サンさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

サン

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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

序盤はただ平山(役所広司)の日常が描かれているだけ。でもなんて美しい。
音楽も平山がカセットでかけてるんだと思うからまたすごくいい
着ている服は平日と休日の2パターンしかなくシンプルで、ほどよく着古さ
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グラディエーター(2000年製作の映画)

3.9

映像が圧巻。はじめの稲穂を手で触るシーンから印象的で好きだし、俳優の表情がいい。

この映画は一般的な歴史の解釈とは違うみたいだけれど
こんなドラマが起こってた世界線もあったのかもしれないということを
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.7

激しい映画。激しすぎてロンドンでは一度上映禁止になったらしい。ありあまるエネルギーをもて遊ぶティーン・エイジャーの理由なき反抗。暴力を嬉々としてする姿をファッショナブルに描いているのは問題ではないか。>>続きを読む

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

4.0

ボーイミーツガールの物語。最高やね。運命を信じるトム、信じないサマー。
愛なんて幻想よ!って言っている子にこれが愛かって思わせれるようになりたい。

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

美しい少年時代の思い出と、大人になり純真さや単純さ、無知さがなくなることが味わい深く感じれる映画。小説の中の物語というように入れ子構造になってる。
こんな少年時代の大冒険にはワクワクするし、大人になっ
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.5

キャストがこんなに豪華だっただなんてという驚きがまず一つ
そしてなんといっても自分の中にある日陰者魂が揺さぶられた
日陰者は映画部の神木隆之介はもちろんだけれど、桐島の代わりにバレーのコートに立ててい
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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

3.5

辛く苦しい映画だった
硫黄島の戦いは父親たちの星条旗という映画でアメリカ視点で描かれているのを見た
こちらは父親たちの星条旗よりも戦争自体をより詳しく描いていて、戦争の当事者の苦しみがよく想像できた
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父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

3.3

ノンフィクション。がっつり戦争映画ではなくく、英雄を作り上げるシステムに対する批判の映画にも思えた。
「英雄は必要に駆られて人が作るものだ」この言葉良かった。
これを作っているのがハリウッドだというこ
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.6

テーマは愛。愛すことと愛されることについて 。
You don’t know what love is.幼馴染にジェニーにガンプはこう言われる。でも実際に愛を知っていたのはガンプじゃないか。そして幼少
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

3.5

舞台は1932年の刑務所。主演トムハンクスの表情が良い
死刑という重いテーマなんだけれど、登場人物の演出もキャラクター化されてて親しみやすい。引き込まれた映画。

正しい日 間違えた日(2015年製作の映画)

4.0

1年越しの2度目の鑑賞。この映画好きだ。
同じような内容が2回繰り返されて流れる
間違いバージョンと正しいバージョン
正直どっちも狂ってた。
女性目線でも間違いの日は間違いだったのかなっていう友達の疑
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

3.7

なんも考えずに見れる映画。最高。
アホで笑えるシーンがいっぱいある
クールな表情でアホなことやってるから面白い。ツッコミどころいっぱい
警官とカーチェイスしてる時に警官が1番街破壊してるのおもしろかっ
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.7

おしゃれでこだわりあるカップルええなってなる映画。
ジム・ジャームッシュ監督の映画に日本人の永瀬正敏と工藤夕貴が出てる。
エルヴィス、カール・パーキンスの口論がなんか記憶に残る
「楽しくないの?」「俺
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レオン(1994年製作の映画)

4.1

殺し合いのシーンは臨場感たっぷりでハラハラ。クールさと可愛さが溢れてる。
少女マチルダファッションもピッタリ当てはまってる。「私が欲しいのは愛か死よ」
親を殺された10代の少女を中年男が保護するという
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

2.5

画は良かったけど、映画において行かれた。価値観合わなくてちょっとしんどかったな

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

岸辺露伴というキャラクターがいかに魅力的かということが冒頭のシーンだけでもよくわかる
「実際に見た色形触った感触重さそして音全て僕がリアルに感じたそのままを描くからだ。マンガに必要なのはそのリアリティ
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女っ気なし(2011年製作の映画)

3.7

すごく良かった。見終わった後は胸が詰まって言葉が出なかった。。
いたたまれなさ、気まずさの余白があって、見ていて辛いのだけどなぜか目が離せない。そんな作品だった。

主人公のシルヴァンのさえない男物語
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遭難者(2009年製作の映画)

3.5

彼女がいる男には彼女がいる男なりの苦悩がある

女っ気なしの前に鑑賞。これ一つでも満足感があった

主人公はどんなトラブルがあっても強く乗り越えれそうな男。
そんな男がシルヴァンの家で彼女に対する本心
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.3

すごく良かった
家族の愛、恋人への愛、そして何よりも映画の魅力が伝わる映画だったと思う。
舞台はシチリア
主人公のトトは映画にのめり込む子供、そしてやんちゃ坊主。子供が言うことを聞かなかった時に暴力が
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

解説動画を見て、次見た時に何か掴めるんじゃないかと期待を込めてこの評価。
初見で予備知識なしだと、内容は何がなんだかわからなかった。場面が変わるたびにほぼ別の話として見て、画面デザインの良さだけをずっ
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.3

こんなにおしゃれで、こんなにおもしろい映画他にある?!

どの画を切り取ってもポストカードにできそうなくらい印象的で魅力的

ストーリーも引き込まれっぱなし。それに加えてコミカルさもある。画も演出コミ
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.7

男の中の男のイメージがアップデートされた作品
ウォルト演じるクリント・イーストウッドがかっこいい。主演と監督の両方をしていると知って驚いた
アメリカのおじいちゃんが暴れる系のアクション映画かと思ってい
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.2

今まで見た邦画でいちばんおもしろかった。
なんといっても松岡茉優(ヨシカ)がよかった。ヒロインの妄想爆発映画。可愛いとおもしろいが大渋滞していた。
可愛いのはもちろんだけれど、笑いの面でも良さがでてい
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.4

ホラーだと思って構えてたけど、コメディ強めのホラーやね!

ただこれ見た後に夜道帰るのはしっかり怖い。。それもホラーの醍醐味だとおもったら僕にはちょうどいいホラーさなのかも

何回も殺されて気がおかし
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

とにかくすごくおもしろい、、

ずっと画面に釘ずけ
テンポに冗長さがなくて始まってからずっと飽きがこない。時間忘れる、、

画としてもおもしろく、半地下の家の内側から外を見るシーンでは変な気持ちになる
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

見方を変えればホラー映画
胸熱ヒューマンストーリーの体をしておいて、あり得ない超常現象だよりなのが引っかかる

あとレイが自由に夢を追う姿にイライラ。これは映画だからと割り切って見ることができなかった
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.3

ジム・ジャームッシュ監督との出会いの映画。
僕の中でおしゃれ映画といえばコレ。
場面は全てタクシーが中心。タクシーに乗っている時間はそう長くない。タクシーという一つの箱に入ってどんな会話を交わすのか、
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

君たちはどう生きるかという題。
それがこの映画をただの鑑賞として終わらせてくれない。

この映画は初めから大好きだった。
病院の火事の中走るマヒト、このシーンから圧倒された。
その他も印象的なシーンは
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.2

一言でおすすめするなら
結局こういう愛が1番素敵よなってなる映画

もうちょっと言うと
「君さえ隣にいてくれたらそれでいいんやけどな…でも仕事とか家族とか色々あるやん…
でもでも結局君さえ隣にいてくれ
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怪物(2023年製作の映画)

4.1

一言でお勧めするなら

この映画を見る時、「怪物は誰なのか、何なのか」それを探しはじめる。でも気づけば、幸せの向こうにある美しい何かに囲まれている。そんな映画。

開始前バクバク食べていたポップコーン
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