猛毒のサイラスさんの映画レビュー・感想・評価

猛毒のサイラス

猛毒のサイラス

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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.0

『イマドキ』な映画

現実から目を背けることに対する社会風刺がムンムン。メディアに真実は語れない、誰もが楽しめる✌️薄っぺらい情報しか発信しない、観客もそれしか受け取らない。
その薄っぺらさは映画にま
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.4

気づいたら人間観察をしてしまうことってあるひとはあると思うんだけど、そんな映画です。

場面設定の良さ、どこか親近感がありながらも遠いような、絶妙な感情表現、ゆっくりと丁寧に物語を描いていかないと伝わ
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.5

キッツイ映画

まじで見るのが辛くなる。一番心に来る描写の連続、ほーんとに見てらんない、見たくない。

愛の欠乏とはあまりにも不安定な状態。そんな状態でも、自分を信じきれなくて勇気がなくて死ねないこと
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.4

弱者を描くスコセッシは嫌いじゃない。弱者の感情をわかりやすくある必要もなくひしひしと伝えてくる。間の使い方によるぎこちなさ、ちょっとした自己矛盾とそれの肯定、責任を請け負えない弱者の弱さ、挙げ出すとき>>続きを読む

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.0

こんな人いるなぁと

自分を肯定することに取り憑かれてる人っていうか。無理やり自分を幸せにすることの反動というか矛盾を感じる。

スコセッシのリアリズムだからこそ、誇張表現ではなく滲み出るような本物の
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.6

人生、、だね。
見てて辛くなると言うか、自分の人生観で見え方変わってくるだろうなって。

ウィル、およびその他のキャラクターに対しての感情の解像度がすごく高いのが伝わってくる。

人生を才能という一側
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Dream Scenario(原題)(2023年製作の映画)

3.5

ファスト映画で取り上げられてそうな映画。いわゆる、つかみをやり続ける。

構図、映像は良いとおもんます。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

ごめんけど、スターウォーズの勝ち

個人的に何か足りないんよなー、
リアリティはあるし、作り込みもある。それをやりすぎて、ワクワクがなんか消えるっていうか、バランス悪い気がします。

自称オタクが好き
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エルヴィス(2022年製作の映画)

4.0

面白かったけどーー、伝記的な映画ってかんじ。感情移入とかはしにくいかな、


俺はエルヴィスに共感できる人生ではないのかもしれない。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.5

優しさの教科書のような映画

そりゃ評価されるよねって感じだけど、もう少しだけ期待を裏切って欲しかったかな。泣けますよ、そりゃ

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.9

スコセッシ節の効いたリアリティのある、でも今の時代にも合うようにした何か。

それならマフィアとかそっちでいいかなっておもっちゃた、あんまささらんかたよ

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.5

恐怖という感情は嫌なものだけど、人間の免疫的に正しく備わっているものだなと。

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.3

若者の弱さが突き刺さる
ただのおバカな若者のパニック映画にならなかったのは、圧巻のリアリティがあったためであろう。フィーチャーされていたのは、”弱さ”であったと感じた。自分で決断は下せない、悪いことは
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

4.6

タランティーノのセンスがバチバチに光る。
ギャップとアイロニーの扱いが天才。
バイオレンスアクションである限り、緊迫感や緊張感はあって、復讐という要素はそうゆう物だとおもうけど、その感じに飲み込まれる
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.2

面白いと言わざる負えない。

こんな、やばい構成を作品として成立させる上田はヤバすぎる。としか言えない。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.6

完璧な日々とは

数学的な『完全』とか、『完璧に』といった考え方にはとても整頓されたものを感じる。平山はそんな男であるだろう。ただこの映画でキーとなるのは光と影である。平山は影の世界にいるから完璧に近
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.5

アントマンはMCUの繋ぎ役にしかなれないのだろうか

MCUのなくてはならない部分を担う、ネジのような細かなパーツって感じですね。映画としてはまぁ普通、適度にテーマがあるヒーロー映画。大作にはならない
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.9

テーマは人類の愚かさと自分の生まれた目的、なかなか良かったですよ。
後者はまぁポリコレにも利用されてたけど、無理矢理感もなく(必要はないと思うが)新たなの文化として見れたかな。

エターナルズは目的を
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.1

もうええて、そのテーマ
ワンダが子供すぎて、アホみたいに見えたし、そんな自分を客観視して解決、、もうええて

300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

3.8

男らしく、スパルタ!!って感じですね。
ジェンダーバイアスもりもり(とは言っても考慮されてると思う)で見てて気持ちがいいね笑

別にこの映画見てもバイアス押し付けられてるわけではないし、やっぱポリコレ
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ひらいて(2021年製作の映画)

4.1

こうゆう感情は女子特有のもんでもない感じがしたが、女子の方がもってる割合は高いかもね。キモいね。

この自己肯定感の矛盾はなんなんだろーーって感じ。まだまだ気持ちは掴み切れないね。キモいね。

心の自
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.0

大真面目な映画ばかり見ていると、この手の映画の予測がなんもできなくなってきた。
楽しめました。
😌

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

3.5

まぁメインは殺し合いの、なんとも形容し難い世界観でー、あとはおまけって感じにも感じたかなー
きらいじゃないで

セブン(1995年製作の映画)

4.4

正義の反対は無関心であると

法という正義に違和感も感じず、現代人は生きている。しかし、それは罪に対する無関心によっておきていてるのではないかと。基本的に誰も悪いことはしないし、正義は警察の仕事である
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.3

よく言えば、アトラクションのような映画。

登場人物が5人いて、それぞれにバックグラウンドがあって、テーマは死を乗り越える、悲しみに打ち勝つみたいな共通しているとこはあれど、才能、失恋、嘘まぁばらばら
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.6

みんな本当の自分を知らない。知らないというより、知りたくない。自分に嘘ついて、表面上の人当たりの良い自分を演じてる。
みんなそうだから、他人の本当も理解するのは難しい。



みんな本当のことより、心
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バービー(2023年製作の映画)

4.3

個人的には、めっちゃ良かった。


女性は、強くなりたくもあり、古き良き女性らしさみたいなものも好き。矛盾なのかわからないが、どっちも捨てがたい、そうゆう時代なんだなと、男ながらに考えました。ね。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.2

絶妙に力の抜けた緊迫感のなさ、ある意味リアリティがある。
この世界観は没入というより、垂れ流す映画だったかな。絶妙に他人事で、

会話のオシャレさは異次元。なんでなんだろ、汚い言葉が汚くきこえないくら
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

4.4

この監督はリアルな恋愛を繊細に描く。それだけといえば、それだけ。


信じることは悲しいこと、かもね

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

2.5

おぉ、おもんない。

フォースはそんななんでも解決するスーパーパワーじゃないだろ

フォースがお花畑みたいな解決をさせるから、現実の重みがなんもなくなって、かつてのスターウォーズの良さを全て失った。
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