39さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

5.0

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一言でいうと、大好き。

何が好きってキャストの豪華さと美しい映像と圧巻のプロダクションデザインと麗しい衣装と心に響く音楽がまぁ素晴らしかった!これぞ、映画館で見る映画だ、と言いたいくらい。

そこま
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.2

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監督にも"適材適所"、それぞれぴったり描けるものがあるんだなぁと学んだ。

ゾンビ映画って必ず面白くなるコンテンツかと思いきや、ジャームッシュはお決まりとか全部取っ払って来ちゃうから、もうオフビートも
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.6

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たぶんここまで話題になってなかったら手放しで大絶賛したんだろうけど、ミーハーファンに圧されたあとでは「やっぱり「ヘレディタリー」』がよかった」と、少々天邪鬼な態度になって満点はあげられず…。ごめんアリ>>続きを読む

コロンバス(2017年製作の映画)

5.0

こういう映画にはめっぽう弱い。

ずっと静かでドラマティックな展開はないけれど、登場人物たちがゆっくり変わっていく映画。
そしてゆっくりと流れる映像と音楽。
ドキュメンタリー出身の監督はみんなそうだが
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

5.0

本作も、変わらず、期待通り、最高です。
口を開けばドランを誉めることしかしない私なので、感想は一言だけに。

パンフレット1000円は高いが、買う。
これには抗えない。
だから次回もきっと値下がりとか
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

4.9

ジュディ・ガーランドは「オズの魔法使い」の際の美少女の動画や写真しか見たことがなく、大人になってからの姿は知らなかった。そしてこの映画の製作情報がでるまで、彼女がドラッグ依存症で苦しんでいたことも知ら>>続きを読む

ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ(2018年製作の映画)

3.8

とっても詩的でひとつひとつの会話が繊細でロマンティック。

正直ストーリーには入り込めず、ところどころ寝落ちしてしまいそうになりながら踏ん張りつつ…というひどい鑑賞でしたすみません。。

でも、観客み
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娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

5.0

信念を持つ人間は強い。
銃の代わりにカメラを武器にした母親と、何百人もの人々を助け政府に反抗した父親。サマはなんて強い両親を持ったのだろう。

ここまで生々しく現実を伝えるドキュメンタリーは初めて。遺
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

4.8

J.LOがただひたすらにかっこいい…‼
あのスタイルで50歳…、信じられない。
でもその美貌だけでなく、しっかり演技もうまくてやっぱりさすがのJ.LO様でした。
ラモーナ役に彼女がキャスティングされた
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37セカンズ(2019年製作の映画)

4.0

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何気なく時間が合ったので見たのですが、素晴らしかったです。

重いテーマなのにとっても軽やか。
あらすじからは想像もできない方向に進んでいく意外な脚本にやられました。
最後、舞台を東京からタイに変えた
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チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.2

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前作とは全くの別物なので、評価難しいです。。
「これはこれ」と考えればいい作品だと思うんだけど、敵役が昔のビル・マーレイって考えるともう残念すぎて…(笑)

前作はコスチューム映画だったから、”キュー
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

5.0

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ジョージ・マッケイが大好きなので贔屓目に観ていることは確実ですが、彼、アカデミー賞主演男優賞ノミネートなぜさせてくれなかったの…⁉と少々憤るほど頑張ってました‼
好きに演じさせるより、限りあるカメラワ
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.1

緊張感なしに観れるほのぼの映画。
ゆるい。終始ゆるい。ホームページにある監督のプロフィールもゆるければ、男の子(いい大人だけど”男”ってかんじではないので)の絆もゆるい。そして熱い。

障害があるとい
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

3.9

心に救いようのない重しを落として去っていく、ケン・ローチは偉大な映画監督です。
引退宣言何回かしてますが、この方は一生引退することはないと思う…。
彼が引退できる時こそ、平和な時代がきたと言えるんでし
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グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

3.5

ベテラン俳優が2人もスクリーンに映っている。
それだけで、なんだろうこの安心感は…!
正直ストーリーがどんな方向に転がったとしても、私はこの共演を見るだけで満足だったろうな~と思えるほどの信頼感。
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彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.3

すごい技術!!
第1次世界大戦時の記録映像を使用しているので、通常の映画とはまったく違う感覚でした。あのカクカク動くモノクロの記録映像がカラー&24コマになった瞬間の驚きといったら!ぜひこれは劇場で体
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

なんだかいまひとつ盛り上がりが足りなかったように感じました。
これだけのキャストが揃ってしまったのでなおさらかと…。

先に犯人が分かる倒叙ミステリーでありながら、さらにトリックが仕掛けられていたとい
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

けっこう前に観てレビューも忘れるほどだった。
ちょっと、ワクワクしなさすぎてびっくりした…‼

シリーズの大ファンでもなく「一応最後だから見ておくか」くらい軽いミーハー心で観ただけなので、とやかく言う
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.3

男のロマンといいましょうか、正直にいえばこの映画を観ても車の魅力はよく分からなかったが、男の友情は熱くて良いですね。

実話だからなんとも言えないんだけど、ザ・偏屈っていういかにもなキャラを演じるクリ
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

ママ!!

ママの存在がとんでもなく素敵だった~~~!
「マリッジ・ストーリー」しかり、映画監督がスカヨハにやらせる母親像がすべて素晴らしい。それを期待以上のものにしてくれるスカヨハ大好き。監督がママ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

地上、半地下、地下…。
笑っちゃうけどぞっとする。映画を観てから夜に街頭が点滅していたりすると、なにかメッセージなのではないかと疑ってます。

ポンさんってほんと宣伝もうまいですよね。
「ネタバレだか
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マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

3.1

ノートンのやりたかったことは理解できる。
だけどちょっと尺が長いうえに、次第にまとまりがなくなっていって、途中主題も見失ってしまったので、残念。。

音楽とか雰囲気とか衣装も素敵だったし、やたらと渋い
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.8

うん、楽しい!
ところどころ狙いすぎてて日本の映画館では笑いにくいところもあるが、これ友達とホームパーティーとかでチキン食べながら見たら最高だろうなぁと思う。

ヨンホ役のイ・ドンフィが好きなんですが
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写真家 ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと(2012年製作の映画)

3.6

ゆっくりしゃべってゆっくり歩いて、自分の生き方の哲学をぽつぽつと教えてくれるソール・ライターに癒される。
騒がしいイメージのニューヨークもソールが歩く場所は、田舎かと思うくらいのどかでのんびりとしてい
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主戦場(2018年製作の映画)

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これを観ずに年は越せないと、昨年の年末に行ってきました。

もちろんドキュメンタリー映画としても楽しめるつくりになっていたけれど、映画としての評価が難しいので点数はなし。

意外にもニュートラルな立場
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パリの恋人たち(2018年製作の映画)

3.0

これはどうにも「パリの恋人たち」以外の邦題はないですね。
淡々と、幸せなのかほろ苦いのか分からなくなる恋の物語を見せてくれた。
ルイ・ガレル、おしゃれだな~~。
こういうにっちもさっちもいかない恋、私
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EXIT(2019年製作の映画)

4.8

日本でこういう映画作られても絶対見ないのに、わざわざ劇場まで足を運ばせてしまう韓国映画に対する信頼感は自分でも驚くほど。
そしてちゃんとその信頼に答えてくれる快感があるから沼にハマってしまうんだろうな
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

長い。

ただでさえ169分の映画なんてキツイのに、おじさんたちが驚き倒す映像に169分はどう考えたって長すぎる….こちらの体力がもたない…。

子供版の方が楽しいに決まってるんだから、原作リスペクト
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

思ったよりラブコメ!
申し訳ないが、私はジャックよりギャビンの方が好き!!

エド・シーランはやっぱり”でたがり”だし(笑)、ケイト・マッキノンは相変わらず素敵な存在感で安心できます。

象は静かに座っている(2018年製作の映画)

4.5

映画見てすぐには感想思いつかなくて、結局1か月近くたった今でも言葉が出てこない。ただ嫌いではない。

日本と似て非なるような闇。見ている間ずっと寒気を感じたストーリーと映像。主人公のバックショットが多
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真実(2019年製作の映画)

3.9

ずっと見なければ見なければと思っていたけど、なんだかそこまで乗り気ではなくて…、ようやく見ましたが思ったよりよかった。
(再編集版でした)

ドヌーブの悪態のつき方がナチュラルで「さすが是枝監督!」と
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.6

ゴッホ好きな人にはたまらない映画。
感受性の豊かさゆえ、彼の人との関わり方に切ない気持ちも覚えるけれど、彼の目には世界があんな風に写っていたのなら幸せな人生だったのかもとも思える。

ウィレム・デフォ
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WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

4.9

アンドリュー・ヘイが描くなんでもないけど特別な日常が好き。
窓の外から聞こえる遠くのハイウェイの車の音や、朝の鳥のさえずりの音。普段気にかけない音がとても魅力的に聞こえてくる。
そして朝の柔らかな日差
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第三夫人と髪飾り(2018年製作の映画)

4.4

美しければ美しいほど、胸が張り裂けそうになる。美しさと切なさが比例した作品でした。

美術監修に入っているから当たり前かもしれませんが、トラン・アン・ユンを思わせる美しさ。アジアという国、歴史、人の魅
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

5.0

好きな俳優は?と聞かれたら1番には挙げないけど、「この人の出てる映画は見なくちゃいけない」という使命感に駆られる俳優が数人います。ジェイク・ギレンホールとかベニチオ・デル・トロとかホアキン・フェニック>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

やっぱりちょっと期待しすぎてしまったと思う。
正直、「これジョーカーの必要があったのか?」とちょっぴり思ってしまった。
アメコミ系にあまり興味のない私からしてみれば、”闇に堕ちていくホアキン”なんて、
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