manabiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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さがす(2022年製作の映画)

4.0

一度犯してしまった罪は、二度と拭えない。そして逃れられることはない。
そうであってほしいと願いながら、もやもやとしたラストにしっかりと気持ちを回収してくれたことに安堵した。

どんな事情があろうと許さ
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僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

4.5


統合失調症と闘う青年の話。
自分の病みや歪みを愛する人たちに見せる。
とんでもなく勇気のいることだけど
それが出来た時、人は、独りじゃなくなる
「助けを受け入れた時、そこから全てが始まる」
余韻がす
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.0

まっすぐにまっすぐに
生きていれば
走り続ければ
愛し続ければ
必ずどこかに辿り着く
神様はきっと手を差し伸べてくれる
誰もがそれぞれの形で神様と
手を取り合って生きていけるんだと
教えてもらった気が
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空白(2021年製作の映画)

3.2

ひたすら「マスメディアの在り方」に違和感を覚えた。
当事者それぞれのちょっとした
「あの時ああしてれば」の積み重ねと
他者の必要以上の注目が
どんどん人の心を蝕んでいく。
ぐるぐると黒いドロッとしたも
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タルーラ 彼女たちの事情(2016年製作の映画)

4.0

「Coda〜あいのうた〜」が観たくて
シアン・へダー監督の長編デビュー作
「タルーラ 彼女たちの事情」を鑑賞。

「誘拐事件」が軸の作品で
こんなに心動かされると思わなかった。
誘拐事件特有の胸糞悪さ
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.5







ずっと観たいなと思って
なかなか観れてなかった映画。



この映画で1番心に残ったのは
ラストでのこのセリフ。


「偶然、それがすべてだ。偶然だけだ。」


偶然の出会いを大切にする。
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.7


映画館にて。


だれも大人になんかならなくていいんだと思った

そもそも大人ってなんだろうね
何が大人でなにが子供なんだろう

私なんてもう28歳だけど
大人8年目だけど
一度も自分が大人だなんて
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舟を編む(2013年製作の映画)

4.0

言葉を愛し、言葉に一生を注ぐ人たちのお話。


真面目で誠実で美しかった...


「人は誰かに何かを伝えたくて言葉を探す」


本当にそうだな、って。


私も言葉が好きで、それは自分の中にある
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

4.0

はぁ.....かっこよすぎ。



ダイアナの生き方が女性として本当に素敵。

人のために、守るために
長い間生きてきて、その中に寂しさも
絶対にあるのに見せない強さ。
周りを想う優しさ。


そんな
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.0

ドッタンバッタンと何も考えずに
クスクスと見れちゃうファンタジーねずみ

ネズミが苦手な方はちょっと
キツいかもだけど(笑)

アンハサウェイさんが美しすぎるのと
美しさだけじゃなく魔女としての
貫禄
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バレンタインデー(2010年製作の映画)

3.6

とある花屋さんに大切な人に渡す
バレンタインのお花を求めて集まる人たちから
広がっていく物語。


日本ではバレンタインは女の子が男の子に
愛を伝える、そんな日だと私は幼い頃から
教わって育ってきた
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.8

なんだろうこの感情は、
なんだろうこの胸の揺らぎは。



誰にでもあるような、誰にでも起きそうな
そんな身近な恋のお話。

どこか自分たちは特別で
変わり者で、ひとりの世界を生きてきたと
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

4.0

人と人との混ざり合いだけでなくて
原稿を興奮しながらめくる高揚感、
気持ちや動揺で変わってくるタバコの吸い方、
本屋さんでのあるあるや繰り広げられるゲームも
ちょっとした「騙し」のやり返しも
ワインに
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街の上で(2019年製作の映画)

4.8

観終わった後、このポスターが
それまで以上にグッと味を増す。

ここで本を読む主人公が、青くんがとても好き。

青くんの普通のなんてことない日常が
ちょっとしたこの古着屋でのきっかけで
ちょっとだけい
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デイアンドナイト(2019年製作の映画)

3.5

「ヤクザと家族 The Family 」
「新聞記者」「青の帰り道」などの
脚本監督を手掛けた藤井道人監督作品。
完全裏方として俳優の山田孝之さんが企画、
原案プロデュースしたこの作品。


善と悪、
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ステップ(2020年製作の映画)

4.0




「ステップ」

家族にはいろんな形があって
一緒に過ごしていく中で
少しずつ少しずつ、
それぞれの家族の形に変化していく。

「寂しさ」「辛さ」
全部ひとりのものじゃない。

だけどたまに強くな
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アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

4.0

こんなにも映画の中の存在の幸せを
願うことがあるだろうか、


ある奇跡的な出来事がきっかけで
29歳から歳をとらなくなったアデライン。

愛犬との別れを繰り返して
唯一彼女の味方である一人娘も年老い
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ベガスの恋に勝つルール(2008年製作の映画)

3.3

最低で最高でハッピーになれる映画。

とにかくはちゃめちゃなラブコメディ!


何歳なの!ってくらい
感情を曝け出して全力でいやがらせしていく
2人が「やりすぎ。笑」と思いながらも
なんか羨ましくも感
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天外者(2020年製作の映画)

5.0

「天外者」

タイトルの「てんがらもん」

鹿児島の方言で「すごい才能の持ち主」
という意味の言葉。


まさにてんがらもん。
1人の自惚れが起こした奇跡。


世のため、人のため、
口に出せても実現
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劇場(2020年製作の映画)

4.0

わかる。わかるんだよ。
夢を持つことって犠牲にするものが多すぎる。
でもだからって手放す事はあまりにも難しすぎて。
永遠と1人考える夜がある。
いつまで持つだろうか、この感情は。
いつまで持つだろうか
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浅田家!(2020年製作の映画)

4.5

笑い、涙、笑いの見事なサンドイッチ。
震災もテーマにあっていいお話!とは
言えないんだけど。それでも心温まる瞬間が
いくつもあって、それは人が人を想ういろんな
気持ちが重なって重なってできた、まあるい
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星の子(2020年製作の映画)

3.5

終わったあとなんとも言えない感情に。
「信じる」ってなんだろう
「信じたいもの」ってなんだろう
どこからが「変わってて」
どこからが「普通」なんだろう。
自分のせいでちょっと変わってしまった両親。
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

5.0



言葉にならない。
エンドロールであんなに劇場が
シーン...となることあるんだろうかってくらい
観終えた後静まり返ってて。
観てた人全員がいろんなことを思って
感じて頭で必死に整理してる。そんな空
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