Pさんの映画レビュー・感想・評価

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丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)

3.9

少し前に観ました。
丘の上の本屋のリベロを中心にした人間模様が繰り広げられます。
本を通して優しい雰囲気で話は進んでいきます。移民のエシエンとのやり取りも、本を貸し借りするようになった仲良しだけではな
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.0

最初から最後まで、私には恋愛的要素があるのかわかりませんでした。けど、どっちでも楽しめる透明感のある作品だなぁと思いました。
大好きなあまり、側に居たいあまりに相手を縛ってしまうことってありますよね。
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

3.7

余命が短い33歳のシングルファーザーが4歳の息子のために里親を探します。

「実話から着想を得た物語」なんだそうです。

自分も親に捨てられた過去があるから、息子を自分と同じ境遇にしたくなくて、素敵な
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

映画の概要を見て、心温まる映画と思っていたけど、少し悲しげでした。
キャンピングカーを家にしてどこにとどまるでもなく生活するのはなんだか楽しげな感じがするけど、ノマドの人たちはみんな何かを抱えて生きて
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.1

ジョニーのジェシーへの気持ちが分からなくもなくて、序盤は苦しかったです。でもジェシーも感情をどう表していいかわからないし、どんな自分も見捨てないで居てくれる人なのかとか、試してたのかと思うと本当に人の>>続きを読む

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.0

すごく透明で、すごく鋭利な感覚でした。この年頃の人って、どういう表情、仕草をしていても隠されたものは計り知れなく脆いのかもしれないと、姪っ子たちに「この子はこうだから」と勝手に決めつけてた自分を反省し>>続きを読む

川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

3.8

「死」に関する描写が多く、「死」についてのお話かなと思ってたけど、生きてる人が身近な人の「死」と対面して、どう生きてくかが描かれてるのかなぁと思いました。
今までどんな風に生きてきたとしても、小さな幸
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サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

4.0

サイダーの泡のように言葉がたくさん湧き上がってきて、伝えたいのに伝えられなくて…。
強炭酸を飲んだ時のような、ちょっと苦しいような爽やかなような気持ちも感じました。
心がキュッとなりました。

バーバー吉野(2003年製作の映画)

3.5

昔ながらの伝統を守っていきたい大人と、それはなんかおかしいと思う小学生の男の子たちのお話。

こういう問題ってよくありますよね。
最先端の技術や流行、時代の流れで変わっていくものを取り入れていくのはい
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

観てていろんな感情になりました。

あんなにたくさんの人に好きになってもらえて、認めてもらえて。でも利用しようとする人が近づいてきてしまう。
フレディーにとってメアリーの存在は何にも変え難い存在で、辛
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ココ・アヴァン・シャネル(2009年製作の映画)

3.3

ココシャネルの事をよく知らずに観ました。
映画にもなっているほどなのできっとものすごい苦労をされたのだろう…と思っていたけど、女の人が男社会に出ていくこと自体大変な事なんだろうと思うけど、私には恵まれ
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.7

自分を見ているようで、観てて辛かったです。

あみ子は一風変わった女の子で、少し人の気持ちを汲むのが苦手な女の子で…。そのせいで周りの状況がどんどん変わっていき、大好きな人から疎まれてしまいます。
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⼗年 Ten Years Japan(2018年製作の映画)

4.0

意外と評価が低いですが、私はよかったと思いました。
短編集ですが、なんだかゾッとするような話が多かったです。
時々、安楽死に対しての声が上がったりしていて、私も安楽死を望む方だったのですが、実現すると
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アモーレス・ペロス(1999年製作の映画)

4.0

何かを失った人たちのストーリーかなと思いました。短編の3部作のようだけど、みんなどこかで繋がっています。
ただ全部通して、犬に対する残虐なシーンが多いです。

小手先の感想しか書けない私が憎いですが、
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ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間(2018年製作の映画)

3.6

スタジオポノックの短編集でした。前に「透明人間」は観たことがあっておもしろかったので観ました。

「カニーニとカニーノ」は蟹の目線のでのお話なのかなぁと思いました。人の姿をしているけど、相手の名前とか
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ジョーイ(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

私の解釈が合っているのかわからないけれど、全部を受け入れられる人ってすごいな。
そして全部を受け入れてもらえたら、こんなに嬉しい事ないですよね。
ステキ!!

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.5

ハーレイクインのことをよく知らず観たのですが、バッドマンとかジョーカー関係の子なんですね。
ハーレイが破茶滅茶で、でもとてもかわいかったです。
アクションもたくさんで、男VS女って感じでした。
たくさ
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野獣(2018年製作の映画)

3.9

ただ楽しく遊んでた少年たちに悲劇が…
あんな風に遊んでなければ…
あの時早く信じてあげれば…

あの時こうしていたら…という感情はよくあることですよね…どうしたらよかったんだろう?

わーーっ!!って
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.6

とても切なかったです。
テーマ曲なのかな?山崎まさよしの曲もあいまって余計切なかったです。
いつも正解を選ぶ事が出来なくて報われないとわかってても、心は動いてしまう…。
みんなが言うように割り切れたら
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黒猫・白猫(1998年製作の映画)

3.5

楽しい気分になりたくて、ダンサーインザダークを借りる際、「ドタバタコメディー」とレンタルショップにて紹介されてたので借りてみました。

ホームアローン的なコメディーを予想してたので甘かったです笑 なん
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.9

ダークな作品ですが、主人公のセルマがとても魅力的で可愛らしいなぁと思いました。
ああやって空想にふけいることで、自分の心と戦ってたのかなぁと思います。その空想もとても魅力的に感じました。
衝撃なラスト
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リアリティのダンス(2013年製作の映画)

4.0

なかなかすごい世界観だ…というのが1番強い印象というか…

人は信じるものによって変わっていってしまうのかなぁ。人は何かを信じないと、所謂支えがないと、生きていけないのかなぁ。
あんなに酷いことをして
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.4

災いをもたらす扉を閉じながら、自分の過去と向き合ってたのかなぁと思いました。

今は真っ暗でも、必ず明かりが見えてくる。

信じてみたいなぁ…なんて思いました。

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

あらすじを読んで、重苦しい話なのかなと思っていたけど、背中を押してくれるような前向きな話でした。

カトリックとプロテスタントとで内戦が始まってしまって、今までのように楽しく暮らせなくなってしまったけ
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.7

楽しかったです。

稲葉さん目的で観たのですが、アイナの声がとてもキュートですごく合っていたように思いました。

元気の出る映画ですが、私は個人的に前作の方がもっとワクワクして、踊りながら観れたかなと
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.0

人が生きるための「生きている」言葉を交わす庭、そんな感じがしました。

私の心が卑屈になってるからなのか、「人を想う」って理屈じゃないのに、すごく頭も心もガチガチになってた気がします。

みんな歩くの
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.3

とってもよかったです。

ゲイのカップルなので、何かと問題が出てきてしまうけど、シロさんもケンジもお互いを思いやっていて、上手く折り合いをつけていて、ステキな関係だなぁと思いました。

笑っちゃうシー
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

なんでもそうだけど、明るく楽しくしているからといって幸せであるとは限らないし、悪いことをしているからといって、必ずしも人を想う心が無いというわけではないですよね。

私は偏見だらけなんだなぁと思いまし
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.2

「この世界の片隅に」をもっと詳しくしたような感じでした。

最後は希望を持たせるような終わり方をしますが、戦争は何ひとつ報われないなぁと思いました。
どんな人にもその人の愛おしい生活があるのに。全部奪
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ショック・ドゥ・フューチャー(2019年製作の映画)

3.6

電子音楽の先駆者の女性ミュージシャンたちに捧げた映画だそうです。

ものすごいことは起こらないけど、昔の女性たちがたくさん苦労して、今の音楽があるんだろうなぁって思いました。女性も活躍できる音楽?みた
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幸せのレシピ(2007年製作の映画)

3.5

心を開いて人と関わることはとても勇気のいることだと思います。
マイルールを作り頑なにそれを守ろうとするのは、芯が強いと言えばそうなのかもしれないけれど、そうしなければ自分を守れないのかもしれないなぁと
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100日間のシンプルライフ(2018年製作の映画)

3.6

大金持ちの2人が酔った勢いで100日間、持っている物を全部倉庫に置いておき、裸から始めて毎日ひとつずつ物を足していく?ことが出来る生活を送り始めます。しかも社員の人たちのどっちが勝つか?耐えれなくなる>>続きを読む

83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)

4.0

前情報無しで観たので途中からこれは…本当の話?といろいろ思いましたが、ドキュメンタリーなんですね。

大号泣してしまいました。
自分のことや、親のこと、おばあちゃんのことまで考えてしまって…。
おばあ
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かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

4.0

みんなが相手にちゃんと向き合って寄り添ってくれるくれる優しい世界。
私は出来るだろうか。出来てないんだろうな。
みんな真っ直ぐで優しくて心が温かくなりました。

エール!(2014年製作の映画)

3.5

主人公の女の子とその家族のお話。
ポーラの家族はポーラ以外耳が聞こえないけど明るい家庭です。が…私だったら親の性の事情まで知りたくないなぁと…考えが古いのかもしれないです。
耳が聞こえなかった分、聞こ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.1

バットマンを観たことがないのだけど、なんとなく、それとは別物なんじゃないかなって思いました。

観ていてとてもつらかったです。アーサーの気持ちが解ってしまう…。

狂っているのは、どっち?

みんなが
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