みちみちさんの映画レビュー・感想・評価

みちみち

みちみち

映画(218)
ドラマ(0)
アニメ(0)

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.9

おもしろかった。
観終わった後の一番の感想。
恋愛未満作品で気持ちいいテンポで話が進みます。清原果耶好きは観た方がいい、もっと好きになるから。
ほとんどが二人の微笑ましい掛け合い劇です。

トラペジウム(2024年製作の映画)

4.8

東の内なる人間性を隠さず醜い面の時間を多く使った事が良かった。綺麗なものだけが輝くんじゃ無い輝いたものが綺麗なんだ。アニメだけど人間性に富んだ作品です。何かしら東の感情にリンクする自分を感じました。>>続きを読む

うみべの女の子(2021年製作の映画)

4.7

ついに自身の老いを考えることになりました。共感できる人物が居ない。なんと言う事だろうか。大人には分からん!なんて言っていた若き自分が年を重ねてここに居ます。誰の気持ちにも寄り添えない映画を観る日が来る>>続きを読む

キリエのうた(2023年製作の映画)

5.0

キリエが歌う度、涙が出ます。
それはもう、開始数分の冒頭の歌で泣いてしまいました。物語を想像して悲しくなったのか自分にも分からない感情でした。

言葉を失った歌手キリエの13年間の物語で、家族愛、友情
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

映画は娯楽ですが私達に大きく影響を与てくれたり、思考、行動の指針となったりします。今作には、今までに無かった問い掛けのタイトルがついています。まるで観る私達の視線を誘導するかの様に。だが観終わって『ど>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.9

漫画では表現出来ない音楽の世界。作品を知る人は自分の想像する曲を浮かべて読んでいたのだろう。その想像した曲の上を表現しないと認められない様な作品かと思うのです。わたしは、どんな曲を使うのか知らずに観ま>>続きを読む

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

5.0

寝る前に一作品観ようかと、
軽めの作品を探して選んだ映画でした。
そう、何も知らずに。
ただ永野芽郁を観たかっただけだったのに。
観終わった後に映画時間より長い時間考えて眠れなくなりました。なんと社会
>>続きを読む

ルパン三世 VS キャッツ・アイ(2023年製作の映画)

4.7

華麗なる盗みがワクワクさせてくれる日本の二大泥棒と言っても良い二組です。
ルパンもキャツアイもリアルタイムで観てきた昭和の私には観ない理由がありません。斬鉄剣を模写し鉄を切る練習をしたり、トランプを投
>>続きを読む

左様なら今晩は(2022年製作の映画)

4.7

ほのぼのとした映画です。
観終わった一番の感想は、マイナス要素が少ない物語りでした。
幽霊と人間の恋愛ストーリーは有りがちな設定ですが、恋愛に憧れる幽霊の考えや行動が初々しく新鮮な演出なのです。除霊師
>>続きを読む

劇場版 ルパンの娘(2021年製作の映画)

4.5

映画は娯楽。と云うなら正に該当する作品です。楽しいまま観終わります。
TVで観てきた人は是非映画も観てください。関係図が更新されます。

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

4.8

着眼点に驚く作品です。
そうか、そうだよね!と思う映画で登場人物のやり取りが愉快であっという間の時間を忘れる映画でした。
でも、風刺映画なんです。
深く考えると風刺映画なんです。
大怪獣を原発と置き換
>>続きを読む

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

5.0

演技に心を掴まれる。
ほんとうにそう思える映画です。

観に行く前に、『北川景子がオーパーツで観たいと思わない。』と家族に言われた作品でした。確かに、綺麗が邪魔してると言ってもいいかも知れません。でも
>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

5.0

やっぱりいいなぁ。
声優も良い。
椅子にのり移るなんて発想も意表を突いて良かった。子供の頃の想い出品ならぬいぐるみで良いのにな。グッズに出来るのにと思ったのだが、そう思えば新海作品のキャラグッズって少
>>続きを読む

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

4.5

First GUNDAMを見返したくなりました。セル画の量から動きが粗いですが感慨深い懐かしい作品となってます。
物語りは戦争の残忍、無益を十分伝えてくれます。今現在も眠れない戦場が地球上に在る事を考
>>続きを読む

無限ファンデーション(2018年製作の映画)

4.7

即興映画を初めて観ました。
小さな世界の一夏だけの物語です。
内向的な主人公未来が演劇部の衣装を造ることで仲間と関わり心開く様を描いてます。ストーリーの中心に居て物語りを進めてるのが小雨と言う少女。小
>>続きを読む

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

4.8

良かった。観て良かった。
なかなか古風な作品だと思いますが好きなんですねこんな物語りが。
複雑な事件と人間関係が面白く絡み、東野圭吾最高です。後半は父親に感情移入して博美の幸せを願わずにいられなくなり
>>続きを読む

ももいろクローバーZ アイドルの向こう側(2022年製作の映画)

4.8

モノノフなもんで🫡
灼熱の太陽に照らされ汗ダラダラになりながら観に行きました。💦
好きだからこその映画でした。歳をとる
事を恐れずアイドル道を躊躇なく進む四人の活躍がたのしみです。
48や坂道の映画み
>>続きを読む

妖怪人間ベラ(2020年製作の映画)

4.6

娯楽として十分楽しめました。
子役の前で森崎ウィンはあの狂気の演技したの?なかなかのトラウマになる程で心配になります。
ベラを題名にしたんだからベラの心情や苦悩を中心にもっと出番多くして欲しかった。狂
>>続きを読む

ラストレター(2020年製作の映画)

4.8

出ている役者が全員魅力的で、誰の感情に寄り添って観るか悩む作品です。
主演が複数人居る映画なのです。

物語は、手紙という信書を第三者が読む。そして成りすまして書くという行為を軸に構成されてます。ただ
>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

5.0

涙流して温かい気持ちになりながら観たのですが、厳しいレビューの多さにびっくりしてます。わたしの感情は間違ってんの?とおもうばかりです。
現代を象徴する物語で、仮想空間のなかで違う人物を創造し違う自分を
>>続きを読む

宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

4.7

好きなストーリーです。
淡い恋と家族愛をファンタジーが繋げてくれる作品で、出て来る全員の想いが拾われているあたたかい映画です。
星ばあの存在が平凡な題材を優しい作品へと色付けてくれます。
そういえば手
>>続きを読む

ドレミファ娘の血は騒ぐ(1985年製作の映画)

4.2

むかし観たことがあるんだろうな、所々記憶があります。当時も理解出来ず観たんだろうな、作品としての記憶が無いのだから。
今回観た理由と前観た理由は多分一緒だろう。洞口依子が好きだったから。
GOROと云
>>続きを読む

前科者(2022年製作の映画)

4.8

保護司と云う方の存在と仕事を知る機会となりました。
観終わってテロップで森田剛だったと知った驚き。役者なんだ。有村架純も流石で観ていて感情移入してしまいます。
保護司になる資格は年齢や職種はあってるん
>>続きを読む

あくまのきゅうさい(2018年製作の映画)

4.7

あくまと呼ばれた犯人にわたしは嫌悪感は有りません。この作品は、人間の怖さを描いた映画なのだと思います。
幾度となく使われる虐待という題材ですが落とし所が困難です。多くの作品は投げ掛けで終わり私達に考え
>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.8

思いのほか良くて娯楽とは?の答えにしたい作品でした。
子供の頃にみたウルトラマンが令和に観れるなんて。変身を何度も何度も試みた子供時代に一気に戻れました。
シン・ゴジラのテロップからシン・ウルトラマン
>>続きを読む

ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

4.8

不倫の罪悪感が伝わって来ない不思議な感覚の作品です。彼女は恋多き女性でも不倫願望があるキャラではなく、極々普通の女性なのですが自ら彼に近付き関係をもちます。セリフの中に後悔や懺悔の表現があるのですが悪>>続きを読む

約束のネバーランド(2020年製作の映画)

4.6

初めにアニメを観たからか、テンポ良く進むストーリーが気持ち良く、アニメよりすきです。配役も悪く無かったとおもいます。北川景子と松坂桃李の演技が良い事を認識出来ました。
物語りは農園を脱出する迄ですが、
>>続きを読む

ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

4.7

安楽死は善か悪か?
モラルかアンモラルか?
必要なのか不要なのか?
この作品では、安楽死を執行する雛森の役どころに、狂気じみた要素を入れてくれたお陰で悪き行為であると理解する事でサスペンス刑事ドラマと
>>続きを読む

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

5.0

良い映画です。
出てくるキャラクター全員の気持ちが分かる、まれに見る良作です。勇気や希望、人の多様性、思いやりや友情、家族愛、すべてが盛り込まれております。こんな作品で感動できる子供達が多く居て欲しい
>>続きを読む

ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

4.9

昭和ではお見合いや御世話する人を介して恋愛をスキップして結婚する人も多く結婚は当たり前の人生設計でした。平成で結婚の価値観が激変し結婚という選択が絶対でなくなり、令和では結婚の概念がパートナー制になろ>>続きを読む

仮面病棟(2020年製作の映画)

4.7

見直さなくても大丈夫なミステリー作品です。キレイなミステリーで腑に落ちないシーンが無いのです。観終わって結構満足してる自分が居て、良い映画観た感に浸れました。
姉の臓器で生きている政治家の命の扱いをど
>>続きを読む

雪の華(2018年製作の映画)

4.7

1クールの作品を足速で観た様な映画です。少ない出演者で上手く纏められてます。奇跡をメッセージワードとして死別を表現しなかったことが良かったと思ってます。
余命を告げられた娘の母親がドライ過ぎてビックリ
>>続きを読む

フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

5.0

良い映画の方程式がここにある様に思う作品です。
予測し易いストーリーを主軸に、分かりやすいフラグを立て全部回収してくれます。そして、『そうだったんだ。』と思わせる伏線で、話しを纏めてくれるのです。途中
>>続きを読む

(2020年製作の映画)

4.9

平成を一昔前に感じる作品です。 
平成の恋愛はこんなにもピュアだったのか?と思ってしまいました。
めぐりあう。この言葉だけで名作が出来るんだ。
二人の距離感をちゃんと感じれる映画でしたが、離れてる時の
>>続きを読む

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.8

何か感動したいと云う衝動に駆られ観に行きました。結果、温かい感動が得れました。
温かさを感じる事が出来たのは、破天荒だが、引かない程度の梨花の言動や行動であり、三人の父親の優しさや朗らかさです。この作
>>続きを読む

大阪少女(2020年製作の映画)

4.4

軸となる訴えたい内容が弱い。チホ役の子はなぜ選ばれたんだろうか?最後の落ちは流石大阪。

>|