このレビューはネタバレを含みます
グロい描写などは置いといて、始めから終わりまで細部にわたって作り込まれたすべての場面が美しくて衣装も最高だった、モノクロから始まりラストには彩りに囲まれる、大好きな世界観。ベラの眼に飛び込んできた景色>>続きを読む
朝鮮半島を分断させ今の北朝鮮がああいう国になってしまったのはつくづく日本のせいなのだなと悲しくなった。事実を知らされずプロパガンダの中にいる彼の国の人たち、実は我々だって似たり寄ったりの状況じゃないの>>続きを読む
一番好きな美術館は?と問われたら迷わず「国立西洋美術館」と答える。改装中の舞台裏に思わず涙〜!まさか中の絵画まで全て取り外されていたとは。想像はしていたけれど国立美術館の厳しい状況、学芸員さんたちは声>>続きを読む
怖すぎる、日本社会の理不尽さ、国民の方を向いていない政治の無能さに憤り、これは現実の世界。将来こんな世界になってしまったらどうしよう、なんて呑気なこと言ってる場合じゃない。長年生きて働いて社会を支えた>>続きを読む
ポレポレ中野にて「愛しのソナ」からの2本目。客席からは途中笑い声が起こったり、ラストにはなんと拍手〜。済州島の4・3事件のこと知れてよかった。
初のポレポレ中野にて念願のヤンヨンヒ作品。自分の家族のことを映像として公開する監督の覚悟にまず敬意を。家族集まっての宴会のシーンが良かったな、美味しそうなものがテーブルにたくさん並んで、いつもは集えな>>続きを読む
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映画館の中で音響など含めてこのスクリーンに当たったらラッキーと思ってる日比谷スクリーン1で観れてよかった。副指揮者が気の毒だったけど、彼の部屋は思い出の品などに溢れた居心地の良さそうな場所で、カリンニ>>続きを読む
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ビルナイ!よかった。よかった。よかった。すべてがよかった!英国紳士の真髄。あと100回観たい。
はー、わたしもビルナイとフォートナム&メイソンでお食事して美術館で絵をみてまわり公園のベンチで語り合い>>続きを読む
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その当時一世を風靡した映画だったなー、懐かしい、やっと観る。
前半はブレンダのあまりの攻撃的な態度に嫌気がさして全部観ることできるのかと不安になったのだけれど。生活に疲れたり夫にうんざりしたりした女>>続きを読む
イギリスものはやっぱり好き。ひなびた田舎町、理想論ばかりぶちかまし生活力のない夫と日々の糧のために働き詰めの妻、素っ気ない夫婦の雰囲気は現実味があって、でも昔の仲睦まじさを彷彿とさせる場面も多々、住ん>>続きを読む
よかった!夢を持って新しい世界に飛び込んでみるって自分ではなかなかできなかったことだから、まず眩しい!その女の子はとっても素敵でまっすぐで、自然とまわりの人をどんどん幸せに導いているようで。ファッショ>>続きを読む
この雰囲気懐かしやー!どこかで会ったことがあるよな雰囲気のゲイリー、フィリップ・シーモア・ホフマンの息子とは、頷いた。
大御所ずらりなんだけど、みんな大きくずれていてぶっ飛んでいて、しかも映画へのオ>>続きを読む
久しぶりにコリンファース。しかし、マシューマクファディンって人の声、素敵すぎじゃないですか!はー、声に惚れた。
それにしてもすごい作戦をやったものだ、エンドロールで現実の登場人物たちについて紹介され>>続きを読む
「我々は絶えず失われた時を求めてきた」ほんとに素敵な言葉。人生の終盤にあって過去を振り返る年老いた人たち、社会情勢が混沌とした時代にあって波乱の人生だったことが窺い知れるけれど、築きあげられたプライド>>続きを読む
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アンドロイドものはやっぱりせつない。孤独を癒してくれるはずの存在が、予想以上に魅力的でわかり合える存在であったからこそ余計に深い孤独を感じさせることになってしまうとか。消えた人を追いかけて思い出の地で>>続きを読む
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のっけの場面、「大事なのは個人ではなく全体だ」入隊で浮かれた若者に檄を飛ばす上官の言葉、もうこの言葉でこの映画で何を描こうとしているのかがしっかりわかった。あとはただただ戦争の愚かさ、人間の愚かさをこ>>続きを読む
オートクチュールに職人の話かと思いきや、現代フランス社会が抱えるいろんな問題を体現したかのような女の子が、幸せをつかむそんな話だった。みんなそれぞれ家族とうまくいかなかったり、ヤングケアラーだったり、>>続きを読む
おもしろ!キャストもセットもすべてが豪華で眼福。1978年からの設定だったけど、まずはジェレミーアイアンズ、嵐を予感させる前だけにその気品ある佇まいと上質な歴史あるものに囲まれたお屋敷が素敵すぎ。>>続きを読む
よかった!
幸せを求めて暮らした日々、その果て、失ったものがあまりに大きすぎて。でも取り戻したいとかけずり回る家族でよかった、だからヤンの果てしない物語を見つけてあげることもできた。こんな世界にして>>続きを読む
長く感じてしまって集中できず…、途中からながら見。当時のリアルな映像がはさみ込まれていてそんな場面には目を凝らす。ラスト、群衆で溢れる街や数年ぶりに鳴るノートルダムの鐘の様子などはよかったな。
アクションものは苦手なのだけど、観た。なんてカッコいい映画なのー。響き渡る音楽がずしり、悲壮感を更に高める、そして全編長回しの疾走感溢れる映像、あっという間にラスト。
怒りと悲しみと絶望と。冷静だっ>>続きを読む
せつない。ついついレスリーチャンの人生に重ねてしまうのだけど、不条理、悲しみ、痛み、苦しみ、彼の姿が雄弁に物語っていた。宿命というひと言では表すことのできない底知れない孤独。
かの中国を植民地にして>>続きを読む
マイクミルズはどうしてこの作品をモノクロで撮ったのかなって思いながら観た。現実なのにどこかおとぎ話めいていて、2人は常に向き合いお互いの言葉に耳をすます、それどころか世の中のあらゆる音をマイクで拾いフ>>続きを読む
ボテロ展、ル・シネマはしご。ボテロ90歳を語る子どもたちの目が終始キラキラ輝いているのを観ているだけで多幸感。なぜふくよかなものを描き続けるのかって問いをいつも自身に投げかけてるそう、やっぱり幼い頃に>>続きを読む
よかった。オルセーのホイッスラーの絵《灰色と黒のアレンジメントNo.1》1871年、を絡めながら母になる人、母を想う人、母を持つ人それぞれが生きて苦悩する姿、終始たくさんの会話で満たされた画面が最高に>>続きを読む
自由奔放わがまますぎる奥さまは実に単純なお方であった。小津はアザミの浴衣がお好みのようで。
老人しかいない住処で老いや孤族と闘いながら暮らす人たち、いま普通に生活していると見えてこない人たち。海外の老人ホームもの見るにつけ、日本のそれとは全然別ものの雰囲気と文化に羨ましくなる。広い中庭があっ>>続きを読む
何度も観ているはずの東京物語、朝からWOWOWでやっており東京暮色に続けて観た。
はー、すべてがせつない。
夫を失った原節子の住むアパートは共同の炊事場、古くて狭小、より一層彼女の美しさと心の気持>>続きを読む
WOWOWでやってたので朝8時から観た。美しすぎる原節子が寒い季節人目を忍んで夜遅くに外出する際、なんとアベノマスクをしていて驚愕!そうか、あのマスクは60年前にポピュラーだったものなのか…!
馴染>>続きを読む
久々に映画館。朝8時台の上映観るべく仕事に行くより早く家を出て自転車漕いだ。シアターには6人、シンとして最高。
ウクライナ侵攻のあり得ないニュースが更新される落ち着かない恐怖の日々にこの歌声は響いた>>続きを読む
DV男から苦しめられる女性の姿をみるほど辛いものはない、きっとこのままではすまないよね、って怯えながらみて胃がキリキリ。暴力の連鎖、耐えるしかない地獄をみた人がほかにもいる。
2022年5本目
よかった、泣かされた。緑に囲まれたあんな老人ホーム、日本にはないよなー、ヨーロッパもの見るにつけ思う。若かりし頃の情熱が鮮やかに蘇る、思い出の言葉を思い起こしながら人生を振り返る、それをみんなが認めて>>続きを読む
戦争の時代に信念持って生き抜いた人の話ってやっぱりいい。戦争下の特別な時だったから出会え特別な関係になったのか、戦時下でなければお互い幸せに結ばれていたのか、などなど考えるとやっぱり人生って偶然の連続>>続きを読む
人生の酸いも甘いも噛み分けた女性達が言いたい放題ガハガハ言い合いながらワインをがぶ飲み🍷って楽しげな映像がよい!もうこんな風景とんとご無沙汰だからちょっと人恋しくなってしまった。もうホントにね、好きな>>続きを読む
2022年映画始め。娘が観てたから脇から一緒に見始めたけど豪華出演陣にびっくり!ラストのラストまで見逃せない。
モネの絵を2枚持ってると豪語のTVショー司会者が最高!って思いながら観たらなんとケイト>>続きを読む