nanana703さんの映画レビュー・感想・評価

nanana703

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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

こないだカラーパープルを見たこともあって、今私の中で黒人差別がテーマの作品がとても面白い。
この作品は比較的淡々と物語が進んでいくので入り込みやすい作品だと感じた。
特にトニーとドクの社会的地位と教養
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

この作品を見て、タイトル通り宮崎駿から視聴者に問いかけられている感覚になった。『俺はやれるだけやったから後は君達に任せるよ』的な…

世界観や構成は千と千尋の神隠しに似ている所が多いと思ったが、大叔父
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ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

2.2

ジュラシック・パークを濾して作られた作品が2だとしたらこの作品はそれをさらにすり潰して薄くしたような作品。
監督も違うので仕方ないがもはやワクワク感はなく、ジュラシック・ホラーに仕上がっている。恐竜も
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ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

3.1

1作目の方が圧倒的に面白かった。エンタメ以外の作品の持つテーマは1作目で伝えられているので作品の世界観を面白く感じられるかどうかじゃないかなと思うが、その部分も1作目には及ばないなぁと思った。

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.1

スピルバーグ作品でしか味わえないハラハラドキドキとワクワクがあるんじゃ〜
人間の行き過ぎた行為に対する報復としての恐竜たちの脅威は、現代で急激に発達するAIにも置き換えられるような気がしてしっかりと作
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.2

漫画作品のアニメ化はなぁ…と避けていたがあまりに周りの評価が高く、重い腰を上げて映画館へ観に行ったところ度肝を抜かれた。
まるで本物の試合を見ているかのような白熱した試合を見ながら昔見た名場面を改めて
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.4

最近のアニメやドラマにありそうな展開の映画だなと感じたが、愛と人生がテーマになっていて主人公の死に神を透け感抜群のブラッド・ピットが演じることで映画全体の美しさは惹きつけられるものがあった。
設定は現
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ZAPPA(2020年製作の映画)

4.0

フランク・ザッパのことを詳しく知らない状態で見たけど、ドキュメンタリーでここまでしっかり見応えがあるものはなかなかないので満足感があった。それは音楽に留まらない彼の器の広さやイカれ具合(良い意味で)が>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.8

音楽の気持ち良さが分かる映画。映像との音ハメがあったり車の中やお店の中など聴く環境によって変化する音楽の心地よさが伝わる。内容もしっかり面白さがあるし、ジャンルや年代も幅広いので音楽好きもしっかり楽し>>続きを読む

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.9

崩壊寸前のそれぞれ個性のある家族がリトル・ミス・サンシャインに出るという1つの目的のために力を合わせる心温まる映画。
家族という枠組みで捉えた青春映画は観たことがなかったので新鮮だったし、やっぱり青春
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ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート(2022年製作の映画)

4.2

クリアな映像とIMAX音質で聴くビートルズはやっぱり今まで知ってたそれと違って、ちゃんと存在してたんだなってことを改めて知ることが出来たので観に行ってよかったと思った。
ジョンの方を見て合わせようとす
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.7

普段ホラーはあまり見ないけど1960年代のロンドンに焦点を当てた時代設定や音楽がドンピシャだったのでそれだけでも満足出来た。
内容も単純にホラーに寄せたものではなくて考えさせられるものもあったのですご
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.0

ジャンルを定義するのが難しいくらい音楽やカルチャー、ホラーやエロなどが盛り込まれていて、この映画はどこに着地するんだろうという独特な浮遊感を抱いたまま見終わったけど結局、浮遊したまま終わった(笑)
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.0

零戦っていうとなんだか悪いイメージを持つけどこの作品はその設計者にフォーカスすることで零戦の持っていた希望や未来に光を与えるアンチテーゼ的な作品に感じた。
その中で描かれる二郎と奈保子の恋愛模様も日本
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