クリームさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

もっと、その先の快楽(2022年製作の映画)

3.4

チェコの海辺や湖の風景が凄く美しかった。内容はやっぱりねぇ~、です。パートナーがお互いにお互いとは違う相手と身体の関係を持ち割り切って楽しみましょうと言うアホ丸出しな試み。もう少し、変わった心の変化と>>続きを読む

ユー・アー・ノット・マイ・マザー(2021年製作の映画)

3.8

テンポが悪く、感心な所で眠くなる。だけど、ちゃんと観たら良く出来たストーリーだった。私は、2回目を倍速で観た。ホラーにしては珍しくスッキリ出来る脚本なので、ちょっと勿体ない。アイルランドのホラーで、薄>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊(2012年製作の映画)

3.5

オッサン、駄目な事しかしない(笑)。これは、究極のホラーコメディ。工藤Dを始めアシスタント、カメラマン、投稿者、皆さん中々の演技力だと思います。あり得ない事を真面目な顔してヤりきる。1より観方が解って>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦(2012年製作の映画)

3.4

あんまりにもTLで流れて来るので観賞してみた。過去に主演の工藤が苦手で、ギブアップしたんだけど、file4が、評価4.0だったから気になって…。他の方のレビューから、この工藤と言う男を笑えなければ、観>>続きを読む

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

3.8

大統領の息子と王室の王子なんて設定、ズルいわ。これは、楽しんだ者勝ちな作品です。もうずっとニヤニヤしながら観た。完全にお伽噺で、ガチガチのラブコメ。癒されました。高評価の理由は、世の中腐女子が溢れてる>>続きを読む

ねこぢる草(2000年製作の映画)

3.9

内容は、ざっくりしか解らないけど、好きな世界観でした。たまには、こんな作品も新鮮で楽しい。30分と短いのも観やすくて良かったです。絵は可愛いのだけど、やってる事はグロい。可愛いから、気持ち悪いとかはな>>続きを読む

そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

3.8

Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔のクズ演技が中々、良かったです。他のキャストも良いので思いのほか楽しめる映画でした。人生から逃げ出したら、幸せも逃げて行く。ラストは、ちょっと考える系なので、私的には好き>>続きを読む

ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.7

つえ~、強過ぎる。見た目から強くて、出て来てまず笑った。もうまんまロック様(笑)。が、知らなければならない情報が散漫していて、若干疲れた。復活が2回もあるし、ちょっとダラダラしてる部分もあった。アクシ>>続きを読む

グロリア(1980年製作の映画)

3.9

噂通り、面白い。愛想のないクールな女と生意気な少年のコンビがいい。ジーナの威圧感のある顔立ちが役にあってて、格好良く、マフィアと対峙するシーンは、ゾクゾクしました。ラストに向け噛み合って行く2人が、ベ>>続きを読む

ザ・クレイジーズ 細菌兵器の恐怖(1973年製作の映画)

3.3

ジャケ写と監督につられ観賞。ウイルスによる感染者が猛威をふるう昨今の感じを想像してたら、それを封じ込める為の政府と住民のバトルだった。もっとヤバいウイルスやヤバい実験による…みたいなのを期待してたので>>続きを読む

M(1931年製作の映画)

3.9

初めて異常心理における連続殺人を描いた作品で、『サイコ』よりも約30年近く早い。そして、ピーター·ローレの演技力が素晴らしかった。
しかし、この映画、公開の2年後にナチス政権が成立し、本作はナチスによ
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清作の妻(1965年製作の映画)

4.0

イヤ~、予想外過ぎて面白かったです。そして、若尾文子の美しい事。昭和、村、戦争、陰鬱な雰囲気もこの映画にあってて良かったです。始終心を揺さぶられ、終盤は衝撃でした。ちょっとしたホラーな気がします。>>続きを読む

ラッキー(2017年製作の映画)

4.0

90歳のラッキーと言う男の地味だけど素敵な人生を飾らず等身大に描いているのが心に沁みた。凄く好きなタイプの作品。100本を超える作品に出演した名優ハリー·ディーン·スタントンの遺作です。こんなに遺作に>>続きを読む

血ぬられた墓標(1960年製作の映画)

3.8

おぞましい描写や気持ち悪い描写が素晴らしい、ゴジックホラー。1960年に制作された事を考えると恐怖の煽り方や特殊メイク等もすでに高いクオリティになってます。さすが、イタリアン·ホラーの父と呼ばれたマリ>>続きを読む

死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

4.0

エキサイティングなホラーでした。これぞ死霊のはらわたシリーズって、感じで容赦なくて最高に楽しめました。こう言うのが観たかったんですよ。素晴らしい!こちらは、5作目になるらしいですが、前作の続きではない>>続きを読む

オープニング・ナイト(1978年製作の映画)

4.0

ジーナ·ローランズの『こわれゆく女』の演技が素晴らしく、こちらも観賞。こちらは、病んで行く中年女優を見事に演じていました。しかも酒浸りの感じがとっても似合ってて素敵でした。ご自身と重なる役がリアリティ>>続きを読む

死霊のはらわた(1981年製作の映画)

4.0

何度となく観てしまう魅力に溢れた作品。サム·ライミ監督のデビュー作で、CG無しのグロゴア描写や死霊に憑依された際の特殊メイク等の手作り感にテンションが上がります。
また、恐怖や超常現象を表現したカメラ
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バンバン!(2014年製作の映画)

3.0

苦手なヤツだった。「ナイト&デイ」のボリウッドリメイク版。ロマンス多め、歌長め、絶対的に手にするべきではなかった。しかも長~い。好きな人は好きなんだと思います。単なる私の好みで苦手なだけです。途中から>>続きを読む

ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

3.8

ユダヤ人絶滅政策を決定したヴァンゼー会議を実際の議事録をもとに映画化。
血の通った人間とは思えない議論を淡々と観せられます。こんな会議があったなんて恐ろし過ぎます。途中休憩の時には軽食や談話。誰も反対
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.9

まず第一に途中で、船酔いによる嘔吐等、汚いシーンが結構多発化します。中々です。沢山のブラックユーモアが散りばめられた作品で、ラストは考える系で面白かったです。正直、もう少し短くても良かったかな?とも思>>続きを読む

サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.8

「ドロステのはてで僕ら」が面白かったので観賞。季節もまさに今。難しい事は一切考えず楽しめる良作。キャストが皆、若くて、ムロツヨシと真木よう子は、一瞬考えてしまった。

大学の夏休み。「SF研究会」はク
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#マンホール(2023年製作の映画)

3.9

しっかりB級だと思ってたので、意外と面白かったです。展開が全く読めませんでした。これはネタバレ厳禁スリラー。私は、中島裕翔君が出てるワンシチュエーションもので、あらら永山絢斗も出てるんだぁ。くらいでし>>続きを読む

MAY -メイ-(2002年製作の映画)

3.8

ジャケがあまりに魅力的で観賞しました。確かに主人公のメイちゃんは、ヤバ可愛い。なんだこの展開は?ってヤツで、終盤ちょいグロめ。所々、間延び感があって、退屈な所もあるけど、後半が楽しくて(グロくて)、わ>>続きを読む

君の心に刻んだ名前(2020年製作の映画)

4.0

これは観て良かった。かなり好みが入っての4.0です。エンドロールの映像が尊い。少年同士の純粋な愛を同性愛が病気扱いされていた頃の台湾を舞台に淡く切なく描いています。「ブエノスアイレス」が好きな人は楽し>>続きを読む

スマイル(2022年製作の映画)

3.7

凄く良く出来ていて、面白いんだけど、今までのホラーをてんこ盛りにした感じ。脅かして来るけど、怖くないし…。嫌いじゃないけど、もう少し何か欲しかった。でも、この監督、これが長編デビュー作らしいので、今後>>続きを読む

バッド・シード(2018年製作の映画)

4.0

凄く良いお話なのにジャケが無いのは寂しいなぁ。ドヌーヴが出演してるのに…。Netflixオリジナルで、フランス移民の現状をシリアスとコメディの絶妙なバランスで描いています。主人公ワエルと養母モニークの>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.2

超エンタメ作品。全く退屈する暇が無く楽しかったです。私は、1から予習をして行ったので、正直チームの老いが…。まあ、仕方ないですが、ちょっと限界が見えて来た感じは否めなかったです。今回もベンジーは頑張っ>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.0

前作の続きで、前が良かっただけにどうかな?と思ったけど、いやぁ~、全然負けて無い。アクションはまたまもや素晴らしく、上空からのダイブ、パリ市街のバイクチェイス&カーチェイス、クライマックスでのヘリコプ>>続きを読む

変態小説家(2012年製作の映画)

3.5

途中まで、凄く面白かったんですけど、途中から好みで無くなってしまった。サイモン·ペッグを楽しむ作品です。あっ、邦題は酷い。別に変態ではない。パラノイアに陥った主人公が、彼の手がけた児童文学の形を借り、>>続きを読む

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.0

初っぱなから、飛行機の翼にぶら下がるイーサン。一気に捕まれます。今回もサイモン演じるベンジーは大活躍。もはやベンジーのファンと化している私。今作も安定して面白く、ブラントも良かったです。
各国の元エリ
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.8

劇団ヨーロッパ企画の作品、初めて観るのですが、サクッと観れて、低予算ながら凄く練られた脚本で、面白かったです。ちょっとふざけてますが、それもスルー出来てしまう楽しさがあり、何よりアイデアが素晴らしかっ>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

4.0

やっぱり、サイモン·ペッグがいると楽しい。今回は、スパイグッズがポンコツなのが緊張感があって良かった。随所に、飽きさせない工夫がしてあって、ずっと楽しく鑑賞出来ました。面白かったです。
ロシアの核爆弾
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潜水艦クルスクの生存者たち(2018年製作の映画)

4.0

2000年にロシアで実際に起きた原子力潜水艦事故を映画化。私は、無知で知らなかったのもあり、最後まで目が離せない展開にハラハラしながら鑑賞しました。これが実話なのが恐ろしい。事故を知らない方は、調べず>>続きを読む

衝動(2021年製作の映画)

3.7

夜の渋谷、訳アリな少年少女達の生き辛さを描いている。フィクションなので、とことん残酷。だけど、直接的にグロいシーンは、ないので観やすかったです。実際に似たような境遇の子達は、居るんじゃないだろうか。>>続きを読む

崖上のスパイ(2021年製作の映画)

3.7

スパイ4人、夫婦の張憲臣と王郁、恋人同士の王子陽と小蘭、そして特務の周乙の顔くらいは、判別出来ないと解りにくいが、解ればそこそこ楽しめる映画でした。派手ではないけど、ハラハラとかちょっとした拷問とかで>>続きを読む

ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.8

これは、面白かった。J.J.エイブラムス(初監督作品)だし、シーモアやサイモン·ペッグと豪華キャストで楽しかった。チームワークが良いのも◎。アクションも橋の上での襲撃シーンやビル斜面の滑り台等、見応え>>続きを読む