Ayumiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Ayumi

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2つの人生が教えてくれること(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

思い描いていた通りの人生になれる人の方が少ないのに、自分以外はみんな順風満帆な人生を送っていると思って理想の自分とのギャップに惨めになってしまうナタリーにとても共感。同じモヤモヤを抱える大人に刺さるん>>続きを読む

ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

3.0

体育館に女子が集められて過去を振り返る時間、意義があって良かったと思うけど、日本だったら目をつぶってもあの状況で手を挙げられる人いないんじゃないかな。
アリメカのティーンのストレートな感じが初々しくて
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

実際に焦点が当てて描かれるのは事件を追う3人だけど、たくさんの名前と情報が入り乱れるし時間の流れも早いから一瞬も気が抜けなかった。

未解決事件だし、事件の真相ではなくてゾディアック事件に関わって翻弄
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

タイムリープしてることに気づいた主人公が質の高い仕事を求めるのが新鮮で笑った。
社員も部長も一人ひとりのキャラクターが立っていて飽きないし、部長の漫画を通してみんなが仕事よりも大切なことに気づくストー
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バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

大まかなストーリー、設定はとても好み。デイビットの誕生日パーティーでソフィアと初めて会ったシーンは特によかった。2人の会話ではソフィアの回答がいつも一枚上手で、そんな強気な性格にデイビットが惹かれるけ>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ローズの実家に着いた後の何とも言えない気味の悪い雰囲気が印象的。パーティーの客たちも、表面上はクリスに好意的だけどその薄っぺらさが気になる、でもその感覚を説明できない、みたいな直感で分かる人間の不気味>>続きを読む

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.5

一生分のFワードを聞いた気がする。笑

ハンナと水で乾杯しながら株のノウハウを聞いていた純粋なジョーダンと、金やドラッグ、女など欲望のまま何かに取り憑かれたように大金を動かしていくジョーダンの対比に圧
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ザ・コール(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ソヨンがヨンスクに父親を救ってもらい幸せな家庭を取り戻したことをきっかけに2人の友情も消え、ヨンスクを生かしたことが結局自分の首をしめることに繋がってしまった。都合よく未来は変えられないんだなぁ。>>続きを読む

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

石神の最後の涙にはいろんな感情が含まれていると思うけど、その複雑さをあそこまで切なく表現する堤真一がさすがだった。
4色問題では隣り合う場所が同じ色になることは決して無いけれど、一緒に罪を償う事を選ん
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(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

人生は何事もタイミング次第だな、と改めて感じさせられた。子供食堂のニュースを葵が見なかったらシンガポールに戻っていただろうし、葵が戻ってこなくても一歩を踏み出すきっかけという糸をくれた葵との出会いは冴>>続きを読む

バレリーナ(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

主人公のセリフの少なさが彼女のバックグラウンドを想像させるし、ミニと一緒にいる時の幸せそうな様子との対比になっていて良かったと思う。ミニの部屋とかホテルの可愛い雰囲気とオクジュの部屋、組織の中などの対>>続きを読む

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

育った環境的に人生の終わりに多く触れて来て、自身も若返りの人生を送っているベンジャミンからこそ、人生にタイムリミットはなく道を見失ったらまた始めればいいという考え方ができて、その言葉を娘に送ってあげる>>続きを読む

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.5

ミュージカルらしく終始音楽が印象的な映画だけど、30歳の誕生日にケーキのろうそくを吹き消すシーンではあえて無音にする演出が良かった。

他のミュージカル作品より、主人公の気持ちをストレートに表した歌詞
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

実話なのがいい意味で信じられない。未成年でここまでの詐欺が働けるのも一つの才能だし、実際にその才能が認められてカールといい関係を築けたのはよかった。

ラストに再びパイロットの格好をしたフランクを「後
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怒り(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

観終わった後に今まで感じたことのない、胸の奥が重くなる様な感情になった作品。

田中が辰哉の前で見せた涙がウソだとは思えなくて、やっぱり民宿の前で語った話が泉の事件に関する田中の真相だと思う。ポリスと
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

エイミーの作戦はニックの浮気が原因ではなくて、人生をかけて完璧なエイミーを演じる自分の世界に相応しくない夫に成り下がったニックならば用済みってことかな。エイミーが戻った理由も、エイミーの想い描く理想の>>続きを読む

好きだった君へのラブレター(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

恋人のフリだったはずなのに本気で好きになっちゃう王道のストーリー。やたらと干渉してくる元カノの存在もあるある。

ピーターが周りにララの潔白を証明してくれたシーンはスカッとしてよかった。
この先のシリ
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

夫婦の仲やご近所付き合いも完璧で毎晩パーティーに明け暮れるユートピア的な生活に少しずつ影ができるストーリー好き。
街の雰囲気、ファッション、家の仲、パーティー会場など一貫して絵がキレイだから、アリスの
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.5

大人でも完全な子供でもない年齢ゆえの感性がノスタルジーな気分にさせてくれた。言葉遣いとか喫煙、不良グループの雰囲気は当時のアメリカの田舎町のリアルだっただろうな。

あんな大冒険をした4人が中学に上が
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キャラクター(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

犯行現場のリアルさ、真昼間に行われる幸せな家庭での殺人という不気味さ、Fukaseのサイコ具合などなど、引き込まれるポイントが多くて面白かった。

漫画と現実ではラストシーンの2人の立場が逆だったのは
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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

人間の脳が100%の力を発揮したら。題材はとても面白かった。

ルーシーがところどころ見せる僅かに残った人間味が、覚醒していくにつれて薄れていく感情を逆に上手く表現していたと思う。

脳の覚醒の%が都
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バーレスク(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

Welcome To Burlesqueで完全に心掴まれて、ラストまでバーレスクの世界観にどっぷりハマる2時間だった。

ストーリー自体はシンプルでアリとジャックの恋愛、ニッキのクラブ愛、マーカスの計
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セブン(1995年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

すべてドゥの計画通りに進み、7つの大罪が完成してしまったことが、この後味の悪さに繋がっていると思う。グロいシーンも多かったけど、それよりドゥの思想とか計画性のある犯行、ミルズが「憤怒」の罪を犯すことを>>続きを読む

母性(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

物語の始まりに取り上げられる女子高生の事件がうまくミスリードになって、最後まで清佳の安否が分からないところがよかった。事件の起こった時間帯が違ったところでようやく真相が分かった。

結局、ルミ子も清佳
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ハーランの本当の死因は中盤で明らかになるし、ヒューが怪しいなぁという予想通りの結末を迎えたし、ミステリーと言うには謎解き要素が少なかったように感じた。
ミステリー一本勝負ではなくて、アメリカの貧富の差
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僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アダムが周りの人に恵まれて、次第に自分もみんなも病気のことを受け入れられるようになってよかった。

精神疾患は症状が目に見えないからこそ映画として表現するのは難しいテーマだけど、この作品では幻覚や幻聴
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

観終わってタイトルの意味が分かる作品。

登場人物全員が何かしらの陰を抱えていて、それを隠すために虚勢を張ったり
理想の自分像を周りに見せつけるところがリアルだった。
誰もがレスターを殺す動機を持って
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

とにかく宮沢りえの演技力が素晴らしい。自分の運命を受け入れてから、血の繋がらない娘や家族に全力で向き合う強い母親像を見事に表現していた。だんだんと衰弱していく様子もリアルすぎて心が痛かった。

カニの
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トールガール(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

肯定してくれる家族、親友がいるのに自分のコンプレックばかり気になって優しさを無碍にしてしまう気持ち分かるなぁ。

それにしても、親友より恋愛を求めるあまりに親友にキツイ言葉をかけるジョディーと、スティ
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いつかはマイ・ベイビー(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

幼馴染ともう一度恋に落ちるストーリーはよくあるけど、仕事に成功した女性を男性が支える関係を描いていて、かつアジア人カップルの映画は中々ないから新鮮だった。

「キアヌをなぐった」ラップをエンドロールに
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

LGBTQを扱った作品は近年増えているけど、そこに焦点を当てすぎず、アメリカの田舎に残るアジア人への差別の目とか友人がゲイだと知ったときの戸惑いを上手く表現していて良かった。

「お父さんみたいになる
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

実は全員なにかしらの繋がりがあってタイミングよく集まってしまうシーンがカオスすぎて面白かった。

最初は冴えない雰囲気のキャルだけど、ジェイコブに会ってから服装だけじゃなくて顔つきも変わっていくのがよ
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最凶女装計画(2004年製作の映画)

3.0

コメディー要素だけでなく、女装して女社会で過ごしたからこそ女心が分かるようになったり、逆に男心を教えてあげたり、そういうやり取りの中で気付かされるところがあった。

下品さもジョークもアメリカらしさ全
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セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

戻りたい過去や、なりたい将来に実際に行ってみて、やっぱり現実の自分や環境が恵まれていたことに気づく、というタイムリープものの定番のストーリー。結局過去に戻ってもやり直さないところも定石。
設定はありふ
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13 ラブ 30 サーティン・ラブ・サーティ(2004年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

間違えてみないと正しい方法も分からない、というお母さんの言葉は真理。

婚約者がいるのにジェナに揺さぶられるマットと、結局イヤなやつだったルーシーを見ていてハラハラしたけど、結局ジェナが本当に大切なこ
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最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

フィンチが姉に相談に行くけど、結局笑顔でその悩みを隠してしまうところが共感できるし印象的だった。

フィンチはとても繊細で、心に残ったひと言を書き留めるくらい感受性が豊かだからこそ、バイオレットの心の
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