ルミエールさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ルミエール

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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

評判の某映画が期待外れだったのでお口直しに。デザートタイムにやってたのも縁かなと。よかった~!お口直しどころか2時間半終始ドキドキ💓うるうる(T-T) テーマ曲もパンチが効いてテンション上がりまくり、>>続きを読む

ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.3

ちょっとした楽しみに良いかなと。
でも期待したほどじゃなかった。
サンドラ姐さんは引きこもりのロマンス小説家には見えないけど存在感はあいかわらず。チャニング・テイタムの脳みそまで筋肉でできてるみたいな
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私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

3.6

2回目。以前は他人事のように、まるでファンタジー悲恋のように見ていた。
親が老いた今見ると身につまされる。
「愛の不時着」のソンイエジンさんが若いね~。幼いとも言えるくらい初々しい。「憎しみ」と「悲し
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

2.8

わけ分からんとは聞いていたが、これはわけ分かろうとするのは無理。
おもちゃ箱を派手にぶっちゃけたみたいな映画ですもの。収拾つかないわ。
いつ何が出てくるか分からないから怖くて時々目をつぶってリセット。
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ステージ・マザー(2020年製作の映画)

3.5

メイベリンさん、あまりに厚塗りお婆ちゃんで大丈夫かなと思ったけど、見た目ほど押しが強くなく優しく面倒見のよいキャラだったのね。息子と疎遠だったのは本当に残念。会って話していたらきっと分かりあえたのに…>>続きを読む

パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

3.7

調香師を演じる女優さんがあまりにも愛想なくて映画館へは行かずじまい…でも今回見て良かった。やはりいつも「口への字」で不機嫌「マドモワゼル」だが、タクシー運転手のヘタレ男グレゴリーとのコンビが面白い。最>>続きを読む

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.5

さくらがお婆さんになっちゃった!
ノーメイク?いやむしろ特殊メイク!?
どちらにしても倍賞千恵子さんの女優魂を見た。貧しい高齢者を演じても凜とした品格ある佇まい。他者への優しさ、折り目正しさが滲み出て
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ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

3.6

2回め。親を介護する立場になって見るとやはり感慨ひとしお。一昔前の映画だが、介護現場はあまり変わっていないなと感じる。ジェシカタンディが素晴らしい演技。お金持ち未亡人なのに贅沢に走らない。自分の趣味、>>続きを読む

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.7

ああ、いいもん見せてもろたなと後からじんわり効いてくる。滋養強壮になる映画だ。オリヴィア・コールマンの力が大きい。過去のトラウマにとらわれ傷つきながらも自立し真摯に生きようとするヒラリーを応援したくな>>続きを読む

映画 佐々木と宮野 卒業編(2023年製作の映画)

2.5

BLにキュンとするかと思ったら、期待外れだった。人気マンガの映画化ということで動きや音楽が付いたら心理も豊かに表現されるかと期待したが、マンガをそのまま見てる感じだった。肝心なところで画像固まっちゃう>>続きを読む

トムとジェリー(2021年製作の映画)

3.5

猫派の私にとって、トムさんお人好し(お猫好し)だからいつもジェリーにやられっぱなしで可哀想なんだよね。今回はニューヨークまでやって来て、ホテルマンのお仕事。トムさん、あいかわらずぺちゃんこになっても顔>>続きを読む

レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.6

わが地元の三英傑、そして謎多き濃姫(帰蝶と言う名はタイトル以外フューチャーされず)がどう表現されるのか興味津々。案の定、美濃、尾張、万松寺、桶狭間、と身近な地名、身近な名古屋弁が続々出てきて嬉しくなる>>続きを読む

エゴイスト(2023年製作の映画)

3.8

BLの切ない話?との予想は外れたが、単なるハッピーエンドでもない。エゴイストというタイトルに納得!
これは浩輔目線の物語。14歳で母を亡くし偏見強い田舎町から逃げるように上京、今はリッチなひとり暮らし
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アバター(2009年製作の映画)

3.5

半魚人みたいなビジュアルが苦手で見逃していた。今回テレビ地上波初ということでトライ。
ビジュアルはやはりちょっと…表情まで付くとなおさら。でもスタイルは抜群。
ストーリー自体は予想できる展開だけど
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

3.7

彼こそまさにマエストロ。音楽の女神に愛された。それとも血液に音楽が流れてる?彼にかかると日常の生活音、ノイズでさえも音楽になってしまう。心の揺らぎさえも。何故かワンフレーズ聞いただけでうるうる。作者と>>続きを読む

誰かの幸せ(2020年製作の映画)

3.6

ヒロインレアは同居恋人や友人夫婦に「優柔不断」とディスられてたけどホントにそう?レストランで注文するとき遠慮がち、周囲に流されがちではあったけどそれは柔軟にものを考え、臨機応変という長所では?意外にし>>続きを読む

小説家を見つけたら(2000年製作の映画)

3.7

人種差別の辛さを乗り越えっていうありがちな話かしら?と思ったが、それはさほど強調されず。ブロンクスの貧しい地区で母親と暮らす16歳のジャマールは、賢く文才ありスポーツも得意。その才能を見込まれ名門私立>>続きを読む

すべてうまくいきますように(2021年製作の映画)

3.7

フランソワオゾンとふたりの妖精ソフィーマルソー&シャーロットランプリングがタッグを組んだ!妖精たちは期待通り母と娘。妹役は真面目メガネさんで影薄し。お金にも人脈にも不自由せず人生謳歌していた父親が突然>>続きを読む

ディオールと私(2014年製作の映画)

3.5

老舗ハイブランドDiorが新たに若きデザイナーを迎え、初ショー開催までの日々をカメラが追う。
新デザイナーを温かく迎える制作陣。時にはデザイナーの無茶振りに文句を言いながらも、一針一針精魂込める丁寧な
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

3.6

お久しぶり(私的には)のジョディ・フォスターとベネディクト・カンパーバッチの共演を見たくて。ジョディ・フォスターはすっかり熟年になっていたが、格好いいこと!吸い込まれるような青い瞳は健在。イギリス人の>>続きを読む

幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

3.6

トムハンクスの作り笑顔&歌で始まり大丈夫か?と心ザワつく。その上、ミニチュアセットまで!フレッドロジャース司会の子供向け番組はスタジオ全体が作り物の世界。張りぼてセット、パペット、ぬいぐるみ…。それが>>続きを読む

ドリーム・ホース(2020年製作の映画)

3.8

馬の駆け足オープニングに心躍る!…からの夫のいびきで目覚め、早朝出勤、レジ打ち、文句言われながらの老親介護、夜もパブで働く日々。こりゃ、やんなるわ。「朝起きてワクワクしたいのよ」というジャンの言葉、刺>>続きを読む

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.7

ガタイのよいラッセル・クロウが天才数学者?!似合わないなぁ。私にとっては執念深いジャベール警部のイメージが強いんだけど。
しかしこの作品で彼は上手く演じてる。数学の天才でありながら繊細で無器用で人付き
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

今年初映画。ソン・ガンホ&イ・ビョンホン2大スターの競演はお正月らしく豪華だからエンタメとしてチョイス。それにドラマ「ミセン」の真面目な彼がテロ犯人をどう演じるか興味あり。
始まってみると、ソンガンホ
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ハッピーニューイヤー(2021年製作の映画)

3.6

忙しい年末、ほっこりハッピーになりたくてチョイス。導入が細切れの登場人物紹介となり、散漫。登場人物が多過ぎ!ホテルを舞台として絞ってほしかった。高校生のエピソードは要らなかったな。期待したほどの伏線、>>続きを読む

ローズメイカー 奇跡のバラ(2020年製作の映画)

3.6

父から受け継いだバラ園は崖っぷち!エヴを演じるはカトリーヌ・フロ。ふくよかになって老けたな~。
先代との約束を死守する助手ヴェラが格安労働者トリオ雇うが…。都合よいハッピーエンドかと思いきや、金儲け主
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月の満ち欠け(2022年製作の映画)

3.5

雪景色のイブの日に鑑賞。ホテルの入口のツリー🎄でクリスマスムード味わえたのは儲けもの💓 それにジョンレノンの♪womanが流れ、あの時代の空気が蘇り、切なくなった。
ストーリー全体、疑問と突っ込みどこ
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.3

テニスに疎い私でも知っているビッグネーム、ヴィーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹。
どんなドリームプランを見せてくれるか期待したのだが…がっかりした。
父親が「娘のため」という言葉とは裏腹に自分勝手で
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恋人たちの食卓(1994年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

日本語タイトル、ちょっと変。
むしろ「家族の食卓」じゃない?
元ホテル料理長の父は、老いたとはいえ藤竜也似のダンディっぷり。料理はもちろん3人娘を毎朝起こしたり下着まで洗濯したり、甲斐甲斐しいったらな
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.7

ベタだけど泣かされてしまうよな~😭
最初は「ダサっ」と感じたエヴァン。見慣れてくると、濡れたつぶらな瞳が雨の中捨てられた子犬みたいで放っておけなくなる…。それに、歌が上手い!特に高音が天上人かっ!?っ
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マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説(2021年製作の映画)

3.6

「自分が気持ちよいものを着る」
つまり「ファッションは気から」!!
もう歳だからとか太ってるからとか関係ない!高いブランド物、安い流行り物も華麗にスルー!それを実践したデザイナーがマリー・クワント。
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泣いたり笑ったり(2019年製作の映画)

3.6

久々のイタリア語が心地良い。おじいちゃん=ノンノってなんて可愛い言葉!
身勝手だけど憎めないリッチな美術商トニーとヘラクレス的マッチョなガタイに笑うとエクボがギャップ萌え(笑)のイケメン漁師カルロ。
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ワタシの中の彼女(2022年製作の映画)

3.4

映画デイなのに、私とおっちゃん達2人の小劇場。主演菜葉菜に興味あり、彼女がひとり4役やるなら絶対見るぞ!という前のめりの意気込みがちょっと肩すかし!でも、見てみたら寂しい気分に妙にピッタリな作品だった>>続きを読む

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

3.6

ポピュラー過ぎるタイトルに想像力が羽ばたく。原作やアニメシリーズは未知のまま。京都アニメ制作と知ると、やはり悲しいし、鎮魂の思いで見てしまう。
ヴァイオレットの表情が動かない、笑顔が無いのがホントにド
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その声のあなたへ(2022年製作の映画)

3.6

監督の出身地でのイベントで鑑賞。
声優という仕事に興味があった。
内海賢二さんの生きざまを見せつけられた。亡くなってからも慕われる太陽のような彼は、内面はとてもナイーブで周りに気を遣う人。あまりに良い
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.4

菅田将暉の麦くんと有村架純の絹カップルの出会いからラブラブ期、同棲、そして別れまでを描く。
ホントに「花束みたいな恋」なのかな?
ふたりがあまりお似合いとは感じなかった。ミスキャスト?
男性である麦の
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