クリームさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.9

2回目。やっぱり、面白い。ちゃんと前作からの続きです。今作は、ソフィアの愛犬達が格好良い。愛犬達は必ずチ○コに噛み付く、良くできたワンコ達。安定の楽しさ。新作が待ちどおしいです。

聖域コンチネンタル
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ナイトライド 時間は嗤う(2021年製作の映画)

3.0

久々の大失敗。94分間ワンショット撮影に惹かれて観たものの。全く合いませんでした。ずーっと車の中で主人公が色んな人と会話する。これが許されるのは、よっぽどの演技派か、超絶イケメン。途中から、倍速にした>>続きを読む

エゴイスト(2023年製作の映画)

4.1

エッセイスト故·高山真さんの自伝的小説の映画化。これは、良い。確かにラブシーンが話題だったし責めてたけど、内容が素晴らしかった。愛する人に何かをして上げたい気持ちや、一緒に頑張りたいと願う事は、相手に>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章(2015年製作の映画)

3.6

さて、前回の続き。誰もいなくなり、カメラマン田代が配信を始めている所から
スタートします。全ての伏線回収をどんな風に仕上げるのか?白石監督らしい終わらせ方で、しっかり続編宣伝します。まあ、宇野祥平さん
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デビルズ・バックボーン(2001年製作の映画)

3.9

ずっと観たかった作品。やっと出会えました。やっぱり、ギレルモ·デル·トロ監督作品は好き。この時、既に胎児がお酒に浸かってる瓶を発見。これがホルマリン浸けになり、エノクに発展して行く。また、「パンズ·ラ>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.9

2回目。ジョンの無敵ぶりは、パワーアップ。ずーっと戦い続けます。格好いいキアヌがボロボロになりながら、銃とカンフーで駆け抜けて行く(ガンフーと言うらしい)。それはリズミカルで爽快。今作も大満足で面白い>>続きを読む

ダブル・サスペクツ/ルーベ、嘆きの光(2019年製作の映画)

3.7

淡々と進んで行き、思った通りの結果で、スリラーと思って観るとつまらない。ドラマとして観ればそこそこ面白い。主役はダウード所長。ジャケの2人ではありません。また、作中の犯罪は事実であるが再現しているわけ>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.0

2回目。やっぱり、シリーズでこれが一番衝撃を受けた。鮮やかに悪党を殺して行くジョンの無双ぶりが最高。そして、親友マーカスが格好いい。ラストにグレーの可愛いアイツをチョイスするセンスも◎。最高にクールな>>続きを読む

ハンガリー連続殺人鬼(2016年製作の映画)

3.9

1957年~1967年の間の社会主義政権下のハンガリーで起きた連続猟奇殺人事件を、実話に沿って映画化。犯人は直ぐに解りますが、何故そんな事をしたのか?や当時の社会主義政権下での捜査のやり方等、興味深く>>続きを読む

アンジェラの灰(1999年製作の映画)

3.8

アイルランドと言えば極貧国だった印象だけど、実際にあんな生活だったとは…。少年フランクとその家族が悲しみを乗り越え、たくましく生きて行く姿がテンポ良く描かれます。地味だけど何故か目が離せず、暗いけど重>>続きを読む

第七の封印(1956年製作の映画)

3.6

ジャケ写が魅力的なだけで選んでは行けなかった。
難しい映画だった。1回観て「?」悔しいので、考察読んでもう一度。解ったけど、悪くないけど、絶賛出来ないのが本音です。恐らく、ファンには響くんだと思います
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ヘカテ デジタルリマスター版(1982年製作の映画)

3.9

これは、まず異国情緒たっぷりの音楽や映像に酔います。エキゾチックな部屋や美しいタイル、幻想的な世界に一瞬で迷い込む。あんな世界では心も惑わされる。内容も悪くはないけど、背景と映像の勝利。あんなホテル泊>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版(2014年製作の映画)

3.5

もういい加減飽きて来たので、観るの辞めようかな?と思って観始めたけど、引き摺る終わり方をします。ヤってくれる…。取り敢えず、流し観で次も観る羽目になってしまった。ズルイ。

今回は、前回の予告通り、た
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妻は告白する(1961年製作の映画)

3.9

怖面白い。ちょっとわざとらしい昭和女優の感じが、面白いなぁと観ていたら、終盤にちゃんとホラー味を出して来ます。文子様の絶対、関わってはいけない病み女の演技が素晴らしい。あんなヤバイ美女に纏わり付かれた>>続きを読む

ザ・ハント ナチスに狙われた男(2017年製作の映画)

3.9

実話ベースなのだけど、戦闘シーンはほぼなくて、ナチスからの過酷な逃走劇。死や拷問と隣り合わせなので、緊張感やハラハラが留まりません。壮絶な逃走中、自分での足指の治療は、結構凄い。地味だけど見応えがあり>>続きを読む

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.0

これは、途中離脱して放置していた作品。再チャレンジして良かったです。凄く面白かった。途中から畳み掛ける様に面白くなるので、ちょっと我慢が必要だったみたいです。そして、映像がとても美しく、爆破シーンの数>>続きを読む

ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

3.8

Netflixのアクション大作は、やはりスケールが大きく、ド派手で楽しめます。暑くて頭が回転しない時には、こう言うアクション映画は、良い。しかも雪山で涼しげ。美しいガル·ガドット様がクールに敵と対峙し>>続きを読む

対峙(2021年製作の映画)

3.7

映画としては、凄い。今までにないシチュエーションでえぐって来るので、新しいと思います。ヒリヒリした感じもキャストが良いのでその場のリアリティはあります。色々考えさせられるのも◎。ただ、個人的には共感ゼ>>続きを読む

バレエ: 未来への扉(2020年製作の映画)

3.8

ジュリアン·サンズ(65)が、亡くなっていた事を知らなくて…。今年の1月に山で行方不明になり、7/25に遺体で発見されたらしい。各国の映画に出演し、幅広い役をこなしていた好きな俳優さんの1人だったので>>続きを読む

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.9

ローズマリー目線で進んで行く話に振り回される脚本がお見事。サスペンスのみで恐怖を生み出し、最後まで真相が解らず、飽きる事なく楽しめる作品でした。
また映画意外の背景が曰く付きで、撮影現場のダコタハウス
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.8

そもそもノオミ·ラパスが好きなので、面白かった。内容もアクションあり、2転3転して、ハラハラします。難しくないので、気軽に観れるのも良い。序盤でグレン·クローズの顔が、怖すぎて笑ってしまいました。整形>>続きを読む

トゥインクル・トゥインクル・キラー・カーン(1980年製作の映画)

3.6

ケーン大佐が出て来た時点で、なんとなくストーリー展開が解ってしまって、そんなに楽しめ無かったです。それなりに見所もあったけど、やっぱりそう言う感じだよねぇ。で終わった。後、キャラに魅力を感じ無かったの>>続きを読む

エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

4.2

オカルト映画の金字塔。ディレクターズカット版は、悪魔に取り憑かれた少女がブリッジで階段を駆け下りるシーンがあり、公開当時とエンディングが変更されています。
私は、オカルト映画でこれを越える作品に出会え
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マイナス21℃(2017年製作の映画)

3.5

あれ?悪くなかったけどなぁ。これは、実話です。遭難するべくして遭難してるので、共感し辛いですが、雪山の風景、ラスト30分位は良かったです。ほぼずっとジョシュ·ハートネット。「127時間」を思い出した。>>続きを読む

赤い天使(1966年製作の映画)

3.8

評価が高いだけあって、衝撃度も高かった。先日観た「清作の妻」が良かったので、こちらも同監督と若尾文子。戦争映画と言うと兵士が主体だが、こちらは従軍看護師が主役。ラストには、やはり虚しさしか残らない。反>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章 真説・四谷怪談 お岩の呪い(2013年製作の映画)

3.4

もうすっかり、色々慣れてしまった私。これは劇場版。浄霊師·宇龍院道玄と言う、新しいオッサンを迎え、今度はお岩さんだそうです。ながらで丁度良い。オッサン×オッサンは、案外相殺し合う。4が面白過ぎたので、>>続きを読む

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.8

実在の事件を基にした小説の映画化。ジェシー·バックリーの癖の強い役の演技が良かったです。閉鎖的な宗教コミュニティーで、性暴力に遭った女性達の会議です。レイプシーン等映さず、女性達の立場や考え方、今後ど>>続きを読む

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

4.8

「クローネンバーグ様、お帰りなさいませ」でした。勿論、他の作品も素晴らしいんですけど、「クラッシュ」迄が特に好きなので、今作は本当に良かったし、幸せです。昨今は、息子様に心変わりしておりましたが、お父>>続きを読む

マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

4.0

これは、楽しい!高評価が頷けます。
ニコケイは、ファンではないが観てしまうし、応援してしまう不思議な俳優。
自身と重なるどん底俳優を演じた自虐ネタ満載のコメディなのだが、本当に沢山の作品に出演している
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インテリア(1978年製作の映画)

3.6

完璧主義なイヴによる窮屈なルールに縛られた3人の娘と父が、彼女の呪縛から解き放たれる話だと思うのだけど、精神に異常を来したイヴを演じた、ジェラルディン·ペイジの静かに壊れて行く演技が怖くて、良かったで>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-04 真相!トイレの花子さん(2013年製作の映画)

3.9

いよいよ目標だったfile4。正直、皆さんの高評価を疑ってました。大変申し訳ありませんでした。面白かったです。凄く良く出来たモキュメンタリーでした。これだけの完成度のモキュメンタリーは、中々ないと思い>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-03 人喰い河童伝説(2013年製作の映画)

3.3

河童かあ。うーん、さすがに色物過ぎて、ちょっと胃もたれした。毎回出て来る新種のバカップルにも嫌気が差して来たが、とりあえず目標のfile4までは、頑張る。これは、前作の方が面白かったなあ。

工藤Dは
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虐待の証明/ミス・ペク(2018年製作の映画)

3.6

児童虐待は親が子供の代弁者となる事や子供が恐怖心から何も言えない等、証明はとても難しい。今作でも助けを求めても諦めるしかないと言う現状や法律にイライラ。実話ベースなのが辛い。ただラストに若干の希望があ>>続きを読む

もっと、その先の快楽(2022年製作の映画)

3.4

チェコの海辺や湖の風景が凄く美しかった。内容はやっぱりねぇ~、です。パートナーがお互いにお互いとは違う相手と身体の関係を持ち割り切って楽しみましょうと言うアホ丸出しな試み。もう少し、変わった心の変化と>>続きを読む

ユー・アー・ノット・マイ・マザー(2021年製作の映画)

3.8

テンポが悪く、感心な所で眠くなる。だけど、ちゃんと観たら良く出来たストーリーだった。私は、2回目を倍速で観た。ホラーにしては珍しくスッキリ出来る脚本なので、ちょっと勿体ない。アイルランドのホラーで、薄>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊(2012年製作の映画)

3.5

オッサン、駄目な事しかしない(笑)。これは、究極のホラーコメディ。工藤Dを始めアシスタント、カメラマン、投稿者、皆さん中々の演技力だと思います。あり得ない事を真面目な顔してヤりきる。1より観方が解って>>続きを読む