ユーザーネームさんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

3.8

レフィン監督がフリードキン監督との対談でこの作品の事を「大傑作だと思う」って言ってフリードキン監督が「誰か医者読んでくれ」って呆れてて笑った

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.8

怪作オブ怪作 普通は一つの映画に収まらない色んな要素が混ざっており 観た後どっと疲れが来る。

クローズ・アップ(1990年製作の映画)

4.1

実際に起きた詐欺事件を実際に被害に会った家族さらに加害者までもが当人を演じる再現ドラマ部分と裁判のドキュメンタリー部分が混ざった構成の割と見た事がないタイプの作品。

ちなみにイギリスにはこの映画のタ
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

4.1

この映画好きだけど 岡田斗司夫さんの頭の悪い人が好きなアート系 ってのは的を得てると思う

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.3

樹木希林さんご冥福をお祈りします。
貴方のこの映画での演技は一生忘れません。

ミッドナイトクロス(1981年製作の映画)

4.5

タランティーノのオールタイムベストらしい
最後うわーってなる

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.8

白黒だからかアダムドライバーが出てるからなのかずっとジム・ジャームッシュの映画だと思ってたw
「汚れた血」オマージュでDavid bowieのmodern love流れて走る所好き

元ネタ 2分30
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バッド・テイスト(1987年製作の映画)

3.6

安っぽさがたまらない。これを作った人がロードオブザリング作るのかw
でもカメラワークがダイナミックだったりラスト付近のスペクタクルさは2001年宇宙の旅に匹敵 はしないけど なかなかのもの
スプラッタ
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ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(2014年製作の映画)

4.3

感無量 絵画のような美しいビジュアルと文句無しに可愛いキャラクターと素晴らしい音楽 全てが綺麗に絡み合った 最高のアニメーション。

ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)

3.4

サイコスリラーだと思って見たら戦争映画が始まりしかも「野火」ばりの手ブレと残酷表現から実はそれはフラッシュバックで主人公が地下鉄の中に居て現在に戻る これが序盤のくだり、でなるほどこれは例えるなら「野>>続きを読む

地獄の逃避行(1973年製作の映画)

4.1

チャーミングな逃避行ロマンスでありながら監督特有の詩的映像の美しさはそのまま残っているし全てが日常と地続きな感じがする何となくゆったりした雰囲気も好き。ただ後半のカーチェイスは結構ハラハラするしテレン>>続きを読む

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

4.0

作家のデビュー作にはその作家のやりたい事が全て詰まっているというのはよく聞く話でこの作品も例外ではなく、というかこの映画は色々詰め込まれ過ぎw「この空の花」に圧倒された身として他の大林監督作品を観てお>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.6

世界観を細かく作り込んでいながら映画はあくまでキャラクターに焦点を当ててあるので、この映画で語られない外側のこの映画の世界がより広く感じるようになっててSF映画の語り口としてスマートだと思います。 演>>続きを読む

ピラニア 3D(2010年製作の映画)

3.0

3Dなので3点満点の3点!
奇をてらった演出全くはせず。この手の映画でやるべきことを完璧にこなし それ以外の事は一切やらない。
むしろこれ以上の点数をあげるのは作品に失礼だと思ってます。

アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

4.1

アメリカの十代の描き方が完璧
さすがにこんなに美人ばっかではないけど でもウソっぽい美人ではないのでok
あとこの監督は童貞の描き方も上手い
映画自体はゆったりしてるけど何か特別な物を観たという余韻が
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12モンキーズ(1995年製作の映画)

4.0

ほぼスライドショーに近い短編「ラジュテ」から着想を得たほぼリメイクと言っても過言ではないタイムトラベル映画。
ブラピの狂人演技が楽しい。後ダンサーインザダークのあいつ(を演じた俳優)が出て来た瞬間笑っ
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鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

4.3

白黒悪夢工場低予算映画としてイレイザーヘッドっぽいけどこちらの方がスピード感がある。特に後半のストップモーションを駆使した映像の躍動感が凄まじい。インダストリアルな音楽も最高にクール。

わらの犬(1971年製作の映画)

3.8

ポスターが強烈
人間の醜くて動物的な部分を浮かび上がらせる不快だけど誠実な作品。

恋人たち(2015年製作の映画)

3.9

いたたまれない苦しくて重たい話なのにユーモアと暖かみ(黒田先輩というキャラクターの存在がでかい)があるおかげで ただただネガティブな映画にならずに希望を持てるようになってる。最後に流れるusual l>>続きを読む

殺しの烙印(1967年製作の映画)

4.9

この映画を配給した日活の社長から「こんな意味不明な映画を作られたら困る」と監督が解雇されたほど、型破りな清順美学たるものがいくところまでいった、日本のカルト映画の頂点。

とにかくありえない前衛的演出
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ブロンソン(2008年製作の映画)

4.6

今や マッドマックス インセプション レヴェナント ダークナイトライジング と話題作に出まくっている名俳優トムハーディのブレイクのきっかけになった作品。
冒頭の「とにかく有名になりたかった」というセリ
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ヴィクトリア(2015年製作の映画)

4.0

前編約140分ノーカット長回しで撮っている作品。
バードマンみたいな編集でワンカットに見せてるのではなく本当にカメラを回し続けて作られた長編なので現在進行形で生で起きていることの体感性が強いです。
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この空の花 長岡花火物語(2012年製作の映画)

4.5

フィクションとドキュメンタリーとファンタジーが洪水のように紛れた映画で演出に混乱及び爆笑しながらも凄まじい情報量を叩き込まれ最後らへんで圧倒されなぜか涙が止まらなくなるという稀有な体験ができる作品。>>続きを読む

[リミット](2010年製作の映画)

2.9

まずライアンレイノルズはシリアスな映画にむいてないと思う。軽い話に感じてしまう
終始画面に登場する人物は一人だけそして棺桶の中のみで話が進む。そこは凄いし、割と最後まで飽きずに見られるけど、変なズーム
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ブルーノ(2009年製作の映画)

3.8

笑えるを通り過ぎて唖然とするレベル。
でもおそらくそれがこの映画でサシャバロンコーエンがやりたかったことなのかもしれません。 どこまで笑い飛ばせるのか、どこまでやれば本気で人は怒るのか、その臨界点を突
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グッド・タイム(2017年製作の映画)

4.1

次から次に先の読めない展開が続くまさにジェットコースタームービーと言って良い作品。ジャンルで言えばクライムドラマの部類に入ると思いますが主人公がその場しのぎ人間なのでどちらかというと「野火」みたいな悪>>続きを読む

コングレス未来学会議(2013年製作の映画)

4.4

ロビンライト結婚おめでとうございます
記念にロビンライトのキャリアを皮肉ったこの映画をレビューします。
この映画の前半はハリウッド風刺映画でCG技術の発達による俳優の存在意義を問う作品だと思いながら見
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レスラー(2008年製作の映画)

4.6

撮影が地味に凄いです 常にドキュメンタリータッチでありながら 計算された長回しや構成をしてたり、だからこそラストショットの与えるインパクトが強いです。
「クリード」「ヴィジット」の撮影監督と聞いて納得
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フィルス(2013年製作の映画)

3.6

Radiohead の creep は本当にどうしようもない奴の為の曲だと改めて実感。
序盤は「スナッチ」や「トレインスポッティング」っぽい演出と選曲でこういうの見飽きたと思いながら見てると、だんだん
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.9

王道を行くスリラー映画として普通に面白いです。この映画を特別な物にしているのは、役者陣の凄まじい演技に尽きると思います。ヒュージャックマンやジェイクギレンホールはもちろん、個人的にどの映画でもボコられ>>続きを読む

Samsara(原題)(2011年製作の映画)

4.3

地球はなんて不思議な場所なんだと感じさせてくれる映画です。一応ドキュメンタリーで5年かけて25カ国で撮影されたそうですが、よくドキュメンタリーである「語り手」が存在せず映像のみで語る作品で、逆にナレー>>続きを読む

野火(2014年製作の映画)

4.2

デジタルカメラで撮られた無機質な自然と死体が 「俺はここで何の為に何をしてるのだろう」という感じを強めていると思う。戦争は生きても死んでも地獄だと体感させられる作品。