雨のなかの男さんの映画レビュー・感想・評価

雨のなかの男

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ハモンハモン(1992年製作の映画)

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U-NEXTで。この映画を観終わってからGoogleで「獣 意味」と獣に関する言葉を検索。自分の語彙にないこの妙な違和感に囲いをつけて形づけたく、ようやっと見つけた言葉は「獣欲」。動物的な欲望や性欲の>>続きを読む

さすらいの二人(1974年製作の映画)

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DVDで観たよ。ミケランジェロ・アントニオーニ監督は『欲望』しか観たことがない。けれど、どことなくそのエッセンスを本作にも感じた。レンズ越しに覗き見る世界は何を映し出すのか、というテーマは『欲望』に通>>続きを読む

劇場版 名探偵ホームズ デジタルリマスター版(1984年製作の映画)

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U-NEXTで。娘と鑑賞。自分が小さい頃、おじの部屋でTVシリーズを見せてもらったなあ、と懐かしく思い再生。今にして思えば、おじの部屋は洋画も邦画もジブリもディズニーもなんでもソフトがあって、遊びに行>>続きを読む

私がクマにキレた理由(わけ)(2007年製作の映画)

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クリス・エヴァンスがキャプテンアメリカになる前より早く、後のブラックウィドウこと、スカーレット・ヨハンソンは独立記念日に星条旗を身にまとっていた、という話。ではない。ラスト、屋上でクリス・エヴァンスと>>続きを読む

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

U-NEXTで鑑賞。ああ、なんてくすぐったくて愛おしい映画なんでしょう。高級ホテルで缶詰めの生活で、大して居心地もよくない東京の街を見下ろしながら、二人の男女が孤独を分かち合う。そこにベッドがあるから>>続きを読む

カラマリ・ユニオン(1985年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

U-NEXTで鑑賞。これはロードムービー…なのか?だとすれば自分の認識を改めなければいけない。ロードムービーにおいて旅は主人公の唯一無二の身体を路上に晒し、気候や景色の変化と共に自己を見つめる性質を持>>続きを読む

レインマン(1988年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

U-NEXTで鑑賞。言葉で通じ合えない兄と旅をするという、二人でありながらも弟のある種の孤独感を描いたロードムービー。ロードムービーがジャンルの性質上、家庭の置き去り、あるいは崩壊から始まるのは去るこ>>続きを読む

アメリカ、家族のいる風景(2005年製作の映画)

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U-NEXTで鑑賞。ヴィム・ヴェンダースの作品で一番好きだなあ。全く別の作品だけれども自分個人の中で『イージー・ライダー』という伝説的ロードムービーは、西部劇崇拝のロマンティックな時代の終わりを象徴す>>続きを読む

逃亡地帯(1966年製作の映画)

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U-NEXTで。嫌な映画だったぜ。ある一晩での出来事をじっくりじりじりと描く。貧富の差や権力関係、不埒な夫婦仲、人種差別、酒池肉林の狂乱、理不尽な暴力…と、いわゆる正常な人が存在しない。そもそも正常な>>続きを読む

楽園(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

U-NEXTで鑑賞。これは走る映画だ。狭い四角い箱の中で少年たちは来る自由のために鬱屈とした日々を送る。彼らはそこで別れの寂しさや絶望を経験しながらも、最後は走る。あのほとばしる様はとにかく喜ばしい。>>続きを読む

キー・ラーゴ(1948年製作の映画)

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U-NEXTで鑑賞。生き残り正義を行使するためには何を口にして、すべきでないか、そしてどんな時に人は嘘をつく必要性に迫られるのかという緊張感を煮詰めたサスペンス映画。プロットそのものが赤狩りに目配せし>>続きを読む

ストリーマーズ/若き兵士たちの物語(1983年製作の映画)

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U-NEXTで鑑賞。なんか久々に「すげえ映画観たな」と感じる映画だったな。アルトマンの『マッシュ』では登場人物たちが狂気の人を装い、自らの正気を保つというブラックユーモアの作品だった。一方で『ストリー>>続きを読む

リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

U-NEXTで。ロバート・レッドフォードの『普通の人々』を観た時もそうだったのだけれど、彼の映画はとても文学的で静かで、すごく胸騒ぎを覚える。美しい自然と緩やかな物語がゆったりと描かれる一方で、いつこ>>続きを読む

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

U-NEXTで鑑賞。今まで見てきたウェス・アンダーソン作品の中で一番好きだな。監督ならではの横移動の演出がしっくりくる。左から右へとゆっくりと絵本を読み進めていくような感覚や、そのカメラの平面な移動に>>続きを読む

フリードキン・アンカット(2018年製作の映画)

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U-NEXTで鑑賞。リアリティというか、地に足着いた職人気質な作家だったんだなあという感想。芸術家である前に職業人。でも、映画というものの芸術性や偉大なる芸術的映画作家たちもフリードキン自身の中にはち>>続きを読む

シュレック(2001年製作の映画)

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U-NEXTで鑑賞。これ子供の頃に観て以来だったけど、大人になってみると面白いところの気づきが増えてさらに面白かった。
明らかにディズニーに対する当てつけといえるような設定や場面が多く、そのブラックユ
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太陽のならず者(1966年製作の映画)

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U-NEXTで鑑賞。同じジャン・ギャバンの犯罪もの『地下室のメロディー』を観た後だと少しのんびりした感じを受けた。店をめちゃくちゃにされて怒らないジャン・ギャバンは余裕に満ちていてカッコイイなと思いま>>続きを読む

地下室のメロディー(1963年製作の映画)

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U-NEXTで鑑賞。なんだろうこの既視感…と思ったらあれだ、スティーブン・ソダーバーグの『オーシャンズ11』。甘いマスクのアラン・ドロンと計画者のジャン・ギャバンがブラッド・ピットとジョージ・クルーニ>>続きを読む

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