PoMooNさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

終の信託(2012年製作の映画)

3.3

永遠のテーマ、命の尊厳と安楽死の問題を、Shall we ダンスの二人が組むという事と、役所広司の喘息の演技が上手過ぎて医師が念のため診察を勧めた逸話もあり視聴したかった。

折井医師(草刈民代)と患
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食われる家族(2019年製作の映画)

3.2

括りはホラーだろうか?原題は「侵入者」パラサイト半地下の家族(寄生虫)と同年に作られたようで、似ているようで違う。こっちは大っぴらにある家族が他人に侵食されていく。本当に侵入だぁ。パラサイトと違って不>>続きを読む

マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

3.2

実話かと思ったら、小説が元らしいが、メキシコは誘拐ビジネスが横行していて、そこはリアルにこんな話が起きても不思議では無いらしい。

クリーシー(デンゼル・ワシントン)のマイ・ボディガード、人間くさく、
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めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)

3.0

夫の心が離れた家庭で鬱々と心を繋ぐ為に弁当を作る主婦イラ。その弁当が妻に先立たれ、早期退職しようとしている、やもめ暮らしの男に誤配送で届く事から文通が始まる。
⁂面白ろポイントは
⚫︎インドのランチタ
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ハリソン・フォード 逃亡者(1993年製作の映画)

3.4

決して諦め無い男達の逃亡と追跡Never give up! ハリソン・フォードvs トミー・リー・ジョーンズ
過去視聴、今回再視聴で記録。何度観ても見入ってしまう。
そのままだったら死刑になるはずが、
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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.3

美しい景色が沢山見れる作品。
日の出、夕日、星々、海と山の風景。そしてバリの結婚式。コテージ風ホテル。別れても娘を愛する親の愛。全て美しい。

ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツが超早口でお互い
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

2.9

久しぶりのガリレオシリーズに期待したが、今作品は微妙だった。エンドクレジットは懐かしい映像が流れてそこは◎だが、、。

北村一輝の草薙が過去解決出来なかった為に今回の事件が発生した事に、刑事も人間であ
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ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.0

バカリズム脚本コメディ。
前宣伝と違って、あれ?篠原涼子が全面主役ではなかった。逆に盛り上げ役に徹してるのがよかった。

結婚式は新郎新婦だけじゃなく、招待客の人生の一代イベントになり得る、のが面白か
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生きる(1952年製作の映画)

3.0

今年(2023年)3月公開のビル・ナイ主演の【生きるLiving】が黒澤監督のこの作品が元と知り視聴。でなければ全く知らない作品だった。作品自体古いからモノクロでフィルムに縦線が幾つが入っていた。>>続きを読む

スノーデン(2016年製作の映画)

4.0

⚫︎先に以前『シチズンフォースノーデンの暴露』のドキュメンタリーを観ていて、衝撃を受け、いつかこれも視聴したかった。こっちはスノーデンの風貌をかなり似せて告発する前からの葛藤なども含んでの映画としての>>続きを読む

笛を吹く男(2015年製作の映画)

3.1

⚫︎リュ・スンリョンvsイ・ソンミン
⚫︎グリム童話のハーメルンの笛吹き男がモチーフ。韓国版、因果応報。
⚫︎人間の心の闇・残酷さ・狡猾さが全面に出ていて見始めからザワザワする怖さがある。さらにネズミ
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.0

大泉洋の作品観たくて視聴。劇団ひとりが監督・脚本なのを視聴直前に知った。
人生、上手く行かなくて生きるのが辛い大泉洋にホームレスになっている父、劇団ひとりの訃報が入る。なんで俺生まれてきたんだよ!と絶
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ボーン・コレクター(1999年製作の映画)

3.0

アンジェリーナ・ジョリーの出世作らしい。今より華奢で可愛いらしい。前知識無く観たが、引き込まれて面白かった。
事故で全身麻痺、ベッドの上で推理を働かせ指示するライム(デンゼル・ワシントン)。パトロール
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王宮の夜鬼(2018年製作の映画)

2.9

人間の欲望は夜鬼より怖い!
ヒョンビン✖️チャン・ドンゴン

ずっと見たかったやつ、なんだけど夜鬼(ゾンビ)があれ?チュ・ジフン主役のキングダムと似てる?と、思ったが、制作はこっちが先かぁ。

イ・チ
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ショコラ(2000年製作の映画)

3.1

カカオは薬。チョコレートは人生の幸福。

以前視聴。だがチョコの美味しそうだった記憶しかない💦 再視聴で意外にテーマ深いと知った。

ある田舎町にふらりとやって来た親子がチョコの店を開く。不思議な雰囲
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

2.5

原作未読だが、深町秋生氏著書のベスト10に入る小説らしい。
岡田准一のアクション見たさに視聴。潜入捜査官の岡田准一は本物の組員にしか見えないし、坂口健太郎は目が行っちゃってる感じが危ない奴に見え、役と
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神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

3.0

使者も神もスカウト制?

ストーリーは第一章から続く。
一章で流れと世界観がわかっているのでムッチャCGじゃん、という抵抗感も無くスルスルと視聴。
49人目の貴人を転生させられるのか?皆が皆、生まれ変
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神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

3.0

韓国こういう死んだ人を連れにくる使者の話好きだよねー。トッケビといい。殉職した消防士は前世の行いから貴人として冥界で7つの地獄で裁判を受ける。全て無罪なら生まれ変われる。使者達も49人の貴人が転生でき>>続きを読む

国選弁護人ユン・ジンウォン(2015年製作の映画)

2.9

実際にあった事件を基にしている、と聞いて視聴。しかし出だしに「この映画の事件は事実では無く、人物も存在しない」と一文入っている(日本語翻訳はされていず、字幕無い)わざわざその一文を明記する意図はフィク>>続きを読む

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

2.9

スェーデン映画はお初。トム・ハンクス主演の「オットーという男」のオリジナル版という事と、レビュー評価が高かったので食指が動いて視聴。
偏屈で怒りっぽくて頑固なオーヴェ。若い頃の回想でも、なかなか無口で
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.3

司馬遼太郎原作、土方歳三を描いた作品。
歴史物で長い原作を土方歳三(岡田准一)の語りで視聴者に分かりやすく伝えているので新撰組が出来上がる背景も分かりやすかったし、長時間だが飽きさせない。
コロナ禍で
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真実の行方(1996年製作の映画)

3.2

過去視聴、今回再視聴で記録。リチャード・ギアの仕草がいちいちキザでカッコいい。

事件の動機は早い段階で明かされる。単純で分かりやすいので多分素人でも先が読める。そして、アーロンが犯人で無ければ誰が?
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ジュリー&ジュリア(2009年製作の映画)

3.1

二つの実話を元にしていて、50年の開きがある時代を並行してふたつの物語が動いていく。穏やかな気持ちで観れる作品。
夫の赴任でフランスにやってきた明るく陽気なジュリア・チャイルドをメリル・ストリープ。ジ
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食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

2.8

以前視聴してた気がするが、失念してるので、この作品大好きっていう知人に勧められ再視聴、で、記録。
イタリア・インド・バリ島の風景と食事は文句無し綺麗。そして登場する友人達も優しい。そこは満足◎
しかー
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梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

3.0

加賀まりこの懐が深い演技が光る、心が温かくなる作品だが、何気に問題提起もしてるのかなぁ?

年老いた親にとってはギックリ腰をするような50歳になる障害の息子、忠さん(塚地武雅・今やすっかり素晴らしい俳
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バウンティ・ハンターズ(2016年製作の映画)

2.7

中国と韓国合同作品。イ・ミンホが中国語を話してるが、短い会話以外、どうも別人のアフレコっぽいなぁ(真実は如何に?)
これはイ・ミンホとイ・ミンホのアクションを愛でる作品、と割り切って観れば笑える😂
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その日の雰囲気(2015年製作の映画)

2.9

ユ・ヨンソクは真面目な役が多い印象だから、ちょっとプレイ・ボーイ風は珍しいなぁと視聴。

KTX内、隣同士の席で知り合う二人。これが意外に運命の出会い、となる大人のロマンティック・ラブ。片やプレイ・ボ
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.0

親友マリコ(奈緒)の遺骨を奪って、思い出をなぞりながら二人で行きたかった海へと向かうシイノ(永野芽郁)のロードムービー。二人の演技と二人が作る世界観に引き込まれる。

DVの呪縛に縛られたような、何と
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プロヴァンスの休日(2014年製作の映画)

3.2

サイモン&ガーファンクルのSound of Silence から始まる。聴覚障害のテオの静寂の世界の象徴なのか、あるいは祖父と孫達、父と娘の関係を表しているのか?出だしから、とても粋で全体にチャーミン>>続きを読む

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

2.4

実話がベース・邦題としても原題名としても有名過ぎるこの作品をやっと視聴。個人的には期待に反して、まー、つまらなかった。内容は兎も角、この作品は当時、セックスと暴力はタブーだったのを表現した事で画期的だ>>続きを読む

あかね空(2006年製作の映画)

2.9

数年ぶり、久しぶりに見た時代劇。京で修行した永吉(内野聖陽)が江戸で京風の豆腐屋を開く。その妻おふみに中谷美紀。
豆腐屋との因縁があるヤクザの親分に内野聖陽の二役。永吉の長男は人生舐めて博打と借金を抱
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王の預言書(2018年製作の映画)

2.6

筆(ペン)は剣より強し。
大衆作家ヨン・フンブが大衆を味方に付けて、国王への謀反反逆を阻止する話。韓国のフンブ伝(日本の舌切り雀に似たような勧善懲悪の民間口伝)をベースに二組の兄弟の対比と国王が民に目
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.0

夫が死んでから人生を放棄したように堕胎に太り家から出ず、全てを子供達に頼る母。家族想いで母を労っているが、母と弟と家に縛りつけられていると感じるギルバート(ジョニー・デップ)若い!)の葛藤と無気力感。>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.9

エンターテイメントが半端無い。
超楽しい〜!CGも過激なものからロマンティックまで多種多様。そしてインド映画あるあるの、アクション時での空中静止が大好物❗️
歌って、踊って衣装も華やか、人も花も剣も、
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ドラキュラ(1992年製作の映画)

2.8

巨匠コッポラ監督なのと、出演陣が豪華なので視聴。
1992年の作品にしては特殊メイク凄いのかな?時代物だけあって衣装は豪華(衣装・美術は日本人が手掛けたらしい)だけど、イメージしてたドラキュラとは趣き
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.0

予想はしていたが重い。シニア層にはちょい、きついテーマ。近未来の姥捨山プラン(いや、爺も入るが)この制度が実際となったら、日本は終わりだな。
若者なら全て役にたつのか?高齢者なら全て役に立たないのか?
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