yukoさんの映画レビュー・感想・評価

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はこぶね(2022年製作の映画)

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一分一秒 見逃したくないと思わせてくれる繊細さが最後まで続く映画だった。

目の視えない主人公・西村のあまりの生の存在感ゆえ、
映画を観ながらもはばからずふと目を閉じてみる瞬間が幾度かあった。

劇中
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駆け抜けたら、海。(年製作の映画)

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ずっと拝見したかった短編作品。
観ることができ、とても良かった。

主演のお二人の端々が、繊細で切なく心きゅっとつねられるような気持ちにさせられ、とても素敵だった。

作品も、クィアという20分弱で描
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白河夜船(2015年製作の映画)

5.0

感想まとめ中。

撮影準備のため、自分に必要と思い鑑賞。

グッドバイ(2020年製作の映画)

5.0

感想まとめ中。

撮影準備のため、自分に必要だと思い鑑賞。

ペタル ダンス(2012年製作の映画)

5.0

感想まとめ中。

撮影準備のため、自分に必要だと思い鑑賞。

野火(2014年製作の映画)

5.0

9年目の野火。

この時期になるとリバイバル上映があり
一度スクリーンできちんと観たかった。

この日に観られたことに意味がある。

詳細感想まとめ中。

20祭(2023年製作の映画)

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『20』にまつわる4作のオムニバス上映

『ツチノコの蒲焼き』『二十才の夜』『Smoky-Story』『春の結晶』


4作品とも季節が冬で、冬ならではの息使いや澄んだ空気が伝わる凛とした映像がとても
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距ててて(2021年製作の映画)

5.0

ずっと観る機会を逃していて残念に思っていたところ

なんと東京MXさんで地上波放送とのことで鑑賞できた。
 

即興楽器のアンサンブル、昔仲間とやったなぁ。

季節の空気感がなんだかとても懐かしいなぁ
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The Most Dangerous Year(原題)(2018年製作の映画)

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日本でも最近なんとか広まりつつはある(全然まだまだだと思う)

トランスヘイト問題を追った
アメリカのドキュメンタリー作品。

見入った。

大事なのは
なぜこの課題を映画として、ドキュメンタリー作品
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スカビオサ(2022年製作の映画)

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高校生のSNSでの誹謗中傷という
身近なことを題材にされている。

SNSが当然のように使われている今、観て良かったと思う作品。

そして、(誰へと対象をつけるのはとても良くないのけど)
子ども時代か
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ラの♯に恋をして(2021年製作の映画)

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一見ピアノとは対象的に思う、
和のお家の内装や風景、お着物、和菓子…。

その美しく日本らしい映像に和むとともに、 
ピアノの音や旋律が流れると
空気や画が一瞬、凛とする。
   
縁側のシーンがとて
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独りになるまで(2023年製作の映画)

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男女2人きりの世界が
6分という短い時間の中に
柔らかで『綺麗』な、そして不思議な空気となって詰まっていた。

かと思えば、
ラストでその不思議な違和感が何故なのか分かった。
一瞬にしてゾクッとした。
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ブルーベリージャムを作って(2022年製作の映画)

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映画の始まり方、冒頭がとても好きだった。

人物たちが皆、それぞれの場所の中に生活していて
それが滲み出る俳優さん方の「そこに居る」お芝居と、
その人たちの心が伝わってくる美しい映像に心動かされる。
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スイート(2022年製作の映画)

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「スイート」という作品のタイトル通り、甘いチョコレートのように、固まった人の心、こうでなくちゃと必死な心を優しくそっと溶かしてくれる。あたたかい映画だった。

美羽ちゃん(演 : 愛実さん)の涙。母・
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怪物(2023年製作の映画)

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すさまじく感情が幅広く動いた映画を観たなと思う。

観る視点がいくつかあって、
そのどれもが重たく深く思う。


何を信じて 何を信じないか
ではなくて
信じないもの なんて
なくていいのかなと。
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それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

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とても「素直」な作品だと思わずにはいられなかった。

起こることに対する人物たちの感情が、言葉でも表情でも、素直に、真っ直ぐに表れていて、
日本映画にはないものだと思った。

特に、レア・セドゥ演じる
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きみはいい子(2014年製作の映画)

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母親役の参考になるかなと思い、観た作品。

でも、見始めたら参考に…なんて意識は消えていて。それどころではなかった。。


苦しい、痛い思いをしている子どもが救われなければいけない。それは大前提。
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子宮の記憶 ここにあなたがいる(2006年製作の映画)

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再鑑賞。

母と子の間の愛とは何なのかと、
いつも考えている。
この作品で、ますます感じる。

血の繋がりなのか。
そうではないと私は思う。
母「のような」、子「のような」。
そんな存在があっていい。
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冷静と情熱のあいだ(2001年製作の映画)

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一年に一度、なぜだか必ず観たくなる。

季節はまちまちだけれど、
今年はなぜこの時期に観たくなったのかはわからない。

初めて観たのはまだ子どもの頃。

ただただ、映し出されるイタリアの景色と、そして
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フラガール(2006年製作の映画)

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DVDボックス一式を買って、もう何十回観ただろう。

今もよく観返す。

初めて観たのは20歳の頃。
その頃は紀美子の立場から観ていた。

今は自然と、まどか先生の気持ちで周りの人物の人生を観ている。
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母性(2022年製作の映画)

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良い母でいたい。
でもそれは誰のためなのか。

良い娘でいたい。
でもそれは誰のためなのか。。

その「良い」さえ、取り払うことができれば、
穏やかな気持ちのまま、母でいられることも、娘でいられること
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さいはてにて やさしい香りと待ちながら(2014年製作の映画)

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永作博美さんの、
感情が心中に、身体中に溢れているのに こぼれきらない、

コップの水の表面張力ギリギリのようなお芝居。
本当に胸を打つ。

目標の俳優さんのお一人。

そして豆から引いたコーヒーを飲
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