ちゅんしゃーさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ちゅんしゃー

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きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.1

おすすめされていたのを思いだして観た。
いい話なのはわかるんだけど、純すぎて展開が読めてしまい、ちょっとケチをつけたくなる瞬間もあって、ひねくれ者としては少しひねりが欲しいと感じてしまいました。
好き
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.2

頭の中の感情を主人公にするというのはややありがちといえばありがちなんだけど、そこに含まれている重いテーマとしょーもない小ネタの連続が良いバランスで、めちゃくちゃ面白い。
頭の中だけで成長、出会いと別れ
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.2

飛行機に乗ったらラインナップにあり、「そういや見てないなー」と思って見た。

王道ディズニープリンセスものを今まで見たことがなかったので、これこそ王道っぽい!というのと、ちょっとした裏切りもあるのがよ
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.8

なんて文章化したらいいのかわからないけど最高です。哀しくて不幸なんだけど幸せというか、全員が生を肯定してるところがいいのかも。それでいて笑えて、ハッとする伏線もあって、新しい表現もあって、曲も泣けて…>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

-

見たときは面白かったが、「意図的に黒人問題から目を背けている(町山智浩)」という指摘には目から鱗。これがアメリカの現代史を表したものと単純に受け止めないリテラシーが大事。

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.2

お上品な演出!
ソ連とアメリカのスパイが組むというバディ感は新鮮でしたが、主人公2人のキャラクターにいまいち乗り切れず。

個人的には主人公の成長・師弟関係・おもしろ秘密兵器と要素がてんこ盛りの「キン
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.5

なにもかもうまくいく(アール・イズ・ウェル)を体現したおとぎ話のような話。素晴らしい爽快感!

あくまでもおとぎ話なので、無粋なツッコミはなしで、という心持ちで見るといいと思う。そうやって見てると重た
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.9

とにかくスカッとする映画!

ちゃんと青春!という部分と、キャラクターの成長と、伏線回収と、謎解きとしてのミステリーと、ちょっとしたどんでん返しが用意されていて、エンタメとして見応えがあった!しかも2
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怒り(2016年製作の映画)

4.0

人を信じることの難しさ。
難しいし、信じて裏切られることもあるけども、信じざるを得ないというか、信じないと人は生きていけない。そんなテーマ。

森山未來、松山ケンイチ、綾野剛の薄い顔祭りに血しぶきシャ
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クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

3.6

言ってしまえばパニック映画をPOVで撮ってみた、というだけの映画なんだけど、きっちり方向性が定まっていて、それに向かって突っ走っているおかげで見ていてとても心地よかった。
「テープが上書きだから」とい
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.6

オープニングのセプテンバーから最高!
テーマが押し付けがましくないところが素晴らしい。

誰にでもおすすめできて、それでいて人生について少しわかった気にさせてもらえる映画。

イレブン・ミニッツ(2015年製作の映画)

3.8

カメラワークのおしゃれな感じとか、映画全体に漂う不穏な雰囲気がたまらん。ただ、大多数の人が見て楽しいかというとそんなこともないだろう、という映画。

みんなは好きじゃないだろうけど自分は好きな映画で、
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FAKE(2016年製作の映画)

4.2

あのニュースを見ていた人間としては、「佐村河内守ってどんな奴なんだ?」「ほんとに耳は聞こえないのか?」「作曲は?」という具合に、疑いの目を少なからずもっている。
しかし、見始めてるうち、そこそこ良さげ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

特撮ファンでも庵野秀明のファンでもないけど、面白いという噂を聞いて見に行った。ゴジラ映画を見るのは映画館テレビ含めて初めてかも。
そんな状態でしたが、ちゃんとゴジラが怖かったし、楽しめた!

大阪府民
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トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

3.8

全然宣伝もしてないので、ここの皆さんのレビューを読んでふらっと見に行ったら、面白かった!

ドルトン・トランボという実在の脚本家が、共産党員として冷戦期に迫害を受けつつも…というお話。
ドルトン・トラ
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.3

登場人物が多すぎて、紙にメモりながら見ていた。笑"
ダニエル・クレイグを見ると、無条件に「ジェームズ・ボンドだ!」と思ってしまうんですが、メガネをかけたり外したりしているダニエル・クレイグを見ると、か
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.7

2回目見た。4.1→4.7

好きなタイプの映画!

昔、中学生ぐらいの頃に見たときは「嘘はいけません」という教育のせいか、この映画の息子に近いスタンスで見ていたように思う。この年になると、就活の面接
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.6

「めっちゃふざけてる!」という前評判をさんざん聞いていたのもあって、思ったよりちゃんとストーリーを進めていたと感じた。
しっとりした話をアクションの合間に入れていて、デップーのキャラクターに深みが出て
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

2.7

難しかった。もう少し年を取ればわかるようになる。のかな。
コーエン兄弟の映画は合わないかも。

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.3

二回目見ました。
やっぱり最後にダンスシーンがあるのと、みんながテレビを通じて応援してるってシーンが個人的に最高なんだよなー。
それだけで+2億点出てしまうぐらい、このたぐいのシーンがあるだけで大好き
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カンフー・パンダ(2007年製作の映画)

2.9

ストーリーは超定番。
パンダがキモいキモいと思って見てたけど、最終的に愛せるキャラクターになっていたのはさすが。英雄とは思えないけど。アクションも好みの演出で、このCGの使い方をしたかったからアニメに
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.2

いい後味!実話ベースの映画には外れなし。

ディカプリオの役は本当はすごい悪いやつなんだけど、憎めない人間であり、トム・ハンクスがいれこむ理由もわかる!となっている演技が素晴らしい。「ウルフオブウォー
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

2.8

ひさびさのどうかしてるぜ映画。(と思っていたが、この前に見た「渇き。」も十分どうかしていた)

音楽と全体の雰囲気がよく、好きな場面もあるけど、ストーリー的には余白が多いというか、「きっちり理論を積み
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渇き。(2013年製作の映画)

3.7

思っていたより良かった。
登場人物全員がどこか壊れていて、まともな奴が全くいない。(唯一橋本愛ぐらいかな、と思っていたがかなりどうかしている役所広司の運転する車に同乗する時点でどうかしている)

物語
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.7

ようできとる!!としか言いようがない。めちゃくちゃ面白い。

小難しいテーマだけど、ギャグが効いてて説教臭くないようになってる。
ジュディとニックのキャラクターも好き。
ジュディの持っているスマホがリ
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ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

3.1

上の句を見て、これは!と思い、早々に下の句も見に行きました。

松岡茉優の詩暢ちゃんの凄さ!いやみったらしい京都人感(京都の人に怒られそう)も出ていて素晴らしかった。
他にも北央やらとの熱いシーンもあ
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息もできない(2008年製作の映画)

3.8

テーマとしては「父性」なのかな。
ダメな父親を持っているという2人の主人公は共通しているものの、だからといって暴力に走る人と、ひたすら耐え忍ぶ人という対比が印象的。
ガンガン暴力が出るような映画かとお
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.9

随分前に録画したやつをようやく見れた。
野球ってほんとにいいもんですね。
ただ、大の大人が楽しそうに野球をしている姿を見るだけでなんだか泣けてくる。やはりそこには、本編の中でも説明されるが、シューレス
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.1

実話ベースのどっしり社会派ドラマ。
淡々とはしてるが、事実がじわじわと明らかにされていく様子は見応えがあってよかった。

「記事になった場合の責任は誰がとるんだ」
「では記事にしなかった責任は誰が取る
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.2

ディカプリオ頑張りすぎ!な映画。ひどい目にあいまくるたびにだんだん元気になっていくディカプリオには、少し笑ってしまう。
ディカプリオの演技には、こんなことやんのかよーってびっくりできること請け合いです
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.0

観て「あ~俺も明日からちゃんと生きよう!」と思わせてくれるいい映画。

話の流れで伏線を張って回収という流れがものすごーくきっちりしていてお手本みたいな映画だと思いました。
その分目新しさはないし、見
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

多幸感しかない映画。
うまいものを食ったときと同じだ!

Twitterの字が小さいので、映画館で見たかった。
テーマは単純なのに、人生を感じられる映画は間違いなくいい映画。
ジョンファブローはメチャ
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.8

日本の魔法少女ものアニメを題材にした、ドス黒サスペンス。
無垢な少女のささやかな願いがほんのちょっとしたきっかけとなり、たくさんの大人が悪に染まっていく。きっつー。

監督のインタビューにもあるとおり
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モンスターズ・ユニバーシティ(2013年製作の映画)

3.8

ダメな奴らのワンスアゲイン映画!
前回より、絵的な面白さよりも、人生観に焦点を当てており、話に深みが出てるのが良かった。
モンスターズユニバーシティの中のアメリカの大学あるあるなどの小ネタも効いていて
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ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

4.2

原作は全巻集めるほどのファンとして観に行きました。
スローモーションを多用した演出で静と動のメリハリがすごく効いていたので、競技かるたのスピード感・緊張感が伝わってきたのが良かった。
また、回想シーン
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レオン(1994年製作の映画)

3.7

ナタポーことナタリー・ポートマンが美しいのでそれで5億点。
ジャン・レノかっこいい表現が露骨すぎてちょっと笑っちゃう。個人的にはジャン・レノおじさんにいまひとつハマれなかったかな。