2021/8/29 、5年ぶりの鑑賞。
→2022/1/8、ジョン・カーペンターレトロスペクティブにて劇場鑑賞。
ゲームクリエイター小島秀夫氏の代表作"メタルギア"シリーズの主人公・スネークの元ネタ>>続きを読む
原題『WARNING SIGN』 。
ーーー【あらすじ】ーーー
ユタ州にある農業バイオテック研究所で、試験管内の細菌が外部に漏れる事件が発生。所内で働いていた科学者や従業員たちは、隔離措置のため監禁>>続きを読む
前回鑑賞2015年とのことで、久しぶりの再鑑賞。
在位期間がイギリス史上最長を更新するエリザベス女王の父にして、第二次世界大戦という動乱期に国民を鼓舞した、今も人気の高い国王ジョージ6世。
そんな国王>>続きを読む
不祥事でラジオキャスターに左遷された元アナウンサーのユン・ヨンファ。
ラジオ宛にかかってきた脅迫電話の通り発生した橋の爆破テロ事件のを、TV復帰の足がかりに使おうとするユン。
しかし、犯人との会話がT>>続きを読む
ゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロ監督が地元ピッツパーグを舞台に監督した、細菌感染パニックホラーの古典。
因みに、2010年のブレック・アイズナー監督作の『クレイジーズ』は、本作のリメイクです。>>続きを読む
クズ警官×酒&薬&女&キリスト教の組み合わせでヒットした『バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト』で人気を得たアベル・フェラーラ監督が、まだ世の中に認められる前の若者時代に作った長編第2作(な>>続きを読む
第34回 東京国際映画祭 鑑賞17作目
バディ刑事もの&SF&ホラー&スピリチュアル&わけわかんねぇ!な映画。
ーーー【あらすじ】ーーー
インド南部、ケララ州。
新米とベテランの刑事二人組は、とあ>>続きを読む
第34回 東京国際映画祭 鑑賞16作目
本作で描かれるのは、赤子を産む事で自らは命を落とす運命にある母親の、出産するか堕胎するかの葛藤や、遺される家族(夫と娘、父と妹)への想い故の苦悩。
個人的には>>続きを読む
第34回 東京国際映画祭 鑑賞14作目
2021年のTIFFで鑑賞したフィリピン映画その3。軒並みダークな雰囲気の作品ばかりでしたが、想像の容易さ(共感性)、現実感の強さ、無常感・非道ぶりはトップク>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
第34回 東京国際映画祭 鑑賞12作目
原作未読、事前知識なしで鑑賞。
今年のTIFFでは唯一となる、鑑賞後ティーチイン聴講ができました。
邦画に対して見識が浅いため、監督の安川氏は存じ上げません>>続きを読む
第34回 東京国際映画祭 鑑賞11作目
簡潔に書けば、スペイン人監督によるイタリア版村社会ホラー。
『八つ墓村』や『樹海村』みたいなタイトルにするなら、『水祭村』が妥当でしょうか(水の都ヴィネツィア>>続きを読む
第34回 東京国際映画祭 鑑賞18作目
2021年のTIFFで鑑賞した中では最長の135分ながら、その長さを感じさせない濃密な映画時間となりました。
ーーー【あらすじ】ーーー
舞台はメキシコ北部。>>続きを読む
第34回 東京国際映画祭 鑑賞13作目
2021年のTIFFにて鑑賞したフィリピン映画その2。以前のTIFFで『バードショット』を鑑賞し、同じ監督さんの作品とのことで楽しみにしていましたが、正直あま>>続きを読む
第34回 東京国際映画祭 鑑賞15作目
これが監督の長編デビュー作とは……恐れ入ったぜ、凄すぎる……。
ヨシップ・ティトーにより旧ユーゴスラヴィア社会主義共和国連邦が誕生し、『同胞愛と統一』を掲げ>>続きを読む
第34回 東京国際映画祭 鑑賞10作目
2021年のTIFFでは、計3作のフィリピン映画を鑑賞し、いずれもダークな作風でしたが、どれも大変印象深く、記憶に残る作品でした。
とりわけ本作の描く"若者の>>続きを読む
第34回 東京国際映画祭 鑑賞9作目
「私は人間。そのことに奇妙さは覚えない」
これは……今回の映画祭で鑑賞した中でも一際難解な作品でした。
私の理解力や洞察力が足りないだけかもしれませんが、内容>>続きを読む
第34回 東京国際映画祭 鑑賞8作目
ーーー【あらすじ】ーーー
歳若くして妊娠3ヶ月の少女イレーネが、少年犯罪者収容施設から脱走。
彼女を保護したのは、施設の指導員の中年男性ハビエル。
彼と妻のアデ>>続きを読む
第34回 東京国際映画祭 鑑賞7作目
故郷のモロッコから、父の出稼ぎ先のイタリアにやってきた少女ジャミラの5年間を、実際に彼女の成長と並走しながら撮り続けた、ドキュメンタリー風映画。
住めば都とは>>続きを読む
第34回 東京国際映画祭 鑑賞6作目
アメリカとキリスト教。
「プロテスタント福音派の影響力は、アメリカ合衆国大統領選挙の行方を左右するほど」という話は有名ですが、近年の福音派に代表される宗教右派>>続きを読む
第34回 東京国際映画祭 鑑賞5作目
"黒人公民権運動"の抹消。
ヒッピームーブメントとベトナム反戦運動で揺れる1970年代アメリカを舞台に、未確認生物(クリプティド)の保護区(クリプトズー)を作>>続きを読む
第34回東京国際映画祭 鑑賞4作目
チベット式『ヘイトフル・エイト』のススメ。
映画への造詣が浅い身のため、『ヘイトフル・エイト』しか連想できなかったのですが、「雪に閉ざされた山小屋に集まった正体>>続きを読む
第34回東京国際映画祭 鑑賞3作目
孤独なゲイの老人の海容の道のりを自由奔放に描く、シルバー・ロードムービー。
ーーー【あらすじ】ーーー
"街一番のヘアドレッサー"という栄光の過去を持つゲイの老人>>続きを読む
第34回東京国際映画祭 鑑賞2作目
クロアチアの島で高圧的で強権な父の下から自由になることを夢見る少女ユリアの、家族を犠牲にしてでも自由になりたいという強烈な反発と成長の一幕。
海。
空の青よりな>>続きを読む
第34回東京国際映画祭 鑑賞1作目
1960年代初頭のイタリアを舞台に、若き洞窟探検隊と、彼等の訪れた洞窟付近で放牧をして暮らす老人の姿を、さながらドキュメンタリーのようなタッチで描く、静かな冒険の>>続きを読む
大変にお上品な映画で、ヨダレが滴りそうになりました。
リメイク基作品『ブルー・レクイエム』は未鑑賞ですが、「ジェイソン・ステイサムがガイ・リッチーと組む」という在りし日の黄金時代を想起させるネームバ>>続きを読む
「私は坊やを従順で素直な子に育てたいの」
1946年にディズニー初の実写映画として製作され、現在進行形で歴史から消し去られようとしている問題作。
ディズニーがあらゆる媒体から抹消しようと頑張っており>>続きを読む
研ぎ澄まされた、素朴さ。
公開当時Filmarksでも話題になっていた『ロング・ウェイ・ノース地球のてっぺん』、今回初鑑賞し、そのシンプルながら力強くハイクオリティなアニメーションに、大変驚かされま>>続きを読む
そう、こういうの、見たかったんだよ。
原作&コミック未読、ドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』未鑑賞(ホドロフスキー版がその後与えた影響等は、『エイリアン』の制作話等にて履修)、リンチ版『D>>続きを読む
Filmarks試写会にて鑑賞。
『アイの歌声を聴かせて』(以下、本作)が、細田守監督の『竜とそばかすの姫』(以下、『竜』)と同じ2021年に公開されたということは、非常に意義深いものだと思います。(>>続きを読む
【備忘】
戦後日本の代表的小説家・松本清張のベストセラー小説を映像化した、ミステリー映画の名作。
原作未読、ドラマ等未視聴。「東京駅のあるプラットフォームから別のプラットフォームを見通せる時間はほんの>>続きを読む
どんな感想を書くか、悩みました。
最近見た映画の中では、飛び抜けて胸を打ち、言語に絶する想いです。
それゆえ、言葉少なに落ち着きました。
極限まで研ぎ澄まされた忠誠と覚悟。
自らの、取るに足らない短>>続きを読む
先日本作を友人に紹介したところ好評いただき、自分ごとのように嬉しくなりました。と同時に、自分が長らく見ていなかったと気づき、久しぶりに再鑑賞。
どうしたことか。前回鑑賞時より、心に染み入る。遥かにグッ>>続きを読む
こ、これは……。
作った瞬間からカルト映画化する宿命を背負っていた作品ですが、出来栄えはお世辞にもイイとは言えない気がする……。
園子温監督のハリウッドデビュー作は、我らのニコラス・ケイジ(以下、ニコ>>続きを読む
ルパン三世OVA第5作
ずっと見たかったレア作品、『カリオストロの城 4K+7.1ch』(以下、『カリ城』)との併映にて、ようやく鑑賞できました。
色々ご意見出ておりますが、まずは本作の立ち位置をご>>続きを読む
古くは『母をたずねて三千里』、最近では『思い出のマーニー』『えんとつ町のプペル』『竜とそばかすの姫』等の作品でも描かれた、「親(母)を亡くしたことで心に傷を負った子どもが、喪失を取り戻す冒険(旅)をす>>続きを読む
2015年オーストラリアにて製作された、砂糖がもたらす健康への影響を、60日間の体当たり実験にて検証した、食と健康系ドキュメンタリー。
砂糖版『スーパーサイズ・ミー』として話題となった本作は、「15>>続きを読む