りょうさんの映画レビュー・感想・評価

りょう

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青春残酷物語(1960年製作の映画)

1.8

全く入り込めなかった。セリフが棒読みすぎる。

楢山節考(1983年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

食いぶちを減らすために親を山に捨てる。ストーリーは至って単純明快。だが、その土地、時代に生きた人々の暮らしや思いを丁寧に描くことで、人間とは、生命とはいかなるものかを、解釈なしに提示してくる。冬山の少>>続きを読む

仁義なき戦い 完結篇(1974年製作の映画)

2.7

広能や明たちが年をとり、若者との世代交代を描く。そのためかつての主役級のヤクザたちも大人しく、冷静で見ていてさみしい。個人的に大友勝利が千葉真一でないのが不満だった。

仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)

3.1

実話を元にしているだけあってそう上手くストーリーが運ばない。広能と山守との戦いも曖昧なまま。

仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)

4.5

1番ギラギラしている。代理戦争とは米ソの冷戦が巻き込んだ当時の世界規模の紛争をさしており、上の人間のために若者たちの人生が壊されていくことを皮肉ったタイトル。渡瀬恒彦演じるチンピラが広能組に入るときの>>続きを読む

スーパーの女(1996年製作の映画)

3.5

伊丹十三戦う女第三弾。近所に超安売り店ができたことにより経営のピンチに見舞われたスーパー正直屋を宮本信子演じる主婦、井上花子が主婦の知恵で立て直すというドラマ。今回戦う相手は効率化を嫌う職人の男たちで>>続きを読む

ミンボーの女(1992年製作の映画)

3.8

ヤクザの民事介入暴力(ミンボー)とホテルとの戦い。ヤクザに弱腰でゆすられまくりのホテル・ヨーロッパは度重なるヤクザのゆすりに女性弁護士井上まひるを雇い、理不尽な暴力との全面対決に挑む。スーパーの女より>>続きを読む

いつか読書する日(2004年製作の映画)

3.7

僕の中で岸部一徳がますます好きになる映画。高校の時、恋仲であったお互いの父母が交通事故で亡くなったのち、一時期付き合っていたこともあった大場美奈子と高梨槐多は中年になり何となく互いの存在を意識しながら>>続きを読む

タンポポ(1985年製作の映画)

3.8

未亡人が切り盛りするまずいラーメン屋をトラック野郎の山崎努が町1番のラーメン屋に仕立てるまでの物語。途中物語の筋に関係のないコントのような小話が挟まれるのがいい味を出している。エロと笑いと食が渾然一体>>続きを読む

マルサの女(1987年製作の映画)

3.7

主人公の宮本信子が査察に入った社長宅の息子とスーパーマリオをするシーンが象徴的だった。巧みに金の流れを支配し税務署の目をごまかす経営者側と執念深く食いつく査察官との闘いはまさに失敗の許されぬゲームのよ>>続きを読む

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.0

物語が現実を超えて真実となり、その中で魚は水を得、永遠となる。

そして父になる(2013年製作の映画)

3.8

父親同士は反目し合うのに対し、母親同士は互いをいたわり合うという描き方が子どもに対しての父と母との本質の違いを捉えていると感じた。また子どもを交換するまでだけでなく交換してからの子どもや家庭の混乱を描>>続きを読む

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