門田睦さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

門田睦

門田睦

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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.5

前半、ラブ。
後半、アクションもりもり。

クラシカルすぎて、逆におもろい所も多かった。
新作に向けてエンタメ注入!

メッセージ(2016年製作の映画)

4.5

・総評
高級SFによる、人間性の回復。
・脚本
SFによって見えてくる、人間の弱さがリアルで。
そこから色々みえてきてあーだこーだという、あんま見たことない感じ。
・画と音
まさにドゥニ節。
青が印象
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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.2

・総評
流したことのない種類の涙を流してた。
ちひろさんを通して、記憶の中だけにいる誰かを見て流れたのが1回。
まじで、なんで泣いてるのかわかんなかったのが1回。
・脚色
原作未読でなんとも言えないけ
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.4

・総評
映画館で見たかった一本。
・脚色
レースとビジネス。こーゆー視点から自由と金銭的なところを描いてくれるのは、個人的にすき。
・画と音
シネマティックすぎない落ち着いた色使いで、実話ものはこのく
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思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

3.7

・総評
おじさんには展開が速すぎた。
・脚色
原作漫画のいい所をギュッとしたのかと思う。でもそのギュッに耐えきれなかった感。

シーンひとつひとつだったり、取り上げてるテーマひとつひとつはいい視点だな
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ディヴォーション:マイ・ベスト・ウィングマン(2022年製作の映画)

4.1

・総評
トップガンの逆パイロット映画。
(しっとり深い系)
・脚色
戦後黒人パイロットの実話に基づくやつ。
緩急はめちゃくちゃよくて、無理に盛り上がり過ぎずな展開感。
ちょくちょく自然と伏線回収してく
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.7

・総評
ハードル上げ過ぎたなぁ
・ストーリー
お金か表現か。みたいなのは、散々見たからそれ以外でおもろい所を求めてしまった。のであまり刺さらなかった。
秩父の人達のやり取りの方が好きで、リア充のくだり
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.9

・総評
元のストーリーが強すぎて、激快な1本。
・脚色
激強実話に黒人差別についての問題提起を上手く混ぜた感じかなと。
スポーツ、テニスという世界から見る差別意識はまた違ったものがあって勉強になった。
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.7

良かったんですよ。
でも、この良さを言葉に出来るほど語彙力が無いかもしれない。
(フレンチディスパッチ見た時と似た興奮。)

これまた映画館映画で、
それを、邦画アニメーション? アニメーション?ん?
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.9

2回目。

超親切設計。
呪術廻戦はじめての人向けと言ってもいいくらい、展開までも親切。

結局、乙骨と夏油のバトルにアガって終わる、爽快な1本。

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.7

僕にとっては、クラシカルなスパイ映画。

前半は静かな緊張感が続いて、個人的には好きだった。
途中から誰がどんな思惑なのかついていけずだったけど、後半のどんちゃん騒ぎでまあかき消したかなと。

デッド
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.2

映画館映画、筆頭。

序盤の狩りのシーンでめちゃくちゃ引き込まれた。
映像はみなさんご存知のように、凄まじいです。

ストーリー的には1よりだいぶ好き。
1がそんなだったおかげで、父も母もみんなが言う
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ある男(2022年製作の映画)

4.3

狭い絵が印象的な1本。

人間は変わっていくものと自分の勘定では測れていてる。
けど、他の人を見る時には思考のキャパ的にそうはいかない。

だからこそ、そのことを意識し続けてなるべく変化に寄り添ってい
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エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

3.7

探偵パートが前作よりもだいぶ長い印象。
それが得意であれば好み、逆もしかりということでぼくはあんまりでした。

ただ、キャラの掘り下げが1で出来てるから、活かされて愛おしくなってる人が多かった。(お母
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.4

【好きだったとこ】
めちゃくちゃ細かいところ、普通じゃモーション入れないところまで動いてた。そういう意味で今回の映像は没入感すごい。
すずめが旅の途中で会う人たちの、あたたかさが好き。
草太の「命がか
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窓辺にて(2022年製作の映画)

4.0

ストーリー×長回しの緊張感たるや!
ってかんじだけど、キャラクターの優しさユニークさがそれを心地よくしてくれる感じ。

役者と監督の間の理解度とか空気感も、だいぶ醸成されてそうだなぁと。
のほほーんと
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.6

やっぱ僕ブラックパンサー好きだったんだなぁと思った。

今回は特に、衣装と音楽が最高。フューチャーストリート的な雰囲気の衣装と、独特の楽器を使った音楽。
個人的に好きなシーンは、カーチェイスのとこ。女
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エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

4.0

観てて楽しかった。
たまにこーゆー中世もの見たくなる。

第四の壁とミリーの相性良すぎ。

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.4

作品の「普通とは」というテーマ性と、2人のキャラの噛み合ってて噛み合ってない感じ。
この2つの要素が上手く融合されて、深みを作り出している。

成田凌、清原果耶。最強の2人。
役者陣がさらにこの映画の
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.6

自分のバックグラウンドが好ましいか、そうでないかで、見方が変わる気がする。
僕は、割と好ましいと思ってるタイプなので、感情移入できてはいなかった。

けれども、全ての人にはバックグラウンドがあるという
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天気の子(2019年製作の映画)

4.1

やっぱりテンポ感、画、音楽が素晴らしすぎる新海誠作品。
日本、東京という必然性、精神性みたいなものも相変わらずシニカルに描いている。
なので、簡単に心を動かされてしまう。こーゆー邦画アニメーション、も
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.9

なぜ今まで見ていなかったのか。
なぜ誰も熱烈に推してくれなかったのか。
邦画アニメーションで1番好き。

展開の多さ、テンポの良さ。そしてそれがしっかり噛み合ってくる気持ち良さ。
日本の精神性だったり
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四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

4.0

良い意味でバカになって観れる1本。

いわゆる"メッセージ"的なものは感じず、でもキャラや場所の魅力が満足感を感じさせてくれる。
人におすすめしやすいやつぅ!

森見登美彦作品ハマりつつあるので、これ
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.4

京都でめちゃくちゃ呑みたくなる1本。
アニメーションである必要しかない映画で、多幸感が凄かった。
繋がりやご縁というテーマがやさしく描かれていて、1人の時間が多い自分としては救われた気持ちになった。
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.4

すごい共感出来そうなシーンで、微妙に共感出来ない要素が入ってくる。
そのもどかしさが、ずっと続いてしまって入り込めないまま終わってしまった感。

もっと心をバカにしながら見たらよかったのかもだけど、M
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キング(2019年製作の映画)

3.8

中世の作品の中でも、すごくリアル。
戦争の残酷さが深々と伝わってきた。

そして、最初からティミーが神々しい。

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.8

物語自体はすごい好きだし、ものづくり人間には刺さる1本。
1人の人間を描きながらも、
「芸術vs社会、恋、時間」
という普遍的なテーマも平行していた。
だから、割とどの人がいつ見ても強度のある作品だっ
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.9

亡くした人の思い出が、日常に溶かされていく。
でも生き続けないと、亡くなった人に会えなくなる。

ずっと心臓を握りしめられてる感じ。
見ててとても苦しかったけど、見といてよかった。とても生きたくなる映
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.0

友情もそうなんだけども、タケちゃん映画として見ていた自分がいる。
どこか負の部分を抱えつつも、それを飲み込んで強く自分らしく生きてるタケちゃんに
僕は憧れていたなぁと。タケちゃんかっけぇっす。

あと
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

4.6

ちょっとなめてた。
MARVELシリーズの中でも、僕的には結構上位の1本。

むちゃくちゃ爽快に楽しめる1本!!!
神、宗教、愛。重いテーマなのにそれを軽やかにやってのけてる。

僕はこのくらいジョー
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.6

子供向けの設定と、大人向け設定が上手く噛み合ってなかった印象。
バズが単純に好きなので、めっちゃアガるシーンはいくつかあって嬉しでした。

トイストーリーらしさとかは、よくわかんない人なので気にならな
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グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

3.8

最初の潜入マジックと、カードを渡しまくるマジックのシーンは、
テンポ良くて、めちゃくちゃあがった。
あとバトルシーンが多めで、そこでもマジックが活かされるからわくわくして見れた。

ストーリー的には読
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.7

マジックのシーン、チェイス系のシーンは面白かった。
ストーリー自体は、ん?と思うところが多くて、ちょっとノイズを感じた。

でも2も見よーと思います。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

ありえないぐらい泣いちゃった。
めちゃくちゃ、暖かく切ないという言葉が合いすぎる一本。

トラディショナルな物語を、キャストのパワーと関係性が強固にしていると思う。
あの時代だけど、あの年齢にしかない
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