Akiさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ジプシーのとき(1989年製作の映画)

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久しぶりにエミールクストリッツァ監督の作品を。前半は監督らしいドタバタコメディ、後半はベルハンがとある組織に染まっていく話。うーん、私は監督の「ライフイズミラクル」や「ウエディングベルを鳴らせ」が好き>>続きを読む

MIFUNE:THE LAST SAMURAI(2015年製作の映画)

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三船さんのドキュメンタリーなんですが、黒澤映画のことも知れました。
ナレーション選べるのでキアヌの方にしました、三船さんや黒澤映画に影響を受けた方々ほんとに凄いですね、ナレーションのキアヌもですが、ス
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

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前から観たかった作品。
底抜けに明るい映画、ミュージカルコメディ。無声映画から音声のある映画の時代に移り変わる、どんな困難も乗り越えていくドン達。「雨に唄えば」は有名な曲ですね、やっぱりこの場面が好き
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今日、キミに会えたら(2011年製作の映画)

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可愛いらしい感じとは違い、割とシビアな映画だった。ビザに関して詳しい人なら観れると思う、私は全く詳しくないので、恋愛映画なんだけどそっちの方が強めだと思う。
題名にもなってる英単語のLike craz
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

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用事の終わりに間に合ったので「ナウシカ」を。
本当にスタジオジブリさん、宮崎駿さん再上映ありがとうございます。

「もののけ姫」もだけどDVDでなら何回も観てますが、映画館で観れて本当に良かった。最後
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

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実は前に観ていたのですが再鑑賞。
海の風景はすごく綺麗で、とんでもなく狂ってる男と女の逃避行、戦争なり政治なり場面に散りばめられた事はゴダールですから何かの比喩であるとは思う。
相変わらずアンナは綺麗
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もののけ姫(1997年製作の映画)

5.0

ジブリはどの作品も大好きです。
私は「千と千尋の神隠し」を小学生の時に映画館で観ました、それ以前の作品は映画館では観たことなかったので今回ジブリの中でも最も大好きな「もののけ姫」を、スクリーンで観れる
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アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい(2017年製作の映画)

5.0

素晴らしかった。
久しぶりに映画館へ、そしてこの為に何日待ちわびいていたか。パンフレット即買いですよもう。
自身の映画を振り返るアンナ、すごい若々しく、素敵。
アンナは育ち・幼少期から苦労していたのだ
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メイド・イン・USA(1967年製作の映画)

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ゴダールの作品を。作品内でも出てくるけど政治映画。リシャールポ‥の死の真相を追うポーラ。日本人の方が出てきたり、なんか嬉しいですね、リシャールポ‥がとんでもない姿で見つかったりとなんか面白いところもあ>>続きを読む

ゴールキーパーの不安(1971年製作の映画)

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ヴィムヴェンダース監督の作品を。なんとこの作品が処女作。物語はゴールキーパーの日常と思いきや途中からサスペンス色が濃い、画は良かったです。個人的にはうーん‥あんまりかな。ドイツのあのビールの入れ方真似>>続きを読む

コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

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アキカウリスマキ監督の作品は「10ミニッツオーダー」で観たぐらいで殆ど初めて観ます。

「白い花びら」
サイレント映画、感想書くとネタバレすると思うので書きませんが
ああ‥最後が悲しい‥。サイレント映
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プラハ!(2001年製作の映画)

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レトロで可愛いチェコのミュージカルコメディ?映画。テレザ可愛い〜。
コメディタッチだけど歴史背景がガッツリとあり、最後は切ない感じ、チェコスロバキアの歴史に詳しい人なら深く観れると思う。詳しくなくても
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ウォーク・トゥ・リメンバー(2002年製作の映画)

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神さまや天体観測や不思議なものが好きなジェイミーと不良のランドンのロマンチックな純愛。可愛い。ハラハラするところもあり、急激に進む2人はなんとも可愛いかったなぁ、それにランドンがジェイミーを守るところ>>続きを読む

美しき諍い女(いさかいめ)(1991年製作の映画)

5.0

画家と画家のモデルの話、2人で作る芸術の話。

私も画家のモデルをしていた事があります、だからその時の事を思い出しながら観ました。
マリアンヌは画家のモデルとなったのは恋人の取り急ぎの約束から、これに
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嵐ケ丘/嵐が丘(1939年製作の映画)

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仲良くなってはいがみ合い、いがみ合っては心から愛していると確信する。使用人とお嬢さまの恋愛、今こういう作品を作るならばさほど問題ない作りかもしれないけど当時はすごい差別、純愛ものかと思ったら思った以上>>続きを読む

魅せられて(1996年製作の映画)

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ベルトルッチ監督の作品を。
「ドリーマーズ」「ルナ」を足したような作品で、ああ、この作品も物語より画がすごく良かったなぁ、撮影はストラーロではなくてもこの画だからやはり凄い。
英語だけでなくイタリア語
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いまを生きる(1989年製作の映画)

5.0

青春、恋、夢、友情、詩。とても良かった。

「献立は?」「ミートボール!」
キラキラ成長していく青年達、また秋と冬の自然の風景もすごく良かった。先生の教え方、好きだな、詩を介して教えるなんて素敵だと思
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沈黙の官能(1976年製作の映画)

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監督の作品が気になり鑑賞、いやぁ‥これはファムファタールもの。家族の中が悪いところに嫁ぐイリーナ、しかしイリーナが家族をかき乱す、かき乱す。兄も弟も家族みんなお金しか目になく、金の話しかしてない、そう>>続きを読む

アルファヴィル(1965年製作の映画)

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「涙を救え」
不思議なSF映画、SFといっても現代と何も変わりない感じでゴダールらしい作品。涙を流すと死刑で笑うと連行される、そんな心の感情を表してはいけない、人々が支配されている都市の話、ゴダール
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暗殺指令(1960年製作の映画)

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この作品もクラウディアさん目当てで鑑賞。題名通りギャング物かと思いきや‥
悲しい恋の話、男性向けの作品。

ブルジョアで家庭内が酷いグランツィア、姉に叱言や暴力を振るわれているのなんか観てるのも辛かっ
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太陽の誘惑(1960年製作の映画)

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クラウディアさん目当てで鑑賞したのだけどこれがなんとも画がお洒落な作品だった。ある季節のある町の話。
屋敷の女主人がなんともまぁ物欲と資本主義者‥私はお金やそういうのでは無いと考えてるので。
またラブ
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RADIO ON(1979年製作の映画)

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ヴィムヴェンダース監督プレゼンツという事でこの作品を。
うーん、ヴィム監督の「さすらい」や「都会のアリス」など淡々とした自然体のロードムービーのような感じ。監督はヴィム監督ではないから画は私はあまり‥
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こねこ(1996年製作の映画)

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可愛い。子猫チグラーシャの旅。
行き着く先行き着く先にいろんなことがありチグラーシャがどうなるかヒヤヒヤしてました。たくさんの猫と暮らしているフェージンと猫の愛情が泣ける。
また猫がすごい可愛い、猫が
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優しく愛して(1985年製作の映画)

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大人の恋愛映画です。
私は好きだなー。
大喧嘩するところはちょっとしたズレでそうなっていくよな〜と。最後は暖かい幸せな終わり方でやっぱりそうでなくちゃ!と思っていたので個人的には良かった。
ベアールさ
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星の王子さま(1974年製作の映画)

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「星の王子さま」の映画、ミュージカルで進み、多分物語の構成の仕方は原作と多少違うと思うけど、とても良かった。
手作り感がすごく可愛い。

「羊を書いて」からもう深い、
「大切なものは目には見えない」。
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P.S. アイラヴユー(2007年製作の映画)

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コメディよりのラブストーリー。女性向けの作品だけどサラッとしたしつこくない作品だから男性でも見れるかも‥感動するところは多々あり。
春夏秋冬があって個人的にそこが良かったな、またアイルランドの風景が綺
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用心棒(1961年製作の映画)

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いやー最後、終のセンスが凄い。
後半から屋敷から脱出の緊張感も凄まじい。「7人の侍」もそうだけど「用心棒」も国内問わず海外の作品に影響を与えているのだなぁ、特にウエスタン物はそうじゃないかと思う砂埃が
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ロバと王女(1970年製作の映画)

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可愛くてファンシー、確か原作があったように思います。馬が気になってしまうなぁ私。ロバを被るカトリーヌさんなんというか可愛らしくてお若い頃綺麗だなぁ〜。
デジタルリマスター版はアニエスさんが監督を務めら
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七人の侍(1954年製作の映画)

5.0

やー凄い‥!!同じ黒澤さんの作品でもこの作品は色んな意味で厚みが違う。圧倒的だなぁ。2枚のディスクで200分以上あるにも関わらず、グイグイと見入りましたし、終わってももっと見たいと思う心境。
侍の人物
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万事快調(1972年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

労働、労働環境、賃金について、この作品も難しいというかフランスの政治と歴史。工場の事務所のセットが可愛らしい。スーパーの長回し、若者の「全部無料だ」はお金に働かされているという部分。
この映画でも芸術
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ゴダールの決別(1993年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ゴダールの作品を。この作品も難しかったなぁ。神と男と女。
私は無宗教だけど宗教や民族関係なく太古からある神話などの教えがとても好きで、だからただただ反宗教の映画は苦手なのですが、ゴダールのこの作品は違
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椿三十郎(1962年製作の映画)

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黒澤さんの作品を。渋く、そして画は素晴らしい。コミカルな所もあったりと、最後の最後も椿三十郎の人物像にホッコリとしました。時代劇なのだけどある意味でスパイ物であり推理物でもあるような気がします。

唇からナイフ(1966年製作の映画)

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手作り感が良くて面白くて可愛くて良かったなぁ。スパイ物ですが何でもアリ、いきなり歌い出したりとなんかもう面白いです、レトロでモダン。
題名の意味はなんだろう。

アニエスの浜辺(2008年製作の映画)

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「シェルブールの雨傘」等のジャックドゥミ監督の奥さんアニエスさんの伝記?映画。アニエスさんの映画はまだほとんど見れてないのですが、可愛らしくて、ゴダールとも交流があったのだなぁと、もしかして猫として出>>続きを読む

サクリファイス(1986年製作の映画)

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タルコフスキー監督の作品を、監督は日本が好きなのかな。映像は絵画のようで物語は文芸や絵画そして戦争というかロシアの歴史?と、あらゆるもので難しいけど「ノスタルジア」より個人的には見やすかった。「日本の>>続きを読む

シェルタリング・スカイ(1990年製作の映画)

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監督はベルトルッチ、撮影監督はストラーロ。大自然を背景にこの映画も画がとても良かった。前半は画がキマッていて後半は大自然を、この作品もベルトルッチ、ストラーロの画が好きならぜひ。
物語はラブストーリー
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