ルミエールさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ルミエール

ルミエール

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ある男(2022年製作の映画)

3.6

原作を読んだので映画館では見なかった。ずいぶん時が流れ、今回レンタルして見たら、忘れていることが多くストーリーに引き込まれていった。
第三者である弁護士の目線で描かれている。彼自身は良き弁護士として、
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ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

3.9

オープニングが007みたいにエキサイティング!ワクワク感はんぱない。
イギリスの中年女性フィリッパは持病を抱え仕事も人間関係も崖っぷち。ふとしたきっかけで「リチャード3世」の舞台をかぶり付きで見てスイ
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舟を編む(2013年製作の映画)

3.8

ちょうど10年前の映画なんですね。
原作も読んだし、参考書編集部で働いていたので興味ある世界。人間の手作業の現場が伝わってきた。
松田龍平もオダギリジョーも、はまり役だけど、「加藤剛さ~ん!」と心で叫
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愛は静けさの中に(1986年製作の映画)

3.1

ジェームズが生徒に体当たりの熱血教師というのは分かるが、生徒の心はすぐ掴むし、校長もさほど敵対してるほどでもなく、主人公の葛藤が中途半端。
恋愛に関しても十分に言葉を交わさないうちからサラに一目惚れ、
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アザーフッド 私の人生(2019年製作の映画)

3.6

「母の日なのに入浴剤ひとつ送ってくれない息子よ、冷たい😭」と嘆くアラカン母ちゃんトリオ。「よぉ~し、行っちゃえ」と息子達の暮らすニューヨークに乗り込んでハメはずす。いいね、カッコいい、楽しい。ちゃっか>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

3.4

古田新太、怪演。今どきこんな無理解で怒りんぼの父親いる?中学生の娘としては嫌になっちゃうよ。家事も全部やらされ携帯壊され、むしゃくしゃして万引きでストレス解消したくなるよ、そりゃ。
いかにも幸薄い顔し
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イタリアのシェフ(2017年製作の映画)

3.4

邦題、いい加減に付けた感あり。ミーハー過ぎ、ラブコメみたい。
実際の映像は趣きあり、ストーリーもシリアスだった。
そしてミステリアスな部分も。マルコとクラウディオ、その恋人、3人の関係もよくわからない
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異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

3.4

阿部寛さんだから、無茶ぶりも無愛想もどこかユーモラスで憎めない。大きい(大き過ぎる)子供みたい。まあそのキャラが定着し過ぎて、ひと波乱ふた波乱ありながらのハッピーエンドが見えてたけど。しかし警察お偉方>>続きを読む

劇場版ラジエーションハウス(2022年製作の映画)

2.1

ドラマ版は見てなかった。ぶっつけ鑑賞(笑)。はっきり言ってがっかり。期待外れ。若手俳優たちがねぇ、、、。あまりにわざとらしい演技で。とくに広瀬アリス。この人、女子には応援されないでしょ。主演の窪田くん>>続きを読む

名も無き世界のエンドロール(2021年製作の映画)

3.3

女ひとり+男ふたりのお話は、幼い友情が永遠に続くというハッピーエンドにはならないのが分かってる。
演じてる2人の男優の雰囲気、顔立ちが(特に成長してから)似ていて戸惑った。
押し信号のある寂しい交差点
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母性(2022年製作の映画)

3.4

原作読んだはずなのに「アレレ?こんな話だった?」
いくら母が大好きで唯一無二の存在だとしても、娘への接し方が酷すぎる。
そして娘の方もやけに周りの顔色をうかがうタイプでイラッときた。

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.3

さすが日本3大クズ男作家!自意識過剰な「文士」の生きざまは、もはや天然記念物。なんで女性にモテたんでしょうね。きっと関わる女性すべてにダメ出しせず受け入れるところが良かったんでしょうね。ただのヘタレな>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.5

どうしても🎬エールと比べてしまうのよね~。やはり二番煎じ。ストーリーを知っているから新鮮な喜びがない。主役と級友との関係、気になる男子とのふれあいもイマイチで応援する気になれない。主役の子が家業の漁を>>続きを読む

さよならぼくたちのようちえん(2011年製作の映画)

3.5

東京から小渕沢まで幼稚園児の冒険。入院してしまった友だちに会うための旅。
白い山々が優しく清々しく子どもたちを見守っている。
大人の1日なんてあっという間だけど、子どもの目線、子どもの鼓動に合わせてみ
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セラヴィ!(2017年製作の映画)

3.7

焼きししゃもみたいな外見、仕事にもプライベートライフにもくたびれ感マックス(笑)のマックスのお仕事は、まさかのお洒落なウェディングプランナー。
今回のお仕事の舞台は17世紀のお城🏰と超ゴージャス。くた
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ターゲット(2010年製作の映画)

3.5

これは先が読めるなと思ったが、ビル・ナイ、エミリー・ブラントの共演でつい見てしまった。ルパート・グリントの立ち位置はよくわからない。なんでこいつ仲間になった?複雑な三角関係なの?
ビルさんはマザコンの
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苦い涙(2022年製作の映画)

3.7

悪人ヅラのドゥミ・メノーシェが若い男アミールに「みさかいないほどの恋」をして、有頂天、公私混同、家に囲い込み始まった恋💓。9か月後アミールが去り、😭ベショベショ泣くわ叫ぶわ飲んだくれて部屋をめちゃくち>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

3.7

ああ、着地点そこか🚩、是枝監督もついに時流に乗ったのかと複雑な気持。
前半は安藤サクラがちょっとコワイくらい元気で過保護で肩ひじ張ってる。息子に対する少しの違和感から視野が狭くなり、絶対に息子はいじめ
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波紋(2023年製作の映画)

3.7

主演の筒井さんはじめ、江口のりこさん、平岩紙さん、安藤玉ちゃん、緑子、木野花さんと私の好きな俳優さん揃い。
立派な屋敷に住みながら、粛々と舅の介護、清潔に家を整え、三度三度の手料理をこなす。政活費には
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アダマン号に乗って(2022年製作の映画)

3.5

ちょうど身辺がゴタついてるときに見に行くことになり、大丈夫かな、テンション下がるかなと心配だったが大丈夫、フラットな気持ちで見られた。
セーヌ川に浮かぶデイケアセンターのたたずまいが良い。自然の光と風
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.7

わ~い、「みんな大好きマット・デイモン」!この人を「嫌い」と言う人おらんやろ。スポーツシューズ業界でアディダスに押されて崖っぷちのナイキ。マット演じるナイキ営業マン、ソニーはCEOのフィルから立て直し>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.7

ケイト・ブランシェットを見に来たのよね、皆さん。彼女、魅力的だもの。相変わらず綺麗で、どこか硬質な感じ。シュッとしてマニッシュスタイルが似合う。これまで音楽家イメージはなかったけどカリスマ指揮者がスン>>続きを読む

それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

3.6

レア・セドゥを鑑賞するための映画。ブルー、ルージュ、ストライプ。彼女のまとうフランス国旗の色=トリコロールが粋で似合っていて見惚れる。オルセー美術館の睡蓮をバックに真っ赤なドレス姿👗はトレビアン。
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劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023年製作の映画)

3.6

鈴木亮平さん、🎬エゴイスト後、どうなったか気になる~(笑)というわけで。
うん、何しても格好いいです。断言。
今回も人命救助のためなら「レスキュー隊員なの?」というくらい危険を顧みず飛び込んじゃう医師
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午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

3.8

あのなまいきシャルロットが母親役なんて感無量。でも華奢な体つき、無造作ヘア、くしゃっとした笑顔は健在。そのすべてがパリジェンヌの粋!まるで少女。娘の方が骨太で保護者みたい(笑) 息子はユアン・マクレガ>>続きを読む

幻滅(2021年製作の映画)

3.5

時代物、コスプレ物だが、グサビエドラン目当て。映画館画面で見るのはゴージャスで良いのだが、本編前に長々と(15分も!)他の映画の予告やるのはやめてほしい。気が散るしイラッとくる。
案の定、やっと始まっ
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パリタクシー(2022年製作の映画)

4.0

短気で無愛想、生活崖っぷちのタクシー運転手シャルル。「1日でよい稼ぎになる」と紹介された相手は高級住宅地を引き払い老人施設に向かう老女マドレーヌ。最初は接点もなく会話もぎくしゃくするふたり。しかしタク>>続きを読む

ナイル殺人事件(1978年製作の映画)

3.7

アガサ・クリスティの世界、ユーモアと辛辣さがmixされた人間模様が大好き!
新旧大スター勢揃い!なんとまあ、豪華なキャスト。殺人事件が起こるにしても舞台は異国でワクワク。旅心に浮かれたパーティーシーン
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美しい彼〜eternal〜(2023年製作の映画)

3.6

同級生ファンとしては外せない映画。
原作は読んだけど、ドラマとかは見てない。それでも大丈夫。今の彼等ふたりの話として十分ついていけた。ふたりで暮らしているなんて素敵です!エビコロッケ「あ~ん」してるシ
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.5

快演!怪演!ロザムンドパイク、キャラハマり過ぎ!
高齢金持ち資産家たちの後見人となり財産を貪る美味しい仕事。貼り付いたような作り笑顔で悪事を遂行!富豪老女ジェニファーという上物を釣ったと思いきや彼女に
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選ばなかったみち(2020年製作の映画)

3.4

サリー・ポッター監督でハビエル・バルデム&エル・ファニングの異色コンビ、しかもサルマ・ハエックも出るじゃないと期待値高め。
でも乗れなかった。やはり父娘コンビが合わない。親子に見えない。話が噛み合わな
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ブライズ・スピリット 夫をシェアしたくはありません!(2020年製作の映画)

3.1

お久しぶりダン・スティーブンスと大御所ジュディ・デンチが目当て。それになんだかポップで楽しそうなパッケージ。
ところがあんまり楽しくならない。コメディにしては死人が多いし、ラストもなんだかスッキリしな
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メグレと若い女の死(2022年製作の映画)

3.6

名匠パトリス・ルコント監督と有名過ぎるメグレ警視を演じるジェラール・ドパルデュー、これは見逃す手はないと駆けつける。さすがルコント監督、映像がシックでよい。ドパルデュー、はまり役!
会場の雰囲気もグー
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.7

教科書の写真でおなじみ、苦虫をかみつぶしたような丸顔おじいさんチャーチルが、この映画で活き活きと動き出す。
イメージ通り意地悪、毒舌なところもあるけれど、ユーモアあり、赤ちゃんみたいな体型とか何故か(
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The Son/息子(2022年製作の映画)

3.6

内容は重そうだが、アンソニー・ホプキンスとヒュー・ジャックマンが親子キャスティングなら見逃せない。さて実際見てみたら…男どもめんどくさい。口論、衝突、すれ違いばかり。
仕事と趣味に没頭し家庭を顧みなか
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

評判の某映画が期待外れだったのでお口直しに。デザートタイムにやってたのも縁かなと。よかった~!お口直しどころか2時間半終始ドキドキ💓うるうる(T-T) テーマ曲もパンチが効いてテンション上がりまくり、>>続きを読む