クリームさんの映画レビュー・感想・評価 - 44ページ目

サラブレッド(2017年製作の映画)

3.5

オリヴィアとアニャの対称的な2人の演技が、観ていて惹き付けられました。ラストに果たしてあの義父は、本当にイヤなヤツだったのか?疑念を抱いた。オリヴィアは、『ベイツ·モーテル』の時から好きで、ちょっと昔>>続きを読む

ウィッチ(2015年製作の映画)

3.7

結末が知りたくて、ムカつきながらも見てしまった。トマシンとケイレプ以外、胸くそだった。何?あの父と母。母なんて何でトマシンだけ奴隷あつかいなの?トマシン可哀想過ぎ。ラストは、ある意味スッキリした。ただ>>続きを読む

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.7

オープニングの気持ち悪い写真や絵から、心を掴まれた。何となく想像のつくストーリーだと思っていたけど、展開が、面白かった。どーでもいいけど、サイダーとゆで卵が旅のお供って、本当なの?あの組み合わせ無理だ>>続きを読む

黒猫・白猫(1998年製作の映画)

3.6

私は『オン·ザ·ミルキーロード』の方が、好き。言語とシチュエーション、画像等で前半集中出来なかった。ただのコメディなんだからあまり考えずに見れば良いのだけど『どう言うこと?』が多かった。文化の違いなの>>続きを読む

オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

3.8

何か不思議な魅力のある作品。ちょっとダークファンタジーっぽくて、尚且つ優しい感じの映画だけど、所々、グロくてこう言うの好きです。血まみれのアヒルや黒焦げの人達、瞳をエグル等、大胆な描写で、ふわっとした>>続きを読む

キャンプ・アフガン(2016年製作の映画)

3.4

多国籍軍の中のオランダ軍の戦争への介入の仕方を描いている作品。平和維持軍的な要素が大きい感じがした。また、現地の人達や現地の軍との相違の差が相当ある様に見えた。いったい何の為に戦っているのか見失う。ラ>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.6

確かにブラピは、ヤバい。結構なオッサンなのに何で、あんな格好いいんだろう。作品は、前半ダルかったなぁ。眠くなった。ラストは、タランティーノらしくて良かったと思う。ブラピのアクション、犬の有能ぶり、ディ>>続きを読む

アンセイン ~狂気の真実~(2018年製作の映画)

3.6

主人公がイヤな女なのって、最近の流行りなの?何本かそういうの見たなぁ。イヤな女だから、こちら側も平常心で観れてしまうので、ドキドキしない。内容が、悪くないだけに勿体ない気がする。確かにイヤなヤツだと『>>続きを読む

TAKING CHANCE/戦場のおくりびと(2009年製作の映画)

3.9

盲点でした。当然、戦死者がいればこの様な役目を担う人々は、いるのに日本人で戦後生まれの私は、考えた事も無かったです。自宅へ護衛中、沢山の一般の人々が、察知して戦死者に敬意を払っている姿に胸を打たれまし>>続きを読む

スペル(2009年製作の映画)

3.7

怖さは、弱。だけど、面白かった。登場人物が全員何かちょっとイヤな所を持ってるから、ラストもショックでは、無かった。ホラーと言うより、ダークファンタジーっぽい感じ。

わたしはロランス(2012年製作の映画)

3.8

物凄くこだわりが、詰まった作品。長い映画だけど、映像美に一寸の隙もない。どの場面を切り取っても調和の取れた美しい映像。スゴすぎる。もうここまで来ると変態。内容は、自分を貫き、自分のエゴを追求するロラン>>続きを読む

仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

3.5

すげーな、水川あさみが高校生。まぁ、古い映画だから当たり前か。日本のホラーは、やっぱりジトーっとして面白い。そんなに攻撃して来る霊では、無かったけどジワジワ迫って来る感じとか楽しめた。ストーリーがちゃ>>続きを読む

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.7

そう来たか!想像の範疇を越えてた。ちょっと『グッドナイト·マミー』っぽい展開だった。勿論、もっと明るいけど。ドイツ語に気を取られて字幕が読みづらくて、慣れるのに時間がかかったけど、面白かった。欧州の映>>続きを読む

金曜日の別荘で(1991年製作の映画)

3.3

この頃は、こう言うのが芸術とされてた時代。ジュリアンが好きで昔、見た。懐かしくて観たけど、内容が、どうでも良すぎる(笑)。高級娼婦と変態2人のから騒ぎ。ジュリアン、あんなにハゲあがってたっけ?まぁ、で>>続きを読む

オカルト(2008年製作の映画)

2.0

観る必要無かったなぁ。観たけど、魔が差した感じ。まんま呪いのビデオだった。呪いのビデオの◯◯シリーズのやらせ感MAXなヤツ。最後まで観た自分が悪い。時間の無駄をしてしまった。

ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.6

短めで観やすかった。そこそこ面白かったし、ちゃんと完結するのが良い。そんなに怖くは無いけど、スリルはある。洋画ホラーとしては、良い方だと思う。

ガリーボーイ(2018年製作の映画)

3.8

最初ちょっと退屈で、どうなるかと思ったけど、気が付いたらのめり込んでた。インドでラップって、イメージに無かったけどだからこそ面白かった。ボリウッドの歌って踊るは、苦手なので、こう言うのは、良い。一歩づ>>続きを読む

マウトハウゼンの写真家(2018年製作の映画)

3.7

ナチス統治下のスペイン人強制収容所の話で、エンドロールの写真を見てわかる様に凄く忠実に再現されている。これは、この映画の要であるネガが残っていたから、出来たもの。物凄く歴史的に価値のあるネガだったと思>>続きを読む

誰もがそれを知っている(2018年製作の映画)

3.5

『別離』や『ある過去の行方』の監督だったのね。なるほど納得。良い作品なのに終わり方をスッキリさせてくれないのよね。3作品ともイラつく終わり方だった。ただこの作品に関しては、パコが、気の毒過ぎるし、犯人>>続きを読む

アンフレンデッド(2015年製作の映画)

3.2

新しい感じで、今のネット社会向きな映画だけど、結局なんだったのか解らずじまい。霊の仕業とでも?いくらなんでも無理がある。正直ずっと見てるの辛かった。私は、好きじゃない。時間の無駄でした。せめて最後に謎>>続きを読む

悪童日記(2013年製作の映画)

3.9

心に残る衝撃作。厳しい戦果の中で双子は、逞しく、耐えて生きて行くけど、誰も正しい正解を教えてくれない中、自分達のルールが出来上がり、今の私達から、見たら残酷で歪んだ生き方に変わって行く。いくら戦果と言>>続きを読む

クロユリ団地(2013年製作の映画)

3.4

悪くないんだけど、前田敦子が、AKBの舞台裏で、過呼吸になってた時の映像をずっと見せられてる感じだった。たまにキンタロウや宮川大輔にも見えて来て、話が入って来ない。凄い残念。他の女優さんなら見れたかも>>続きを読む

グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

3.6

ラストの親子3人が、笑ってるシーンが、怖かった。イヤー、子供って、加減を知らないから恐ろしい。だけど、お母さんももう少し上手く回避出来なかったのかな?母親も病んでるのか?最初、思ってたのとは、違う展開>>続きを読む

誰よりも狙われた男(2014年製作の映画)

3.7

良い作品だとは、思うのですが後味が悪い映画だった。フィリップ·シーモア·ホフマンは、安定の演技力で見ていてどんどん引き込まれていった。これが最後の作品なのは、本当に残念。しかし、酷い話だったなぁ。世界>>続きを読む

バグダッド・スキャンダル(2018年製作の映画)

3.6

国連って、善良なる良い人達の集団なのだとアホな私は、そう思っていた。勿論、一部であって、殆どの人は、世界の為に働いているのだろう。それにしてもマイケル·サリバンの勇気は凄い。世界の大スキャンダルを自分>>続きを読む

ベン・イズ・バック(2018年製作の映画)

3.7

気が付いたら引き込まれて、見ていた。ジュリア·ロバーツがあんま好きじゃないんだけど、この映画は、良かった。誇張しすぎず、等身大の母親がしみた。思っていたよりベンが、良い子で薬物依存を本当に克服しようと>>続きを読む

プルートで朝食を(2005年製作の映画)

3.9

凄く素敵な作品。LGBTQの映画だけど、IRA
が織り込まれ、テロリストと付き合ったり、爆破テロに巻き込まれたり踏んだり蹴ったりなのに明るく前向きに生きるキトゥンの姿が、清々しくもあり、悲しくもある。
>>続きを読む

(2007年製作の映画)

3.3

これは、短すぎる。何となく、ひと夏の出来事みたいな感じなのは、伝わって来たが、短編にする意味が解らん。『SKIN』の短編は、良かったけど、これは、違うな。

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.8

なるほど、評判通りの面白い作品でした。特に香川照之と竹内結子、サイコパスと気が触れた中毒女。二人ともそれにしか見えない。邦画は、あまり見て来なかったけど、ホラーやサスペンスは、結構面白い。これを機に見>>続きを読む

ある少年の告白(2018年製作の映画)

3.8

ちょっと胸くそな内容が、多くムカムカしながら見た。『ミス·エデュケーション』もこう言う施設の話だったし、まだそう言う施設が残ってるのが、恐ろしい。ニコールが、迎えに来た時、格好良くて、ちょっとだけスカ>>続きを読む

聖杯たちの騎士(2015年製作の映画)

3.1

美しいですよ、画像。でも内容が、全く入って来ない。私も美しい映画好きなんだけど、これは、どうもただ美しいだけ。ケイト·ブランシェットなんて息を飲む程、美しく撮れてました。マジで、残念過ぎる。もう少し、>>続きを読む

鬼談百景(2015年製作の映画)

3.7

最近、こう言う番組減ったから、面白かった。昔の心霊再現番組みたいだった。『あなたの知らない世界』的なヤツ。ほん怖の劣化ショートバージョンみたいな感じなんだけど、余計な前置きが、少ないので逆に良かった。

ウォー・イズ・オーバー?(2017年製作の映画)

3.2

考えさせられる映画だったけど、きっと本当の所は、戦争に行った人にしか理解出来ないんだろうと思う。これって、国で何とかフォローしてあげられないんだろうか?退役軍人のPTSDの人って、ゴリゴリの立派な体格>>続きを読む

シライサン(2020年製作の映画)

3.7

面白かった。迫り来る恐怖は、味わえます。ただシライサンの謎が、解けずじまいなのとシライサンが怖くないのよ。むしろ可愛いくらい。シライサンが、もう少しグロくて怖いともっと楽しい作品なんだけど、そこがちょ>>続きを読む

ミミック(1997年製作の映画)

3.5

いくらギレルモ・デル・トロと言えど、悪趣味な虫が続出。内容は、そこそこ楽しめたけど、なんせキモい。ダークファンタジーの欠片もない。でもここが原点何だろうなぁ。

黒い家(1999年製作の映画)

3.8

大竹しのぶ。トラウマレベル。マザーの長沢まさみが可愛く思える。ジャック·ニコルソンは、取り憑かれてたのよ。これは、取り憑かれてないの。前半ちょっと退屈だったけど、後半、畳み掛ける。面白かったです。