すみさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

5.0

主題歌のコーリングユーは有名だし、この映画ももちろん知ってたけど、当時は見過ごしてて、今日はこれが観たい気分になったので遅くから見てみました。
仕事で疲れた身体にはほんとに嬉しい映画、雰囲気もいいし、
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15年後のラブソング(2018年製作の映画)

5.0

しばらく重い感じの映画ばかり見てたので、ちょっとほのぼのする感じの映画を観たかったので本日はこれ。
失われたマンネリ化した15年から一歩踏み出すきっかけを与えたのがイーサンホーク演じるタッカー。
出演
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COLD WAR あの歌、2つの心(2018年製作の映画)

5.0

コロナのおかげで、観たかったのに見逃してしまったこの映画観れた!

ラジオ番組の制作者で映画や音楽にも詳しいうちの息子が3回も観に行ったと言ってたからきっと良いのだろうと。

とにかく難しい歴史はさて
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ナイチンゲール(2019年製作の映画)

5.0

ようやく解除された映画館で観た映画の第一弾。
恥ずかしながらオーストラリアの歴史は全然知らなくて少します勉強になりました。

暴力的な描写が強いと色んなところに評されてるけれど、それよりも主人公の女性
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11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち(2011年製作の映画)

5.0

三島由紀夫の切腹の話は親から聞いていたのだけど、こう言う流れだったのかと今更ながらお恥ずかしい。
しかし若者たちがこんなに熱い時代があったのかと感慨深い。
この映画を観たあと、いまやっている東大全共闘
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

5.0

映画館に観に行ったけど本日はU-NEXTで。

こう言うダラッと、前に進まない、配色で印象に残る映画好きだなあ。
この映画は青です。

主人公の3人、やはり楽しく遊んでいても状況が変わっていくんです。
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

5.0

もう何回観ただろうこの映画。今日はprimeで。
ゲイリー オールドマン、ジャン レノ、ナタリー ポートマン、みんなが揃いも揃ってカッコいい!
俳優それぞれのインパクトが素晴らしく、最後の最後の一滴ま
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誰も知らない(2004年製作の映画)

5.0

この映画、カンヌで柳楽くんが賞をもらってすぐ観に行きました。なんか今日はすごく観たくなってprimeで。
そもそも子供が出ているお涙頂戴的な映画は嫌いなんですが、これはなんだかちょっと違います。
映像
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葛城事件(2016年製作の映画)

5.0

前半の雰囲気から最後にこうなるんだなとわかる救い用のない映画。
私はイザベルアジャー二の映画のように最後に崩壊していく感じのが好きなので、そういうのがお好きな方向け。

しかし俳優全員がとても上手い!
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8 1/2(1963年製作の映画)

5.0

お籠り自宅映画館。
大好きなフェリー二のこの映画。
人生は祭りだ!
アヌークエーメかとても美しいです。

(2016年製作の映画)

5.0

お籠りで自宅映画館。
以前映画館に観に行ってヤバイ映画のNo. 1かなと思った。
まず、まず、ジェフミルズの音楽がカッコいい!実は予告でそのヤバさとカッコよさに惹きつけられて観に行ったんだけど、もう全
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それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)

5.0

本日もコロナの影響でお籠りで自宅映画。ウッディアレンのドタバタが好きでガーデンシネマ?(今はシネリーブルに変わっちゃってるのかな?)に観に行った。
恋愛には真面目なタイプな女の子と、恋愛には自由を求め
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淵に立つ(2016年製作の映画)

5.0

浅野忠信の気持ち悪さ(私の男、チワワちゃん等、ゾワゾワする役が多いな、最近)、いつものことながらの筒井真理子の壊れていく感じが、静かな怖さを感じる。
夫である古舘寛治も隠している事はあったが、妻の筒井
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

5.0

アメリカの映画なのにお洒落なフランス映画っぽい。また、なんだかいつもうまく行かないフランシスを見ていると、自分もこんな人なのかもしれないなあという思いにもなってくる。
走ってるシーン、私の大好きなカラ
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

5.0

タナダユキ監督の映画は後味が柔らかい。前からなんとなく見たかったけどなかなか観る機会がなく、おこもりの今だからこそゆっくり観れた。
愛がなんだ、ロマンスドールと見たけど、監督の選ぶ最後の音楽はとても心
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男と女 人生最良の日々(2019年製作の映画)

5.0

私が生まれた年に、「男と女」は上映。それからもう50年以上の月日が経つのですね。
キャストが全員そのままでその歳のとり方がリアルで、自分もこういう歳の取り方をしたいと思いました。
87歳のアヌークエー
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

5.0

優しくて美しい映画だったなあ。
最初のシーンで、もう結末はわかっている。
それも夫婦の設定でこんなにほろりとする映画ってあるんだなあ。
優しい気持ちになれるし、夫婦とか、恋人同士で見るといいかと思いま
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

パンフレットを買ったら、監督がネタバレしないでくださいと書いてあったのでしませんが、ほんと面白かった!
スピード感がパルプフィクション並み!
なんかタランティーノを彷彿させます。
とにかく観てみる価値
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象は静かに座っている(2018年製作の映画)

5.0

なんと美しい映像。また音楽の使い方がいい。
グレーの鬱蒼とした画像は、テレビや日本の街で見る血インバウンドとは別世界なのか、いや、これは現実なんだな。この感じ、タルコフスキーのノスタルジアを思い出しま
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ガリーボーイ(2018年製作の映画)

5.0

かっこよかったです。インド🇮🇳の格差についての問題もあるけど、総合的にカッコいい。 
ラップを知らない人も、何か感じるものがあると思う。

ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

途中から、観るのが切なくなるくらいグッとくるものがありましたね。後半のあの感じ、ゾクゾクする感じ、ジョーカーに変わっていく衣装も含め全て良かった。
音楽も素敵でした。

アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

5.0

最初から最後まで暗い、本当に暗い。
でもほんと胸が痛くて、切なくて、なんか涙が出てしまう。

高良健吾と西川加奈子の演技がとても素晴らしい。西川加奈子ってすごくいい女優さんになっていくんじゃないかなあ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

パルプフィクションではトラボルタを、この映画ではディカプリオ。大物俳優をメタメタにするセンスが大好きです。
シャロンテート事件はある程度知っていたのでどうなるのかドキドキ!
そうきたか!と思いました。
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

5.0

永遠に僕のもの

その「もの」と何なのか、自由なのか…それとも…。

ファッション、音楽、配色、全てかっこいい!なんか時計仕掛けのオレンジを思い出した…。

それと、パンフレットもオシャレでした!
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火口のふたり(2019年製作の映画)

5.0

美しい映画だったな。食べること、寝ること、SEXすること、そのことを素直に描いてる。
柄本佑くんが、そんなに男前でないというのも好き。

よこがお(2019年製作の映画)

5.0

筒井真理子という女優は、特に喜怒哀楽がないのに圧倒的な存在感がある。
この映画の中の彼女は楽しい時、苦しい時、辛い時常に冷静。

こんな酷いことがあっての復讐なのにそれが全て空回りしていく。俳優全てが
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新聞記者(2019年製作の映画)

5.0

凄い映画だった。これは現実なのか、そうでないのか、今までの国家の色んな事件を思い出していた。最後の方のシーン、問題を私達に投げかけました。
桃李くん。よくこの役引き受けたよな、立派!

旅のおわり世界のはじまり(2019年製作の映画)

4.9

AKBのあっちゃんは、よく知らないけど、女優さんとしてとても好きです。ステキなダイナマイトスキャンダルでのあっちゃんの演技がいいなと思ってての私の中での第二弾。
ウズベキスタンの美しい風景と、縛られて
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居眠り磐音(2019年製作の映画)

5.0

いやー良かった!時代劇映画なんて殆ど見た事なかったけど、松坂桃李くんの映画は大体見ているので観に行きましたが、彼の雰囲気や眼が素晴らしいです。虎狼の血の時もそうなんですが、彼はある時を境に目の鋭さとか>>続きを読む

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

5.0

美しい映画だった。何もない日常の話なのにすごく印象深い。映像が素晴らしく、音が素晴らしい。鳥のさえずり、犬の鳴き声。
みんなが踊ったり、車をぶつけたりするくすっと笑えるシーンはフェリーニ感、音でいうな
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イメージの本(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

かつてからのゴダールファンと、カッコいいものに憧れる若い子たちが混じる映画館。
難解だけど、これがゴダールだ!という感想。
ブニュエルの映画が出てきた時はなんか震えた。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

5.0

なんでこんなに早く好きなのに届かないんだろう?が満載の映画。
私はこのモヤモヤ感が好きだな。
自分はどのタイプなんどろう?って考えてみて下さい!

岬の兄妹(2018年製作の映画)

5.0

知的障がい者の母として申し上げる!
障害者を感動の材料にしていないこの映画にブラボーです。

ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ワンカットで撮られているため、自分が逃げている主人公になっている恐怖感がすごく、非常に疲労した。でもこれが事実なんだって思いましたね。全編、音楽もなく発砲の音だけが響き、犯人も見えない恐怖。でもこれが>>続きを読む

ヒューマン・フロー 大地漂流(2017年製作の映画)

4.8

難民についての難しい話を期待するよりは、映像美を 期待する見方の方がいいかも。
難しいテーマであるが、本当にある出来事なのにノンフィクションに見えてしまう程美しい。
美しいこの情景が本当に今も世界で起
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

5.0

あの疾走感!大好き!
そしてあの切なさ。
音楽も素敵。