ぬさんの映画レビュー・感想・評価

ぬ

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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.5

何で今まで観てなかったんだろう。
スルーしてた自分を殴りたい。

軽い気持ちで鑑賞したら、激重な上に森田がどストライクでまいった。
前半の古谷氏的キャラクターの掛け合いから一転、後半の森田が障害物を退
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.5

森山未來が気遣いイケメンすぎる。
役者の揃った、気持ちの良い物語。
ラストの晴れやかな表情がいい。
弟君にも救いが欲しかった。

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.0

テンポの良い展開に一気に引き込まれた。
しかし、思ったより複雑だぞ。
組織に利用されてる大尉も意識追い出された教師も何だか気の毒。

ポゼッション(2012年製作の映画)

3.5

ジャンプスケア控えめ、抑えたトーンで話が進む。
取り憑かれた人の造形はかなり好み。

父親の言動にイラついたり、「解離性障害の症状じゃね?」と思ったりもしたけど、エンドロール直前のラスト30秒にもって
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ハッピーボイス・キラー(2014年製作の映画)

4.0

色々思うことはあったけど、ラストのポップな歌とダンスに全て持っていかれてぼう然としている。
怖すぎるやろ。

精神的病を抱えるジェリーが罪を犯していく。
犯罪の詳細やスプラッタ描写より、救いのない現実
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インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

3.5

猫とキャリー・マリガンの罵倒が観たくて再鑑賞。
モノクロに近い抑えた色彩と素晴らしい音楽に眠くなる。
淡々とした「うまくいかない」感じにクスッと笑えるのはコーエン兄弟ならでは。
好きな人はハマるが、大
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機動警察パトレイバー THE MOVIE(1989年製作の映画)

3.7

何度も観てるけど久しぶりに再鑑賞。
人物画古っとかコンプラ的にまずいよなとか思ったけど、1989年の作品ならそうだよねーそうなるよねー。
遊馬ってこんなにえらそうだったっけ?

カミソリ後藤と狂気の0
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オーディション(2000年製作の映画)

3.5

過去の回想シーンは良かったけど、肝心の拷問が物足りない。
しいなさんが美しく、目の保養になった。

キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

3.8

ノリのいい友達と馬鹿話で盛り上がろうと思ったら、予定外に人生観話し込まれたでござる。

前作と比べてかなりシリアス。
護るべきものができたとき、人は自分の理想でどこまで突っ走れるのか。
己の「正義」と
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ソウ(2004年製作の映画)

4.5

初見は公開当時。
思い出しては繰り返し観てる。

今では低予算密室系スリラーの定番かつ王道といった立ち位置の作品だが、これを超える衝撃はなかなか出会えない。
シリーズ化しているが、やはり一本目が一番良
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.8

あはははははタランティーノ最高あはははははは(語彙力)!

とにかく絵面がオシャレでカッコいい。
時系列シャッフルの構成もハマる。
オクスリやらエロやらバイオレンスやらてんこ盛り、危険でちょっとマヌケ
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キック・アス(2010年製作の映画)

4.0

マシュー・ヴォーン節全開。
倫理観ぶっ飛んだロリポップゴア。

前半、社会風刺をからめたスクールカースト低位の巻き返し劇かと思いきや、後半のアクションバチバチにカッコいい。
クロエちゃんヤバい最高。
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

ずっと気になってた、ようやく観られた。

現実的なだけにクソ重い。
感情が揺さぶられて熱がでそう。
ルディの歌がしみる。

みて良かった。

フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

4.0

出だしの爆発する店舗をバックに罵りあうシーンからもうツボ。
BGMと絵がバチバチにきまってカッコいい!
ある程度前情報を仕入れてから観たので、トンデモ展開も楽しめた。
弟がサイコで変態で愛おしい。
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ホステル(2005年製作の映画)

1.0

美しくない。
拷問はプロにお任せしたい。

全体的に作りが荒く、突っ込み所が多すぎる。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.0

終始暗く不穏で冷たい空気が満ちている。
かといって退屈ではない。
雄大な自然が美しい。
エンディングのクラシックが良い。

しかし、アダが可哀想すぎないか?

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

蟻の群れがダリの造形に似てる。

家族崩壊劇場。
不穏な雰囲気がずっと続く。
逃れられない家族という枠組みの中での役割と本音の軋み、感情の渦巻き具合が気持ち悪い。
後半宗教を絡めることで「フィクション
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ザ・サークル(2017年製作の映画)

2.5

エマ・ワトソンが可愛い。

ストーリーは、まあ予想通り。
そうなるよね。
晒されてる本人が案外平気なのと、最後の唐突な復讐劇はいかがなものかと。

それにしても、エマ・ワトソンが、可愛い。

Hole ホール(2005年製作の映画)

3.8

スリラーかと思いきや、哲学だった。
「穴」とは何なのか、強制力があり理不尽で出ようともがき苦しむが、出てしまうと妙に懐かしい・・・家庭や仕事や社会生活の暗喩、だったら嫌だなあ。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

監督の精神的自伝映画。
「コメディ」との話は、「人生とは巨視的には喜劇である」からか。

以下、覚え書き。

・治安の悪い住民は、神経症・発達系特性を持つ人からみた「何をするかわからない」他人の誇張
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ムカデ人間3(2014年製作の映画)

2.5

認められたかった、褒められたかった可哀想な一人の男が、本懐を遂げる話。
役者ってすごいね。

サプライズ(2011年製作の映画)

2.3

「白い木製の扉は斧で叩き割らなければいけない」義務は見事はたされた。

公開時の評判にハードル上げすぎた。
肉体破損も精神的ドロドロも程よく観やすい、というかやや物足りない。
B級パニックホラーとして
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交渉人(1998年製作の映画)

3.8

二時間ちょっとがあっという間。
さすが名作。
手の内を知る同士のヒリヒリする攻防戦、ちょっとした表現の変化も見逃せない緊張感。
サミュエル目当てで観始めたが、ケビン・スペイシーが良かった。
クールで、
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.3

あのオープニングがスクリーンで観られるとは・・・!

文句なしにカッコいい。
タランティーノの気合いがバチバチと伝わってくる。
音楽の使い方がまたツボを突きまくる。
最高かよ。
知ってたけど。
何度も
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.8

猫を手にかけなかったので+0.5。

グロやスプラッタを求めると物足りない。
エリート達のマウント合戦が病的で痛々しい。
精神的サイコ描写は秀逸。
クリスチャン・ベイルの演技が素晴らしい。
ただ、後半
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ムカデ人間(2009年製作の映画)

4.0

前評判でかなり警戒してたけど、思った以上に面白い。
ハイター博士と先頭日本人、いい。
普通に好き、だが人には勧めない。

ムカデ人間2(2011年製作の映画)

3.0

これはあかん。
不快感しかない。

なのに、数日たつとまた観たくなる。

帰ってきたムッソリーニ(2018年製作の映画)

2.5

完全な二番煎じでいっそ清々しい。
「帰ってきたヒトラー」好きな人はどうぞ。

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

2.8

前評判でハードル上げすぎたか、少し残念な感。
雰囲気を楽しむにはいいが、手に汗握ったりストーリーを深く考えたりするものではなかった。

香川照之はハマりすぎ。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

エンタメはこれでいいんだよ!

ブラピが何やってもカッコ良すぎて、もはや人類ではなく「ブラピという生き物」の域。

(2020年製作の映画)

4.3

「行って汝の為すべき事を為せ」はキーワードかと。

原作読了。
映画はわかりやすい分ストレートに問題を投げつけてくる。
障害者施設の現状や実際の事件をベースに、人として生きるとは、を正面から胸ぐらつか
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