レオンさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

アンテベラム(2020年製作の映画)

3.6

冒頭、あれっ?違う映画を選択してしまったかな? と思わずには入られないシーンが続く。
南北戦争時代の黒人奴隷問題・・。
「羊たちの沈黙」を連想させるサムネ画像からは、当然スリラーのはずが・・。
ちなみ
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.6

ドウェイン・ジョンソンは「ワイルド・スピード」に出演した時ぐらいから、この人マーベルあたりに出てきても適役あるな~と思っていたら、DCからヒーローデビュー♪

主演のみならず、制作総指揮まで兼任し(お
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タミー・フェイの瞳(2021年製作の映画)

3.5

ジェシカ・チャステインの名演(主演女優賞)を見るため視聴。
確かに過去のチャステインが演じたキャラクターとは全く違う。 今までの彼女は、筋の通った信念の強い女性を力強く演じる事が多かった。

が、今回
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モービウス(2022年製作の映画)

3.5

ジャレッド・レトの筋肉は本物!
マーベルにしては、スケールや制作費、上映時間さえも抑えられた作品。
導入部分はかなりシリアスで、私的には、おっ中々いいんじゃない♪ と感じたが、自ら作った製剤で変身した
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.7

実話に基づくかなり重めなシリアスサスペンス。
重めだが、「死」に直面するリアルな描写などで、
早い展開の作品ではないのに、私は集中が続き一気に見れた。

考えると二つの不安要素が、観客を常に緊張させた
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.9

一気に見れる好作品。
頑固オヤジがいかに頑固なのかも、この作品の面白さになっている♪
スポ根ムービーと称している方も多いが、この作品に練習は厳しく辛い物という描写はない。
原題どおり「King Ric
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RRR(2022年製作の映画)

4.8

いや~素晴らしい♪
あらゆる要素を盛り込んだ傑作エンタテインメントです!
喜怒哀楽はもちろん、家族愛・信頼・大志完遂までの忍耐葛藤・出会い・個VS無数・ダンス・宴・雄大な描写スケール・アクション・ドン
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.6

高評価レビューも多いが、私的にはやや期待外れでした。
まず、海中アクシデント、夜の襲撃、夜のバトルと、暗いアクションシーンの連続に?が・・。
なぜハッキリ、スゴイと分かる様に見せないのか・・。
他作品
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.0

フィービーは「gifted/ギフテッド」(2017年作)の天才少女"メアリー"だった! 

2016年作より、はるかに面白い♪
登場人物も前作よりキャラが立っている。
特にオタク少年っぽい役のフィービ
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トゥルーノース(2020年製作の映画)

4.0

CGアニメだが、そんな事に関係なく、北朝鮮の強制労働所の悲惨さを淡々と描く物語に、見る者をどんどん引き込む。
(むしろ実写映像でないから、悲惨さが和らぎまだ見やすかったと思う)

夫が翻訳の仕事をして
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.5

もったいない作品・・・。
スパイサスペンスにしては、痛々しいリアルなアクションに加えオシャレな描写も多く、BGMも拘った曲がいい。(特に1曲目が デビッド・ボウイの「キャットピープル」にはボウイファン
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.7

物語もよく出来たサスペンスなのだが後半、幻覚シーンが多く、B級ホラーのイメージがしてもったいないと感じた。

序盤の、地方を発ちデザイナーを夢見る少女の描写が、生き生きして無駄のないシーン展開も手伝っ
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.5

白黒で趣ある作品だが、期待外れ・・。
主人公が夢を見ているのか、起きている時にも幻覚を見る異常者なのか分からぬ描写が時々・・。
(ナタリー・ポートマンの「ブラックスワン」を連想してしまう・・)
それに
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.5

1930年作のリメイク作。
冒頭、兵役はカッコいい物との思い込みの新兵が、現実にさらされ恐怖に怯える様は元作同様だが、戦闘後に死んだ兵士から軍服が剥がされ、
それを熱湯で洗濯し、破れた箇所を補修して新
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西部戦線異状なし(1930年製作の映画)

3.6

1931年度のアカデミーの「作品賞」と「監督署」を受賞している。
おそらく、当時にこれほどリアルに戦闘を描いた作品はなかったのだろう。
サムネイル画像はカラーだが、白黒作品である。

そして最近の作品
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アバター(2009年製作の映画)

4.8

いや~すごい映画をまたひとつ見てしまいました。(2009年末公開当時の感想)
他作品のキャッチコピーに「革新的な映像体験」とか「新たなる体験」とか ”体験” という言葉を幾度も耳にしましたが、この映画
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緯度0大作戦(1969年製作の映画)

3.6

なんとなく昭和の「特撮物」が見たくなり、録りためていたHDDから未見作品を選んでこれを視聴。
ユニークな作品で、役者もハリウッドから中堅クラスを登場させていて、制作費が当時では破格の3億6千万もかけた
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吸血鬼ゴケミドロ(1968年製作の映画)

2.9

内容的には宇宙吸血生物が人を地球を・・・
冒頭と終盤の展開は面白いが、中盤の人間ドラマの会話シーンが私的には間が持たなかった・・。
1.3倍速で見ても、内容の進展が遅いと感じた。
ロケーション的にも岩
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広島仁義 人質奪回作戦(1976年製作の映画)

3.6

松方弘樹・小林 旭  両雄出演作なのにWOWOWで初放送。 未見だったので即録画♪ 物語的は、ヤクザ物によくあるタイプの作品だが、やはり両名優がいるだけで、画面から目が離せなくなる。
当時 松方さん3
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.4

自分的には期待以下・・・。
とくに会話シーンが冗長に感じ間が持たず、途中1.3倍速に。
ほろ酔い気分の方が、なんでもうまく行くという事を、
大人4人で検証するという事自体に、わざわざそんな事を? と感
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.9

久々に今までにないパターンの好作品。
「悪」に「悪」がからんで、「善」は出て来なく、尚主人公にも共感出来ないという設定がユニークで面白い。
後から出てくる「悪」に、いいぞ!反撃しろ!と見る者が応援した
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アイス・ロード(2021年製作の映画)

3.8

トラックの氷上運転だろうと、まったく期待せずに視聴。
が、何度も絶望的な危機を脱して、立ち向かう姿に見てる方も力が入る力作だった♪
私的には「96時間」シリーズより上の評価。いや~よく出来てる。

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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.6

楽しかった~。 で終わる作品の典型。
悪くはないが、終始お気楽ムードが漂っていて、スタントマンにすればかなり危険なシーンでも緊張感がない。

冒頭の落下シーンにはハッとするが、終盤ストーリーの続きとし
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サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

3.7

タイトルは()内の言葉の方がこの作品を表している。
ライブ映像主体の音楽作品と思っていたら、黒人人権問題をテーマにした「語り」が中心のドキュメンタリー作品だった。

S・ワンダー、B・B・キング、スラ
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パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

4.0

原題 Patriots Day =「愛国者達の日」
この意味が、ラストの実映像で如実に表されている。 この事件を知っている方も、是非見るべき。 公開当時、事件捜査物だろうと私は高をくくってあまり興味が
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.8

ジャックマンの出演作は10本以上見てるが、こんな彼は初めて見た。
取り憑かれたような怒りが全面に出て、端正な紳士の面影は全くない。
頑固で猪突猛進型の主人公は多々あるが、思慮深い行動が出来ず怒ってばか
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.6

なんともゆったりした、情緒ある作品だ。
イーストウッド作品は、じっくり見せる作品がほとんだが、今作はそれに輪を掛けてゆっくりしたペースで、いい意味で過去一番のんびりした作品かもしれない。
(フィルマー
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

3.7

骨太の実録物。
冒頭、ジョディー・フォスターの姿に、「えっ? このなに老けたの・・・。」と思ったが、後に実物の人物に近づけるための老けメイクと知り、納得♪

わざとらしい演出なしに、経過に沿って物語を
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サマリタン(2022年製作の映画)

3.6

スタローンらしい、キャラ設定が生かされた作品。
低予算作品なので、マーベル並のアクションなど期待してはいけない。
当時75歳で、このキャラを演じている事に敬服。

過酷な過去があった人生に、今は静かに
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.7

ここ数年前まで、ハリウッドはやや中国を意識した作品が増えていたが、今後は今作の様にその舞台や役者等なんらかの形でインドを意識した作品が増えるだろう。
それは中国の映画マーケットが関係するだけでなく、
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