このレビューはネタバレを含みます
様々な映画などから借用した映像(イメージ)とゴダールの語りにより、時代の変化における戦争(神聖)、革命・芸術(生き方の変化)などが綴られている。
予告においてゴダールは、本作は政治的な示唆ではなく我>>続きを読む
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冒険は危険で時に非道であるがヒトに知恵と教養を与え、冒険しない者は皆哀れである。しかし道徳的であり続けることは進歩であり、また哀れでもある。
動物的であった主人公が創造され、経験を通して性、救済、支配>>続きを読む
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失意の末に狂い街を追われた莫連女に妹夫婦周辺の日常が乱される話。
「"欲望"という名の電車に乗って"墓地"に乗り換え」た女はあくまでも過去の幸せな記憶の内に生き、欲望や妄想で現在を埋めているわけだが>>続きを読む
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ブルジョワも労働者も、砂漠で裸の身一つになれば皆同じ野生のヒトだ。
生、聖、性、政、、、正義は一体どこにあるのか?何を持って純粋な愛を語れるのだろうか。
資本主義批判の本作を"定理"(=テオレマ)と>>続きを読む
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穴とか何とか色々と言葉が掛かっていて終始ジョーキングだったが、なかなか哲学的でもあった。演じること、操ること、物理的に他人の皮を着ること。他人の中で感じ思うことや得た名声は一体誰のものなのか?身体と精>>続きを読む
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体当たりでガラス割れすぎだし死後硬直は速すぎだし皆狂ってるし、ホラーと言うよりブラックコメディだった。
母親に愛されたくも、しがらみから逃れたい、でも1人では何も決められないという純情な少年(おじさ>>続きを読む
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最後の凄まじい画は流石に妄想だと思ったら、、、これがクレオパトラの威力か、恐るべし。
結局は喰い殺さr、、身体ごと全て故郷に"還元"されたわけだが、特異な才能は連続殺人によって人々に夢を見させ街に愛>>続きを読む
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原作未読のため脚本の良し悪しは判断できないが、俳優を沢山使っている豪華な"一族"系映画にしては人物設定が活かしきれておらず伏線回収も特に無く、尺が長いだけで物足りなさを感じてしまった。
サザビーズで>>続きを読む
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様子を窺うしたたかなアビゲイルの目玉、リアリティー溢れる第三者目線の魚眼レンズ、支配的だが物悲しいトップ2を見上げるカメラ、交わらない3人の視線、、、
女3人が本当に愛したものは国か男かお気に入りポ>>続きを読む
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パトリシア・ハイスミスによる手の込んだストーリー仕掛けが登場人物に種明かしされないまま罪の塗り重ねが暴かれず映画が終わってしまうことで、死者や残された人々のやるせない気持ちと取り返しのつかない主人公の>>続きを読む
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ラストは様々な解釈ができる、が、、
いずれもきっと修羅場だろう!
これはたぶん、テンポの速い短編(そして勿論ゴダール×ロメール)だからこそ10回くらい観て毎回ちょっとずつ会話の節々や動作、風景に散り>>続きを読む
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序盤で立ち上がる出来上がったプラスチックも綺麗だけれど、工場内で産み出される過程、更には工場自体の幾何学的連続性もまた綺麗。
オーケストラの音楽と工場内の映像の組み合わせや工場を外から見回すカメラワ>>続きを読む
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ただ図書館を巡っているだけだが壮大な音楽と洒落た言い回しで城塞に見えてk、いや、フランス国立図書館、壮大すぎる!
今はさすがに書庫整理もデジタル化されているはずだが、紙のメッセージが筒を伝っていたア>>続きを読む
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パトリシア・ハイスミスのドキュメンタリー映画を観た後の鑑賞。
同性愛や不倫といったこの手のジャンルで皆幸せに終われる結末は珍しいように思えるが、そこはやはりキャロルが一枚上手だったということなのだろ>>続きを読む
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巨大画面でティモシー・シャラメを、いや彼が放るチョコレートをふんだんに浴びた日にゃバイト何ぞそれは集中できたもんじゃない。
この夢心地はいつまで続くか、、
メル・スチュアート『夢のチョコレート工場』>>続きを読む
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寝起きの建築的プロムナード、羨ましい!
ミラノビエンナーレで受賞すればあのスロープを日々闊歩できるものなのかー。
隣人はイライラするし不気味だけど凄く共感できて憎めない部分もある。というか、あの部屋>>続きを読む
脚本が凄い。何度も騙される
どんでんでんでん返しって感じ。
観賞後調べて分かったが、なるほどね、
ミッションインポッシブルの脚本家か。
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Rock 'n' Rollでした。
狂ってるが、いちいち曲が良い。
ロッキーが何か可愛いし、現地ファンの熱血掛け声&突っ込み入り特典本編に驚きと笑いが止まらない
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品格は大事だね。
クマの血でシャツ以外の服綺麗に色変わるのヤバすぎ
「日本初のOL」とか「それはOLの喧嘩ではない」とかもうワケわからん過ぎる
能ある鷹は孤独。
満を持して爪を出しても普通の幸せ>>続きを読む
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辺鄙な地域の、いつから始まったんだか分からない伝統とか慣習って外部からしたら最早ホラー。
細かすぎる校則とか個性の尊重とか、現代の社会問題にもなっている小さな沢山の訴えを取りあげて問うている。
でも吉>>続きを読む
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"秋刀魚の味"が指すものの解釈によって本作の主題の肝となる部分も変わってくるだろう。それは温かい家庭の味なのか、はたまた娘を送り出した嬉し寂しい孤独の苦味なのか、脂が乗った若者どもの味なのか、、、。何>>続きを読む
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モノクロで画質の荒いマンションの監視カメラは"対象"を客観的に映し、主人公の(絶妙に下手でヒヤヒヤする)尾行は対象を主観的に考察する。しかしどちらも誤解を生むことがある。またこの映画は監視カメラの映像>>続きを読む
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アラン・ドロン、まつげ長っが!
殺人直後、市場のシーンで売られている食材の、死体の顔を彷彿とさせる撮し方と刑や金、命の重みを感じさせる天秤のカットを一瞬入れているあたりに遊び心を感じた。
主人公は>>続きを読む
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レズビアン小説家の生涯を辿るドキュメンタリーのような作品だった。
以下はあくまでも個人的な発想だが、この映画を通して、小説家に限らず作風が作家の人格全てだという捉え方は誤りであることに気づかされた。>>続きを読む
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トラウマになるくらいの衝撃的な無力感は切なさのレベルを越えている。
お向かいさんの旦那がただただ悪いのだけれども、自分の心を殺して闇の中に沈んでいく主人公の誠実さと自己犠牲の精神が全てを招いているよ>>続きを読む
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ホームビデオ感というかドキュメンタリー感というか、、、途中途中のインタビューの場面により現実なのかフィクションなのかが分からなくなる。
とても実験的、突発的、刹那的、流動的であり、シンプルだからこそ>>続きを読む
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様々な敵との一騎討ちを経て崇高な精神と無敵な体(撃たれる場所を調節する方法)を習得したのに、最後は結局感情のままに皆殺しにするのか、、、。
欲するものがあっても得る目的と必要性が無いと、もぐら(=El>>続きを読む
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映画が虚像であることを直接ネタバラシ的に鑑賞者に気づかせるパターンは珍しい。画面が虚構であることに気づくことは重要なことであるが作品として終盤までフィルムと鑑賞者の中に築かれてきた新たな世界観が崩れ去>>続きを読む
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自由奔放、勝手気儘!
(体の)曲線が魅力的な短い生命(線)なんだから感情の赴くままに走れ~!というメッセージを感じた。
どこへ行くにも縫いぐるみを持っ(振り回し)ている娘と漫画を大事に抱えている男がイ>>続きを読む
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現実には主人公の身に何も起きず、"棺の中が空になっていた"という不可思議なニュースを観るほんの数秒を、鑑賞者は2時間以上を掛けて体験させられたというオチなのだろうか。
ニュースはテレビをつければ次々と>>続きを読む