770さんの映画レビュー・感想・評価

770

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ママレード・ボーイ(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

なんとなく名前は聞いたことあるが内容は知らない作品。(昔にアニメやってた? ぐらいの認知)
楽に観たいと思って選んだがあまり良くなかったかもしれない。
桜井日奈子はかわいいが光希の性格がかわいく無く、
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

観る人によってはトラウマを掘ることにもなりかねず、賛否両論あるだろうと思える作品。

個人的には未来の自分が過去の自分を肯定する話のように感じた。
災害で母親を亡くし、自分ひとりが生き残ってしまったこ
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.5

地べたを這いずり回りなかまらも泥臭く生きる女の話。
カッコイイツエーイイオンナがたくさん出てくるので 良い。
主題が出るまでの詐欺師描写が長く、想像していたようなスカッとする復讐劇では無かった。
が、
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.0

アニメーションと音楽だけを楽しむなら良い。
ストーリーは善意の押し売りと自己保身からくる理不尽な扱いに共感できず、あまり刺さらなかった。

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.5

旧作とは別物。
ミュージカル映画として楽しむならアリ。

明るくて輝いている所だけを取り出してスパンコールとサイダーを混ぜたみたいな印象。
旧作の皮肉やダークな部分を期待するとガッカリする。(事実でし
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

2.0

どれだけクソ映画なのか楽しみにしていたが伏線回収もしていたし思いの外風刺も効いていたし筋は通っていた。
有り得はしないが実際に近しいことが起こったら同じような未来になるんだろうなぁと思わざるを得ないの
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2つの人生が教えてくれること(2022年製作の映画)

3.0

結局は「置かれた状況の中でどう生きるか」が主題の作品。
現状に不満がある人にこそ観て欲しい映画。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

5.0

公開からずっと観たいと思っていた作品。
文句なしに最高だと思える作品に出逢えたのは三作目。
ひとりでも多くの人に観て欲しい。
愛の形に違いなど無いのだと思える素晴らしい一作。

軽い男じゃないのよ(2018年製作の映画)

3.5

観て欲しい人間こそ観られないんだろうなと残念でならない。

僕と幽霊が家族になった件(2023年製作の映画)

3.5

コメディ枠に出てきていきなりのシーンにおん? となっていたら間違いなくコメディだった。
設定もわかりやすく、テンポよく進んでいく為気楽に観られる作品。
CGが少し残念なところもあるがまぁコメディだしな
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ありがちな設定にまぁそう来るだろうな、といった最後で新鮮味は無かった。
驚きといえば装置の描写方法ぐらい。
とはいえ長期間行うにあたっては余りにお粗末。それなら専用の施設を作るべきでは? と思わずには
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.0

孤独な人間に時間を与えるとどうなるか、のひとつの結果が描かれた作品だと思う。
彼女が本当に彼女自身を愛してくれる相手と結婚出来ていたり、時間を忘れて没頭出来るような趣味があったり、何でも打ち明けられる
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.5

阿部サダヲの表現力を高さを改めて見せつけられた。
如何にして人心掌握していくのかという過程をつぶさに表されていて、納得せざるを得ない。
最初から伏線が散りばめられていて、繋がると非常に心地良い。
ひと
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スマホを落としただけなのに(2023年製作の映画)

3.5

少し前に良く耳にしていた作品の韓国リメイク版。

開始3秒からもうワンカットごとの構図がお洒落で、日本制作作品とのコンテの違いを感じた。

内容は割愛。
画面の端々からリアリティーが滲み出ていて、本当
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.0

南極という過酷な地で、限られた食材の中でうまくリメイクしながらやりくりする話なのかと思いきや、実際はおじさんたちがワイワイしている映画で良い意味で裏切られた。
食事シーンは特別派手な演出はなく、登場人
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.0

9.11を題材にした作品。
あまり生きることが上手ではない少年が、現実を受け入れ、未来を生きるまでの道のりが描かれている。
画としての盛り上がりは少なく淡々と進む印象で、題材から全体的にどんよりとした
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.0

良くも悪くもコメディー映画。
現実と乖離しているからこそ笑い話に出来るが、実際に起こったら、と思うと笑えない。
寧ろその方が今の日本にとっては幸せかもしれないが。
個人的にはもう少し皮肉味が強くても良
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ふたりの人間が暮らす環境や周囲との関わり方で以ってどのように変化していくかを描いた作品。
スタートラインは一緒でも、置かれている立場や状況次第で幾らでも良くも悪くも変化し、成長・退化していく様が時系列
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ブロンド(2022年製作の映画)

3.0

今よりもっと女性の性的搾取が酷かった時代、作中に描かれているほど全てでは無いのだろうが全てに思えるほどに彼女に向けられる視線は下卑たものが多かったのだろう。
胸に来るシーンも多く、観ている最中も観終わ
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.5

生きるという事とは、ということを考えさせられる映画だと感じた。
ストーリーも画にも抜群に惹き込まれる"何か"があるわけではないのだが、終始落着いたナレーションと違和の無い進行にいつの間にか惹き込まれて
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Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

3.5

なんとなくスカッとしたい気分だったので。
派手なアクションシーンに気分が高揚したのでそのまま飲みながら楽しめた作品。
相互スパイなのかと思っていたらお互いに全然知らなかった上での関係性だったことには驚
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ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

4.0

世界観とキャラクターの不気味ささえ気にならなければ子どもでも気楽に観られる映画。
恋に落ちる瞬間にたったそれだけで? と思ってしまうが、見合い結婚が当然な時代なら寧ろ結婚する前に好きになれて幸せな方か
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

あるひとりの人間と、それを側で支え続けた人間の深い愛情の物語。

画面は終始薄暗いが、装飾や役者陣の演技が美しく、時折絵画をイメージしたようなカットが見られた。

女性性への目覚めはきっかけこそ偶然で
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ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

4.0

前編での謎がひとつひとつ解かれて行き、納得できると非常に心地が良い。
真実は概ね想像通りであった為さほど驚いたりはしなかったが、それを含めても納得できる理由だったので原作がより優れているのだろうと感じ
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ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

4.0

最初が衝撃的だったこともあり、世界の中に一気に引き込まれた。
空気感や余白を考えさせる画で魅せる構図も多く、邦画ならではといった印象。
あっという間に2時間が終わる上に非常に続きが気になる終わりになっ
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ラプラスの魔女(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

色々中途半端で勿体ないな、といった印象。
設定自体は面白かったが、起る現象は現実離れしているし、個々人の行動の動機も実に人間臭い。
作品のジャンルはファンタジーなのか、ミステリーなのか。推理モノなのか
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EMMA エマ(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

知性も品格も兼ね備えていると自負しているひとりの女性が、成長する物語。
彼女の高慢さによる愚かさにイライラさせられる部分は多々あり、それ故に過ちを犯すこともあるが、彼女の美徳は己が過ちを受け入れ、反省
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.5

泣いた。
色んな形の愛情と家族の形が見え、そしてそのどれもが良い形で表現されていた。
フィクションだからこそなのかもしれないが、だからこそ良いのかもしれない。

君に届け(2010年製作の映画)

3.5

原作の記憶が曖昧だった為、視聴。
爽やかで心が洗われる映画。
2時間の中にうまく纏まっている風に思えた。
改めてアニメを視聴しようと思う。

シャイニング(1980年製作の映画)

4.0

爆発的な演出は無いものの、だからこそじわじわと迫りくる恐怖と染まり始める狂気に怯えずにはいられない。
傑作中のホラーと言わしめる理由が解った。

BGMが緊迫感を助長させていて、よりスリリングなシーン
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.5

所謂ヤクザ映画。
普段あまり触れないジャンルなだけに時折目を背けたくなるような場面もあったが、裏を返せばそれだけ完成度が高いということ。
役者陣の演技力もさることながら、それを活かす脚本も見事。
フィ
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

家族とは何たるか。幸福とは何たるか。
を、考えさせられる映画だと感じた。

通しで見ると感じられる子どもふたりの成長とは裏腹に、大人たち(亜紀含め)から感じらる停滞具合はまさに、今の現代日本そのものの
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バーレスク(2010年製作の映画)

3.5

田舎で燻っていた能力のある女の子が都会に出てきて成功を収める王道のシンデレラストーリー。
王道なだけに展開が読めるが、そこが良い。
画面のきらびやかさは勿論のこと、歌もダンスも力強く、種類も豊富な為観
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

難しい事はない。
純粋に観れて良かった、と思えた映画。
劇場の音響の中、浴びなかったことを後悔した。

スノーホワイト(2012年製作の映画)

3.0

魔法や妖精といったファンタジー要素を含みつつも、実際にありえそうな雰囲気の実写映画。
老化の表現やら森の映像、戦争のシーンに金が掛かってるなぁと思うものの、童話やディズニーの白雪姫をイメージしていると
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