蛇々舞さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

蛇々舞

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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

4.5

出たァー、これぞクソ邦題ですわ!

「炎の王国」?
アレか、島の火山が噴火してマグマがドロドロすっからか?
だから、ふわっと「炎の王国!」なんて付けちゃった?
うん、カッコいいよね、炎!
厨二的な必殺
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BLEACH(2018年製作の映画)

4.2

観 て よ か っ た ! ! !

いや、非常に素晴らしかったですね。
何が素晴らしかったかって、主役二人の芝居ですよ!
もう、これだけで、この映画は勝ちです!!

その前に、ダメだ
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.9

うん、かなり好き。
よく出来た映画だよ。

起承転結、しっかり堅実に纏まっている。
ハン・ソロが満を持して、チューバッカを傍らにミレニアム・ファルコンの操縦席に座るシーンはメチャクチャ興奮しましたとも
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.0

友人と鑑賞。

最初の30分が退屈、という話をしたが、よくよく考えると、その後も、そこまで盛り上がらなかったような(スマン!)

まぁ無難な映画だとは思うんだ。

個性的なキャラクター、歌と躍りのパフ
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

観直した。

映画館で観たときも思ったのだけど、爽やかな死の香りを纏った映画である。

つまりは世代交代を描いた作品。

物語は、アン・ハサウェイ演じるヒロインが社長を勤める会社に、ロバート・デ・ニー
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ニンジャバットマン(2018年製作の映画)

4.7

脳汁ダバダバ!

男汁ズドドド!!

こいつぁ体感するドラッグだ、キメてブッ飛びゃ最高にハイになれるってもんだぜぇ!!

というわけで、のっけからハイスピード、ノリにノッたままラストまで突っ走るスーパ
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300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

4.5

久々に観直した。

いやぁ~、やっぱ最高でしたわ!

これぞ男の映画なんだ。
肉、肉、肉!!

モリモリマッチョの乱舞にキレッキレのソードファイト。
そして、おまけ程度のエロ!

ストーリーは、いたっ
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.6

無難な映画。

演出が優れているとか、構成に秀でているとかではない。
あくまで映画として堅実に纏まっている中で、キャストの実力が遺憾なく発揮された作品だと思う。

ウィンストン・チャーチルという人物が
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最初からクライマックス。

いや、ほんとに。
三時間近くあるから徐々にエンジンかけてくのかと思ったら、冒頭から全開でした。

なんというか、今日ここに至るまで積み上げてきたマーベルユニバースだからこそ
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

4.0

超ハード。
よくある超人的なスパイアクションは皆無。

生々しい格闘と、きわめて痛々しい拷問描写が頻出。
エロは、あるがタマヒュンで相殺。

精神がゴリゴリ削られる。
それを念頭に置いて鑑賞されたい。
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クラウン(2014年製作の映画)

2.0

ホラー大嫌いマンな俺が、勇気を振り絞って観た。

というのも製作に至ったエピソードが興味深かったからなんですが、まぁ、自分を誉めてあげたいよね。
けっこう痛々しい感じのシーンが多くて、身悶えしながら鑑
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.3

スリービルボードと2017年を争った印象のあるシェイプ・オブ・ウォーター。

2作を観比べて思ったことは、作家性の勝利だったな、ということだろうか。

昔々、で始まるお伽噺である。
プロットは美女と野
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.0

あの、一ついいですか。

シュリものごっつ、

か わ い い ! ! !

主人公の15才の妹なんじゃけどね、これが、もうメチャクチャ可愛いんすよぉ!!
超健康的!!!
溌剌としてて、あ
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

5.0

最高。

ようやく観られた、もっと早く観たかった。
丁寧に演出される重厚な芝居の世界が、ここにある!

物語は、殆ど誰も通らない田舎道に、三枚の看板が掲げられるところから始まる。

レイプされ、焼かれ
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セッション(2014年製作の映画)

4.0

友人がレビューを書いていたので。

ララランドを観た後に、同じ監督作品なので鑑賞した。

ズバリ男の物語。
というか、音楽的スポ根の皮を被ったクライム・アクションだったりする。
無法者の映画。
ワイル
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

2.5

個人的には、最近の中ではガッカリな部類。

楽しめたよ?
ステイツマン本部の遊び心とか、各キャラクターのコミカルさとか……。

しかし脚本が良くない。
アクションとテンポ、後はクスッと出来るシーンと、
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.8

良き映画であった。

なんとなくだが、ツイッター的な映画である。

何がツイッター的かと言うと、

一つ。
主人公のバーナムが自身のフリーク・サーカスを立ち上げ、次第に有名になる過程が、ツイッターで〝
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複製された男(2013年製作の映画)

3.5

いろいろ考えながら観るタイプの映画。
台詞量が少なく、演技と比喩的な映像表現から何が起きてるかを読み解かなければならない。

突如として現れた、自分に瓜二つの男。
声も、傷跡の位置まで同じ彼は何者なの
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

5.0

な ん じ ゃ こ り ゃ !?

この時代、ここまでシンプルな神話が紡げるのかと驚嘆した。

ともすれば全てが馬鹿馬鹿しい。
人々の言動は突飛であり、戦闘は大袈裟で、建物から山から、必要以上に巨大に
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.5

ようやく観たが、凄い映画だった。
少し「ブラック・スワン」とも似ている。
アプローチは、また異なるのだけど。

同監督の「レヴェナント」もそうだったが、これはカット割りせずに長回し風に撮られつつも、実
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楽園追放 - Expelled from Paradise -(2014年製作の映画)

4.5

よく出来たSF。
とにかくテンポが良く大迫力、そして確かな哲学も持ち合わせている。

それ以上に、虚淵脚本でありながら誰も死なないあたり革新的な作品かもしれない。

CGアニメと侮るなかれ、表情の変化
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.8

一作目、「フォースの覚醒」は、「新たなる希望」のセルフリメイクだったと思っている。
そこには、良くも悪くも監督のスターウォーズ愛が溢れていて、偉大なシリーズへのリスペクトが感じられた。

一方で、「ジ
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栄光のランナー 1936ベルリン(2016年製作の映画)

2.0

驚異のつまらなさ。
プロットは「42」と大差ないのだけど、見応えは段違いである。

いろいろ盛り込もうとしすぎて、それぞれの掘り下げが浅くなってしまった。
家族との絆とか、国境を越える友情とか、感動で
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42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

4.0

実話を基にした映画。
人種差別に対し、まさしくスポーツ精神だけを武器に戦った男の話。

主人公と周囲の人々との関係性が、しっかり描かれていて面白い。
有名な役者はハリソン・フォードくらいしか出ていない
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

4.0

哲学的な映画。
そして最近コメディとして話題となったソーの最新作よりも、実はコッチの方が質の高いコメディではないかと思っていたり。

物質的に満たされた生活を送る神経外科医が、それら一切を失って、東洋
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ナイロビの蜂(2005年製作の映画)

5.0

ラブストーリーとサスペンス、その完璧な融合。

実話を基にした社会派ドラマだが、フィクションとしても秀逸。

主人公の妻が殺された直後から物語は始まる。
彼女が殺された理由を探るうち、彼は、ある大企業
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仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー(2017年製作の映画)

4.5

予想以上に上手く纏まった映画。
ストーリーがしっかりしていて、ダレることなく進んでいくのが凄い。

戦闘シーンもアングルに凝っていてスピード感があり、観ていて飽きない。
CGも上手に使っていて、生身の
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GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

4.0

序章。
これだけでの評価は難しい。

しかし、主人公の複雑な心理(家族を殺し地球を奪ったゴジラを憎んでいると同時に、ただ故郷を捨てて逃げるしかなかった人類および自身の弱さをも憎んでいる)を説明する内容
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.5

思った以上に淡々としたドラマ作品。

しかし、それに釘付けになってしまうのは、やはり脚本の上手さにあるのだろうか。

全編を通して、〝苦しさ〟が伝わってくる。
ケイシー・アフレック演じる主人公が深い傷
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メッセージ(2016年製作の映画)

5.0

傑作。

テーマ性、スケール、構成、演出、全てが巧み。

伏線の出し方が上手く、それが纏まっていくラストは鳥肌もの。
それを助ける役者の演技も絶妙で、空想の世界に凄まじいまでのリアリティを付与している
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.8

デーヴ・パテルが好きで観に行った作品。
インドの闇を垣間見ることができる社会派ドラマ。

映画の半分を引っ張る子役が可愛い。
基本的にはハードな内容で恐ろしい展開もあったりするのだが、インドの景色を懸
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砂の器(1974年製作の映画)

4.5

とある殺人事件を巡るミステリー。
実は社会派ドラマで、不条理劇の側面も持つ。

昨今の映画のようにベラベラ喋ることもなく、映像で語る秀作。
長い作品なのだが、それをサスペンスフルに引っ張り、クライマッ
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ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.0

懐かしのジェイソン・ボーンが帰って来た。

ドキュメンタリー調の撮影と、クールでマッシブなアクションは健在。
政府をこそ仮想敵として始まったボーンシリーズらしく、なお孤高を貫く様は気高くすらある。
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トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

4.0

往年のハリウッドの名作を知っていると、なお楽しめる一本。

アカ狩りの時代を描いた作品で、共産主義の主人公が迫害されるも、それに負けずに戦う様を描く。

トランプ政権の誕生を見越していたかのような映画
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.5

なんとまぁ、普通に面白い映画だった。


とはいえ、普通に、というところがミソで、バットマンVSスーパーマンのような、粗だらけで全体としてはダメだけど素晴らしくマニア心に訴えかけてくるようなオタクっぽ
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