三月さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

三月

三月

映画(710)
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ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

4.3

哀しみと狂気のジャッキー。
ジャッキー映画の中では、自分的ベスト5に入ることになりそう。

そう手数は多くはないながらも、確実、的確なアクションも健在。
今、こんな作品を観せてくれたことに心から感謝し
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運び屋(2018年製作の映画)

3.5

もちろん悪い出来というわけではないけれど、クリント・イーストウッド監督作としては特筆すべき点が見つけにくいかな…お爺ちゃんものとしては、グラン・トリノで良いのをやってしまってるし。

ラストシーンのイ
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.1

アカデミー賞作品賞という話題性の割にはゆったりめの客の入りの劇場で鑑賞。良い時間を過ごせたと思う。

食事の仕方でその人となりを表現してしまう小粋。
粗野な中にもイタリア男の小粋なスマートさを覗かせる
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.4

大変馬鹿馬鹿しくて良かったです。
色んなパターンのディスり合戦が繰り広げられますが、何気にゆうこりんが理不尽な被害を受けていました。

souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~(2018年製作の映画)

4.2

ブラボー。
竹内まりやさんのライブ、生で聴けた人がとても羨ましい。今後もライブ予定があるのなら、ダメ元で抽選に申し込んでみたい。

全体のライブの雰囲気と、最後の新曲のMVの雰囲気が少し合わないような
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イコライザー2(2018年製作の映画)

4.1

やっぱりこのシリーズの質感、緊張と狂気の音の演出が好きだ。
マッコールさん、今回はかなりの数の骨を折っています。音だけで痛い。
前回より彼に少し近寄ることができたような、2作目。

ベアリー・リーサル(2014年製作の映画)

3.4

青春ムービーとして素敵だったと思う。アクションもまぁまぁいい感じ。サミュエルLジャクソンとちびっこ達がほのぼの可愛い。
命を狙われるとか狙われないとかの話で、「でも高校生活を生き延びたじゃない」ってい
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.8

いやぁ…良かったです。
個性がバラバラの男4人で音楽をやっていれば、そりゃあケンカもあるし迷走もするだろうけど、根っこのところで全員優しくて可愛くて、本当に愛すべきバンドだと思った。
ブライアン・メイ
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ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲(2018年製作の映画)

4.0

点数は参考にしないでください。ポジティブな意味で、そこまでの傑作ではなかったので。笑

自分が小学生の頃から既にはた迷惑で変なおっさんを演じていたローワン・アトキンソンが、今の時代を舞台に相変わらず馬
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.0

前回とは少しテイストが変わり、シリアスで骨太な展開。
しかし前回同様、全体を通してトムクルーズのアクションに対する情熱とサービス精神に溢れている。
イルサがかっこよく、ベンジーが可愛く、ルーサーが優し
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.7

良い感じ。
それぞれに、自由でクールで小粋に活躍するところが、ちゃんとオーシャンズのシリーズらしくて素敵だった。
続編やってほしい。

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.4

キャラクターや、夏のSF映画としての雰囲気は好き。それなのに、私にとってはあと少し何かが足りなかった。あくまでも好みの問題。
映画のバランス的には、アオヤマくんやお姉さんがもっと感情的になるシーンをど
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.2

いやー楽しかったです!
それ以外はネタバレしか言えない!笑

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.8

これは映画館で観るべきだったなぁ。
電車内とその周辺しか移動していないのに、こんなに絶望的な疾走感が続くとは。

密かに運転手さんが良い人で、頑張っていた。それから、ホームレスのようなおじさんの、ゾン
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探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

3.5

思った以上にハードボイルドだった。変にバランスを取って整えるよりも、この映画はこれくらいかっこつけすぎているくらいがちょうど良い。‬
バイオレンスな描写と切ない展開に少し消耗するので、松田龍平演じる相
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.5

巨大な組織に対抗する中小企業という構図だけでなく、組織に属しながらもそれぞれに葛藤し行動を起こす人々を描き、善悪では測りきれないままに交錯する人間関係がスリリング。
唯一明らかに悪と言いきれる彼の存在
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.2

映画を構成する全ての要素が完璧では。どうやったらこんなのが撮れるのか…。
安藤サクラはやっぱりすごい。ああいう汚い家に住んでいて、汗をかきながらクリーニング屋で働いていて、口は悪いけれど愛情深い信代自
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.2

オギーのまわりには、魅力的な人達ばかりだけれど、それは運だとか偶然だとかではなく、彼自身が明るく輝く太陽だから。影響を与え、与えられる関係性が素敵。

お姉ちゃんとその友達のエピソードが、それぞれにぐ
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.0

17歳の少女と45歳のおじさん。いわゆる「恋愛関係」にはならなくても、ふたりの出会いが素敵な運命であることに違いはない。
相手を想うことで自分自身を見つけていく、かけがえのない愛おしい関係。
青春に年
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OVER DRIVE(2018年製作の映画)

3.3

熱いストーリーで役者達もそれぞれに好演していてめちゃくちゃ褒めたいタイプの映画なのに、個人的にはあとひと息、という感想が残る。

物語のバランスがほしい。
エージェントのひかるちゃんのストーリーも途中
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.7

少し先の未来が舞台ながら、どこか懐かしいような印象も受けるアドベンチャー映画。
VRの世界が大半なので、思っていたよりも緊張感は抑えめだったけれど、楽しかった。
シャイニングのところが好き。

スピル
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.8

‪メリルストリープの、心の揺らぎを目と喉で表現しきってしまう技量は圧巻。トムハンクスは、いつもよりちょっと悪い笑顔を見せてくれたりして、素敵。‬
‪ワシントン・ポストの輪転機の堂々たる存在感といぶし銀
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.2

同僚に勧められて鑑賞。
なんかすごく派手そう。…くらいのノリで観に行ったところ、数時間後には「わが王バーフバリを讃え、世に語り継ぎたい…それが私達の使命…」という完全にマヒシュマティ王国の民の心境にな
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パディントン 2(2017年製作の映画)

4.3

前作が良かったので楽しみにしていたけど、期待を上回る面白さだった。
ブラウンさん一家の魅力的なこと。お父さんもお母さんもおばあちゃんも子どもたちも、とてもキュート。

ロンドンの街には色んな人がいて(
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カンフー・ヨガ(2017年製作の映画)

3.3

期待を裏切らない荒唐無稽さで、楽しかった。

インドから来た超絶美人な女性考古学者の前で、張り切って久々の木人による鍛錬に勤しむジャッキーが可愛い。というか、ジャッキーが登場するところ全部可愛い。
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ナイト&デイ(2010年製作の映画)

3.9

展開は相当めちゃくちゃなんだけど、畳み掛けるような構成の勢いと、トムクルーズとキャメロンディアスの1000%の笑顔で押し切られ、好きにならざるを得ない。トムクルーズは自分を活かす方法を色んな面から完璧>>続きを読む

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

とにかくシャーリーズ・セロンが嘘みたいにかっこいい。また、マカヴォイの胡散臭さが大変に良い。
個人的にはあの可愛い彼女には生きていてほしかった。そして続編にも出てきてほしかった。新しいバディシリーズに
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

エドガー・ライト監督と知ってびっくり。
ヘッドホンで音楽を聴きながら街を歩くと、まわりと自分の間に境界ができて、別の場所で別の時間を過ごしているように感じることがあるけれど、その感覚と世界をハードにし
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ドリーム(2016年製作の映画)

3.9

オープニングからエンディングまで、映画としてお手本のような作品。
主人公の上司役は、今まで見たことのあるケヴィン・コスナーの役どころの中で私的にはダントツで一位。ちょっとトム・ハンクスを混ぜたような演
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.8

こういう純粋無垢で強い女の子、いいなぁ。今後の少女漫画にも、こういう方向の作品が増えて欲しい。クリスパインのキャスティングが最高にはまっていた。
続編も楽しみに待ってます。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.6

旧作の質感を持ちつつも、新感覚なスターウォーズで楽しかった。
ただ、誰もが何かを失敗し、そして乗り越えて前に進む。というストーリーが繰り返されるので、もどかしい部分はある。

R2D2とBB8がいなか
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ぼくたちのチーム(2016年製作の映画)

4.0

何なら、観ながら寝落ちしようかなぁ、ぐらいの軽い気持ちで観はじめたけれど、とても熱くて爽快な作品だった。
寄宿学校、16歳の少年達、ゲイ、ヒエラルキー…そこに感じるフワっとした不安や期待を、とても鮮や
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家族はつらいよ(2016年製作の映画)

3.4

昭和と山田洋次色がとても濃い作品。端々に寅さんの世界と地続きのような雰囲気を感じさせつつも、ちゃんと平成。
鶴瓶さんが良かった。
小津安二郎からのシーンがしみじみ良いねぇ…。東京物語の余韻を引き継いで
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スキップ・トレース(2015年製作の映画)

3.3

中年以降のジャッキーとバディ映画の相性が程良い感じで、毎回ほのぼのしてしまう。アクションもハードすぎず物足りなさすぎず、胃腸に優しい感じ。

例の動き、例のギャグ、そして例の人。…というジャッキー映画
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ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.9

楽しい!ちょうどいい長さで、ちょうどいい小粋さ。クリストファーロイドがいい味を出しています。