Frauヌコさんの映画レビュー・感想・評価

Frauヌコ

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脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

2.9

原作既読。

実写化すると知った時、正直期待出来ずスルー。
今回アマゾンプライムで初鑑賞。

三十路に差し掛かった女性の脳内会話をメインとした、恋愛ハナシ。

原作単行本5巻分、尺の関係上全てを実写す
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.5

2019年明けました、今年最初のレビューは不朽の名作「ローマの休日」。

昔吹替版をテレビで鑑賞済。今回字幕版初鑑賞。

公務に嫌気を差し、宿泊先から抜け出したヘプバーン演じる王女。
そこへ偶然新聞記
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銀河鉄道物語〜忘れられた時の惑星〜(2006年製作の映画)

3.4

テレビアニメ版、最初の頃見た程度。漫画版未読。

本作はOVAとして発表された作品で、時系列で言うと98年に公開された999の劇場版「エターナルファンタジー」以降の話となってます。(作中で鉄郎が所持し
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さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅-(1981年製作の映画)

3.6

79年に公開された劇場版の続編。

劇場オリジナル版となっており、前作で明かされなかった謎が本作で明るみになります。
本作のみでも観られない事はないですが、前作を鑑賞してから本作を観た方が判りやすいか
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ギフト(2000年製作の映画)

3.0

公開当時劇場で鑑賞。

キアヌ・リーブスが脇役でクソ最低なDV野郎を演じていると知り、(時期的にマトリックス・シリーズで席巻していたのに何故?と思ったモンです)好奇心に駆られ映画館へ足を運んだんですが
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.0

オードリー・へプバーンの代表作の一つである本作、今更ながらの初鑑賞。

本作はへプバーンの「代表作」のひとつだろうけど「名作」と言えるか?と言われると正直、首を傾げてしまう。

時代のせいかストーリー
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帝都物語(1988年製作の映画)

2.8

原作未読。荒俣宏氏原作の実写化。

当時見たポスターのインパクトが未だ忘れられず、時を経てやっと鑑賞。

舞台は帝都・東京。陰陽師・安倍晴明の子孫である軍人、加藤が東京を守護する平将門の霊を蘇らせ、帝
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マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

2.3

公開当時劇場で鑑賞。
この頃から賛否両論だったと記憶。

しょっぱなから流れる音楽に驚き、何だかうわっぺらな内容に閉口気味になり、ラストシーンは「え゛、これで終わりなのか!?」とハンパな状態にこっちは
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セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

3.3

セーラー服で機関銃を撃ちまくり

「か・い・か・ん…」

の名台詞でおなじみ「セーラー服と機関銃」。


赤川次郎氏原作、当時高校生だった薬師丸ひろ子さんが主人公の女子高生(制服は通っていた高校のもの
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Wの悲劇(1984年製作の映画)

3.3

タイトルから「ミステリー」かと思っていたら、実は夏樹静子氏原作とあるものの、本作中で上演される舞台劇の原作という形で、ストーリーはまた別物であり「1人の女性の成長物語」の色合いが強いです。

もう30
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竹取物語(1987年製作の映画)

2.0

中秋の名月が近いので、月絡みで。


かなり昔あるイベントにて鑑賞済。今回再鑑賞。

本作は「竹取物語」を原作に、SF要素を取り入れアレンジした作品。
元々円谷英二氏が生前に映像化を切望していた題材だ
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

3.7

フォロワーさんの本作のレビューに目を通し、ふと今年旅立った愛猫に思いをはせて。

舞台は英国。
ドラッグ中毒者となり、その日暮らしのストリートミュージシャンが一匹の猫と出会い更生してゆくまでのお話。
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百万長者と結婚する方法(1953年製作の映画)

3.0

実はローレン・バコールが主演だったと知ったのは観ている途中からでした。。。

ローレン・バコール、ベディ・グレイブル、マリリン・モンローの3人が演じるモデル達は、ある密かなる野望を持っていた。それは百
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体脂肪計タニタの社員食堂(2013年製作の映画)

2.2

タニタ社員の健康維持を目的にした社員食堂のメニューにまつわる実話をベースにしつつ、「もし、タニタの社員が全員太っていたら…」という着想を元に構成されたフィクション。


3ヶ月後に控えた新商品発表に合
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

やっとこさ鑑賞してきました🙌

正直始めは何が面白いのか判らなかったけれど、観終わった今この時の自分を殴りたい(笑)

所々違和感があったりと、あちこちばら蒔かれた伏線が次々と回収されてゆく様は、そう
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.8

当時劇場にて鑑賞。3回足を運んで観たけれど、それ以降も何度か観てます。
ここの所立て続けに鑑賞した作品が…だったため、目の保養も兼ねて再鑑賞。


千尋は両親と共に引っ越し先のある町へ向かうが、途中父
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源氏物語 千年の謎(2011年製作の映画)

1.7

原作未読。当方の源氏物語の知識、大和和紀さんの「あさきゆめみし」読んだ程度。

紫式部が生きた世界と、彼女が執筆した「源氏物語」の世界が同時進行して交錯してゆく話。

136分…途中退屈で眠気に襲われ
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ねこあつめの家(2016年製作の映画)

1.5

人気アプリ「ねこあつめ」の実写版。

伊藤淳史さん演じる小説家がスランプに陥り、環境を変えようと片田舎の古民家に引っ越しをする。
ある日、1匹の猫が現れたのをきっかけに、彼の生活は華麗なる?にゃんこワ
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東京大空襲 ガラスのうさぎ(1979年製作の映画)

-

子供の頃、地元の公民館にて鑑賞した作品。

鑑賞してからかなりの年月が経つと言うのに、未だ鮮烈に思い出す場面が。

ひとつは駅舎に敵の戦闘機が銃撃し、その際母親が死に、生き残った小さな女の子が涙声で「
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ジャズ大名(1986年製作の映画)

3.2

「ええじゃないか、ええじゃないか」と、作中に登場する民衆と一緒に鼓舞しながら観るべし(笑)

原作未読。
米国・奴隷解放により自由の身になった黒人4人組。生まれ故郷のアフリカへ向かうため、長い船旅が始
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大統領の料理人(2012年製作の映画)

3.0

1980年代、フランス大統領官邸(エリゼ宮殿)に2年間、当時のミッテラン大統領に仕えた史上初の女性料理人・オルタンスの伝記映画。

本作は過去2年間、エリゼ宮殿で仕えた時とその後のある所で料理を作るよ
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マリリン 7日間の恋(2011年製作の映画)

3.5

「彼女は常にナイフの刃の上を渡り歩いていた」

マリリン・モンローのノンフィクション本にて、知人がインタビュアーの問いに答えた一節である。
それだけ危うく脆くて儚い女性だったと言う事なんだろう。
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.2

夏なのでそれらしいタイトルのものを。

原作未読、テレビドラマシリーズ未視聴。

当時ハハが福山さんのファンで、劇場へ連れて行けとおねだりと言う名の脅迫をされ、強制鑑賞させられた作品。
最近になり観る
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はやぶさ 遥かなる帰還(2012年製作の映画)

3.5

今日の「夏休み子ども科学電話相談」で、
『とうもろこしの粒は数えると偶数個になる(但しきちんと育ったもの)』と知り、
これを実証するために、数え切れない程のとうもろこしと格闘?してきたのかと思うと、こ
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黒い家(1999年製作の映画)

3.4

原作未読。

保険会社に勤務する男性が対応した、ある女性からの電話から始まり、彼女の家族が起こす不可解な出来事に否応なく巻き込まれてゆく話。

本作鑑賞中(スマホにイヤホン差し状態)自室ドアの開閉にビ
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ミスト(2007年製作の映画)

3.5

鑑賞後の率直な思いは、
「やるせない」の類語を検索して、そこに表示された全ての言葉。


スティーブン・キング氏原作の本作。彼の作品をフルで鑑賞したのはこれが初。

物語は嵐の後、買い出しのため近所の
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里見八犬伝(1983年製作の映画)

3.6

昔むかーし、テレビで見た断片的な記憶しかなく、今回初めてフルで鑑賞。

ストーリーは滝沢馬琴作「南総里見八犬伝」を翻案した小説版が元となってます。
上映時間が140分近くあるんですが、あっと言う間。
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聖☆おにいさん(2013年製作の映画)

3.0

原作既読。単行本既刊分揃えてます。

四季を通して、イエスとブッタが過ごす日常の一時を切り出して纏めた内容。
マイペースな二人、まったりとゆる~く話が進みます。
お気に入りのキャラの一人、極道さん登
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.2

地元中心地の、昔からある昭和の香り漂ふ映画館で1週間限定公開。
館内の雰囲気も何処か懐かしさを感じ、外部購入の飲食物持ち込み可なんて、今では絶滅危惧種並。


さてさて「ゆれる人魚」。

昔から「人魚
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黒薔薇の館(1969年製作の映画)

3.3

美輪さんの若かりし頃、写真でしか見たことがなく、当時の映像での彼女…もとい彼を観たのはこれが初めて。

ただただ、美しい。
この言葉しか浮かばない。

ストーリーは謎に満ちた彼女を巡って男が次々と現れ
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テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

3.3

原作単行本、全巻揃える程好きな作品。

実写化による原作破壊を危惧してたものの、本作はその心配なかったです。
主役の阿部さんが、古代ローマを舞台に現地のエキストラ達に混じってすんなり溶け込みすぎ(笑)
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.2

原作未読…なのが悔やまれる。

この作品については、未来を予言していると都市伝説がありますが(有名なのは東京オリンピックでしょうか)、中でもそこまで注目されていたのかと吃驚したのが「作中で表現された、
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

観終わった後の、複雑かつ何とも言えない混沌。

あり得なさそうであり得る内容、家族の在り方とは何ぞや?それでも家族と言えるのか?
だけど彼(彼女)達からすれば、周りからどう見られようが「家族」であり、
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.6

上映時間100分、フィアット・500もとい宮崎ワールドフルスロットル。
ルパンのテーマが流れるとそれだけでワクワクするし、
ミートボール入りスパゲッティ超々特盛を奪い合いっこして胃袋満たしたいし、
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.0

原作未読、アニメ版未視聴。キービジュアルを見た事ある位。予備知識ほぼない状態で鑑賞。

あきら役を演じた小松菜奈さん、クールビューティー。走っている姿がとても格好良かったし、10代特有の一途さを上手く
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

4.0

某俳優の不祥事により、急遽代役が立てられ、短期間で撮り直しした色々いわく付きの作品。
冒頭の場面、モノクロがある行為によって色づくのがお洒落。
映像の魅せ方が上手いし、惹き付けられます。
合間に挟まれ
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