Aさんの映画レビュー・感想・評価

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法廷遊戯(2023年製作の映画)

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清義にとっても美鈴にとっても、大人を信じていないから、というか、守ってくれる大人はいなかったから、馨が父を思う気持ちなんて、考えもしないし、分かったふうに「親御さんが悲しむよ」みたいな世界は、どこかで>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

4.0

杉咲花様に倉悠貴、若葉竜也、、、おちょやん…!という名キャストから始まったワクワクが、いつしか壮絶な人生を見てしまった、というか、見なきゃいけないものだった。
なんとかしなきゃいけないのは分かっていた
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.6

パーティーで、ロージーを1人で残すことができずに悲しい顔をするところ何回もあったじゃん、ロージー気づけよって天の声になりたかった。

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.6

いつも頼ってくれるマリコが何も言わずに命を絶った理由を探す旅。めんどくさい女だったけど、そのめんどくささに構うことが、トモヨにとっても混沌とした毎日を過ごしている理由のひとつだったことに気づく。はみ出>>続きを読む

そばかす(2022年製作の映画)

4.5

好きなタイプは?
キュンとする仕草は?
聞き飽きたセリフに相手を傷つけないような気遣い…あぁ私も同じことあったなぁ…と天井を見上げた。
アロマアセクを誰もが理解はできなくても、自分1人で十分幸せだと、
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RRR(2022年製作の映画)

4.8

最強と最強って自分が一番になろうとしないんだね。愛する者のために突き動かされてるのではなく、それを超えて、自分で選んでしているから心動かされるのだ。常にクライマックス。大迫力にビビって、何度も目を丸く>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.3

うるうるの涙が、大迫力の音と振動でこぼれそうになるほど、映画館で見た方がいい。

宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

3.4

ごく普通の中学生が、今の両親のこと、産まれてくる妹のこと、産んでくれた母親、気にしなくてもいいことかもしれないけど、自分なりに自分の居場所を考える中で出会った星ばあ。
出会うべくして出会ったのだな。
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Summer of 85(2020年製作の映画)

4.2

1985年の夏。アレックスにとって、ダヴィドの、自信ありげな表情、大きな背中、イケてる髪型は、完璧以外の見つける言葉が無いくらいで、ダヴィドを失ってしまったあと、本当にそんな人がいたのだろうかと幻のよ>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

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これから始まるところで、エンディングを迎えてしまうのなに…!?

女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

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癖との苦しみを理解しても、歯止めが効かず、快楽に突き進んだ結果。
自殺幇助の事件とか作品とかあるけど、殺してもらうって、無責任ですよね、誰かを犯人にしなきゃいけないんだから。
自分の快楽のせいで、弱い
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罪の声(2020年製作の映画)

4.1

1人の証言者から、気の遠くなるような取材の数、移動を経て、ひとつの答えを導いていく過程に、事件の難しさが伝わってきた。
エンディング息子から母親への素朴な疑問、直視できないほど核心をついてて、えぐられ
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ハイヒールの男(2014年製作の映画)

3.1

苦しくて悲しい
自分さえ助かればいいって考えのヤクザ、どんな言い訳しようと、根っからのヤクザ
何も気持ち悪がらず、察する空港のスタッフやタクシー運転手のあたたかさ

あの頃。(2021年製作の映画)

3.6

ハロプロを今でも推している私なので、公開当時も劇場へ見に行った。
普通に、恒例のロマンティック浮かれモードのオタ芸、恋INGが流れるたびに口ずさんだり、石川梨華ちゃんの卒業ってこんなに短かったんだ、と
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1秒先の彼女(2020年製作の映画)

4.3

こんなファンタジー映画を待っていた
ありがとう
前半のシャオチー編で、このシーンいる?みたいなモヤモヤもあったけど、ちゃんと後半のグアタイ編で伏線回収をしてくれていました
グアタイの執念っていうか、だ
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余命10年(2022年製作の映画)

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人の心無いんと違うか?ってくらい涙が出なかった
たぶん想像通りのストーリーだったからか
うまいことまとまりすぎて話がきれいすぎたんだな

次なんてない、は、そりゃそうだ

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

とうとう見てしまった。
似ているという偶然と運命に翻弄され、いつしか、好きだった人が、ものが、恋に落ちたままのあのときから賞味期限を経て、変わってしまうと、好きだけじゃ成立しない世界があることにズタボ
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ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

3.3

あの頃、有名なあの人【椎名くん】と遊んだだけで自慢、付き合ってると思われるだけでも自慢、、、その思い出だけで今を生きてこられた。
太陽系の中心にいる、という表現がお見事すぎて、みんなは彼を見ていても、
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朝が来る(2020年製作の映画)

3.6

祝福されない妊娠となってしまった、ひかりちゃん。
ほんの1年学校から外れると、階段から転げ落ちるように、無知というのは不利であったり社会の仕組みに騙されたり、落ちぶれていく人生がリアルすぎて、ほんの少
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かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

4.1

学生特有の、あの子は部活、あの子は勉強、、自分には何もなくて、そういう自分ってここにいていいんだろうかっていうもがきから生まれる、歩み方が爽やかに涼やかに明るかった。
お母さんたち(菊池亜希子さん西田
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

3.8

貧しく生きるなかで、家族を見つけた。お金を稼げば、幸せになれるのだと信じたのに、夢が消えると、ただの紙切れになっちゃう、そんな悲しい世界でも、自分の力で生きていかなきゃいけないことに気づく。
銃撃戦か
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さよならくちびる(2019年製作の映画)

3.7

感情を込めたり、今までを思い出しながら歌ってしまうと、ボロボロ涙があふれて歌えなくなっちゃいそうだから、だから、目を合わせるわけでなく、何も考えてなさそうにまっすぐ前を見ながら歌って、お互いを感じてる>>続きを読む

ナラタージュ(2017年製作の映画)

2.6

葉山先生の思わせぶりな振る舞い、学校でクールな先生が、自分だけに見せる笑顔とか、そりゃ好きになっちゃうでしょ、っていうか、俺のこと当然好きになるよね?という尋問でしかなくて、ずるすぎんか?
当然泉ちゃ
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.2

自分の生い立ちにコンプレックスを抱きながら、犯罪を犯すのもこんな生い立ちだから仕方ないだろうと人生に諦めたようなウィルが、カウンセリングや親友の言葉によって、偽ることなく自分の人生を歩んでいけるように>>続きを読む

ユリゴコロ(2017年製作の映画)

3.3

吉高由里子による、感情を持てない目の動き、爽やかな母の微笑み、わけがわからないことを分からないと言える強さ、強かったです。
サイコパスとして鋭さを光らせる一方で、幸せが分からないなりにも、リスカし続け
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窓辺にて(2022年製作の映画)

4.0

言葉を紡ぐ人たちにとって、端的な言葉は簡単に出てきそうだけど、感情を発するとなると、もやもやした感情を搾るように丁寧に紡ぎだしていた。
そしてうまく言葉がまとまらないと「よく分からないんだけど」と紳士
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.7

空の描写がすごく綺麗だ。
店長はあきらちゃんに、大事な言葉をくれる人だった。店長にも心残りがあったことを彼女が気づかせたように、店長は、今しか、彼女にしか、できないことがあるよ、と丁寧に微笑む人であっ
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

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原作が好きだったので。
原作と映画は少し違うストーリーだったけれども。
本当に本当に森宮さんが素敵なのである。
瀬尾さんの本を読むときには、いつも、ほっこり、あたたかくなるのだ。

ガール・コップス(2019年製作の映画)

4.0

俺たちのオンマ…ラミラン…!
ラミランの逞しさとかっこよさに痺れちゃう。
イソンギョンの仕事モードとバッチリメイクの変身ぶりが大好きになる。
「女のくせに」「女だから」と嫌味と闘いながらも、女だからこ
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.2

グレタはもともと自分で歌うことも好きだったけど、やっぱり彼と作る音楽が好きだった。
彼の作った曲が自分に向けた曲じゃないと気づいた直感、2人で作った曲のアレンジ…嫌なことは嫌だと言って、泣いて泣いて、
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.1

空気を読んで周りに合わせること。授業で答えが分かってても手を挙げないこと。誰にも見つからないように息を潜めること。
本当はそんなことしたくない。
友達がほしい。褒められたい。幸せに過ごしたい。
悪い男
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.3

お顔が天才だ…
美しいが故、サイコみが出てるし、孤独だし、絶対ダメなのに許しちゃいそうにもなるし、親を思うと悲しくなる。
はじめは盗み自体に興味があって、金が欲しいとかそういう欲は無かったのに、悪を知
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ワンライン/5人の詐欺師たち(2016年製作の映画)

3.4

高貴なお顔のイムシワンが、話術に磨きをかけて懐に入るのがうまかったり、悪の道まっしぐらだったり、親思いだったり、スマートな役が似合う。
盗まれたデータを盗み返して被害者に会うシーン、直接自分が手は加え
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少女は悪魔を待ちわびて(2016年製作の映画)

3.5

父親を殺した___それだけ聞きたくて15年耐えた主人公。
壁には己を奮い立たせる言葉を埋め尽くし、床には一連事件の記事を敷き尽くし、どんなときも幼き痛みを忘れることは無かった。
2個目の首輪をあんなふ
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.9

急にミュージカル始まったり奇想天外すぎたけど、ランチョーに出会った人たちが、ランチョーに影響されて心変わりしていく様が、楽しかった。このままだと、目ん玉飛び出そうで、心配になるくらい笑っちゃった。

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