ルミエールさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ルミエール

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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

4.0

ミセスハリス、前向き~!毎朝のバス通勤で車掌さんに「元気?」と聞かれて笑顔で「いつも今日が最高の日よ」と答える。そのスタンスがよいね!お仕事のお掃除もなんだかとても楽しそう♪ミセスハリスの屈託のない笑>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.7

不気味なタイトルにホラー?とためらいがあったが、実際は人間ドラマだった。ひとりの女性をめぐる2人の男性、ひとつの死体。そこにサスペンスが生じる。
6歳の時家族が離散し、アメリカの田舎町の外れ、湿地帯で
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.5

R15が不安だったが、カリスマシェフ=ジェフリーラッシュにふさわしく、映像はスタイリッシュ。そしてそれぞれのメニューが意表をつくタイトルで好奇心をつないでゆく。
招待客はIT成金や富豪(実は味オンチ)
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ベティ・サイズモア(2000年製作の映画)

3.3

レニー・ゼルウィガーとモーガン・フリーマンって豪華だけど意外なキャスティング。
レニーが天真爛漫で可愛い!ロングのブロンドに前髪ぱっつんで、ほっぺも唇も赤ちゃんみたいにぷっくり。ミルク飲み人形みたい😻
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

高校女子すずめと共に日本縦断の旅!お供は椅子と猫と…追っかけ人達。
迫力あり映像きれい。水が画面に溢れるが寒々とはしない。みそぎの雨が降る。雨間に見る青い空、都心の夕暮れ…こんな綺麗な景色があるんだよ
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恋人はアンバー(2020年製作の映画)

3.5

もっとポップな仕上がりかな~と予想したが、わりとシリアス(音楽はポップ)。
ふた昔前のアイルランドの田舎町だものね。同性愛が全く理解されないどころか犯罪だったんだもの、そりゃ多感な思春期、自分がゲイだ
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.4

映画評でお勧めされていたのでスカッとしたくてめったに見ないアクション映画にトライ。
怪力刑事のマドンソクはボリューム体型なのに身体能力良すぎ!そのギャップがいいね。他人の言うこと聞かずわが道をゆく人。
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パラレル・マザーズ(2021年製作の映画)

4.0

オープニングからアルモドバルレッドに彩られた動くモダンアート、情熱的かつ不穏なテーマソングに心臓ドキドキ💓
そしてカメラから覗くペネロペ・クルスの瞳に捉えられる。この眼力、誰でも心持っていかれるんじゃ
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ヒューマン・ボイス(2020年製作の映画)

3.8

ティルダスウィントン様の魅力が炸裂していたよ。彼女のひとり芝居を大画面かぶり付き(4列目)で堪能した気分♪
冒頭からアルモドバルマジック!まるで舞台装置のようなキュチュなカラー。工具をモチーフにしたタ
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旅立ちの時(1988年製作の映画)

3.8

リバーフェニックスの美少年っぷりを見たくて。切ないヤツじゃない?の予想は当たってしまった。FBIに追われる両親の都合で住居も学校も転々とし行く先々で偽名の人生って…子供には辛すぎる。特にお父さん、あん>>続きを読む

耳をすませば(2022年製作の映画)

2.5

なんだかな…時々エアポケットに落ちたように寝てしまったよ。間延びしてる。
15歳の雫は童顔で活き活きしてるが25歳のしずくはもっさりして真っ赤なコート着ていてもどこかおばさんっぽい。キャラも変わってる
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スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

3.5

ソックリじゃないの、クリステン・スチュワート!ブロンド、長身、上目遣い等のビジュアルだけじゃなく、カクカクしたイギリス英語、ナイーブで夢見がちでエキセントリックな性質までも。
1991年のクリスマスホ
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秘密のキス(2016年製作の映画)

2.8

個人主義で有名なフランス人が、ゲイの少年をこんなに差別し、罵り、排除しようとするのだろうか。若い高校生までが集団でいじめ、暴力。信じられない!
親達も最初は全く聞く耳を持たない。息子を理解しようとしな
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悲しみは空の彼方に(1959年製作の映画)

3.6

やけにセンチメンタルな邦題だが、内容は甘いものではない。偶然知り合い共に生活するようになった二組の母娘の出合いから別れまでのストーリー。母親はふたりともシングルマザー。母娘それぞれ同じ年頃で意気投合…>>続きを読む

愛する人に伝える言葉(2021年製作の映画)

3.7

お久しぶり、ドヌーブ様。夕刊映画評欄のあなた、バラ色のお洋服でお顔シュッとして更にまたお綺麗になった?エリザベス女王亡き後、私の女王はもうあなただけ→映画館に走る私🏃
クリスタルという名前が硬質美女の
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ダウントン・アビー/新たなる時代へ(2022年製作の映画)

4.2

お帰りなさいませ!
So good to see you all, again !!♡
のっけからお馴染みのテーマ曲に乗せて
メンバーお洒落して勢揃い!ずんずんハートを持っていかれる。「まあまあ!
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セントラル・ステーション(1998年製作の映画)

3.9

リオデジャネイロの中央駅で日銭を稼ぐドーラ。人生にくたびれた彼女の仕事は読み書きできない人たちの代書。彼女のもとに列をなす客たちの顔は活き活きしてる。それにひきかえドーラときたら!仕事引き受けたふりし>>続きを読む

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.7

実に面白い!母娘で観賞。世代を超えて
楽しめる作品。原作も「読書の醍醐味」があったが、こちらは映像、音楽、見て聞いて楽しめる。商店街のたたずまい、地元の人達の交流やのど自慢大会はノスタルジー溢れ、ダン
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百花(2022年製作の映画)

3.5

本も読んだが、自分の脳内で変換したものがビジュアルになると、また違ってきて興味深い。
認知症で壊れていく母親演じる原田美枝子さんが美しい。生活が乱れていても品は保っているし色気あるし手を差し伸べたくな
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.7

ブラピの魅力が炸裂💥ちょっと天然、不運な悪党がピッタリ。彼もこの役気に入り嬉々として演じてる!ノンシャランっぷりがよい!眉毛困ってるように下がり、リップがベビーみたいにふんわりでいくつになってもお可愛>>続きを読む

2つの人生が教えてくれること(2022年製作の映画)

2.8

妊娠したかしないかで彼女の人生どうなった?子育てママorキャリアウーマン?という二択を短いスパンで、時には並行して見せてくれる。意外も混乱することはなかった。
まあ、どちらにしてもハッピーエンドなんだ
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スワンソング(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「白鳥はこの世を去る時最も美しい声で歌う」…スワンソングとは生涯最後のパフォーマンス。
今は老人ホームでくすぶっているパットは元カリスマ美容師。彼に昔の友人から死化粧の依頼が舞い込む。迷いつつも衝動的
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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

身内を亡くした後で見た。葬儀社との値段交渉や葬儀の算段など、身につまされる(が笑える)シーンから始まる。
天海祐希&松下豊夫婦は、生活に困ってギスギスしているようには見えないが、それは性格の良さ、おお
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.5

え~、どうゆうこと?3人とも同人物?
三位一体? ちょっとついて行けないエンディングになだれ込んでいく。
時空トリップは大好きなんだけど、数字に弱いので何年前?何年後?そもそも今は何年なの?と把握でき
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とんび(2022年製作の映画)

3.5

いや~、やすさん、不器用過ぎでしょ。照れ隠しがほとんど暴君になってる!広島じゃけん、たぎる男じゃった。
ご近所さんや幼なじみの手助けがなければホント、育児が成立しません。これもやすさんが基本的には平和
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悪い種子(たね)(1956年製作の映画)

3.5

古い映画だったけど、面白かった。
周りのおばさんおっさん総転がしの可愛いわが娘ローダ。が、何故か学校では問題児?良き母、良き妻クリスティーンはふと胸騒ぎを感じる。冒頭からゾワッ!
そして事件は起こる。
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ライラにお手あげ(2008年製作の映画)

2.9

日本語タイトルに騙された!なんだかんだ振り回されても猛妻とハッピーエンドの話かと思った。
後で原題見たらHeart break kid!「失恋っ子」じゃないの!これだとネタバレになっちゃうからタ
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13 ラブ 30 サーティン・ラブ・サーティ(2004年製作の映画)

3.6

冴えない13歳女子がふと目覚めると最先端で働く30歳のキャリアウーマンに!そ、そんなバカな!中身は13歳のままということで突っ込みどころも満載。だけどジェニファー・ガーナーの無邪気さが可愛くて応援した>>続きを読む

夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

3.3

古典とも言えるほど有名な原作があるが読みたいと思いながらずっと未読。時間旅行は私の大好物。どんなふうに翻訳映画化されてるのか興味深い。
猫のピートがとってもキュート。夏への扉を求める姿がファンタスティ
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.5

「年甲斐もなくBLにはまる高齢女性を揶揄してる?」と勘ぐった。が、見たらそれは勝手な思い込みだった。
ひとり暮らし、75才の雪さんはとてもチャーミング。楽しく料理、楽しくガーデニング、書道教師としてい
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.4

70年代の空気感!15歳、自意識過剰商魂男子と25歳恋も仕事もモヤモヤ女子の出会いから始まり、仲間や家族巻き込んでの商売、トラブル、嫉妬&仲直り。だいたい年の差カップル女性が年上が気になるところからし>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.8

オープニングからゴージャス。エルヴィスのちょいケバいイメージにピッタリ。思わず画面に引き込まれる。まさにバズラーマンマジック!音楽古くさいかなとの予想に反して全編楽しめた。曲の切り取り方が上手い。
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バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(2022年製作の映画)

3.0

堂々とシャーロックの名前持ち出して大丈夫か日本版?という心配は的中。
前半は週末の疲れがたまっていたか、何度か寝落ち。
役者は揃ってるのに、それぞれがわざとらしい。翻訳物だから?特にぶっ飛んだ当主、西
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.8

是枝裕和監督おなじみ、疑似家族。今回は疑似家族がひとところに留まらず、赤ちゃんの新しい家族求めて外へ繰り出すロードムービーとなっているので一緒に旅する気分。テンション上がった。
赤ちゃん、生母、赤ちゃ
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恋に落ちたら…(1993年製作の映画)

2.9

タイトル、紛らわしいじゃん。ヒトをハメようとしてる?デニーロとメリル・ストリープの有名なアレか?と。(原題はMad dog and groly←全然違う😠)
気弱な警官デニーロのコメディだって。デ
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ディープエンド・オブ・オーシャン(1999年製作の映画)

2.3

ストーリーをざっくり読んで興味を持ったけど、いいとこナシだった。
ミシェル・ファイファーが母親としても妻としても友達としても終始イヤな人物でイラッとさせられる。おでこに青筋立てまくりでちっとも綺麗じゃ
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