を描いている映画の中では個人的にはベスト

映画館の方に冊子を偶然をいただけて、
1973年に行われたビ
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

3.2

ゴダール監督1本目。
映画のポスターなどでその画の綺麗さから入ってはみたものの難しい。絵のポップさに反して内容が難解。話がよくわからない。セリフは詩的なものが多い

マリアンヌは付き合う前と付き合って
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さらば青春の光(1979年製作の映画)

3.5

イギリスの60年代の若者の文化を垣間見れた映画。こんなにとがってる人達がいたのか
ジミーはどこかダサく情けない。でもだからこそ上手くいかない衝動を強く感じた映画だった、青春映画の金字塔と呼ばれるのも納
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.2

すごく好きな映画!おしゃれさと面白さとかっこよさ、全て突き抜けてる。
オープニングからデカデカと出てくるPULP FICTIONの文字、音楽。ワクワクがとまらん。とんでもなく洒落ている。
1930~4
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.2

すごく面白かった。格好いい男とはどうあるべきかというのを考えさせられる
法律以外の基準を自分で明確に持っている人というのは惹かれる
完全にマフィアの人の話かと思ったけれどそうではない。大学出のマイケル
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.1

すごく良かった!
シングルマザーの親子の葛藤が痛いほど伝わってきた。親子はもちろん、親子以外の人物もストーリーが進むにつれて複雑な人間性がゆっくりと浮かび上がってくる。そのテンポが丁度良かった。みんな
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.0

レザボアドッグスを見て見返した。刺激的だし画になるシーンがたくさんあるから飽きない!ただやっぱり系統は自分と違うか
ガールズトークとカースタントとがほとんど。デス・プルーフの意味を知った時の衝撃!この
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.1

タランティーノ監督のデビュー作。見ていて刺激的で緊張感があって楽しい!ただ自分にはあまり響かなかった。
この男たちクールなんだけどよく喋る
この男たちが丸卓や車の中で話してる映像、しゃれをしゃれで返し
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東京物語 4Kデジタル修復版(1953年製作の映画)

4.0

小津安二郎作品2作目、代表作。暮らしを描くのが絶妙で、ほっこりの中に誰もが抱きうるけれど言葉にしていないような不満が描かれている。そしてそれが今を生きる人にも共通する普遍的なものに感じる。
尾道からお
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麦秋(1951年製作の映画)

4.1

小津安二郎初作品。特集がされていたシネマ・ヌーヴォさんで視聴。日本の戦後の暮らしがなんて美しく描かれているんだろう。そして娘(紀子(原節子))が嫁に行く時の家族総出で心配をする感じや、その紀子の気持ち>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.0

この映画についての低体温系青春映画という文句が好きだ!周りの陽気さに合わせて背伸びをしない青春。青春といえば恋愛だ学校行事だなどイメージするがこの映画は違って陰湿な意地悪なことばかりしているように見え>>続きを読む

ピンポン(2002年製作の映画)

3.9

あーーー好きだな。
演じられてるキャラクターが大好きになったし、卓球ってこんなにかっこよく撮れるんだと衝撃を受けた映画!
主人公はすごく子供っぽいんだけれど高校生。見ようによっては中二病に近い幼さを残
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.0

元気になれる映画。人間観察のように見ると楽しい。兄も妹も母も父も祖父も可愛いんだ。
それぞれのどん底があって、そんな時でも人といると楽になれる時や楽しくなる時がある。それが上手く自然に描かれている
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みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

4.0

小さな宝石のような一夏の物語
人と人とが出会い、乗り合い、旅をする
はじめは仲が悪いが、徐々に打ち解け、いつのまにか友のために殴りに行って「(こいつが牢屋に行くなら)僕も牢屋にいく」というなど友情がで
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.0

白黒だけど引き込まれる
王女(オードリーヘップバーン)が抜け出すワクワク感がたまらない
2度目の鑑賞なのだけれど、こんなに大冒険してたっけ

真実の口のシーンのイチャイチャ感
2人乗りのバイクが暴走し
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グレート・ビューティー/追憶のローマ(2013年製作の映画)

3.9

詩的な映画。人生下り坂の楽しみ方はいかに。
老後の気持ちをここまで想像させられる映画はこれまでなかった
ローマの風景はもちろん、音楽も美しい

はじめのガイドさん日本語でナビしてるのに驚き。きれいな泉
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セッション(2014年製作の映画)

3.4

ずっと力んでた。手に汗握るね
先生も生徒も熱い男
気持ちのぶつかり合い。
もっとセッションってゆったり合わせるイメージだったけど、ぶつかり合い
「勝ち取って示せ」これに尽きる
「天才は絶対に折れない」
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.4

最大級の謎解き、宝探し楽しそ〜ってなる映画
アナグラムを瞬時に解読していくのかっこいい
イタリアとフランス旅行に向けてみる映画には1番おすすめかもしれない
ルーブル美術館も贅沢に使ってるし、モナ・リザ
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ツーリスト(2010年製作の映画)

3.2

旅行前に鑑賞
ベネチアって恋人たちの都なのか
船から降りてそのまま鞄持ってもらえてすぐ目の前がホテルってなんかいい
ジョニーデップがこの感じで数学教師っていう設定が萌えた
初めて出会った時のように恋を
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

序盤はただ平山(役所広司)の日常が描かれているだけ。でもなんて美しい。
音楽も平山がカセットでかけてるんだと思うからまたすごくいい
着ている服は平日と休日の2パターンしかなくシンプルで、ほどよく着古さ
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グラディエーター(2000年製作の映画)

3.9

映像が圧巻。はじめの稲穂を手で触るシーンから印象的で好きだし、俳優の表情がいい。

この映画は一般的な歴史の解釈とは違うみたいだけれど
こんなドラマが起こってた世界線もあったのかもしれないということを
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.7

激しい映画。激しすぎてロンドンでは一度上映禁止になったらしい。ありあまるエネルギーをもて遊ぶティーン・エイジャーの理由なき反抗。暴力を嬉々としてする姿をファッショナブルに描いているのは問題ではないか。>>続きを読む

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