出てくる人間が揃いも揃ってみんなポンコツである。フジさんも弥生さんも春ちゃんも。そして儚い。
「満ちていない」人間はかように脆くてポンコツで、そこには医師という一般的な社会的地位の高さも、知識による>>続きを読む
他人に対して、自分では愛をもって接しているつもりでも、実はわかっているようで全然相手のことをわかっておらずに無自覚に傷つけていたり、利害が対立する人間には感情を剥き出しにしたり、自らの「常識」から外れ>>続きを読む
完成披露上映会にて鑑賞。
作品の舞台となった石川県七尾市が属する北陸地方は、快晴の日がとても少なく、煮え切らない感じの空の時が多い。そんな北陸の空のような煮え切らなさ、淡さ、儚さが変なあざとさがなく>>続きを読む
舞台挨拶を追っかけるために2度鑑賞した(出演者の森七菜さんが大好きなので)。
【映画について】
宮沢賢治について「教科書プラスアルファ」の知識ぐらいしかなければ、おそらく新鮮な驚きがあるだろうし、よ>>続きを読む