fleurさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ターシャ・テューダー 静かな水の物語(2017年製作の映画)

4.7

素敵なお庭とお家、家族とかわいいコーギーに囲まれ穏やかに暮らすターシャ。この暮らしをするに至るまでどれだけの並々ならぬ努力をしてきたのだろうか、と考えると少し気が遠くなった。人生の終わりを迎えようとす>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

4.9

変わらぬ毎日のなかでその日常を瑞々しく捉え詩におこすパターソン。バスの運転手でありながら詩人である彼の日常を細やかに捉える目線に感銘を受けました。毎朝ローラと共に眠るベッドから目覚めるパターソン。ふた>>続きを読む

アンナ(1966年製作の映画)

4.6

アンナがとにかくキュ〜ト!かわいい!ひっつめた髪の毛も黒縁の丸めがねも真っ赤なシャツもみなかわいい。透明のレインコートにカラフルなお洋服が透けるさまがとても可愛くて、真似したくなりました。

ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

4.7

とにかくかわいい!3人のお洋服もおしゃべりも画面に広がるカラーパレットもキュートでたまらなかった。不安定なイヴ、脆くて危うげで強い女の子だったのがスパイスになっていた。イヴのコケティッシュなスタイルが>>続きを読む

タイピスト!(2012年製作の映画)

4.5

タイプライターの音にカラフルなネイル、お洋服に至るまでキュート。大会に向けて邁進するローズ。結局のところフランス人には愛なんだな〜と。

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

4.7

自分が書いた通りに理想の女の子が現れるお話。ルビーがとにかくキュートだった。人を思い通りに動かせる、なんてありえないからこそ他人は自分と切り離された他の個体で、そのなかで関係を築くことが大切なんだな、>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

5.0

美術史の中で大衆に認知されている女性画家はどれだけいるのだろう。先月の美術手帖をゆっくり読み進めながらこの映画のことを思い出した。わたしはヴィジェ=ルブランが大好きだけれど、同じような立場の画家であり>>続きを読む

はちどり(2018年製作の映画)

5.0

年齢で言えばヨンジ先生の側なのに、いつまで経ってもわたしはウニのままでままならなくて今もヨンジ先生を求めてしまう。いつになったらヨンジ先生のようになれるだろうか。先生、私の人生もいつか輝くでしょうか。>>続きを読む

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

4.9

冒頭と最後でポーリーヌが着ているセーラーブラウス、白いコットンのワンピース、カフェオレボウルみたいなカップで飲む紅茶、咲き誇る紫や青の紫陽花。情景がみな美しくて素敵でした。

モード家の一夜(1968年製作の映画)

4.5

クリスマスツリーの明かり灯る雪降る夜、ある一部屋で繰り広げられる信心深いカトリック教徒の男と無神論者の女の哲学的対話。文字に起こしてみても改めて思うけれど、これとてもフランスぽいな、と感じた。モードの>>続きを読む

クレールの膝(1970年製作の映画)

4.3

冒頭の川をボートで進むシーンの美しさたるや。真っ白な白鳥に水面のエメラルドやライトブルーの美しさにうっとりしてしまいました。今回は山間でのバカンス。暑さと涼しさどちらも感じられる映像美と可愛らしいお洋>>続きを読む

コレクションする女(1967年製作の映画)

4.1

行ったり来たりしながらもアイデに対する言葉のほとんどがブーメランのように自らに刺さっているところが滑稽でおもしろかった。最後の終わり方が最高に滑稽。あんな広い草原でのんびりコーヒー飲んで読書して、って>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

5.0

片田舎のカトリック系の高校から都会の大学を夢見る少女。わかりすぎて同じすぎてちょっぴり苦しくなった。お祈りの時間、口うるさい(けど優しくてわたしをちゃんと見てくれる)シスター、隠れてする悪戯、持ち物で>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

公開されてから3回スクリーンで観て毎回新鮮に苦しくなった映画。美しい北イタリアのクレマでのバカンス。大学院生のオリヴァーと高校生のエリオ。教養あふれる家庭で育ったからこそのエリオの大人びた雰囲気とあど>>続きを読む

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.3

ドキュメンタリーのようなカメラワークがリアルさをより強調していて、アデルがエマに一目惚れする場面が強く印象に残った。気怠げでかっこいいエマに誰もが恋すると思う。あやふやで苦みが残る感じが現実的で良かっ>>続きを読む

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

5.0

バイブルのような映画。画面に映るすべてが可愛くてかわいい。どう表現するのが正解かわからないけど、やっぱりおんなのこって彼女たちだけの特有の世界がある。ほろ苦くて甘い。永遠に好きで焦がれて懐かしんでメラ>>続きを読む

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.8

試写会に大好きな憧れの同級生と行った思い出の映画。華ちゃんが可愛らしかった。映画はごく普通の女性が流されて不思議な繋がりに巡り合っていく話。普通の人だからこそ非日常に辿り着くのかな、と思ったり。ウエデ>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

4.7

美しく綺麗な映画でテレーズがキャロルにどきどきする気持ち、分かる。テレーズが可愛らしくてファッションも写真を撮って小さな自宅のアパートの一室で現像する姿もカバンに詰め込んでキャロルと旅に出る様子もどれ>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

5.0

何回も観るうちに色々な発見があって楽しい映画。メンドルのシューケーキが美味しそう🍰

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.5

音楽がとにかく素晴らしい。Arcade FireによるOST大好きなのに聴ける場所が限られているの悲しい。

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.7

いつまでも心の片隅にある映画。デヴィッド・ボウイのHeroesを流しながらピックアップトラックの後ろで手を広げてトンネルのなか夜風を切るサム。ふわふわと揺れるチュールのスカートに彼女のクールでチャーミ>>続きを読む

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