むるむるさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

むるむる

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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.9

名作と呼ばれるだけのことはある。ジャックニコルソンの演技が素晴らしい。ラスト間近の、彼の表情をアップで見せ続けたシーンはなんともいえぬ感情がうかがえて素晴らしかった。

ただ、これは私個人の話だが…私
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ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

3.0

幼少期に観たっきりで記憶皆無だったので視聴。
インチキ霊媒師が初めてマジな霊に接触してテンパるシーンと、銀行でチョロまかすシーン、歯を食いしばりながら募金するシーンだけは子どもの私にも刻まれていたんだ
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ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

4.7

ウォンカーウァイ監督作品は初視聴だったが、魅力的な映像を撮る監督なのだと感じた。
カット、配色、演出…どこを切り取っても気持ちの良い画面で、ミュージックビデオのような心地よさもあった。

冒頭でイグア
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レナードの朝(1990年製作の映画)

5.0

定期的に見返している大好きな作品。
しばらくぶりに観て、やはり号泣…というか、年々号泣度数が増している気がします。

ロビンウィリアムスもデニーロも大好きですが、デニーロの演技が本当に素晴らしい。
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

子どもの頃に観た作品を久しぶりに鑑賞。
昔観た時は良い映画だな〜くらいに思っていた作品が、今観ると、もうとんでもなく素晴らしい作品だった。人生で1位、2位を争う作品になった。
家父長制の世の中で、家庭
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そして父になる(2013年製作の映画)

4.0

学生時代に観た作品を再び鑑賞。
交際経験を経て結婚や子どものことを考えるようになってから観ると、やはり印象が変わった。

しかし私が感情移入して観る対象は今も昔も尾野真知子演じる母だった。
皆が理想と
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エクソシスト(1973年製作の映画)

4.0

ホラー苦手で避けてきたが、名作と呼ばれるものは観たい…と挑んでみました。やはりしっかり名作。
ホラーではあるが、少女の身に起こった異変に対して、周囲が原因や治療法を突き止めようと手を尽くしていく流れは
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グレムリン(1984年製作の映画)

3.0

グレムリン、可愛いのだが豹変が激しくいろいろとヤバい。大人になって見返して、子どもの頃に観た記憶の5倍くらい殺戮を行っていて衝撃を受けました。いや、でもギズモは可愛い。

個人的見所は一人でグレムリン
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ジングル・オール・ザ・ウェイ(1996年製作の映画)

2.5

子どもの頃に観て面白かったクリスマス映画をもう一度…ということで十数年ぶりに鑑賞。
子どもの頃のように純粋に楽しむことはできませんでしたが、若くてコミカルに可愛いシュワちゃんが観られる作品でした。子役
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野火(2014年製作の映画)

3.5

肉体的にも精神的にも極限状態に陥った人間の飢餓を描いた作品。戦争映画はいくつか観てきましたが、これほど不快感や苦痛を伴う鑑賞体験は初めてでした。
飢えを疑似体験する、という意味では一度は観てみるべき作
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.0

中村佳穂さんやmillennium paradeの起用で音楽的な期待もあったのですが、音楽というブーストがあるにも関わらず払拭できない脚本の粗が気になってしまい、残念ながら細田守監督作品の中でもワース>>続きを読む

オール・アバウト・マイ・マザー(1999年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「全ての女性へ、女性になりたい人へ」というような宣伝文句が刺さって鑑賞。
総評としては面白く良作。情報量の多さに対し時間が短くまとまっているのも良い。

主人公の息子が死ぬことをキッカケに始まる物語で
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