ヤメピさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ヤメピ

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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.8

とにかく役所広司さんが素晴らしい、どこか不器用で無邪気で放っておけない魅力が。でも素晴らしき世界ってなんなんだろうと考えさせられる。「適当でいいのよ」と言い訳しつつ鈍感でいることに慣れているのかも。キ>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.3

稲垣吾郎シネマナビでベストムービー、キネ旬ベストテンでも3位と、あちこちで高評価、気になる映画だったがやっと近くで上映されて見ることが出来た。全編通して絵画のように美しく再会のシーンも含めて燃え上がっ>>続きを読む

岸辺の旅(2015年製作の映画)

3.8

NHK地上波で放送 公開時見逃していたので嬉しかった。ロマンチックな内容だと思っていたら思いのほかホラーでびっくり。黒沢清監督だ!というなんとも言えない恐怖が全編を支配していた。特に音楽が怖い。深津絵>>続きを読む

さらば愛しのやくざ(1990年製作の映画)

4.0

懐かしさに惹かれアマプラでレンタル 稲垣吾郎がオーディションで出演を決めた17歳の映画デビュー作品 和泉聖治 野沢尚のコンビで傑作 いかにも繊細な若き日の稲垣吾郎が美しく物語の残酷さと悲しさを印象づけ>>続きを読む

スーパースキャンダル SUPER SCANDAL(1996年製作の映画)

3.6

GyaO!にて久しぶりの鑑賞若くて尖ってる稲垣吾郎最高 !藤谷美和子ちゃんも可愛い。 今見返すと今活躍してる人の若き日の姿を見られるのも懐かしい作品を見る楽しみのひとつ。浜省の音楽に一気に昔の自分に戻>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.5

タイトルからラストを想像して鑑賞するとどの場面も愛おしくせつない。とくに絹の泣いたり笑ったりはしゃいだりがほんとに可愛くて…でも少しづつすれ違う2人。学生時代の恋ってこうだよなぁと、うん自分にもあった>>続きを読む

聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

4.0

今年初映画 。チケット購入した当日になってR18と気付き、やばい映像やえぐい表現が出たら耐えられるだろうかとドキドキしながら観たがそこまでの描写はなく全編通して美しい青みがかった映像に魅了された。神父>>続きを読む

朝が来る(2020年製作の映画)

3.8

ドキュメンタリ映像を見ているようなストーリーが美しい日本の風景と共に描かれさすが河瀬組。丁寧にそれぞれの人生が描かれて過剰な演出もなくそれをリアルに演じる皆さん素晴らしいけれど特に産みの親の少女の役が>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

4.0

女優蒼井優がとにかく素晴らしかった!美しく強くそして悲しい。それにしても黒沢清監督らしくホラー感満載…恐怖をじわじわ感じた。戦争というのはもう狂気でありホラーなんだなと痛感。少し前に映画音響の世界へよ>>続きを読む

団地(2015年製作の映画)

3.5

夫婦の会話、団地の噂に尾ヒレがついてく感じ、他所から見てると笑えるけど中にいるものはたまらん世界。ラストがちょっと意味不明だったな…誰か解説してほしい。石橋蓮司さんの上手さがたまりません。阪本監督関西>>続きを読む

マーティン・エデン(2019年製作の映画)

3.3

とにかく映像が美しくて時折はさまれる心象風景は美しい写真集を眺めているよう。
作家として大成功をおさめる後半幸せに見えないというのがせつない

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.8

最初から苦しい…これは私の物語だと思わずにいられない。

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

3.3

小さい頃からの映画体験がワクワクと甦ってくるような…誰もが知る名作の貴重なエピソードが次々と語られて胸踊る思い。知らず知らずに音に感情を揺さぶられてたんだなぁと知る。これからの映画の見方が変わりそう。

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.0

タイムラインに大絶賛が溢れていたのでなるべくネタバレを踏まないように気をつけながら公開2日目に鑑賞。なんといってもオーディションで選ばれたという一果ちゃんの存在が凄い。どんどん成長していく様子がある種>>続きを読む

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

3.9

とても綺麗でした。風にそよぐ髪の毛や洋服、街の景色、雨や海の波…どれほどの枚数描いてるのかと。まさに京アニクオリティですね。テレビよりもさらに映像の美しさに感動でした。

喜劇 愛妻物語(2020年製作の映画)

3.5

水川あさみ、濱田岳がとにかく上手い!もちろん新津ちせちゃんも。足立紳監督はTIFFで脚本賞受賞したくらいだからもちろん脚本も面白いんだけど主演おふたりの演技力でガサツで下品になりそうなところがギリギリ>>続きを読む

サーミの血(2016年製作の映画)

4.0

衝撃的な映画、本当のサーミ人が演じていると聞いてなおショックを受けた。まだまだ自分が知らないことを映画は教えてくれる。ラストの年老いたあとの表情がすごい
その後色々調べてアナ雪のクリストフもサーミ人だ
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

平日の初日の初回に見に行ったのに満席でびっくり。前評判から話題性がすごい。匂いが気になる映画だっただけに隣の労働者風の男性の匂いが気になってしまった。ポン・ジュノ監督は男性に人気なんだなと痛感

コリーニ事件(2019年製作の映画)

4.0

法廷ドラマと思い真実はなんだろうとドキドキしながらみていたら思いがけない事実がわかり衝撃。悲しみ、憤り、絶望にラストは涙が…。法廷ドラマではなく戦争の悲惨を伝えるドラマ。若い新人弁護士の正義感が救い。>>続きを読む

火口のふたり(2019年製作の映画)

3.3

キネマ旬報で受賞していたので気になってWOWOWで視聴
しかし私にはあまり理解出来ない世界。特にラストで??となった。体当たりで演技した主演のおふたりには惜しみなく喝采を送りたい

笑の大学(2004年製作の映画)

4.3

DVDも持ってるけどWOWOWで久しぶりに鑑賞。弱弱しく可愛いわんこのような椿くんが実は信念の持ち主で強い心で芝居を愛してることがわかる。間違ってることは間違ってると言えるような時代であってほしい。8>>続きを読む

しあわせのパン(2011年製作の映画)

4.2

稲垣吾郎 門脇麦おふたりの朗読劇きっかけで。朗読劇よりも明るくりえさんと水縞くんの緊張感はほぼ感じられない。でも実は水縞くんの心中はこうなんだろうなと想像しながら観ると尚更奥深く2人の会話も意味深にな>>続きを読む