レオンさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

半魚人の逆襲(1954年製作の映画)

3.4

白黒の半漁人、この時代特有の奇怪感あり。
クリント・イーストウッドの出演作品を見ていたら、
一本目に出てきました。
果たして彼がどこに出ていたかは、遠い記憶なので、
全然思い出せませんが、等身大の白黒
>>続きを読む

ファイヤーフォックス(1982年製作の映画)

3.8

1本で2度おいしい!♪
前半はスパイ映画のような、ハラハラシーンが多いドラマで、
後半は一気にアクション映画のような痛快な映像が見れます。

初期のイーストウッド作品は、
映画そのものは素晴らしくても
>>続きを読む

エクスプレス 負けざる男たち(2008年製作の映画)

3.9

人物描写に優れて、十分に佳作以上♪
タイトルは日本の配給会社が余分につけたもので、
現題の「THE EXPRESS」は主人公が超特急なみに、
フィールドを走る様を表している。

なによりこの映画で一番
>>続きを読む

ダイ・ハード4.0(2007年製作の映画)

3.9

マクレーン健在です!
タフを通り越して今回は不死身のごとく50おやじが必死に敵を追います。
過去の作品から事件の現場は、ビル→空港→ニューヨーク→全米とバージョンアップしてます。 4.0はそれを表
>>続きを読む

ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年製作の映画)

4.0

これを見ずにX-MEN は語れない!
ウルヴァリンの悲しくも壮絶な過去がやっと明かされている。

なぜ、"ウルヴァリン" という名なのか。
なぜ、特殊金属の爪を持っているのか。
なぜ、ローン・ウルフ的
>>続きを読む

20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり(2008年製作の映画)

2.9

どこがSFサスペンス巨編?
制作費60億円のSFサスペンス巨編との前ふりから、
かなりの特撮アクションと期待して、邦画としては久々にロードショーで見た。(公開当時のレビューです)
が、それらしいシーン
>>続きを読む

ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

4.1

一人のCIA女性分析官がいかにビンラディンの所在を追い詰めていくかを、描いた骨太ドキュメンタリータッチ作品です。
ちなみにタイトルは軍事用語で「午前0時30分」を表すらしい。
そして脚本を諜報・政治機
>>続きを読む

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.9

まずオープニングの映像がすごい衝撃を与える。
モノトーンなのだが、グロな斬新さでオリジナリティーに富んでいる。
そしてバックに流れるのは私が最も敬愛してるバンド、
Led Zeppelin の名曲 「
>>続きを読む

インモータルズ -神々の戦い-(2011年製作の映画)

3.5

前半までは素晴らしい映像と描写が続き、
主人公の内面も強さも表すような容姿は、
公開時のハリウッド若手俳優のなかでは、かなりの存在感。

でも後半 "神々"が やたら弱くなって、
エッと思わせる展開に
>>続きを読む

クロッシング(2008年製作の映画)

3.9

2011年に見た中で、最も涙が溢れた作品。
病気の妻の薬を買う為に脱北する3人家族の夫が主人公だが、
次々襲い掛かるその非遇に胸を裂かれる思いになる。

私も高齢なのでどんな映画も客観的に見れるのだが
>>続きを読む

ノウイング(2009年製作の映画)

3.9

平均評価は★3前半ですが、私的には大絶賛!
少女が画用紙に書いたのは絵ではなく、無数の数字! 
それを見てただならぬ予感で驚き、
さらにその意味を知った時身震いした。
ケイジの相手役のローズ・バーンの
>>続きを読む

ザ・ファイター(2010年製作の映画)

3.8

これはもう、物語より各俳優人の演技力を見る映画。
作品を見る前にアカデミー賞授賞式で、
クリスチャン・ベイルのワンシーンを見た瞬間、
「主演男優賞はベイルに間違いない!」と思ったほど。
そこにはバット
>>続きを読む

デビルクエスト(2011年製作の映画)

3.5

「グラデュエーター」以降、
こういうローマ時代のような剣で戦う映画は、
作品の良し悪しに関わらずヒットしないような・・・。
ニコラス主演のこの作品もそれほど悪くないのだが、
逆にどこがよかったかも、い
>>続きを読む

ゴジラ(1954年製作の映画)

4.7

20前後?ぐらいの若輩時に見た今作「ゴジラ」の記憶と、オヤジ世代になって見た印象は全く違っていた。
それは映画としても傑作であるが、唯一の "反" 怪獣映画 であることを認識したから・・。
ゴジラその
>>続きを読む

アジョシ(2010年製作の映画)

4.3

一言で言えば、韓国版「レオン」。
でも「レオン」より、さらにシリアスで、対峙する相手も、許しがたい行いを業とする、卑劣極まりない犯罪組織。
陰湿シーンも多く、現代の暗部も表現している。
「レオン」では
>>続きを読む

戦火の馬(2011年製作の映画)

4.0

これはもう、70~80年代の "定番の感動物語" のようなオーソドックスな作品だ。
全編描写が素晴らしく、冒頭の馬と少年がふれあう何気ないシーンも、台詞がほとんどないのだが目が離せないぐらいに訴えるな
>>続きを読む

リリィ、はちみつ色の秘密(2008年製作の映画)

3.9

ダコタ・ファニングの隠れた名作。 
とくかく、人物描写が素晴らしい。 
他の出演者の素晴らしい演技も相まって人生観まで諭される。
佳作以上の評価♪

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.6

かなり低予算のB級作品ですが、
各シーンの描写力が高く見せ方がうまいです。
単純な物語でも撮り方次第で、
このように引き込ませる事が出来るんだと、教えてくれます。
主演女優さんが気になった方は、
「ア
>>続きを読む