慢性眼精疲労でおますさんの映画レビュー・感想・評価

慢性眼精疲労でおます

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成功したオタク(2021年製作の映画)

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推し、は恋愛感情とは違ってこちらの例なんかは特に執着心なので愛に近いとは思うけど一方的な愛情でこれだけ浮き沈みできると心配になる。

私がいないとあの人はだめなんだ、みたいな思い上がりが肩透かしを食う
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

1.3

ChatGPTに「特攻帰り(崩れ)が戦後になってゴジラに特攻する物語りを考えて」と命令したら出てきました、みたいなお話で終始白けっぱなしだった。AIが人の琴線に触れるお話を考えるにはまだまだ学習が足り>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.0

弱冠11歳の男の子ダニエルが、それから先ずっと続く自分の人生のために何を選ぶべきか?つらい決断を迫られて決断する話。それ以外はすべてそれのためのお膳立てでしかなかった。

過去に愛犬の具合が悪くなった
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

2.8

内容は、Beauがerectum ejaculatum! (<-たぶん原文ママ)する話。と見せかけて。ボーの感じる『おそれ』は当たっている、なぜなら、、、というもので、おおよその筋書きに不満はないけど>>続きを読む

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

3.5

濃淡のグレーか、せいぜいグレージュに近いオリーブまでに絞り込まれた衣装のカラーチャート。適度にオーガナイズされた衣装がパフォーマー達の肌の色の違い(とノーブラ)を際立たせる。そこに淡いグレーのスーツを>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.4

大半はエマストーンがfurious jumping!する話。

甲板でマーサからゲーテを薦められるまでもなく、割と最初のほうから、昔々に読んだファウストみたいな構成だなと思って観てた。自殺を思い止まっ
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.2

たとえ社会の中では平等さを感じられなくても、命のやり取りは平等だと教えてくれる映画。秩序のありがたみを知る。

全方向分け隔てなく馬鹿にしていてすがすがしい。

少年の君(2019年製作の映画)

2.9

特にひねりもなくストレートにいじめを描く2011年がしんどかったけど、冒頭の2015年を頼みに乗り切れた。

さながらリュウと内藤剛志がいない家なき子のようだけどチョウドンユイ演じる主人公が原則サンド
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アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

2.8

1969年にアメリカでバトラーという人がエイジズムという言葉を使って「高齢者を高齢者という枠にはめて、歳取ってるという理由だけで差別すること」を批判し始めてから、1970年代は反エイジズムの時代だった>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.3

ありきたりだけど、世界とはかくあるものと決める主体は他でもない自分の脳だから、世界が亡霊で満たされているとしたらその原因は自分にあるのかもしれない。

亡霊なのかなんなのかわからないけどダイナーで後ろ
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

2.3

本人がどんな人物なのか知らないので映画に限定していうと、演技云々はさておいてストーリーが破綻してた。

(劇中の)ツチヤの人物像はシンプルだ。とてもわかりやすくデフォルメされているだけにうまくいきっこ
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.6

この映画で感心したのは最後の最後で、ここで終わったら一番いいなと思うあたりでちゃんと終わったので最高だった。ミズーリからアイダホまでおよそ24時間かかる(らしい)ドライブが2人に何かしら変化をもたらす>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

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はい。まあこんな感じだと思います。対象年齢は5歳未満とかそんな感じなのでコメントも評価も控えます。

教育上よろしくない要素はおそらくあんまり含まれてないんだろうなとは思いますが、プラスになる要素も特
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

2.8

毎日空を見上げてはニヤつく爺さん平山の日常を切り取った話。もともとはいいとこの子なんだけど父親との確執があって家を出た、というくだり以外に平山の生い立ちに関する説明らしき説明はなかった。

世間から距
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クオリア(2023年製作の映画)

3.5

この映画自体、観た人によって解釈が分かれるらしき点にクオリアというタイトルらしさがある。特に主人公の優子が言葉少なな人なので、優子の心情に関しては観た人の数だけの解釈がありそうだ。あらすじはあらすじに>>続きを読む

ソウルに帰る(2022年製作の映画)

4.0

救いがないように見えて救われる話だと思った。

フレディは生物学的な両親や出自が単に見せかけのしがらみに過ぎないと頭では考えながらも、感情がそれを全面的に肯定し難いために苦しみ、しかし最後にはそれらの
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